東京電力 記者会見 2013.8.19

記事公開日:2013.8.19取材地: テキスト動画

 2013年08月19日(月)17時45分頃から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。免震重要棟前の連続ダストモニタで再び放射能濃度「高高」警報が発生し、作業員2名が身体汚染された。H4タンクから、表面線量率100mSvの汚染水が推定120リットル以上漏洩した。


南側トレンチ調査後、初の有識者会合も「意見まとまらず」 ~大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第5回評価会合 2013.8.19

記事公開日:2013.8.19取材地: テキスト動画

 未だ結論が出ない「破砕帯問題」に、関電は焦りの色を隠せないー。

 大飯原発敷地内の重要施設、非常用取水路の直下を横切るF-6破砕帯が、活断層であるか否かが議論される、「大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」の第5回が19日、原子力規制委員会の会議室で行われた。今年6月末に、大飯原子力発電所敷地内南側のトレンチが掘削され、8月までに有識者チームの全員が現地を視察。各有識者は、この会合で現地調査等で得られた知見を発表し、議論を交わした。


TPP参加反対派の元農水省大臣山田正彦、篠原孝衆議院議員、首藤信彦前衆議院議員、山本太郎参議院議員ら、ブルネイ交渉会合に参加表明 ――「ブルネイ交渉が勝負の時」~フロマン代表来日に抗議するTPP阻止緊急集会 2013.8.19

記事公開日:2013.8.19取材地: テキスト動画

特集 TPP問題

 「TPPが自由貿易というのは真っ赤なウソ。TPPはアメリカの、アメリカによる、アメリカのための利益追求システム」――。

 米国の通商代表部(USTR)の代表であるマイク・フロマン氏は18日、今週の22日から行われるブルネイでのTPP交渉会合に向け、日本と会談を行うために来日した。それに合わせて19日午前、日本のTPP交渉参加に反対する人々は炎天下の中、官邸前で約2時間の抗議行動を行った。


長崎型原爆1万発分以上の衝撃 日本は原発のプルトニウムですぐにでも核武装が可能 ~ 岩上安身によるインタビュー 第333回 ゲスト 梅林宏道氏 2013.8.18

記事公開日:2013.8.18取材地: テキスト動画独自

※全文文字起こしを掲載しました(2013年9月26日)

 「長崎型原爆と同程度のものであれば、日本は3万5千発の核兵器をすぐに開発することができる」――。

 広島と長崎に原爆が投下され、今年で68年を迎える。日本は被爆国として、表面的には核兵器の廃絶を主張してきた。しかし同時に、核兵器への転用が可能な使用済み燃料を生み出す原発を維持してもきた。「核の平和利用」をうたう一方で、戦後の日本は、核兵器を潜在的には保有しつづけてきたと言える。

 NPO法人ピース・デポ代表で、長崎大学核兵器廃絶研究センターセンター長の梅林宏道氏は、岩上安身のインタビューのなかで、長崎に投下されたものと同程度であれば、日本はすぐにでも3万5千発ぶんの核兵器に転用可能なプルトニウムを保持している、と語った。そのうえで、「世論の後押しさえあれば、日本政府が核兵器の保有を政治的に決断することは十分あり得るだろう」と、原発政策に積極的な安倍政権に対し警鐘を鳴らした。


「西日本の原発から放射能が噴き出れば、フクシマ以上の危機が襲来! 台風で『死の灰』が日本全土を覆う」 ~3.11DAYS行動する会シンポジウム「もうがまんできない」 2013.8.18

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 「福島原発事故は最悪の事態ではない」──。

 2013年8月18日(日)19時から、横浜市中区の横浜市開港記念会館で「3.11DAYS行動する会シンポジウム『もうがまんできない』」が行われ、藤田祐幸氏(物理学者)は、こう強調した。集まった市民らは、この反語的な議論に息をのみ、広瀬隆氏ら脱原発論者による、参院選での自民党圧勝を背景に高まる原発推進ムードに異を唱える「再稼動反対」の主張に拍手を送った。


「生き残るためには、自分たちで知識を身につけること」 〜第15回あかいわエコメッセ アーサー・ビナードさん原発を語る ~絵本『ここが家だ』朗読~ 2013.8.18

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 2013年8月18日(日)14時より、岡山県赤磐市の桜が丘いきいき交流センターでの「第15回あかいわエコメッセ」において、「アーサー・ビナードさん原発を語る ~絵本『ここが家だ』朗読~」が行われた。詩人のアーサー・ビナード氏は、核開発の歴史の裏側に核利権者のペテンがある点を説明し、その歴史のペテンを一人ひとりが見抜く必要性を訴えた。


イスラエル・パレスチナ問題からエジプトの騒乱まで、中東問題を語りつくす 〜岩上安身によるインタビュー 第332回 ゲスト 高橋和夫氏 2013.8.16

記事公開日:2013.8.16取材地: テキスト動画独自

特集 中東
※全文文字起こしを掲載しました(2013年9月19日)

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 国際政治学者で、放送大学教授でもある高橋和夫氏が16日、岩上安身のインタビューに応え、エジプト全土に広がっているデモをはじめとして、イスラエル・パレスチナ問題やシリア情勢について、さらにはイランの核開発やクルド人の問題など、中東が抱える諸問題について、幅広い視点から解説を行った。


東京電力 記者会見 17:30 2013.8.16

記事公開日:2013.8.16取材地: テキスト動画

 2013年08月16日(金)17時30分頃から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。連続ダストモニタ警報発令、免震重要棟前でバス待ち時の身体汚染確認者の調査続報が発表された。ミスト原因の可能性は低いが、汚染原因の可能性がひろまった。


規制庁、経産省との連携を強調。汚染水問題で ~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.8.16

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 東京電力福島第一原発で汚染水が海に流出している問題で、原子力規制庁の森本英香次長は、経産省の対策委員会との連携がより一層必要であるとの意向を示した。16日に規制庁で開かれた「定例ブリーフィング」の中でそう述べた。

 現在、経済産業省の推計では、1日300トンの汚染水が、福島第一原発から海へと放出されている。その対策を協議するために、規制委は「汚染水対策検討ワーキンググループ」を開いており、一方、経産省は「汚染水処理対策委員会」を組織している。


「権力側の1%の人々から、民主主義を取り戻せ」 ~8.15労働者・市民のつどい~憲法改悪と戦争に絶対反対!―国益と排外に憲法は屈するのか― 2013.8.15

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 「マルクスやレーニンがどう言おうが、労働者がイエスと言わなくては何も変わらない。電車だって止まる。それが民主主義」――。

 政府が行おうとしている憲法改正や原発輸出に対して抗議の声を上げる人々は、2013年8月15日(木)13時から、東京都中野区のなかのZERO小ホールで「8.15労働者・市民のつどい」を開いた。登壇者のひとりは、「権力の排外的な思想などに負けずに、99パーセントの人々で連帯して頑張ろう。敵は各国の権力側にいる1パーセントの支配層。世界で連帯を」と訴え、自民党の改憲案に対しても抗議の声を上げた。


東京電力 記者会見 17:30 2013.8.14

記事公開日:2013.8.14取材地: テキスト動画

 2013年08月14日(水)17時30分頃から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。免震重要棟前でバス待ち時の身体汚染確認者の調査続報結果、7名は現場作業を行なっていたことが分かった。また、地下貯水槽に最大40cmの不均一な浮き上がりが確認された。


【大義なき解散総選挙8】「最低でも世界の富の4分の1は租税回避されている」 ~岩上安身によるインタビュー 第331回 ゲスト 志賀櫻氏 2013.8.14

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★安倍総理が、消費税増税の先送りと衆議院解散を表明。その解散に「大義」はあるのか!?「アベノミクス」で得をしているのは、一部の富裕層のみ。巨額の税金を回避する「タックスヘイブン」の闇とは。元大蔵官僚で現在は弁護士を務める志賀櫻氏が告発!
特集 総選挙2014
※全文文字起こしを掲載しました(2013年10月15日)

 元大蔵官僚で現在弁護士を務める志賀櫻氏は14日、岩上安身のインタビューに応え、世界の大企業や大富豪らが資金をタックスヘイブン(租税回避地)に隠し、税金逃れをしている実態を明らかにした。志賀氏の著書『タックス・ヘイブン−逃げていく税金』によれば、申告納税者の所得税負担率は、山型のグラフになっており、一定額以上の高額納税者の負担率は低くなっている。


孤軍奮闘する泉田裕彦新潟県知事の訴え~報じられない柏崎刈羽原発フィルターベント設備の落とし穴(<IWJの視点>安斎さや香のチェリー・ボム: IWJウィークリー13号より) 2013.8.13

記事公開日:2013.8.13 テキスト

 「話が噛み合わないんだったら、どうぞお引き取りください」

 新潟県の泉田裕彦知事が、しびれを切らしたように、啖呵を切った。

 2013年7月5日(金)、東京電力の廣瀬直己社長が新潟県庁を訪れ、泉田裕彦知事と面会した際の一場面である。


祖父から教えられた「ヤスクニ」と長州藩中心に形成された「靖国」とのはざまで(<IWJの視点>平山茂樹の「ニュース下から目線」:IWJウィークリー13号より) 2013.8.13

記事公開日:2013.8.13 テキスト

また、この季節がやってきた

 夏になると、ニュースが、こぞって取り上げる問題がある。

 政治家の、靖国神社参拝をめぐる去就である。

 第二次安倍政権では、これまで、麻生太郎副総理、古屋圭司拉致問題担当相、新藤義孝総務相、根本匠復興相、稲田朋美行革相、下村博文文科相の6人が、政権発足後、参拝を行った。このなかで、稲田行革相が、2013年8月15日にあらためて参拝する意向を表明している。


スーパー害虫出現! 遺伝子組み換え作物に自然からの報復~すでに世界一の輸入国ニッポンはTPP参加後どうなるのか!?(<IWJの視点>ぎぎまきの「ハニー・フラッシュ」:IWJウィークリー13号より) 2013.8.13

記事公開日:2013.8.13 テキスト

特集 TPP問題

日本は世界第1位のトウモロコシ輸入国

 日本は世界最大のトウモロコシ輸入国だと聞いて驚いた。

 日本人が一年間に食すトウモロコシの量など、たかが知れていると私は思ってきた。せいぜい、スープやサラダに彩りとして添えられている数粒のコーンか、夏場に食べる1、2本程度のゆでトウモロコシか焼きトウモロコシくらいだろう。

 いつ、誰が、どこで、世界第1位の輸入国になるほどのトウモロコシを消費しているのだろうか。


オスプレイ配備の矢先の米軍ヘリ墜落事故~トモダチ作戦part2は願い下げ(<IWJの視点>原佑介式延髄斬り:IWJウィークリー13号より) 2013.8.13

記事公開日:2013.8.13 テキスト

 落下地点は、民家までわずか2キロの地点だった。

 今月、2013年8月5日午後4時頃、米海兵隊基地キャンプ・ハンセン敷地内の山林に、米空軍の救難ヘリコプターHH60が墜落した。乗員は4名で、3人が重傷、1人の死亡が確認された。参院選が自民党の圧勝に終わり、待ってましたとばかりに岩国基地から沖縄へオスプレイを運び入れようとした矢先の事故である。この日はまさに、オスプレイが普天間飛行場へ追加配備される手はずになっていたが、墜落事故を受けた米海兵隊は、配備延期を決定した。


「力ずくの強制連行はなかった」という安倍総理の発言を覆す、日本軍による拉致監禁・性暴力の証言者へ ~岩上安身によるインタビュー 第330回 ゲスト 日本軍による拉致監禁・性暴力の証言者 2013.8.12

記事公開日:2013.8.12取材地: テキスト動画独自

特集 戦争の代償と歴史認識

※全文文字起こしを掲載しました(2013年10月15日)

 「私は逃げ遅れてしまった。そして1人の日本兵に腕をつかまれた。彼らが駆ってきたトラックに強引に乗せられ、連れて行かれた」──。

 2013年8月12日(月)、東京都港区のIWJにて、岩上安身によるインタビューに応じたフィリピン人元従軍慰安婦のエステリータ・デイさんは、自分が拉致された状況をこのように説明。慰安婦の徴用では「強制連行を示す証拠はなかった」という安倍総理の主張は、否定されるかたちとなった。


新たな「ニセ捜査報告書」発覚。「記憶の混同」で不起訴となった元検事を再び告発へ 〜「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」による記者会見 2013.8.12

記事公開日:2013.8.12取材地: テキスト動画

※公共性に鑑み、しばらくの間、フルオープンにいたします。(25/9/10)

 虚偽捜査報告書は一つではなかった。

 陸山会事件に関して、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会(以下、市民の会)」は、新たな虚偽有印公文書作成の疑いが浮上した田代政弘元検事と、上司の木村匡良検事を、8月12日、刑事告発した。

 「新たな虚偽報告書」の存在は、yahoo!ニュース内に掲載された、前田恒彦元検事の記事で発覚した。


東京電力 記者会見 17:45 2013.8.12

記事公開日:2013.8.12取材地: テキスト動画

 2013年08月12日(月)17時45分頃から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。免震重要棟前連続ダストモニタで放射能濃度が高いことを示す警報が発生、同時刻付近に10名の頭部・顔面汚染を検出、原因/因果関係を調査中。3号機に関する調査でα核種検出。規制委員会汚染水対策WGの資料を説明。


「世界の潮流は原発推進だ」という細田博之・自民党幹事長代行発言を徹底検証(<IWJの視点>野村佳男の「イッツ・ア・スモール・ワールド」:IWJウィークリー13号より) 2017.8.12

記事公開日:2013.8.12 テキスト

 参議院選挙の余韻も醒めやらぬ7月22日、自民党の細田博之幹事長代行は、BSフジの番組で、こうまくしたてた。

・朝日新聞 2013年07月23日「世界の潮流は原発推進」自民・細田氏(リンク切れ)

 自民党は参院選の公約に「原発再稼働」をかかげ、安倍総理が自ら中東やインドへの原発輸出のトップセールスを行うなど、原発推進一辺倒であることは明らかである。参院選での自民圧勝という結果を受けて、もはや誰に遠慮する必要もなく、原発再稼動にアクセルを踏み込む腹なのだろう。