国立競技場建て替え計画、IOCの「アジェンダ21」も地元住民の意向も無視? ~メディア完全シャットアウト、怒声交じる「住民説明会」 2014.6.13

記事公開日:2014.6.17取材地: テキスト

 「財政が危機に瀕している今の日本で、そこまでお金をかけて競技場を刷新する必要があるのか」「あの斬新な外観は、お台場ならまだしも、住宅が多い周辺地域に馴染まない」「施設の維持コストが跳ね上がるに決まっている」──。

 国立競技場改築を巡って反対の世論が日増しに強まる中、6月13日、メディア完全シャットアウトで行われた地元住民への説明会では、多くの不安の声があがった。


再検討は今からでも遅すぎることはない ~新国立競技場について建築家らが問題点を指摘 2014.6.13

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 2020年に東京で開催されるオリンピックのために、新しい国立競技場が建設されようとしている。国際コンペティションで建築家ザハ・ハディット氏の案が選ばれ、建設準備が進められているが、環境面やコスト面で非常に多くの問題が残されている。6月13日、この問題について建築家らが会見を行い、新国立競技場の建設について、再検討するべきと主張した。


現代にも活かされるべきドラッカー、論語の思想 ~Wトンチ博士のモーレツ!政治経済教室8 2014.6.12

記事公開日:2014.6.17取材地: テキスト動画

 東大教授の安冨歩氏と元衆議院議員平智之氏による「モーレツ!政治経済教室」が、6月12日(木)に行なわれ、ミュージシャンの片岡祐介氏と平塚市議会議員の江口友子氏がゲストに招かれた。


川内原発の防災避難計画「これで完成ではない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.6.17

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 2014年6月17日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。川内原発の防災避難計画について、「これで完成ではなく、優先順位をつけながらブラッシュアップし、より高みを目指すのが当然だ」との考えを示した。


秘密保護法廃案を共産・社民・無所属で参議院に共同提出、民主・生活は共同提出を見送り 2014.6.16

記事公開日:2014.6.16取材地: テキスト動画

 日本共産党、社民党、無所属の糸数慶子参議院議員、山本太郎参議院議員らが、特定秘密保護法を廃止するための法案をまとめ、6月16日、参議院に共同で提出した。その後、12時20分から参議院本館で、賛同議員らが記者会見を行なった。


生活・小沢代表 「海江田さんの質問にまったく答えていない」と安倍首相の態度を批判 2014.6.16

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 生活の党の小沢一郎代表は、6月16日の定例会見で、11日に行われた安倍晋三首相と民主党の海江田万里代表との党首討論に言及し、海江田代表の質問を評価する一方、「安倍さんは質問にまったく答えていない」と、安倍首相の姿勢を厳しく批判した。

 他方、統一地方選挙における野党連携について問われた小沢氏は、国政選挙より地方選挙が先行することで、地方レベルの連携が起き、それが「国会に波及するのでは」との見方を示した。


民主党・海江田代表、安倍総理会見の米艦船邦人救出パネル「大きな紙芝居」と揶揄 2014.6.16

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 民主党の海江田万里代表は、6月16日、定例の記者会見を行ない、集団的自衛権に関する安倍総理の説明や、衆院・決算行政監視委員会での麻生太郎財務大臣の誤認発言を問題視した。


「安倍政権打倒」のワン・イシューを掲げ新宿で700人がデモ 2014.6.14

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 梅雨の晴れ間、快晴の新宿で6月14日、「ファシズム許すな! 安倍政権打倒デモ」が決行された。「怒りのドラムデモ」が主催するこの抗議行動は、5月24日に続き2回目となる。


「議員への罰則が嫌なら、秘密保護法は廃止せよ!」 ~情報保全諮問会議メンバーが語る秘密保護法の裏側 2014.6.16

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 「情報を漏らした議員は懲罰、処罰の対象になる法律を通してしまったのだから、これが嫌なら廃止しろ、となる」──。

 2014年6月16日、新潟市の新潟ユニゾンプラザで、特定秘密保護法・特別集会「やっぱりダメよ、特定秘密保護法 いま私たちになにができるか」が開かれた。秘密保全法制対策本部の前事務局長で、現在は政府の「情報保全諮問会議」メンバーの清水勉氏(日本弁護士連合会・秘密保全法制対策本部前事務局長)が、特定秘密保護法の最新情勢と今後の展望について語った。


「メイドインジャパンの武器が世界で人を殺すのか」パリ「武器見本市」に出店を勧めた経産省へ市民らが抗議 2014.6.16

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 陸上兵器の国際展示会「ユーロサトリ」が6月16日、フランス・パリで開幕した。日本でも安倍政権が武器輸出3原則を緩和したことで、海外での武器分野でのビジネスチャンスが生まれた。経産省や防衛省がユーロサトリへの参加を呼びかけ、三菱重工業や川崎重工業、日立製作所、東芝、富士通、NECなどの日本企業13社が出店。新型装甲車、気象レーダー、地雷処理装置、無線機、超高感度監視カメラなど、軍事転用可能な多くの製品を並べた。


「放射能は福島原発から出た。処分場は福島原発の中に作ればいい」 ~特定廃棄物の埋立処分計画 住民説明会 2014.6.14

記事公開日:2014.6.16取材地: テキスト動画

 「なぜ、この場所なのか?」。最終処分場の候補地となった福島県富岡町の住民は何度も問いかけたが、環境省は「今ある産廃の処分場を活用できるから」と繰り返し、さらに最終処分場ができることで住民の帰還にどのような影響が出るかについては、「処分場の活用と、住民の帰還とは別の話」と応じた──。

 2014年6月14日(土)10時より、東京都中野区の中野コングレスクエアで、環境省による「特定廃棄物の埋立処分計画に係る住民説明会」が行われた。この計画は、福島県富岡町にある産業廃棄物最終処分場フクシマエコテッククリーンセンターを利用して、放射性物質が1キロあたり10万ベクレル以下の「特定廃棄物」を埋め立て処分する管理型最終処分場を作る計画である。


汚染水の凍結止水工事、流水で凍結工程に遅れ~東電定例会見 2014.6.16

記事公開日:2014.6.16取材地: テキスト動画

 2014年6月16日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。建屋から海へつながる”海水配管トレンチ”を凍らせて止水し、汚染の拡散を防ぐ工事が進められているが、凍結開始から1ヶ月以上経過しても、十分に凍結できていないことが発覚した。


【岩上安身のツイ録】フットボールと戦争~熱狂の裏側で同時に進む腐敗した政治の悪徳にありったけのブーイングを 2014.6.16

記事公開日:2014.6.16 テキスト

※岩上安身の6月14日の連投ツイートをリライトして再掲します。

 ワールドカップが始まったそのさなか、ウクライナでは内戦が激化。イラクでも、シリアでも、内戦が激化。日本では、公明党が予想通り転んで、自公で集団的自衛権の限定容認が決定。自衛隊は、日本の防衛とは何の関係もない、世界中の戦場に派遣されることになるのだろう。

 もしも、ワールドカップが戦争から目を背ける目くらましとして利用されている、としたら、一フットボールファンとして許しがたい、と思う。

 フットボールは、戦争につながりかねない集団的な激情をはらみながら、手を使わず、直接的な身体的コンタクトを最小限しか認めず、徹底した規制をはめることで、闘争を文明化したスポーツだ。戦争に最も似ていながら、戦争から最も遠い表現を獲得した。だからこそ、我々は魅了されるのだ。


専門家らが相次いで批判、さらなるヒートアイランド化をもたらす新国立競技場 2014.6.15

記事公開日:2014.6.15取材地: テキスト動画

 国立競技場で最後となる「さよなら大イベント」が5月31日に行われた。新競技場建設は、もはや既成事実化している。事業主であるJSC(独立行政法人日本スポーツ振興センター)は、環境アセスメントができていない中で、7月の解体を予定していたが、5月29日に行なわれた解体工事の一般競争入札が不落に終ったことから、解体は当初の計画よりも遅れる見通しである。

 5月12日に行われた、建築家の伊東豊雄氏による改修案発表会に続き、帝京大学の三上岳彦教授、東京工業大学の大澤昭彦助教、千葉商科大学政策情報学部長で元IAIA[国際影響評価学会]会長を務めた原科幸彦教授らを招いて、環境問題の観点からシンポジウムが開催された。


原子力規制委員候補・田中知氏「再稼働は政府が判断すること」 2014.6.13

記事公開日:2014.6.15取材地: テキスト動画

 2014年6月13日(金)11時より、原子力規制庁庁舎にて、新委員候補の田中知(たなか さとる)氏のぶら下がり取材が行われた。「経験と知識を最大限に生かして、原子力規制委員会の目的のために、しっかりやっていく」と抱負を語った。


原子力規制委員候補・石渡明氏「データにもとづいて科学的に判断していく」学者としての立場を強調 2014.6.13

記事公開日:2014.6.15取材地: テキスト動画

 2014年6月13日(金)15時より、原子力規制庁庁舎にて新委員候補の石渡明(いしわたり あきら)氏のぶら下がり取材が行われた。「安全側に判断をするのは当然だが、国際的な基準に沿って判断したい」と抱負を語った。


委員候補の田中氏と石渡氏の参事就任「業務の円滑な引き継ぎのため」~規制庁定例ブリーフィング 2014.6.13

記事公開日:2014.6.15取材地: テキスト動画

 2014年6月13日(金)17時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。委員候補の田中知氏と石渡明氏の参事就任は、「委員の業務の円滑な引き継ぎのためだ」と主旨を説明。9月までは燃安審会長、ピアレビュー会合座長と兼任となる。


「自民党は、改憲で個人の自由を制限する」 〜元国立市長の上原公子氏、自民党改憲草案の怖さを語る 2014.6.14

記事公開日:2014.6.14取材地: テキスト動画

 「自民党の改憲草案では国防軍が創設され、個人の自由が奪われ、内閣が絶大な力を持つことになる。この状況に対抗するには、現行憲法を守るのではなく、使いこなさなければならない」。上原公子氏は、国民の権利の行使が鍵を握る、とした。

 2014年6月14日、大阪市の協同会館アソシエで「辺野古に基地はいらない!軍事力に頼らない平和を!6.14沖縄意見広告運動報告集会」が行われた。元国立市長の上原公子氏が講演を行い、現行憲法と比較しながら自民党憲法草案の問題点を指摘した。また、韓国「反戦平和連帯(準)」幹事のキム・ウォジン氏の連帯のあいさつ、NO! オスプレイ西日本キャラバン活動報告などが行われた。


「政府のエネルギー基本計画は虚構のようなもの」 〜「原子力依存からの脱却と地域再生」伴英幸氏ほか 2014.6.14

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 「原発事故が起こったら、地域社会は崩壊する。また、原発が安全審査に通らなかった場合は事業破綻につながり、やはり地域社会の崩壊になる」──。

 2014年6月14日、青森県青森市のリンクステーションホール青森で、人権擁護大会プレシンポジウム「原子力依存からの脱却と地域再生~核燃・原発廃止への道筋を探る」が行われた。原子力資料情報室共同代表の伴英幸氏による基調講演に続いて、伴氏と弘前大学名誉教授の神田健策氏(農業経済学)、東北大学教授の長谷川公一氏(社会学)が、原子力関連施設の集中する青森県のこれまでと、今後の原発・核燃料サイクルからの脱却の方策について論じた。


【岩上安身のツイ録】岩上安身のワールドカップ観戦記② 日本対コートジボワール戦~守備には攻撃的アグレッシブさを 2014.6.14

記事公開日:2014.6.14 テキスト

 始まった、日本代表第一戦。対コートジボワール。日本、一本のパスミスから、ピンチに。日本の守備、甘いなぁ、と感じる。岡崎の飛び出しに縦パスも長すぎ。

 相手がボールを持った時、寄せが甘い。囲みにいくのも足りない。テレビ解説者が、重苦しい、と耐えかねて、言う。スロースタート、というのと、違う。ちょっと気になる。

 岡崎が倒される。14分。長友にパスが通り、クロスを遮られ、コーナー。ニアサイド、岡崎、次ショートコーナー、本田、左足シュート! ゴール!先制16分!