記事一覧(公開日時順)

第17回月例11日原発反対集会、ウェストコースト/ハワイ一斉請願アクション 2013.12.12

記事公開日:2013.12.12取材地: | 動画

 2013年12月12日(木)、日本時間8時過ぎ(現地時間11日15時過ぎ)より、アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコ総領事館前で、「第17回月例11日原発反対集会」が行われた。

 今回は、訪米した下地真樹氏から請願法に関する情報を受け、サンフランシスコ日本総領事館に請願書を提出。さらに、ウェストコースト・ハワイ一斉請願アクションとして、ロサンゼルス、シアトル、ポートランド、ホノルルの日本領事館にも請願書を提出した。


「外からの意見で運用手順が変わるなら適合審査は成り立たない」規制委 田中委員長が新潟県の姿勢を批判 2013.12.11

記事公開日:2013.12.11取材地: テキスト動画

 2013年12月11日(水)14時より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。田中委員長は、東電柏崎刈羽の適合審査申請に関して、地元意見による変更は認めない考えを示した。


ゴミ分別をしてはいけない。リサイクルの盲点とは ~東京大学安冨歩教授の授業 2013.12.11

記事公開日:2013.12.11取材地: 動画

 2013年12月11日(水)16時半より、東京都目黒区の東京大学駒場キャンパスで安冨歩・東大東洋文化研究所教授の後期授業5回目が行われた。

 冒頭、出席した学生から、リサイクルやゴミ分別に疑問を持ちながらも頑張ってしまうという話があり、安冨教授は物理学者槌田敦氏の環境論を紹介しつつ、リサイクル事業が行政の無駄な公共事業と化し、社会全体で見ると、かえって環境負荷が高くコスト増を招いていると指摘する。また、平塚市議会議員の江口友子氏が、平塚市は分別したプラスチックごみを、製鉄所で焼却しているという実態を明らかにした。


外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身によるインタビュー 第377回 ゲスト 矢吹晋氏 2013.12.10

記事公開日:2013.12.11取材地: テキスト動画独自

 尖閣諸島の領有権を巡り、日中関係が悪化の一途をたどっている。11月23日、中国政府は東シナ海上空に「防空識別圏」を設定。圏内に尖閣諸島上空を含んでいたことから、日本政府が中国側に強く抗議する事態となった。

 尖閣諸島の領有権に関して、日中間で見解が分かれるのが、問題の解決を将来の世代に託す「棚上げ」合意の有無である。1972年の日中国交正常化時、当時の田中角栄首相と周恩来首相との間で、「棚上げ」の合意がなされたという指摘がある。


【大義なき総選挙9】「バーナムの森は動いた」秘密保護法強行採決は安倍政権の終わりの始まり~岩上安身による緊急インタビュー 第376回 ゲスト 海渡雄一弁護士 2013.12.9

記事公開日:2013.12.11取材地: テキスト動画独自

 シェイクスピアの戯曲「マクベス」で、スコットランド王マクベスは、「バーナムの森が進撃して来ないかぎり安泰だ」との魔女の予言を聞き、森の木が進軍することなどあり得ない、と高を括っていた。

 しかし、木の枝を隠れ蓑に進軍するイギリス軍を見た兵士から、「バーナムの森が向かってくる」という報告を受けたマクベスは仰天し、自暴自棄になってしまう。

 12月6日、秘密保護法が参議院本会議で採決され、投票総数212、賛成130、反対82で可決、成立した。元日弁連事務総長の海渡雄一弁護士は、成立直後「バーナムの森は動いた」と題した檄文を発表。いくつかの問題点を提示したうえで、「明日から、この法律の廃止を求める活動を直ちに始めよう」と訴えた。


今も続く「原因不明の慢性疾患」と「保養プログラム」 〜OurPlanetTV白石草氏がウクライナの低線量汚染地域での取り組みを報告 2013.12.11

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 1986年のチェルノブイリ原発事故に見舞われた国々では、様々な施策がとられている。被曝の中心地となったウクライナでも、子どもの健康被害への対策が積極的に行われている。

 インターネット放送局OurPlanetTV代表の白石草氏がウクライナに飛び、低線量汚染地域においてどのような被曝防護策が取られ、子どもたちはどのような暮らしをしているかを取材した。そして、12月11日(水)FoEJapanと共同で主催した報告会が、参議院議員会館で行われた。ゲストに東京学芸大学准教授の大森直樹氏を迎え、国会議員からは小宮山泰子衆議院議員、川田龍平参議院議員が参加した。


東電 汚染水・タンク対策本部会見ならびに原子力定例会見「5つのエリア毎の状況に応じた除染計画」 2013.12.11

記事公開日:2013.12.11取材地: | テキスト動画

 2013年12月11日、福島県・Jヴィレッジ内「アルパインローズ」において、「汚染水・タンク対策本部」会見ならびに原子力定例会見があわせて開催された。敷地内を5つのカテゴリでエリアを分割し、各エリアに応じた除染を行う計画が発表された。


特定秘密保護法案、自民・中谷副幹事長「懸念されていた点は安心できる状態に」~外国特派員協会主催 記者会見 2013.12.11

記事公開日:2013.12.11取材地: テキスト動画

 「定められた会期のなかでひとつの結果を残さなければならなかった」――

 自民党副幹事長で衆院議員の中谷元氏は11日、日本外国特派員協会で記者会見し、12月6日に可決された特定秘密保護法案についてこのように述べた。中谷氏は、この法律が必要となった背景や、懸念を払拭するために修正を行った事項などについて説明したが、第三者機関等、これから検討されなければならない仕組みや機関があるとも語った。


「高経年化プラントの保安規定変更認可申請の方針決まる」 ~第35回原子力規制委員会 2013.12.11

記事公開日:2013.12.11取材地: テキスト動画

 2013年12月11日(水)10時30分から第35回原子力規制委員会が開催された。川内原発1号機、高浜原発3、4号機など、30年超高経年化プラントの運転再開を前提とした保安規定変更認可申請の方針が決まった。


【TPP】ウィキリークスが内部交渉資料を暴露 明らかになった米国の「横暴」と他国の「反発」 2013.12.10

記事公開日:2013.12.10 テキスト

特集TPP問題

 年内合意か、見送りか。年内の「大枠合意」を政治決着するかに注目が集まっていたシンガポールTPP閣僚会合が12月10日、年内妥結に至らず閉幕した。各国は最終日の本日12月10日午後の全体会合では、「交渉継続」と「1月に再度閣僚会合の開催」を明記した共同声明を採択した。

 今回は、交渉がまとまった分野だけで「部分合意」に留める方向だが、難航分野の交渉を持ち越すことで、来年以降、妥結を急ぐ米国の要求はさらに強まる懸念もある。日本側も米国などに有利な、農産品5項目(聖域)の「低関税の特別輸入枠」を譲歩案として提示したという。


岩上安身よりみなさまへ 2013.12.10

記事公開日:2013.12.10 テキスト

 こちらの記事は、以下の2つの記事を合わせて転載した記事です。


「闘いはここからだ!」「若者よ立ち上がれ!」 ~特定秘密保護法成立大抗議!首相官邸前大集会 2013.12.10

記事公開日:2013.12.10取材地: 動画

 特定秘密保護法案が参議院で可決されてから4日後の2013年12月10日、政府は閣議で特定秘密保護法を2013年10月13日に公布することを決定した。

 2013年12月10日の18時半からは、「特定秘密保護法成立大抗議!首相官邸前大集会」が火炎瓶テツと仲間たちの主催で行われ、100人から200人の市民が官邸前に集まり、秘密保護法反対の声を上げた。


「悪意をもって、お金が流されているのではないか」 震災がれき広域処理の復興資金流用問題 ~堺市に対して復興資金の返還を求める陳情についての記者会見 2013.12.10

記事公開日:2013.12.10取材地: テキスト動画

 2013年12月10日、大阪府堺市役所の市政記者室において、阪南大学准教授の下地真樹氏ら、堺市の復興資金流用をチェックする会の、「堺市に対して復興資金の返還を求める陳情についての記者会見」が行われた。

 震災がれきを受け入れていない堺市が、東日本大震災の復興資金86億円を受け取り、ごみ処理施設新設に使用した問題で、同会は流用された復興資金の返還と、この資金が被災地・被災者の復興のために使われるよう国に意見書を書くことを求めた陳情を、堺市議会に提出した。陳情者の女性は「返還してほしい、という声は岩手県内でも広がっている。そのためには住民監査請求や、その先のことも考えている」と決意を語った。


「明日の委員会で30年を越える原子炉の審査方法を議論」 ~原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.12.10

記事公開日:2013.12.10取材地: 動画

 2013年12月10日(火)16時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。明日開催される定例委員会で、運転開始後30年を越える原子炉に対する運転認可の審査について議論されることが分かった。


「このままでは国民を裏切ることになる」江田憲司議員、川田龍平議員ら14名がみんなの党に離党届を提出 2013.12.9

記事公開日:2013.12.10取材地: 動画

 みんなの党の江田前幹事長を含め14人が2013年12月9日に離党届を提出した。年内の新党結成を目指すという。離党届けを出したのは、江田憲司、林宙紀、青柳陽一郎、椎名毅、井出庸生、小池政就、井坂信彦、畠中光成の8衆議院議員と、川田龍平、小野次郎、柴田巧、寺田典城、藤巻幸夫、真山勇一の6参議院議員。


【お知らせ】IWJ有料定額会員 新規登録の方に『饗宴IV』シンポジウム参加券プレゼント!! 2013.12.10

記事公開日:2013.12.10 テキスト

 2013年12月10日(火)~ 2013年12月16日(月)の期間にIWJ有料定額会員にご登録くださった新規会員ご本人様とお連れの方の2名様 × 5組、計10名様を饗宴シンポジウムにご招待!!

 IWJでは、2010年12月に設立してから、毎年、年末のこの季節に設立記念イベント『饗宴』を開催しています。『饗宴』は、さまざまな分野から専門のゲストの方々をお招きし、岩上安身とともにじっくりとお話を聞きながら日本のこれからを考えるイベントで、毎年大変多くの皆さまにご参加いただいている大きな催しです。IWJでは、会員の皆さまや、いつもご支援くださっている皆さまに日頃の感謝をお伝えする機会としても『饗宴』をとても大切なものと考えています。


岩上安身による緊急インタビュー 第375回 ゲスト 海渡雄一弁護士 2013.12.9

記事公開日:2013.12.10取材地: テキスト

★本日、2013年12月9日(月)20時過ぎより、岩上安身が海渡雄一弁護士に緊急インタビューを行いました。以下、インタビュー概要です。

岩上安身「12月6日、秘密保護法が可決した直後『バーナムの森は動いた』とする檄文を発表した。温厚な海渡氏が『ふざけるな』と何度も口にされている。これをキーワードにインタビューを進めていきたい」


ついに可決された特定秘密保護法 自民党が喧伝する「中国脅威論」の虚妄と日本の「ナショナリズム」を利用する米国のシナリオ【IWJウィークリー30号 「岩上安身のニュースのトリセツ」より】 2013.12.9

記事公開日:2013.12.9 テキスト動画

特集 秘密保護法|特集 憲法改正|特集 戦争の代償と歴史認識

★「IWJウィークリー」30号掲載「岩上安身のニュースのトリセツ」より転載

 2013年12月6日午後11時23分、”稀代の悪法”特定秘密保護法案が参議院本会議で可決されました。

 「採決撤回!」「独裁やめろ!」――

 法案可決の一報が入った後も、国会周辺を取り囲んだ多くの市民からは、怒りのシュプレヒコールが上がり続けました。


「政府は子ども被災者支援法の理念をゆがめている」 ~第28回ロックの会 2013.12.9

記事公開日:2013.12.9取材地: テキスト動画独自

 政府は12月6日、「原発を重要なベース電源」と位置づけるエネルギー基本計画の原案をまとめた。拙速に「原発ゼロ」方針破棄を進める一方、福島第一原発事故の原因究明や、被災者への補償などについては、十分とは言いがたい。

 12月9日(月)、東京都渋谷区代官山のカフェラウンジUNICE(ユナイス)で、「第28回ロックの会」が行われた。映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の鎌仲ひとみ監督をオーガナイザーに迎え、「子供被災者支援法の今とこれからすべきこと」をテーマにトークセッションが行われた。


返ってきた言葉は「原発事故が起きないように、がんばる」だった 〜菅元首相、「最悪」への対応を他人任せにする電力会社に苦言 2013.12.9

記事公開日:2013.12.9取材地: テキスト動画

 衆院議員の菅直人氏による講演会「福島第1原発事故 総理大臣として考えたこと〜大間原発を止めるには」が、2013年12月9日(月)、北海道の函館市民会館小ホールで開かれた。

 3.11当時、首相の立場で対峙した福島の原発事故には「背筋が寒くなる思いがした」と明かした菅氏は、「有事の折の原発は、火力発電所とは桁違いの危険性に包まれる」と強調。「福島の事故は、東京の強制避難区域入りを意味する『最悪シナリオ』を、ほんの紙一重のところで回避できたに過ぎない。もう少し事態が深刻化していたら、東京にも強制避難命令が出ていた」と明かした。

 菅氏は、この日の講演で、「原発の安全性を過信していた、かつての自分が恥ずかしい」と、自責の念も口にしており、さらにまた、小泉純一郎元首相による「原発ゼロ」発言を讃える意向も表明している。