┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ウクライナ軍が侵攻したロシア西部クルスク州で、チェチェン共和国の精鋭特殊部隊「アフマト」を中心としたロシア軍が猛反撃! 2日間で7つの集落を開放! さらにロシア軍は中心都市スジャを包囲し、ウクライナ軍は補給も撤退もできず、ほぼ孤立状態に!「アフマト」はガスパイプラインを通って敵の背後に現れたとの情報も! ドンバスでも劣勢のウクライナ軍は、「人的損失を顧みない反撃」を頻繁に繰り返し、その穴埋めに、クルスクから2個旅団を移動させたとの情報も! ロシア軍の攻勢とウクライナ軍の敗走は、ウクライナ軍をバックアップしていた米国が手を引いたから!? スターリンクの情報提供は停止!?
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┠■3月も11日です! IWJの財政は崖っぷちです! 2月のご寄付・カンパは、70件、247万9211円、達成率71%でした! まことにありがとうございました! 昨年8月から始まった第15期は、半期が過ぎ、7ヶ月連続で月間目標を割り込み、累積のマイナス額は1277万4502円です! IWJが3月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
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┠■【第1弾 米国とウクライナは雪解けムード!? しかし、トランプはウクライナに塩対応!(その1)トランプ政権は、在米ウクライナ人難民24万人を強制送還!?】実は、ウクライナ人だけではなく、バイデン政権下で米国に臨時の在留資格を認められた17ヶ国・180万人の移民が対象! 戦禍を逃れてきた在米ウクライナ人は、どうすればいいのか? ウクライナに帰国すれば、兵員不足に苦しむウクライナ軍が、手ぐすねを引いて待っている?(『ロイター』、2025年3月6日)
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┠■【第2弾! ついにイーロン・マスクが、ウクライナ軍に提供していたスターリンクによる衛星情報の停止に言及! 実は、すでに情報提供は停止されていた!】12日、ウクライナがサウジアラビアでの米国との会談のテーブルに! この衛星情報提供の停止カードがどこまで効くか!?
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■はじめに~ウクライナ軍が侵攻したロシア西部クルスク州で、チェチェン共和国の精鋭特殊部隊「アフマト」を中心としたロシア軍が猛反撃! 2日間で7つの集落を開放! さらにロシア軍は中心都市スジャを包囲し、ウクライナ軍は補給も撤退もできず、ほぼ孤立状態に!「アフマト」はガスパイプラインを通って敵の背後に現れたとの情報も! ドンバスでも劣勢のウクライナ軍は、「人的損失を顧みない反撃」を頻繁に繰り返し、その穴埋めに、クルスクから2個旅団を移動させたとの情報も! ロシア軍の攻勢とウクライナ軍の敗走は、ウクライナ軍をバックアップしていた米国が手を引いたから!? スターリンクの情報提供は停止!?
おはようございます。IWJ編集部です。
ウクライナ軍が昨年8月に国境を超えてロシアに侵攻し、それ以来占拠を続けている、ロシア西部のクルスク州で、ロシア軍による奪還が進み、ウクライナ軍の状況が急激に悪化しています。
3月8日付ロシア『RT』は、同日のロシア国防省の発表として、「ロシア軍は、クルスク地方の3つの村を解放した」として、次のように報じました。
「ヴィクトロフカ村、ニコラエフカ村、スタラヤ・ソロチナ村は、ロシアのクルスク地方にあるウクライナ支配地域の最北端に位置している。これらの集落は、この地域のウクライナ軍の主要拠点であるマラヤ・ロクニャ村のすぐ西に位置し、同名の川を渡ったところにある。3つの村が陥落したことで、この地域に立てこもっているウクライナ軍は、より危険な立場に立たされることになる。
過去数日間、この地域のウクライナ軍の状況は、急速に悪化している。ロシア軍は、クルスク地方でキエフが支配する最大の都市であるスジャの町に圧力をかけ続けている。侵攻軍(ウクライナ軍)は、兵站上の問題に見舞われており、現在は国境を越える一本の主要道路に頼っているが、その道路はロシアの無人機と砲撃の絶え間ない攻撃にさらされている」。
※Russian military liberates multiple villages in Kursk Region(RT、2025年3月8日)
https://www.rt.com/russia/613919-kursk-multiple-villages-liberated/
この『RT』の記事は、スジャ周辺のウクライナ軍6500から1万人の兵士が、ロシア軍に包囲され、補給も撤退も困難な状態で、「完全に孤立する寸前」だと報じています。
また、この『RT』の記事は、ロシア軍の発表として、昨年8月以来のクルスクでのウクライナ軍の損失を、「6万5500人以上のウクライナ軍兵士が死亡または負傷し、戦車約386台、歩兵戦闘車約300台、装甲兵員輸送車259台、その他装甲車両2000台以上が、破壊または捕獲された」と報じています。
さらに、3月10日付『タス』は、「3月8日から9日だけでも、ロシア軍により、マラヤ・ロクニャ、チェルカススコエ・ポレチノエ、コシツァ、レベデフカ、ヴィクトロフカ、ニコラエフカ、スタラヤ・ソロチナを含む7つの集落が解放された」と、報じています。
※Russian military liberates 32 settlements in Kursk Region(Tass、2025年3月10日)
https://tass.com/defense/1924689
※ここから先は【会員版・中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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ロシア軍が急に攻勢に出て、ウクライナ軍が劣勢に立たされている理由として、ウクライナ軍をバックアップしてきた米国が、次々と支援から手を引いたためではないか、ということが考えられます。ぜひ、以下の記事もご一読ください。
※はじめに~大統領執務室の舌戦の後、トランプ氏がゼレンスキー氏に切れた!「米国は、もうこれ以上我慢するつもりはない!」全ての軍事支援の一時停止を指示! さらにウクライナの電力網復旧プロジェクトを停止! さらには、ウクライナの金融セクター改革活動を停止!(日刊IWJガイド、2025年3月5日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250305#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54472#idx-1
※はじめに~イーロン・マスク氏がスターリンクを利用して、ウクライナ軍の位置情報を砲撃座標として、ロシア軍に転送している!? 前線のウクライナ軍兵士が、スターリンクをオンにするとすぐに座標情報は#記号の羅列に変わってしまい、その直後に、ロシア軍の攻撃を受けるようになった」と訴え!(日刊IWJガイド、2025年3月10日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250310#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54483#idx-1
また、イーロン・マスク氏がウクライナへのスターリンクの情報提供を打ち切ったという、後段の記事も、ぜひご一読ください。
■3月も11日です! IWJの財政は崖っぷちです! 2月のご寄付・カンパは、70件、247万9211円、達成率71%でした! まことにありがとうございました! 昨年8月から始まった第15期は、半期が過ぎ、7ヶ月連続で月間目標を割り込み、累積のマイナス額は1277万4502円です! IWJが3月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
財政が危機的状況です! IWJが3月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
IWJの今期第15期は、8月にスタート、半期が経過し、8ヶ月目に入りました。残念ながら8月からの今期第15期は、2月まで7ヶ月連続で一度も、目標額に達していません! この不足総額は、累計で暫定ですが、1277万4502円にもなります。
今期は月間目標額を達成するだけではなく、累計1277万円のマイナスを少しでも埋められるよう、皆さまのご支援をお願いしたいと存じます!
2月は1日から28日までの28日間の確定値で、70件、247万9211円のご寄付・カンパをいただきました。この金額は、月間目標額350万円の71%にあたります。ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます!
3月は1日から7日までの7日間で、12件、30万8000円です。この金額は、月間目標額350万円の9%にあたります。ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます!
11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、目標額にはまったく手が届かないようならば、IWJは今後、活動を続けてゆくことが困難になります!
第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。一時期は、在宅で養生し、インタビューも1度もできない月もありました。しかし、昨年11月、12月、1月と、連続して重要なキーパーソンへのインタビューを実現し、配信しています!
また、1月27日の、お台場のフジテレビ本社で行われた約10時間半にわたるロングラン記者会見にも参加し、現場で質問もし、乗り切りました(その後、夜中の2時近くに帰社して、徹夜で『日刊IWJガイド』の作業をしたので、疲れが数日間残り、ダウンしましたが)。
また、インタビューを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!
サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます! 公開済みのコンテンツの本数は、動画とテキスト記事あわせて2万6113本あります。このうち、動画が2万3502本、テキスト記事が1万1196本、ブックレビューなどその他248本あります(カテゴリーは重複するものもあります)。
皆さま、会員登録をよろしくお願いします!
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2月末現在、IWJ会員の総数は2009人、このうちサポート会員の方は773人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
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同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
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IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
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どうぞ、皆さま、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!
よろしくお願いします!
岩上安身 拝
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◆中継番組表◆
**2025.3.11 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh2・福島】13:00~「3・11ふくしま集会『原発事故は終わっていない』―講演:後藤政志氏(元東芝・原子炉格納容器設計者)『原発に頼ることの愚かさ』ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2
「311原発いらない福島実行委員会」主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきた原発事故関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/nuclearaccidents
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◆中継番組表◆
**2025.3.12 Wed.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちら◆
「リニア工事にとって南アルプスや大井川は障害物にすぎない」服部隆氏~3.2 第23回 リニア勉強会「リニアが南アルプスの生き物の命を奪う」―講演:服部隆氏(南アルプスとリニアを考える市民ネット静岡共同代表) 2025.3.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526759
◆昨日テキストアップした記事はこちら◆
【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビューの翻訳!(第11回)「米国の完全な支配下にあったウクライナの指導者達は、突然、ミンスク合意を順守しないと宣言した」! 2025.3.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526811
◆しばらくフルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
※マスメディア内で横行する性暴力。ぜひ、フジテレビの性スキャンダルにご関心をおもちの方は、以下の大新聞内部での性暴力の実態を御覧になってください。「女性を丸め込む役割は女性」という点も、そっくりなことがよくわかります。
性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919
中居正広氏の「慰謝料9000万円のSEXスキャンダル」の波紋が拡大! フジテレビの女性社員との食事会を設定し、自分はドタキャンして中居氏と女性社員を2人きりにしたフジ編成幹部は、松本人志氏と中居氏の番組『まつもtoなかい』の企画・立案者! フジは「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と否定! 中居氏のスキャンダルを一切報じないテレビ各局は、年が明けるとこっそり番組を差し替え! さらに各テレビのキー局とクロスオーナーシップでべったり癒着の大新聞もスルー! オールドメディアと芸能界で横行してきた「性上納」「枕営業」の実態に、どこの新聞・テレビも真実を報じることができず!
(日刊IWJガイド、2025年1月6日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54283#idx-1
【中居正広氏と元フジテレビ女性社員との間での「慰謝料9000万円のSEXスキャンダル」で、密会のお膳立てをしたと関与が疑われている、渦中のフジテレビが、昨年末12月26日の納会で各部署の女性社員達を大量に動員し、チアガールに扮装させ、全社あげてのどんちゃん騒ぎ! 大谷選手新居報道で取材拒否された「ニュース総局チーム」の社員は「大谷翔平選手のユニフォームを着ていた」との証言も!】フジテレビの辞書には「反省」「謹慎」の文字はなし!?(女性自身、2024年12月29日)(日刊IWJガイド、2025年1月7日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54286#idx-6
中居正広氏から「意に沿わない性的行為」を受けた局アナのX子さんは、フジテレビの当時のアナウンス室長、佐々木恭子アナウンス室部長、当時の編成制作局長に報告したが、フジテレビは事件を握りつぶしていた!『週刊文春』が明らかに!(日刊IWJガイド、2025年1月8日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54296#idx-1
中居正広氏MCのフジテレビ系『だれかtoなかい』が放送休止を発表! 中居氏への「性接待上納」当事者で、報道機関でもあるはずのフジテレビは「中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果」「当面の間休止とする判断に至りました」と、まるで他人事! 他のテレビ局も次々、中居氏の番組をさしかえ! 実際には、フジ以外にも、日テレ、テレ朝、テレ東のプロデューサーが、局アナやフリーアナウンサー、タレント志望の大学生にセクハラや猥褻行為のオンパレード! どこの局も最後は揉み消しに!! NHK『紅白』出場者は、芸能部長への「金と女」で決まるとの暴露も!!(日刊IWJガイド、2025年1月10日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54302#idx-5
中居正広氏が元フジテレビ女性社員との「トラブル」を認め、「お詫び」コメントを発表! これまで固く口を閉ざしていたメディアは、直後に一斉に報道! しかし、『週刊文春』が報じた「『意に沿わない性的行為』があったのか?」と言及したのは『ニュースZERO』のみ! 関与を指摘されている『フジテレビ』は「昨年来、事実確認を含め対応を継続しています」と表明! 前衆議院議員の丸山穂高氏は、『フジテレビ』の免許取り消しを国会で追及すべきと訴え! 12月下旬から『フジ』の株価は下がり続け!!(日刊IWJガイド、2025年1月11日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54307#idx-5
松本人志氏が性加害を行っていたとされるホテルスイートルームでの「部屋飲み」に、中居正広氏も参加していた!『フジテレビ』編成幹部A氏も飲み会メンバーの一人だった!! 元『テレビ朝日』法務部長の西脇亨輔弁護士は、X子さんの性被害報告を握りつぶしたアナウンス室部長(当時)佐々木恭子氏ら『フジテレビ』幹部の「初動」が「今日の混迷の一因」「なぜ中居氏を『出入り禁止』にしなかったのか」と指摘! 2020年に行われた岩上安身によるインタビューで、同僚から受けた性暴力を語った元大手新聞女性記者A子さんは、「同性である人事部女性が、話を聞きつつ、泣き寝入りに誘導された」と語っていた!
(日刊IWJガイド、2025年1月13日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54310#idx-1
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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
■【第1弾 米国とウクライナは雪解けムード!? しかし、トランプはウクライナに塩対応!(その1)トランプ政権は、在米ウクライナ人難民24万人を強制送還!?】実は、ウクライナ人だけではなく、バイデン政権下で米国に臨時の在留資格を認められた17ヶ国・180万人の移民が対象! 戦禍を逃れてきた在米ウクライナ人は、どうすればいいのか? ウクライナに帰国すれば、兵員不足に苦しむウクライナ軍が、手ぐすねを引いて待っている?(『ロイター』、2025年3月6日)
昨日のこの『日刊IWJガイド』でお伝えしたように、3月11日に米国代表団とウクライナ代表団の会合が、サウジアラビアで開催される予定です。
※【トランプ大統領とゼレンスキー氏は関係修復へ!? 週明けには、サウジアラビアで米国とウクライナ高官級会談!】しかし、ゼレンスキー氏は相変わらず「戦争が続いているのはロシアだけの責任」「戦争の唯一の原因であるロシアが、戦争を終わらせる必要性を受け入れるようにすべき」だと主張! これでは、停戦交渉への道のりは遠い!?(『ロイター』、3月8日ほか)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250310#idx-9
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54483#idx-9
しかし、そんな「雪解けムード」に、水を差すニュースが飛び込んできました。
『ロイター』は3月6日付で、トランプ大統領が同日、「ロシアとの紛争から米国に逃れてきたウクライナ人約24万人の暫定的な(在留資格の)合法的地位を取り消す計画を、近く決定する」と述べたと、スクープを打ちました。
トランプ政権は、24万人ものウクライナ人を米国から追放するつもりなのでしょうか。
トランプ大統領「我々は誰かを傷つけようとしているわけではないし、彼らを傷つけようとしているわけでもない。その点については検討している。(中略)
それ(ウクライナ人の在留資格を剥奪し国外追放すること)が適切だと考える人もいれば、そうでない人もいる。私は近々決定を下すつもりだ」
『ロイター』は、トランプ政権の高官と事情に詳しい3人の関係者への取材から、24万人のウクライナ人の国外追放は、ウクライナ人を標的にしたものではなく、バイデン政権下で米国に入ってきた180万人以上の移民の法的地位を剥奪するという政策の一環だとも、報じました。
これらの移民は、バイデン政権下で導入された「人道的一時的仮釈放プログラム」によって、米国への入国を許可された人々です。
トランプ政権は、早ければ今月にも、キューバ、ハイチ、ニカラグア、ベネズエラの約53万人の仮釈放を取り消す予定だと、『ロイター』は報じています。
米国ウクライナ会議委員会の広報部長アンドレイ・ドブリアンスキー氏は、ウクライナ紛争から逃れてきたウクライナ人について、「これらの人々の多くは帰る家を持っていない」「我々が話しているのは、町全体が完全に破壊された人々のことだ。彼らをどこに送り返すのか? 何もないのに」と述べています。
※Trump weighs revoking legal status of Ukrainians as US steps up deportations(Reuters、2025年3月6日)
https://www.reuters.com/world/us/trump-plans-revoke-legal-status-ukrainians-who-fled-us-sources-say-2025-03-06/
★3月6日付『ニューヨーク・ポスト』は、『ロイター』のスクープを深掘りしています。
バイデン政権下では、一時保護ステータス(TPS、Temporary Protected Status)と、「ウクライナのための団結プログラム(The Uniting for Ukraine program)」を通じて、20万人以上のウクライナ人が米国への入国を承認されました。
この「ウクライナのための団結」プログラムは、トランプ大統領の就任から1週間後の1月27日に中止されています。
TPSは、戦争や政情不安に悩まされている母国に帰国するよりも、米国に留まりたいと望む17ヶ国からの移民に、労働許可証を付与する制度です。
同『ニューヨーク・ポスト』によると、バイデン政権は、バイデン大統領が退任する10日前に、ウクライナ人向けの一時保護ステータス(TPS)プログラムを2026年まで延長しました。しかし、トランプ大統領は、ゼレンスキー大統領との2月28日の会談の前から、バイデン政権が残したこのウクライナ人向けのTPSの終了を協議していました。
つまり2月28日のトランプ・ゼレンスキー会談の決裂によって、トランプ政権が、突然、「在米ウクライナ人24万人の国外追放」を検討しはじめたわけではありません。
さらに、トランプ大統領は、第1期トランプ政権の時にも、TPSを廃止し、約40万人の移民を追放した「実績」があり、2024年の大統領選挙期間中も、再びTPSを廃止すると公約していました。
「在米ウクライナ人24万人の国外追放」と、トランプ・ゼレンスキー会談の決裂には、直接の関係はなかったということになります。トランプ大統領とすれば、「予定通り」ということなのかもしれません。
※Trump says he’s ‘looking at’ revoking visas for thousands of Ukrainians: ‘Not looking to hurt them’(New York Post、2025年3月6日)
https://nypost.com/2025/03/06/us-news/trump-to-revoke-legal-status-for-240000-ukrainians-as-us-steps-up-deportations/
「在米ウクライナ人24万人」だけを強調した『ロイター』のスクープは、トランプ政権とゼレンスキー政権の関係が悪化したことが原因であるかのような印象を与えます。これは、いかにもトランプ政権が、「無礼なゼレンスキー氏」に対して報復政策を仕掛けたという印象操作ではないでしょうか。
ウクライナ紛争を避けて米国に逃げてきた24万の在米ウクライナ人は、もし実際に、トランプ政権が国外追放に踏み切った場合、ウクライナに帰国するのでしょうか? 米国ウクライナ会議委員会のドブリアンスキー氏は、「彼らをどこに送り返すのか? 何もないのに」と述べていますが、兵員不足に苦しむウクライナ軍が、手ぐすねを引いて待っているかもしれません。
(IWJ)
■【第2弾! ついにイーロン・マスクが、ウクライナ軍に提供していたスターリンクによる衛星情報の停止に言及! 実は、すでに情報提供は停止されていた!】12日、ウクライナがサウジアラビアでの米国との会談のテーブルに! この衛星情報提供の停止カードがどこまで効くか!?
10日の『日刊IWJガイド』でもお伝えしたように、3月9日、イーロン・マスク氏が、とうとう、ロシア軍の位置情報を提供するスターリンク・システムのスイッチ・オフに、X(旧ツイッター)で言及しました。
※イーロン・マスク氏がスターリンクを利用して、ウクライナ軍の位置情報を砲撃座標として、ロシア軍に転送している!? 前線のウクライナ軍兵士が、スターリンクをオンにするとすぐに座標情報は#記号の羅列に変わってしまい、その直後に、ロシア軍の攻撃を受けるようになった」と訴え!(日刊IWJガイド、2025年3月10日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250310#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54483#idx-1
マスク氏は、9日、「プーチンが侵略者でないふりをするのはやめてほしい。ウクライナは被害者だ。あなたは、なぜかプーチンを批判せず、ウクライナを批判することだけに集中している」という趣旨のXのポストに対して、こう反応したのです。
「私は文字通り、ウクライナを巡ってプーチンに一対一の肉体的な闘いを挑んだ。そして、私のスターリンク・システムはウクライナ軍のバックボーンであり、もし私がそれを止めれば、彼らの前線は崩壊するだろう。
私がうんざりしているのは、何年にもわたる膠着状態の中で続く虐殺だ。ウクライナは最終的に敗北する運命にある。
本当に気にかけ、本当に考え、本当に理解している人なら、肉挽き機のような戦争を止めることを望むはずだ。
今すぐ平和を!!」。
※マスク氏のXへのポスト(2025年3月9日)
https://x.com/elonmusk/status/1898612062533956047
マスク氏が、これまで、スターリンク・システムをウクライナ軍に提供して、プーチン大統領に対峙してきた実績を強調しての発言であることがわかります。
9日時点では、マスク氏は、スターリンクをもし止めれば、と仮定形で述べているので、止めていないことになります。
実は、この米国によるウクライナへの情報支援の停止については、ジョン・ラトクリフCIA長官が、トランプ大統領がウクライナへの情報支援を停止するよう命じたと5日の『FOXビジネス』のインタビューで述べたとする報道が、6日付『ロイター』や6日付『ウォール・ストリート・ジャーナル』には出ています。
しかし、この情報提供の停止が「全面的」なものか「部分的」なものかは、情報ソースによって、分かれています。
※米、ウクライナへの情報支援を停止 和平交渉へ圧力強化(ロイター、2025年3月6日)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/CJRTRZ6GZFMQ7CQ42MIJFS4D2Y-2025-03-05/
※米、ウクライナとの情報共有を停止 トランプ氏指示(ウォール・ストリート・ジャーナル、2025年3月6日)
https://jp.wsj.com/articles/trump-suspends-intelligence-sharing-with-ukraine-c3408734
10日の『日刊IWJガイド』でお伝えしたのは、さらに、現実は進んでおり、ウクライナ東部とクルスクなどの戦場では、スターリンクの情報提供が停止されているばかりか、スターリンクのスイッチを入れると、ウクライナ軍の位置が、ロシア軍に転送される事態が起きているということでした。
スターリンクの衛星ブロードバンドインターネットは、受信機であるアンテナを地上に設置して初期設定を行うと、近くの衛星から通信を行う仕組みです。
スターリンクの衛星は、高度550kmの軌道を周回しています(これまでは、高度3.6万km以上を周回する静止衛星を使用)。
さらに、SpaceX社は何千機もの衛星を打ち上げているため、高速・低遅延の通信が実現しました。
※スターリンク(Starlink)とは?仕組みやメリット・デメリット、ユースケースを紹介(NTT、2025年3月10日閲覧)
https://www.ntt.com/business/lp/starlink.html
3月10日になって、『ロイター』や『ブルームバーグ』が、ウクライナとの情報共有の停止を「ほぼ」終了したと報じ始めました。
※Trump says US has “just about” ended pause on Ukraine intel sharing(ロイター、2025年3月10日)
https://www.reuters.com/world/us/trump-says-he-expects-good-results-ukraine-talks-2025-03-09/
※US Freeze on Ukraine Intel Sharing Just About Lifted, Trump Says(ブルームバーグ、2025年3月10日)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-03-10/us-freeze-on-ukraine-intel-sharing-just-about-lifted-trump-says
情報共有の停止解除は、全部ではなく、「ほぼ」解除したと、この2つのメディアは報じています。
ウクライナとの情報共有の停止というトランプ政権のカードは、ウクライナに対して、非常に有効だったと思われます。
10日付『ロイター』は、次のように報じています。
「この情報共有の停止は、ウクライナの防衛能力を損ない、ロシアのミサイル攻撃に対する防御を困難にすることで人命を危険にさらす可能性がある。
これは、米国がウクライナへの軍事支援を停止したことに続く措置だった」。
※Trump says US has “just about” ended pause on Ukraine intel sharing(ロイター、2025年3月10日)
https://www.reuters.com/world/us/trump-says-he-expects-good-results-ukraine-talks-2025-03-09/
現に、この情報共有停止の影響を、9日付『タイム』は、「この中断の結果、数百人のウクライナ兵が死亡した」と指摘し、次のように報じています。
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