シリーズ: 岩上安身インタビュー
福島原発事故が起こってもなお、東電、政府、メディアが一体となり、原発事故の情報を隠して世論操作! 自治体から社会意識を変えるため、世田谷区長に立候補! 岩上安身によるインタビュー 第113回 ゲスト 保坂展人氏 2011.4.15

2011年4月15日、元衆議院議員の保坂展人(ほさか・のぶと)氏にインタビューを行った。
自身の裁判体験から始まり、ルポライター時代の経験や考えなどを述べた。原発問題に関しては、スリーマイルの事故以来問題意識を持っており、原発の危険性を広める活動をしても党や既存メディアに無視されてきた体験を語った。
また現在も東電やメディアによる情報の非開示が続いていて、情報統制による一種の世論操作が存在していると喚起した。後半では中央の震災情報非開示や自治体の活動について見るうちに、中央以外の可能性も大きく感じたと述べた。
「日本は、この機を逃したら永久に変われない」――「原発割安」を強く否定する~岩上安身によるインタビュー 第112回 ゲスト 大島堅一氏 (立命館大学教授 ※収録当時) 2011.4.11

特集 3.11
※2015年3月5日テキスト更新しました。
「あれだけのことが起きたのに、日本は変われなかった」──。ある有名作家はツイッターで、こうつぶやいた。
「あれだけのこと」とは、2011年3月11日の東日本大震災、福島第一原発事故のこと。「変わる」とは、日本および日本人のパラダイムシフトのことを指すが、安倍政権の下、少なくともエネルギー政策は、3.11前の「原発推進」に戻った印象がある。
「原子炉圧力容器に穴が開き、冷却水が漏れ続けている」小出助教、メルトダウンの可能性を指摘~岩上安身によるインタビュー 第111回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)中編 2011.4.10

2011年4月10日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に2度目のインタビューを行った。小出助教は、原子炉の仕組みの説明から、4月10日時点までの福島原発の経過や現状について語った。放射能漏れや被ばくを少しでも改善する策についても述べたが、その危険性についても話し、また東電の怠慢の可能性についても触れた。
最悪のシナリオとして再臨界からのメルトダウン、水蒸気爆発を想定して、それぞれについても詳細に説明を加えた。さらに原発の経済性、生産性はまったく見合わないと語り、安全面以外でも原発は不利益ばかりだと述べた。
岩上安身によるインタビュー 第110回 ゲスト 東日本大震災・被災者の方~茨城トークカフェ 2011.4.2

2011年4月2日、水戸で行われた茨城トークカフェにおける、東日本大震災で被災された方にインタビューの模様。
「政府はパニックを恐れて『SPEEDI』の情報を隠している」~岩上安身によるインタビュー 第109回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)前編 2011.4.1

2011年4月1日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に、原発事故の危険性についてインタビューした。
冒頭、原子力発電所では、毎年広島が生み出した核生成物の5万発分を生み出しているとその危険性を指摘。100万キロワットという電気を作るために、生み出した熱の2/3は海へ捨てているという非効率性について。原子炉の構造から、福島事故の経緯、放出された放射性物質の危険性について語った。
また、チェルノブイリでは700km先でもホットスポットがあったことに触れ、政府は「スピーディ」の公開はパニックを恐れて非公開としていると指摘、情報統制がされる現在の状況について語った。
岩上安身によるインタビュー 第108回 ゲスト 宮腰吉郎氏 2011.3.31

2011年3月31日、岩上安身は、2006年よりチェルノブイリ被災地で「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」、キエフの被災者互助団体「ゼムリャキ」を取材をした宮腰吉郎(みやごし・よしろう)氏にインタビューをした。
一部の官僚の意のままに進められていった「原発政策」の実態を明かす~岩上安身によるインタビュー 第103回 ゲスト 佐藤栄佐久元福島県知事 2011.3.20

特集 福島県知事選挙2014
木戸ダム建設工事の前田建設工業への受注をめぐる収賄事件で、2012年10月、佐藤栄佐久前福島県知事の有罪が確定した。佐藤氏はこの件について、一貫して「冤罪である」と主張しており、世間では「佐藤さんは反原発派だから、東京地検特捜部に狙い撃ちされた」と見る向きが少なくない。
岩上安身によるインタビュー 第103回 ゲスト 猪狩利衛氏(福島県富岡町議会議長 ※収録当時)・三瓶博文氏(富岡町副町長 ※収録当時) 2011.3.20

2011年3月20日(日)、岩上安身は、東日本大震災に被災をした、猪狩利衛氏(福島県富岡町議会議長 ※収録当時)・三瓶博文氏(富岡町副町長 ※収録当時)にインタビューを行い、発災当時について、お話を伺った。
岩上安身によるインタビュー 第100回 ゲスト 後藤政志氏~3.11から事故直後、日本で最も早く「メルトダウンの可能性があるか」とジャーナリスト・岩上安身が質問し、原子力の専門家である、後藤政志氏が初めて顔出し実名入りでインタビューに応え、「その可能性がある」と答えた歴史的なインタビュー! 2011.3.12

※2016年3月12日再アップしました!
3月11日午後2時4分ごろ発生した「東北地方太平洋沖地震」(マグニチュード8.8)によって、福島第一原子力発電所・第二原子力発電所の周辺20kmの住民が避難する事態となった。
12日午後3時36分ごろには、福島第一原発1号機の建屋の壁が爆発によって崩壊。内閣・原子力保安院・東京電力の情報開示が必ずしも十分とは言えない中、原子炉の設計に関わった技術者2人を交え、NPO法人「原子力資料情報室」による緊急記者会見が3月12日夜8時から開かれた。
登壇者は、上澤千尋氏(原子炉・安全問題担当,原子力資料情報室)、後藤政志氏(東芝・元原子炉格納容器設計者)、田中三彦氏(日立バブコック・元原子力圧力容器設計者・サイエンスライター)、海渡雄一氏(弁護士・原子力発電所運転差止弁護団)の4名。今回、初めて本名(筆名柴田宏行、池田諭)で発言した後藤氏は、政府が発表した内容は既に設計条件の2倍。これは技術者に言わせると「もう保証できない状態」とのこと。大事故にならないために大事なことは二点「炉心が冷やせるか・格納容器がもつか」ということを強調した。
岩上安身によるインタビュー 第99回 ゲスト 鎌仲ひとみ監督 2011.3.10

2011年3月10日(木)、岩上安身による映画監督鎌仲ひとみ氏にインタビューを行った。『ヒバクシャ 世界の終わりに』(2003年)。この作品で、第9回平和・協同ジャーナリスト基金賞グランプリ、第12回地球環境映像際アースビジョン大賞、第28回日本カトリック映画賞、2003年度映画鑑賞団体全国連絡会議特別賞、第1回文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞。また、『六ヶ所村ラプソディー』(2006年)、『ミツバチの羽音と地球の回転』(2010年)などがある。
「核軍縮」を掲げ「戦争拡大」を進める米国の矛盾 ~岩上安身によるインタビュー 第97回 ゲスト ジャーナリスト・堤未果氏 2011.2.28

2011年2月28日、岩上安身がジャーナリストの堤未果氏にインタビューを行った。
冒頭、堤氏は自身の近著『もう一つの核なき世界』(小学館)に触れ、「オバマのいう『チェンジ』とは、まさに『核なき世界』という理念の構造に似ている。言葉として、受け手が検証せず、都合よく解釈できるようになっている」と指摘。
2009年4月のプラハ演説でオバマ大統領自身が言及した「核なき世界」を中心とする核軍縮の流れと、それにも関わらず戦争を拡大しようとする米国の矛盾について報告した。
岩上安身によるインタビュー 第95回 ゲスト 原口一博前総務大臣~維新という政治集団の名称が橋下氏の立ち上げた「維新」と重複している件について 2011.2.23

特集 「ゆ」党再編の要!? 橋下徹と維新の「正体」
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2011年2月23日、原口一博前総務大臣にインタビューを行った。冒頭、この日に原口議員が、民主党若手を中心に立ち上げた地域主権回復を目指す政策集団「日本維新連合」や、既に立ち上げている「日本維新の会」について、その理念と経緯を説明。
その他、波紋を呼んだ「民主党A-B」発言や「TPP参加容認」発言の真意、菅政権・日米同盟・ネットメディアの可能性についても言及した。