「この場所での抗議は『表現の自由』として正当」 弁護団、初公判前日テントの正当性を訴える ~経産省前テントひろば 弁護団・応援団共同記者会見 2013.5.22

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 2013年5月22日(水)14時より、東京都千代田区の経済産業省前で「経産省前テントひろば 弁護団・応援団共同記者会見」が行われた。テント占有地の明け渡しをめぐる裁判を翌日に控え、作家の鎌田慧氏をはじめとする応援団、弁護団が記者会見を開いた。弁護団の一人である上杉崇子氏は、「この場所での抗議は『表現の自由』として正当」と話し、国の訴え自体が不適法であるとの認識を示した。


「活断層と認識。だが、再稼働申請があれば受け取る」 ~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2013.5.22

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 2013年5月22日(水)14時から、東京都港区六本木の原子力規制委員会で「田中俊一委員長 定例会見」が行われた。同日午前中の会合で、規制委員会が、敦賀原子力発電所(福井県)2号機真下に活断層あり、という有識者会合の報告を了承したことに関して、質疑応答が熱を帯びた。


「脱バビロン塾」 アベノミクスって何だろう?~その正体と影響 2013.5.22

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 2013年5月22日(水)14時より、山口県熊毛郡平生町の、こびとのおうちえんで「『脱バビロン塾』 アベノミクスって何だろう? ~その正体と影響」が行われた。脱バビロン塾は、昨年11月にスタートした不定期のネット放送である。

 今回は、ゲストに安部芳裕氏と冨田貴史氏を迎え、経済を切り口にして、選挙、TPP、メディアの問題点を語り、これからの生き方を提案した。聞き手は堀永周平氏、DON弥五郎氏、東条雅之氏の3人。


「有識者個人宛に抗議文が送られたことは、科学的・技術的態度を欠いており、センスを疑う」 ~第7回原子力規制委員会 2013.5.22

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 2013年5月22日(水)10時30分から、東京都港区六本木の原子力規制委員会で「第 7 回 原子力規制委員会」が行われた。この日、規制委員会は、「敦賀原発の2号機直下の断層は、活断層である」という有識者会合の報告を了承した。一方、当該事業者(日本原電)が、有識者会合の個々のメンバー宛に抗議文を出した問題も取り上げ、更田豊志委員は「この一件を重く見ている」と、静な口調に怒りをにじませた。


鮫川村放射性廃棄物焼却実証実験施設に関して、いわき市の市民団体として鮫川村に抗議と要請、及び工事現場視察 2013.5.22

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 2013年5月22日(水)、福島県東白川郡の鮫川村役場で、鮫川村放射性廃棄物焼却実証実験施設に関して、いわき市の市民団体として鮫川村に抗議と要請、及び工事現場視察が行われた。


「選挙をフェスにする」~選挙ムーブメントのカタチを体現できるパーティー『三宅洋平・マツリゴト・ファンディングパーティー』開催 ~トークゲストに岩上安身が登壇 2013.5.21

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特集 TPP問題
※岩上安身と三宅洋平氏のトーク部分の全文文字起こしを会員ページに掲載しました

 2013年5月21日(火)19時30分から、東京都渋谷区のseco barにて、ミュージシャンであり、次期参議院選挙への立候補を表明した三宅洋平氏が、『三宅洋平・マツリゴト・ファンディングパーティー』と題した、選挙資金を募るためのイベントが開催した。トークゲストとして招かれた岩上安身は、ISD条項、ラチェット規定、NVC条項、スナップバック条項など、TPPには多くの毒素条項や不平等・差別的な条項が仕組まれている事実を述べた。また、日米関係に関しては、戦争と原発の話を軸に、統合エアシーバトル構想、憲法改正問題にも言及した。三宅氏は「僕たちは、情報を共有して、賢くならなければならない。そして、それを楽しく、エンターテインメントにしたい」と意気込みを語った。


住民「故郷で商売をしたい」医師「貧しい人のための診察を続ける」~IWJ安斎さや香記者、ペルー・リマ郊外の貧困地域の取材&インタビューを敢行 2013.5.21

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特集 TPP問題

 TPP交渉取材のためにペルーのリマを訪れたIWJ安斎さや香記者が、日本時間の2013年6月21日に、リマ北部・アウグスティーノの貧困地域(スラム街)を取材した。同23日には、ベンタニージャ市の貧困地域で開業しているエマヌエル協会病院を訪れ、ペルーにおける医療の現状や貧困の実態などについてインタビューした。


100万人が死んだチェルノブイリ原発事故について、ヤブロコフ博士に聞く~岩上安身によるインタビュー 第305回 ゲスト 『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』著者 アレクセイ・ヤブロコフ博士 2013.5.21

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 2013年5月21日(火)10時から、 東京都千代田区有楽町で「『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』著者 アレクセイ・ヤブロコフ博士 インタビュー 」が、岩上安身によって行われた。チェルノブイリ原発事故の詳細な被害報告をまとめた共著書が、4月に岩波書店から発売となり、今回の来日が実現したヤブロコフ博士に、ロシアの事例や調査方法、福島第一原発事故が起きた日本で、これから予想されることなどを聞いた。


「想定される最悪のケース、政府が放射線量の基準を上げる」白石草氏 ~公開学習会「骨抜きにされる?原発事故子ども・被災者支援法」 2013.5.21

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 2013年5月21日(火)19時から、東京都千代田区の日比谷図書文化館スタジオプラス(日比谷図書館4階小ホール)にて「公開学習会『骨抜きにされる?原発事故子ども・被災者支援法』」が行われた。学習会の講師を務めた、特定非営利活動法人OurPlanetTVの白石草氏は、支援法の代替案として出された被災者支援施策パッケージや、除染目標値の緩和策などの問題点を解説した。


「ナチス台頭を許さないために 立憲主義の意味を問う市民集会」 ~立憲主義を破壊し、憲法改悪を容易にする96条改憲に反対する5・21院内集会 2013.5.21

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特集 憲法改正

 2013年5月21日(火)13時から、東京都千代田区の参議院議員会館で、「『ナチス台頭を許さないために 立憲主義の意味を問う市民集会』 ~立憲主義を破壊し、憲法改悪を容易にする96条改憲に反対する5・21院内集会」が行われた。ゲストとして招かれた清水雅彦氏は、憲法とは国に対する統治規定であると強調し、自民党の掲げる憲法96条改正案の問題点を指摘した。


「エネルギーシフトとはエコロジーだけでなくエコノミーで成果を収めることが重要」 ~第25回国会エネルギー調査会(準備会) 2013.5.21

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 2013年5月21日(火)16時30分から、東京都千代田区の衆議院第一議員会館国際会議室で「第25回国会エネルギー調査会(準備会)」が開かれた。今回は、ヴィンフリート・クレッチュマン氏(ドイツ連邦参議院議長)を迎えて、「ドイツにおける脱原発/エネルギーシフトの現状」というテーマで特別講演が行われた。

 クレッチュマン氏は「再生可能エネルギーの拡大に伴い、化石燃料の輸入コストは減少していく。それは日本にとって重要なポイントである」と語った。


60代男性Bさん、10日間の勾留期間を経て釈放 勾留理由開示公判の直前の出来事 ~経産省前テントひろばスタッフBさん釈放報告集会 2013.5.21

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 暴行と器物損壊の容疑で逮捕され、丸の内警察署で10日間勾留されていた経産省前テントひろばスタッフのBさんが、21日(火)に釈放された。それを受けて、13時から経産省前テントひろばで報告集会が開かれ、Bさんと弁護にあたっていた吉田哲也弁護士が報告を行った。

 釈放された5月21日(火)は、14時から東京地裁にて、Bさんの勾留理由開示公判が行われる予定だった。Bさんが釈放されたのは、公判が開かれる直前の午前10時。勾留理由開示公判では、検察と裁判所がどういう理由で勾留の必要性を判断したのかが問われるはずだった。Bさんがその直前に釈放された背景を、弁護士の吉田哲也氏はこう語る。


ふくしま集団疎開裁判の会 郡山連続講演会 第2回 チェルノブイリ被害の全貌~福島への教訓 2013.5.20

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 2013年5月20日(月)18時30分から、福島県の郡山市総合福祉センターで「ふくしま集団疎開裁判の会 郡山連続講演会 第2回 チェルノブイリ被害の全貌~福島への教訓」が行われた。メーンの登壇者であるアレクセイ・ヤブロコフ氏(ロシア人科学者)は、著書『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』が誕生した経緯を「2005年、IAEA(国際原子力機関)やWHO(世界保健機関)が、チェルノブイリ原発事故の報告書を発表したが、その内容が、自分の目で見て、自分の耳で聞いてきたことと、乖離していたため」と話した。


「取り消せ!」「謝れ!」「辞めろ!」澤藤弁護士、橋下市長を批判 ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第9弾 2013.5.20

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特集 憲法改正|特集 前夜

 2013年5月20日(月)16時より、岩上安身、澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士による「自民党の憲法改正案についての鼎談 第9弾」が行われた。今回は、まず、橋下徹大阪市長(日本維新の会・共同代表)の、慰安婦に対する発言が取り上げられた。


東京電力 記者会見 17:30 2013.5.20

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 2013年5月20日(月)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。

 3号機建屋上部のがれき撤去に使用していた無人重機の制御用油漏れは、外れたホースを接続しなおし復旧、5・6号機RO処理水タンクからの滴下は水位を下げて対策済、その他異常はないことを確認した。


【IWJウィークリー第3号】[発行]「岩上安身のIWJウィークリー」第3号発行のお知らせ!(epub版・PDF版を発行しました!) 2013.5.19

記事公開日:2013.5.19 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー第3号【PDF版・全77ページ】がご覧になれます。

 総字数7万字におよぶボリューム満点の第3号、その冒頭を少しだけ公開します!


「シリア支援方針、底が浅い。シリア大使館邦人スタッフも撤収」 ~シリアの集い『シリアの過去と今を考える』 2013.5.19

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特集 中東

 2013年05月19日(日)14時から、東京都港区白金台にある明治学院大学にて、「シリアの集い『シリアの過去と今を考える』」が行われた。昨年の衆議院選挙後、自民党が大きく議席を伸ばし、民主党政権から自民党主導へ政権が変わり、外交政策、外交方針にも変更があった。日本のシリア支援に対する考え方に矛盾が見えつつある。

 現在、政府のシリア支援の方針は「国内支援をしていく」というものだが、在日本シリア大使館は機能しておらず、邦人スタッフは撤収。ヨルダン日本大使館が、その役割を担っている。この状況から日本政府が指す「国内支援」とは、資金援助・食糧支援程度しか考えられず、邦人スタッフが直接現地に行くことは考えられていない。


政治が変わる日 ― みらいビジョンと参加する政治 長谷川羽衣子氏×鎌仲ひとみ監督 2013.5.18

記事公開日:2013.5.18取材地: テキスト動画

 2013年5月18日(土)19時から、京都市下京区のキャンパスプラザ京都において「政治が変わる日―みらいビジョンと参加する政治」が行われた。ドイツの緑の党を例に挙げながら、市民が作っていく政党と、政治への市民参加について、対談と質疑応答が行われた。


「日本で福島第一原発事故の影響が出るのはまさにこれから」チェルノブイリ事故を徹底検証したヤブロコフ博士が講演 ~『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』刊行記念 アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会 2013.5.18

記事公開日:2013.5.18取材地: テキスト動画

 2013年5月18日(土)18時30分から、東京都千代田区の星陵会館で、アレクセイ・ヤブロコフ氏(ロシアの科学者)が、著書『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』の日本語版刊行を記念して講演を行った。1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故に関し、国連、IAEA(国際原子力機関)やWHO(世界保健機関)による報告書とは別に、放射性物質による被曝について独自の調査を続けてきたヤブロコフ博士は、「日本で、福島第一原発事故の影響が出るのはこれから」と警告を発し、「WHOの公式見解を信じるな」と力を込めた。


「原発輸出とは、差別構造の輸出である」 ~講演会「核被害の輸出を繰り返さないために― マレーシア、そしてベトナム 差別の視点から考える」 2013.5.18

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 2013年5月18日(土)15時、大阪市淀川区の新大阪丸ビル本館において、「核被害の輸出を繰り返さないために― マレーシア、そしてベトナム 差別の視点から考える」と題した講演会が開かれた。市民団体「ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン」が主催したもので、講師として和田喜彦氏(同志社大学経済学部教授)と吉井美知子氏(三重大学国際交流センター教授)を招いた。

 和田氏は、マレーシアのレアアース精錬工場が引き起こした放射能汚染の実態を紹介した。この工場は、三菱化成と現地企業との合弁企業で、もともと日本国内にあった精錬工程を、日本の法規制の強化によって、規制の緩い発展途上国に移転した点を、「日本による公害輸出の典型例」と批判したほか、2012年暮れに、オーストラリア企業がマレーシアで操業を開始したレアアース精錬工場に、日本政府や商社などが深く関わっていることを紹介。「レアアース市場が活気づく今だからこそ、過去の教訓から学ぶべきだ」と述べた。