地域: 東京都
4月~6月期で4年ぶりの黒字回復~東京電力「2014年度第1四半期決算 記者会見」 2014.7.31
2014年7月31日17時から、東京電力で廣瀬直己社長らによる「平成26年度第1四半期決算 記者会見」が開かれた。販売電力料等の売上高が前年同期比+9.9%を達成し、経常費用が増加するも、4年ぶりに4月~6月期で黒字を回復した。
舛添都政 東京独自色を語る一方、国とのパイプも強調 規制撤廃には強気 2014.7.30
舛添要一東京都知事が7月30日、日本外国特派員協会で会見を行った。「知事就任から5ヵ月を経て、本格的に新しい都政が開始された」と語る言葉の端々からは、「東京国際金融センター」構想に代表される、規制撤廃重視の経済政策を推進しようとする姿勢が窺われた。また、外交都市としての東京を語る際には、国レベルの外交とは距離を置くとする一方で、安倍晋三総理との個人的な親密さをアピールした。
政府交渉で明らかになった驚きの「規制」実態 「対策を実施するので安全です」と宣言すれば審査はスルー!? 2014.7.29
日本一火山リスクが高い原発といわれる川内原発は、事実上、原子力規制委員会の新規制基準を満たすと認められ、早ければ10月にも再稼働するといわれている。しかし、敷地内の活断層や避難計画の不備も指摘されており、肝心の火山の影響を過小評価しているとみる火山学者も少なくない。
7月29日、「原子力規制を監視する市民の会」が原子力規制庁を招き、川内原発の火山審査に関する政府交渉を行った。
緊急時作業員の被曝線量限度引き上げの検討開始~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.7.30
2014年7月30日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。緊急時作業員の被曝線量限度を、5年間100mSvをベースとして、状況に応じてどこまで引き上げられるか検討を開始する考えを示した。
田中委員長、緊急作業時の被曝線量限度引き上げを提案~2014年度 第18回原子力規制委員会 2014.7.30
2014年7月30日10時30分より、平成26年度第18回原子力規制委員会が開催された。議題の終了後、田中俊一委員長より、緊急時における作業員の被曝線量限度を現在の累計100mSvから引き上げを検討してはどうかと提案があった。
ヤコブM.ラブキン教授が来日、イスラエルで起きたユダヤ宗教者たちによる大規模な兵役反対デモを報告 2014.7.7
特集 中東|特集 戦争の代償と歴史認識
旧ソ連・レニングラード生まれのユダヤ教徒で、カナダ・モントリオール大学の歴史学教授であるヤコブM.ラブキン教授を迎え、2014年7月7日(月)、サラーム・パレスチナ主催の「読書会」が日本聖公会東京教区会館で行われた。
ラブキン氏は、『イスラエルとは何か』(平凡社 2012年6月)の著者であり、シオニズムによって建国されたイスラエルは、「ユダヤ教徒たちの国ではない」と主張。「イスラエル政府がパレスチナに対して行っている(占領)政策の根本を支えるシオニズムのイデオロギーは、ユダヤ教の教義に反する」と批判している。
民主・海江田代表、生活・小沢代表との党首会談について 「具体的な日程は決まってない」と明言避ける 2014.7.29
民主党の海江田万里代表は29日、党本部で定例の記者会見を行い、来月にも生活の党・小沢一郎代表と党首会談と報じられた件などについて記者からの質問に応じた。
川内原発審査書案のパブコメ受付状況「まだ集計していない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.7.29
7月29日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。九州電力川内原発審査書案に対するパブコメ意見の募集状況は、まだ締切前で具体的な報告がないため、説明はなかった。
川内原発1号機、高経年化審査にパスしなくても再稼働の可否に影響せず 規制庁が明言 2014.7.28
7月16日、原子力規制委員会は、九州電力川内原発1、2号機が新規制基準適合性審査の要件を満たしたとして、審査書案を発表した。しかし、同委員会の田中俊一委員長は、適合性審査をクリアしたことは、「安全性を担保するものではない」としている。川内原発が再稼働することは、ほぼ、確実となったが、課題は多く、原発事故時の避難計画、カルデラ噴火など、対策は山積みだ。
配管トレンチの凍結止水のため6トンの氷を追加投入~東電定例会見 2014.7.28
2014年7月28日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機配管トレンチの凍結止水を促進するため、6トンの氷を追加投入し、効果を継続監視していくことが発表された。ドライアイスの投入は、状況を継続検討していく方針だ。
国連の女性委員を取り囲んだ日本人グループ 〜従軍慰安婦、秘密保護法、ヘイトスピーチを審査する自由権規約委員会で日本の「人権後進国」ぶりが明らかに 2014.7.25
秘密保護法やヘイトスピーチ、従軍慰安婦問題など、日本の人権の保護状況を審査していた国連の自由権規約委員会が7月24日、日本政府に対する勧告を出した。慰安婦問題については「公的な謝罪」や「完全な賠償」を求め、秘密保護法については国民の「知る権利」の保障に懸念を示すなど、勧告は日本政府にとって厳しいものとなった。
これを受け、翌日25日、ヒューマンライツ・ナウやアムネスティ・インターナショナル日本ら23のNGO団体が記者会見を開き、勧告の概要を分析。日本政府に対し、勧告を誠実に受け止め速やかに実行に移すよう求めた。
自民党・三ッ林議員、子宮頸がんワクチン「受けさせるべき」/ワクチンを拒否する権利を尊重すべきとの声も 2014.7.16
特集 子宮頸がんワクチン
ワクチンを打てば、私たちの健康が本当に守られるのだろうか――。
「ワクチンで防げる病気から子どもたちを守る政策に関する学習会」と題した院内集会が7月16日、衆議院第二議員会館で開かれた。
「イスラエルに虐殺の武器を売るな」市民ら約40人が激しい雷雨の中、外務省に向けてシュプレヒコール 2014.7.24
特集 中東
7月7日から始まったイスラエル軍によるガザへの攻撃は、ハマスとイスラエル政府の間で停戦合意がいまだ実らず、泥沼化している。7月23日には、イスラエルを非難する決議案の採択するため、国連の人権理事会が特別会合を開いたが、賛成29、反対1の賛成多数で採択されるも、ヨーロッパ各国を始めとする17の国が棄権。日本もイギリス、フランス、ドイツと並び、棄権を表明した。
翌日24日、激しい雷雨の中、約40名の市民らが外務省前に集まり、イスラエルに加担するかのような日本政府の姿勢に対し、反対の声をあげた。
【文化】暴力は微分化により「不可視化されている」 ~毛利嘉孝研究室主催「暴力の音楽と音楽の暴力」 2014.7.25
東京藝術大学大学院准教授の毛利嘉孝(もうり・よしたか)氏が、ジャーナリストの烏賀陽弘道(うがや・ひろみち)氏、東京大学教授の安冨歩氏、そして、音楽家の片岡祐介氏を迎え、7月25日(金)に東京藝術大学で特別研究会を行った。
日本の性的なイメージの歪みが私の逮捕で表れた 漫画家・ろくでなし子さんが逮捕は不当と反論 2014.7.24
自身の女性器を3Dデータ化して配布したとして、今月12日、警視庁は、わいせつ電磁的記録頒布の疑いで、漫画家のろくでなし子さんを逮捕した。
ろくでなし子さんは、本を出版した経験があり、都内で個展を開催したことがあるにも関わらず、逮捕の際、大手メディアがろくでなし子さんの肩書を「自称芸術家」と報じたことについて、ネット上では、「警察の発表を鵜呑みにしている」として、批判の声があがっている。準抗告が認められ、釈放された後に開かれた会見で、ろくでなし子さんは、「私は信念を持って、活動してきた芸術家です」と「自称芸術家」と呼んだ報道を真っ向から批判している。