地域: 東京都
「要件の不十分な懲戒処分請求」と訴え――元大阪高裁判事・生田暉雄(いくたてるお)弁護士への懲戒処分撤回の訴えに関する記者会見 2016.10.4
2016年10月4日(火)、東京都千代田区にて、元大阪高裁判事・生田暉雄(いくたてるお)弁護士への懲戒処分撤回の訴えに関する記者会見が行われた。
「人間には、それぞれに深い感情を持っていて、その深さに到達しようとする態度が必要なんです」~東京大学教授・安冨歩氏による講演会「『ありのまま』に生きる~『らしさ』からの解放~男のフリやめた東大教授からのメッセージ」 2016.9.25
2016年9月25日(日)14時より、東京都台東区の生涯学習センターで「2016男女平等推進フォーラム」が開催され、講演会「『ありのまま』に生きる~『らしさ』からの解放~男のフリやめた東大教授からのメッセージ」と題して、東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩氏が登壇した。
安冨氏は「男女差別をなくすというのは、男性と同じように女性を取り扱うのではない。人間には、それぞれに深い感情を持っていて、その深さに到達しようとする態度が必要」と述べ、「日本人が縛られやすい」という「立場主義」からの解放を参加者たちに語りかけた。
【IWJ検証レポート・特別寄稿】「都民ファースト」はどこへやら~「カジノ推進」「IR推進」を掲げる小池百合子都知事、石原都政の「負の遺産」を継承!?(ジャーナリスト・横田一) 2016.10.2
豊洲新市場に汚染対策用の「盛り土」が行われていなかった問題で、石原慎太郎都政以来の東京都による「無責任体質」が改めてあらわとなった。この豊洲問題の他、尖閣諸島の東京都による購入宣言、新銀行東京への多額の税金投入など、問題だらけだった石原都政だが、石原氏が残した「負の遺産」がもう一つある。それが、「東京カジノ構想」だ。
石原氏、そしてその後を継いだ猪瀬直樹氏は東京へのカジノ誘致に積極的で、石原都政時には年1000万円の「カジノ調査予算」が計上されていた。国会議員の間でも「国際観光産業振興議員連盟」(通称・カジノ議連)が発足し、カジノを推進する「IR推進法」が2015年の通常国会で審議されるに至った。
「築地の現地再整備を勝ち取りましょう!」 築地市場の豊洲移転反対のデモ行進に宇都宮健児弁護士、日本共産党・吉良よし子参院議員が参加~やっぱり築地がええじゃないか!新宿港町行進 2016.10.1
特集 築地市場移転問題
「多くの現場で働く人が不安を感じている。できれば築地で働きたい。こういう声が圧倒的なのに、それが全然都に届いていない」――。
2016年10月1日(土)、新宿・柏木公園から、「やっぱり築地がええじゃないか!新宿港町行進」と題したデモ行進が行われ、約130名(主催者発表)の参加者が築地市場の豊洲移転反対を訴え、「築地でええじゃないか!」という声を響かせた。
【国会ハイライト】「『戦争で亡くなった方々へ心を捧げる』はその程度か」歴代防衛相として史上初・戦没者追悼式を欠席した稲田防衛相が民進・辻元氏の追及に涙目!「日本の核保有」発言は意地でも撤回せず! 2016.10.2
「いつも『命を捧げた方に感謝の心を表すことができない国家ではなりません』と言っているにも関わらず、全国戦没者追悼式を欠席した。言行不一致ではないか」
2016年9月30日の衆議院予算委員会で、民進党・辻元清美議員の追及を受けた稲田朋美議員が、涙をこらえて答弁に窮する場面があった。
辻元議員は、稲田防衛相がジブチ視察の影響で、終戦記念日の「全国戦没者追悼式」に欠席したことを指摘し、「閣議決定されてから今まで、防衛大臣で欠席したのは、あなただけ」と批判を展開。「『戦争で亡くなった方々への心を捧げる』というのは、その程度だったのかと思われかねない」と迫った。
選挙市民審議会第1回第1部門・第3部門合同会議 2016.8.23
2016年8月23日(火)、東京都千代田区の衆議院第二議員会館にて、公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクト(とりプロ)の主催 による「選挙市民審議会第1回第1部門・第3部門合同会議」が開催され、立会演説会の解禁についてとローカルマニフェストについての審議が行われた。
選挙市民審議会第3回全体会議 2016.9.15
2016年9月15日(木)、東京都千代田区の衆議院第二議員会館にて、公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクト(とりプロ)の主催による「選挙市民審議会第3回全体会議」が開催された。
「大学を軍事の下請けにするな!」――名古屋大学の池内了名誉教授ら、科学者が安倍政権の「軍学共同」路線に警鐘!〜「軍学共同反対連絡会」結成記者会見 2016.9.30
防衛省が大学や公的研究機関、企業等の研究から「有望」な防衛装備品への研究を助成する「安全保障技術研究推進制度」が、2015年度からスタート。これまで153件の応募があり、19件の研究が採択されている。
安倍政権が「デュアルユース」の名のもと、民生技術の軍事転換を推し進めるこうした動きに反対するため、「軍学共同反対アピール署名の会」「大学の軍事研究に反対する会」「『戦争と医』の倫理の検証を進める会」の3団体が中心となり、「軍学共同」の動きに強い懸念をいだく団体・個人が結集して「軍学共同反対連絡会」を結成。2016年9月30日、衆議院第二議員会館で記者会見が行われた。
「この秋から冬が正念場だ」と語ったのは、「軍学共同反対アピール署名の会」の池内了(さとる)名古屋大学名誉教授だ。
「ピンポイントで指し示すのは難しい」――「盛り土」問題、小池百合子都知事が都の「自己検証報告」を公表、時期や責任者は特定できず 2016.9.30
特集 築地市場移転問題
9月30日、東京都の小池百合子都知事は、定例記者会見で、豊洲新市場予定地の建物下で「盛り土」がなかった問題に関する「自己検証報告」を公表した。
小池都知事は、地下空間を設けることと、「盛り土」をしないことについて「段階的に固まっていったと考えられる。いつ、誰がということはピンポイントで指し示すことがなかなか難しい。流れの中で、空気の中で進んでいった」との見方を示した。また、都議会、都民への説明責任が果たされてこなかった原因として「ガバナンスの欠如」「意思決定プロセスの不備」「連携不足」などを上げた。
東京電力 「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見 2016.9.29
2016年9月29日(木)、東京都千代田区の東京電力本店にて、東京電力による「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見が開かれた。
「右翼が居座り妨害」再稼働反対の抗議行動、首相官邸前で行えず、国会議事堂前駅3番口前で実施――参加者からは「新潟県知事選の影響か?」との声も 2016.9.30
2016年9月30日午後5時40分ころ、首都圏反原発連合のスタッフが毎週金曜日に抗議行動を行っている首相官邸前に到着すると、そこにすでに13名ほどの右翼活動家がいた。彼らは内閣府に申し入れをした帰りに、再稼働反対の抗議行動を妨害する目的で3名が居残り、「原発賛成!」「再稼働賛成!」などと拡声器で声をあげ続けた。
首都圏反原発連合のスタッフが、何度か交渉を試みようとしたが、警察官が間に入って制するなどしたため、実現しなかった。結局、首都圏反原発連合は、場所を首相官邸前交差点から50mほど離れた国会議事堂前駅3番出口の前に移し、再稼働反対の抗議活動を行なった。
「警察は工事業者の単なる下請け警備員!」市民の安全より工事優先の警備に小口弁護士が怒りの訴え!警察庁は「ロープで縛ったのは市民を守る命綱」と開き直り―高江ヘリパッド建設を巡る防衛省・警察庁交渉 2016.9.29
特集 高江ヘリパッド
「あなた方は工事業者の単なる下請けの警備員です!」
高江における米軍ヘリパッド建設を巡る防衛省および警察交渉が、2016年9月29日、参議院議員会館で、国際環境NGO「FoE Japan」と「美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会」の主催で行われ、市民らが防衛省職員と警察庁職員に対して交渉を行った。
豊洲新市場問題に関するプロジェクトチームが初会合~土壌の安全性、豊洲市場の施設・事業などが検討課題に 2016.9.29
特集 築地市場移転問題
「これだけのお金をかけているわけですから、これが東京の成長に役立つ、東京の夢になっていく、という自信と安心が持てるのかどうか」――。
2016年9月29日(木)、東京都庁で、建築家など8名の有識者らで構成される「市場問題プロジェクトチーム」の初会合が行われた。初の会合となるこの日は、築地市場が豊洲新市場へ移転されることになった経緯が振り返られると同時に、土壌の安全性、豊洲新市場の事業規模や建設費、築地場外市場への支援措置などが検討課題として整理された。
辺野古新基地建設反対、日比谷野音で市民2500人が訴え 「高裁の判決は到底納得できるものではない」~糸数慶子議員、照屋寛徳議員も参加! 2016.9.28
「あの判決文は、国の役人が書いたものではないかと言われるほど、国側の訴えを全面的に認めたもの。到底納得できるものではありません」「上告をしました。年内に最高裁の判決が出ます。しかし、もしかしたらこの上告審においても、沖縄の訴えを退けるかもしれません」
湿度85%、9月末にしては珍しく蒸し暑い天候のなか、「9.28 日本政府による沖縄への弾圧を許さない集会~翁長知事への提訴 辺野古の工事再開 高江の工事強行を許さない!」が、2016年9月28日に日比谷野外音楽堂で開催された。
民進党国会対策委員会による関係省庁へのヒアリング~議題:TPP(SBS価格偽装問題等)について 2016.9.28
特集 TPP問題
2016年9月28日(水) 13時より、東京都千代田区の衆議院内にて、TPP(SBS価格偽装問題等)について、民進党国会対策委員会による関係省庁へのヒアリングが行なわれた。
高江・ヘリパッド建設に反対する市民を機動隊が殴るのは「適切な警察活動」!? 民進党・初鹿明博衆院議員が防衛省・警察庁を追及! 高江現地へのヘリによる輸送品内容も明らかに 2016.9.28
特集 高江ヘリパッド
「(機動隊が市民を)殴っている動画が出ているんだから、少なくとも殴った本人の事情聴取なり、しないとおかしいと思いますよ。明らかに犯罪ですよ」――。
高江ヘリパッド建設に反対する市民らを強制排除した「Xデー」の7月22日、機動隊は、車の屋根に乗る市民らを次々に引きはがし、現場は大混乱になった。この日、機動隊が市民を殴った模様は、YouTubeにもアップされている。
輸入米価格偽装問題について、農水相は「違法性はない」とまるで開き直り~山本有二農林水産大臣記者会見 2016.9.27
特集 TPP問題
国産米の価格に影響を与えないよう、海外産の安いコメの輸入を国の管理下で行う「売買同時入札」(SBS)で、不透明な取引が発覚した。卸売業者が輸入業者から「調整金」を受け取ることで、実際には国が設定する予定価格より安く市場に流通させていたのだ。国産米を守るはずの制度が骨抜きにされており、臨時国会でのTPPの承認案や、TPP対策費を含む補正予算審議がなし崩し的に進められていくことに、強い懸念の声が上がっている。
米の高値偽造取引で農水省政務官が説明を拒否!TPP関連の補正予算審議に影響か〜民進党議員「審議拒否をしているのはそちらだ」 2016.9.27
TPP協定の条文や説明書類の日本語訳に18ヶ所もの不備が見つかった問題で、野党からは協定そのものを国会に提出し直すべきだという声が上がっている。政府は早期のTPP国会承認を目指しているが、5年におよぶ米の高値偽造取引問題が発覚するなど、TPP審議が本格化する前からつまずきを見せている。
民進党は2016年9月27日、午前11時30分から「米価格偽装解明チーム」の会合を開き、農水省の担当者からヒアリング。山本有二農水大臣の言う「事実関係の調査」の中身を説明するよう求めたが、松尾浩則官房政策課参事官は口を閉ざし、「誰に」「何の」調査をしているのかさえ、明らかにしなかった。そもそも民進党は政務官の出席を求めていたが、農水省はこれを拒否。山本大臣の判断だったことが伝えられた。
「野党がちゃんと私たちの声を届ける気があるのか、そのことを確認しよう」~安倍政権の暴走止めよう! 9・26臨時国会開会日行動 2016.9.26
特集 高江ヘリパッド
2016年9月26日、いよいよ臨時国会が召集された。先の参院選後、初めて本格的な与野党論戦がスタートする。この日、衆議院第2議員会館前では「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催による集会「安倍政権の暴走止めよう!9・26臨時国会開会日行動」が開催され、参加した市民らが「戦争法の発動止めよう!」「暮らしを壊すTPP!」などと、シュプレヒコールを上げた。7月の参院選で市民や野党の共闘によって選出された国会議員らも駆けつけた。
衆院に続き、参院でも3分の2以上の議席を占める改憲勢力を前に、野党各党は国会でどう闘うのか。憲法論議や、沖縄米軍基地問題、TPP、南スーダンでの自衛隊の「駆けつけ警護」など、重要課題は山積している。