地域: 東京都
「抵抗しても無駄だ」とばかりに国民に無力感を与える安倍政権への対抗手段とは? ~中野晃一氏「デモの質的変化」に希望を見い出す 2015.9.26
特集 安保法制反対メッセージ
※10月6日テキストを追加しました!
講演会場はたいへんな熱気につつまれていた。会場は立錐の余地もなく、立ち見の客であふれている。
安全保障関連法の成立から約1週間後の2015年9月26日、東京都内で開かれた上智大学教授の中野晃一氏の講演会。
冒頭、立ち見が出るほど盛況な客席に目をやった中野氏は、「これは、今の日本の状況が、それだけ悪いことの現れでもある」と苦笑した。そして、「(安保法が成立し)今は、かなり絶望的な状況であることを認めねばならないが、一方では、形容しがたい希望が自分の中に宿っている。みなさんも、そうではないか」と集まった市民らに呼びかけた。
いよいよ、あなたのもとにも届く「マイナンバー」! 「共通番号法」が10月5日より施行開始!――新連載第1話「さあ手元に届いた。でも…何をすればいいの? 教えてエマイナちゃん!」 2015.10.5
「マイナンバーは、自分だけの番号。自分専用の番号で、いろいろ便利になっていく!」
内閣府によるマスコット「マイナちゃん」と有名タレントが、マイナンバーの通知開始を知らせるテレビCMを目にしたことのある人も多いことでしょう。
【日本側の大幅譲歩を強行か!?「大筋合意」前のめりの安倍政権】「国会決議破りのTPP『合意』は許さない!」国会議員や市民が議員会館前で訴え 2015.9.29
特集TPP問題
※10月6日テキストを追加しました。
「安保法制は、安倍政権を倒せば廃止にできる。だが、国際協定のTPPは、政権が変わっても破棄できないのだ」──。民主党の篠原孝衆議院議員は、TPPは安保法制以上に危険だと警鐘を鳴らした。
2015年9月29日、STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会が主催する「国会決議破りのTPP『合意』は許さない!9・29緊急国会行動」が、東京・永田町の衆議院第二議員会館前で行われた。アトランタで行われているTPP閣僚会合を見据えて、国会議員や市民、農業や医療の関係者ら約30名が順番にスピーチを行い、3時間にわたってTPPの危険性を多角的にアピールし、強く反対を訴えた。
毎時1マイクロシーベルト!福島第一原発事故から4年半以上たった今でも、東京都内にマイクロホットスポットが~足立区職員立ち会いのもとで行われた放射性物資計測の模様を取材! 2015.10.2
※10月5日テキストを追加しました!
※10月11日テキストを更新しました!
2011年3月11日に発災した福島第一原発事故から4年半が過ぎた。時間の経過とともに、事故当初は東京都内にも散見されたホットスポットは、今ではすっかりなくなったように思われている。しかし、今、東京は本当に安全な場所なのか。
2015年10月2日(金)、午前10時より、足立区職員により区内で放射性物質の計測が行われた。放射線計測をしている市民から高線量地点の通報があったため、通報者本人の立ち会いのもと計測と除染がおこなわれることになったのである。IWJは、通報者本人から前夜に急な連絡を受けて翌朝、現地に急行した。
【スピーチ全文掲載】国会前の反対派を指して「12万人でなにが民意だ」と言うなら「賛成派5百人のデモには民意のかけらもない」―T-ns SOWLの16歳タクヤさんスピーチ「安倍政権NO!☆大行進」 2015.10.5
特集 安保法制
「来年の参院選で安倍政権の独裁的な政治は、終わりにさせなければなりません!」
高校生による団体T-ns SOWLの中心メンバーであるタクヤさんが、サウンドカーの上から呼びかけると、デモの参加者から大きな歓声が上がった。
地下水ドレンでの地下水汲み上げはじめました~東京電力定例記者会見 2015.10.5
建屋地下に流入する地下水の水位を下げるため、サブドレンに加え地下水ドレンと呼ぶ井戸からの汲み上げがはじまった。両者は同一タンクに溜め、浄化、分析後、海洋に放水する。
爆音の「ノイズ」にかき消されたヘイトスピーチ! レイシストの経産省テント襲撃予告も虚しく――市民らは「差別扇動は議論にならない」と一蹴! 2015.10.4
「原発推進街宣」に託つけたヘイト街宣が行われた。が、必死のヘイトスピーチも虚しく、ヘイト街宣はすべてカウンターの「ノイズ」にかき消され、ヘイト団体は約2時間後、現場を立ち去った。
2015年10月4日、経産省前テントひろばに「突撃」すると予告した、ヘイト団体「新社会運動」代表の桜田修成氏(本名・桜田修)らは15時頃、経産省の道路を挟んで向かい側にある財務省前に現れた。桜田氏は今年5月にも経産省前テントを襲撃し、脱原発テント側の男性に暴行を働いた容疑で現行犯逮捕されている。
高速鉄道を中国に取られた日本に、何が残ってる?「イノベーションが必要な中国にとって日本は技術の源なんです」~岩上安身によるインタビュー 第585回 ゲスト富士通総研主席研究員・柯隆氏 2015.10.1
※11月10日テキストを追加しました!
懸念されていた中国株バブルが崩壊した。
2015年9月末、「世界をけん引してきた中国景気が減速している」との投資家の懸念が強まり、日本の株式市場も大幅に続落した。日本の貿易相手国の第一位は、中国である。中国経済の景気が冷え込めば、中国向けの輸出が滞る。まさに「中国がくしゃみをすれば日本が風邪をひく」と言えるほど日本は中国に経済的に依存している。
戦争推進の創価学会公明党に抗議するデモ 2015.10.4
特集 安保法制反対メッセージ
2015年10月4日(日)、公明党に抗議する会が主催する「戦争推進の創価学会公明党に抗議するデモ」が、東京新宿区にある柏木公園で行われた。
民主党「声援&請願」メッセンジャー 2015.10.3
2015年10月3日(土)、「民主党“声援&請願”メッセンジャー」と題する請願行動が、民主党本部前で行われた。
安倍政権NO!☆1002大行進 民主主義を取り戻せ!戦争させるな! 2015.10.2
特集 安保法制反対メッセージ
2015年10月2日(金)、安倍政権NO!☆実行委員会の主催による「安倍政権NO!☆1002大行進 民主主義を取り戻せ!戦争させるな!」と題するデモ行進が、日比谷野外音楽堂で行われた。
「ホルムズ海峡と南沙諸島を、なぜ沖縄が守らなければいけないのか」――ジュネーブ・国連人権理事会から帰国直後の翁長・沖縄県知事が外国特派員協会で訴え! 2015.9.24
特集 辺野古
※10月1日テキストを追加しました!
「日米両政府と180万人の県民が闘いは、誰が見ても、沖縄に勝ち目がない。しかしながら、私たちは27年間、米軍の施政下で、無国籍の人間として人権を蹂躙された時代を生きてきた。そして、その中で小さな島ながら、一つ一つ闘って、人権を積み上げてきた強さがあります」
沖縄県の民意を踏みにじる形で辺野古新基地建設を進める日本政府の行為は人権問題にあたるとして、スイス・ジュネーブにある国連本部で演説を行なった沖縄県の翁長雄志知事が、帰国直後の2015年9月24日、東京・外国特派員協会で記者会見を行なった。
「国会は戦場のリアルに追いついていない」元レンジャー隊員・井筒高雄氏――元首相菅直人氏「避難計画の最終判断はどこが決めるのか?」川内原発再稼動に懸念表明 2015.9.7
元陸上自衛隊レンジャー隊員である井筒高雄氏と元首相で民主党・衆議院議員の菅直人氏が、安保法制と原発再稼動の問題点について2015年9月7日に都内で講演・報告を行った。
浅沼稲次郎さんを追悼し、未来を語る集会~日本の民主主義を考える 2015.10.1
特集 安保法制反対メッセージ
2015年10月1日(木)、東京都千代田区の日比谷公会堂で浅沼稲次郎さんを追悼し未来を語る集会実行委員会主催による「浅沼稲次郎さんを追悼し、未来を語る集会~日本の民主主義を考える」が開催された。
海側遮水壁の閉塞により地下水の流出抑制が明白に~中長期ロードマップの進捗状況 2015.10.1
海側遮水壁の閉塞工事が進んだことにより、地下水ドレンの水位が上昇していることでデータから明らかになった。閉塞前は水位上昇はなく、地下水が港湾へ流出し続けていたことがデータから明らかになった。
「言うこと聞かせる番だ俺たちが!」の大合唱――「反原発★首相官邸前・国会前 大抗議」プレイベント――菅元首相「戦争の原因、エネルギー争奪戦が無くなる社会を目指したい」 2015.9.22
「言うこと」「言うこと」「言うこと」「聞かせる番だ、俺たちが!」
SEALDsの中心メンバーでラッパーのU.C.D.と、同じくラッパーのATSが、「言うこと聞かせる番だ、俺たちが!」とコールを叫ぶと、会場に詰めかけた参加者がそれに応えて大合唱となった。「主権在民」を訴えたこのコールが、多くの人々の間で共鳴し、浸透していることを示した一場面だった。
「社会が動けば政党は後を追いかけてくる」山口二郎氏――安全法制反対の「シングルイシューでの参院選での野党の結集を」柳澤協二氏――「安保法制を問う」シンポジウムで激論 2015.9.8
特集 安保法制反対メッセージ
2015年9月8日(火)、参議院議院会館講堂にて安保法制に抗するシンポジウムが開かれた。登壇者はイラク政治・現代中東政治の専門家で千葉大学教授である酒井啓子氏、主催団体新外交イニシアティブの評議員で元内閣官房副長官補である柳澤協二氏、政治学が専門で法政大学教授である山口二郎氏の3名。
「米国は従属国の独裁を好む」――基本的人権を停止する自民党「国定憲法」で日本の独裁国家化に王手をかける安倍政権!~岩上安身によるインタビュー 第584回 ゲスト「学者の会」呼びかけ人・間宮陽介氏 2015.9.26
「安倍総理は、日本国憲法が、日米同盟のグローバルな展開に立ちはだかる『岩盤』だ、と考えているのではないか」――。
連日にわたって展開された国会前での激しい抗議行動など、市民の広範な反対の声にも関わらず、自民・公明の与党が強引な手法で「可決・成立」させた、集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案。
日本を「戦争ができる国」にするこの法案を、このようにゴリ押しするほど政府が急いだのはなぜなのか。その背景には、米国からのあからさまな要請がある。