┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~1月最終日です! が、今月のご寄付・カンパ額は、62万800円、月間目標額の18%です! 月間目標額の350万円には、あと82%、287万9200円が必要です! IWJの財政は大ピンチです! IWJが2月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 現在、「真実を隠す腐敗したオールドメディア」から、「信頼できる真実を伝えるウェブメディア」へ、社会はメディア変動期にあります。IWJは、10年以上、このメディア変動期をリードしてきました。現在、ますますIWJしか報道しない情報が増えています! 緊急のご支援をよろしくお願いします!!
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┠■本日午後7時より、インタビュー初配信!!「激戦の地ドンバスまで足を運び、自分の目と耳で調査した『学者魂』の研究者に聞く! 第2次トランプ政権でウクライナ政策が見直される今だからこそ、日本も、2014年のユーロマイダン革命にまで立ち返って現在に至る経緯を検証する必要がある! 岩上安身によるインタビュー第1182回ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第3回」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします!
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┠■ウクライナ軍が第2戦線(防衛戦)を作れないのは、資材や資金を横流ししているから! 今、大事なことは、領土の問題は棚上げにして、とにかく現時点の境界線で、戦闘をやめること! 不足している人員が、これ以上死ぬのを止めること!! 1月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、「岩上安身による東京大学法学部・松里公孝教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しましす! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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┠■「激動の国際情勢」を「リアルタイムに多岐にわたる検証を行い報道する」「その実力に感服しています」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■『週刊文春』が一連の「中居正広氏とフジテレビ問題」について、「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としてきた、性加害を受けた当日の記述を、「X子さんは中居氏に誘われた」と「訂正」!「A氏の関与を否定する大誤報」「こっそり修正」など批判の声!! しかし、元フジテレビ・アナウンサーの長谷川豊氏が「みんな、マジで日本語出来ないのか??」と反論! 優生思想発言などで問題を起こしてきた長谷川氏だが、「今回ばかりは正論」との評価も!
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┠■【本日のニュースの一撃!】
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┠■【第1弾! トランプ大統領が、JFK(ジョン・F・ケネディ)、RFK(ロバート・F・ケネディ)、MLK(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)の暗殺事件ファイルの公開を命じる大統領に署名! エプスタイン・リストとUAP(未確認航空現象、UFOより広い概念)未公開資料の公開に期待が集まる!】
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■はじめに~1月最終日です! が、今月のご寄付・カンパ額は、62万800円、月間目標額の18%です! 月間目標額の350万円には、あと82%、287万9200円が必要です! IWJの財政は大ピンチです! IWJが2月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 現在、「真実を隠す腐敗したオールドメディア」から、「信頼できる真実を伝えるウェブメディア」へ、社会はメディア変動期にあります。IWJは、10年以上、このメディア変動期をリードしてきました。現在、ますますIWJしか報道しない情報が増えています! 緊急のご支援をよろしくお願いします!!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
1月も下旬です! 月間目標額の350万円には、あと82%、287万9200円が必要です! 財政が危機的状況です! IWJが2月も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします!
1月は、1日から28日までの28日間で、56件、62万800円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! しかし、この額は、単独月間目標額350万円の18%でしかありません。たいへん厳しい数字です。
IWJの今期第15期は、8月にスタート、6ヶ月目に入りました。8月からの今期第15期は、5ヶ月連続で一度も、目標額に達していません。
11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、目標額にはまったく手が届かないようならば、活動を続けてゆくことが困難になります!
第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。11月、12月と、続々とインタビューを収録・配信しています! 全編視聴は、会員のみとなることが多いので、会員登録してご視聴ください!
また、インタビューを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!
サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます!
皆さま、会員登録をよろしくお願いします!
※会員登録のご案内
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12月末現在、IWJ会員の総数は2035人、このうちサポート会員の方は779人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。
同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!
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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
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どうぞ、皆さま、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!
よろしくお願いします!
岩上安身 拝
■本日午後7時より、インタビュー初配信!!「激戦の地ドンバスまで足を運び、自分の目と耳で調査した『学者魂』の研究者に聞く! 第2次トランプ政権でウクライナ政策が見直される今だからこそ、日本も、2014年のユーロマイダン革命にまで立ち返って現在に至る経緯を検証する必要がある! 岩上安身によるインタビュー第1182回ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第3回」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします!
本日午後7時より、岩上安身による東京大学法学部・松里公孝教授インタビューの第1部・第3回を撮りおろし初配信します。
ロシア帝国史、ウクライナなど旧ソ連圏の現代政治がご専門の松里教授は、2023年7月に、『ウクライナ動乱~ソ連解体から露ウ戦争まで』(筑摩書房)を上梓されました。
同書は、命がけのドンバス現地での調査と、100人を超える政治家・活動家へのインタビューにもとづき、ウクライナ、クリミア、ドンバスの現代史を深層分析。ユーロマイダン革命(クーデター)、クリミア併合、ドンバスの分離政権と戦争、ロシアの対ウクライナ開戦準備など、その知られざる実態を内側から徹底解明した、他に類を見ない貴重な一冊です。
インタビューは、この松里教授の著書に沿って、連続シリーズで進めていきます。
第1部・第1回では、ウクライナ紛争の現状について、また、第1部・第2回では、「2008年以降に旧ソ連圏で起こった戦争・紛争は、一つの例外もなくソ連末期以来の分離紛争の再燃だと言える」という松里教授の指摘について、検証しました。ぜひ、以下の会員向けIWJサイトのアーカイブをご視聴ください。
※「ウクライナ軍が第2戦線(防衛戦)を作れないのは、資材や資金を横流ししているから!」「今、大事なことは、領土の問題は棚上げにして、とにかく現時点の境界線で、戦闘をやめること。これ以上人が死ぬのを止めること!!」~岩上安身によるインタビュー第1173回ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525951
※激戦の地ドンバスまで足を運び、自分の目と耳で調査した「学者魂」の研究者に聞く! 第2次トランプ政権でウクライナ政策が見直される今だからこそ、日本も、2014年のユーロマイダン革命にまで立ち返って現在に至る経緯を検証する必要がある! 岩上安身によるインタビュー第1181回 ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第2回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526195
本日初配信する、岩上安身による松里公孝教授インタビューの第1部・第3回では、2014年以降のウクライナ危機で、ドンバス地方とともにウクライナからの分離運動で注目されたクリミアについて、お話をうかがいました。日本のマスメディア報道では、まず、まったく聞いたことのない現地の現実、そしてクリミアの歴史的経緯を知ることができると思います。
詳しくは、ぜひ本日初配信のインタビューをご視聴ください。
インタビューは、会員向けサイトのアーカイブにて、4日間、全公開で、その後はハイライトは公開、全編は会員限定となります。ぜひ、IWJの会員となって、全編を御覧ください。
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【撮りおろし初配信】19:00~
激戦の地ドンバスまで足を運び、自分の目と耳で調査した「学者魂」の研究者に聞く! 第2次トランプ政権でウクライナ政策が見直される今だからこそ、日本も、2014年のユーロマイダン革命にまで立ち返って現在に至る経緯を検証する必要がある! 岩上安身によるインタビュー第1182回 ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第3回
視聴URL:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526285
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※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
ハイライトは、YouTubeの以下のMovie IWJのチャンネルで御覧ください。
※【ハイライト】岩上安身による松里公孝氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)インタビュー
https://youtu.be/Wcp2HmyZ5pA
■ウクライナ軍が第2戦線(防衛戦)を作れないのは、資材や資金を横流ししているから! 今、大事なことは、領土の問題は棚上げにして、とにかく現時点の境界線で、戦闘をやめること! 不足している人員が、これ以上死ぬのを止めること!! 1月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、「岩上安身による東京大学法学部・松里公孝教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しましす! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
IWJでは、メルマガサイト「まぐまぐ」で、毎月『岩上安身のIWJ特報!』を発行しています。
1月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、12月17日に初配信した、「『ウクライナ軍が第2戦線(防衛戦)を作れないのは、資材や資金を横流ししているから!』『今、大事なことは、領土の問題は棚上げにして、とにかく現時点の境界線で、戦闘をやめること。これ以上人が死ぬのを止めること!!』~岩上安身によるインタビュー第1173回ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第1回」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します。
※「ウクライナ軍が第2戦線(防衛戦)を作れないのは、資材や資金を横流ししているから!」「今、大事なことは、領土の問題は棚上げにして、とにかく現時点の境界線で、戦闘をやめること。これ以上人が死ぬのを止めること!!」~岩上安身によるインタビュー第1173回ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525951
2022年2月24日、ロシア軍のウクライナへの侵攻を起点とする紛争は、間もなくまる3年になろうとしています。
米国のバイデン前政権がウクライナを強力にバックアップし、今日まで戦いを継続してきましたが、ドナルド・トランプ氏が大統領に返り咲いて、風向きが変わりました。
2025年1月20日に就任したトランプ大統領は、大統領選挙の時から「自分が大統領になれば24時間で停戦を実現させる」と豪語し、有権者の支持を得て当選しました。
そして1月22日、自身のSNSでロシアのプーチン大統領に向けて、「今すぐ和解し、このばかげた戦争をやめろ!」と即時停戦を要求。「自分が大統領だったら始まらなかったはずの、この戦争を終わらせよう!(中略)今こそ『取引をまとめる』時だ」と呼びかけています。
この第2次トランプ政権の動向をめぐり、トランプ大統領就任目前の2024年12月、岩上安身は、『ウクライナ動乱~ソ連解体から露ウ戦争まで』(ちくま新書)の著者である、東京大学法学部の松里公孝(まつざと きみたか)教授にインタビューを行いました。
松里教授は、ロシア帝国史、ウクライナ史など、旧ソ連圏の現代政治の専門家です。2023年7月に上梓した著書『ウクライナ動乱~ソ連解体から露ウ戦争まで』(ちくま新書)は、ドンバスでの命がけの現地調査と、100人を超える政治家・活動家へのインタビューにもとづき、ウクライナ、クリミア、ドンバスの現代史の深層を分析したものです。
ユーロマイダン革命(クーデター)、クリミア併合、ウクライナ政府によるロシア語話者の差別政策、そしてロシア語話者の多いドンバスでは、8年間にわたって「民族浄化」がウクライナ軍によって行われました。
軍は「国民」に対して、無差別空爆や砲撃によって、ロシア語を話すウクライナ国民を虐殺し、1万4000人もの死者を出しました。
ロシアを一方的に「悪」とみなす西側諸国は、こうしたドンバス紛争の実態を、すっかりトボけて忘れたふりをしていますが、松里教授は、そうした事実をもしっかりと記しています。
2022年2月のロシア侵攻以前に、ウクライナでどのような暴力が、ロシア語話者に対してふるわれていたのかは、西側の意図的なプロパガンダによって、一般的にはまったく見えなくなっています。
2014年のユーロマイダン・クーデター以降、ロシア系住民は民族浄化の対象となり、自治を求める東部ドンバス地方は、ウクライナ軍によってジェノサイドの対象となってきました。松里教授は、そのドンバス紛争について、現地調査を含めて詳しく記述しています。
2024年8月からウクライナ軍がロシア領クルスクを占領している軍事作戦について、松里教授は「そもそも、ウクライナ国内でも非常に批判が強い」と、以下のように語りました。
「ゼレンスキー大統領の記者会見でも、(今では)『これが良い作戦なのか?』とウクライナの記者から厳しく質問されている。そして、軍人自身が(作戦に)非常に不満であると。ドンバスでこれだけ劣勢なのに、そこから兵力を割いてクルスクに投入するのが、正しいやり方なのかと」。
松里教授はドンバスの戦線についても、ウクライナ軍の考え方がわからないといいます。戦争を準備する時には、最前線と同じくらい第2戦線を重要視するものですが、ウクライナは最前線にすべての資源を投入するという特殊なやり方を採っています。そこを突破されたら総崩れの危険があるのに、です。
松里教授は、ウクライナ側に「ドンバスに兵力を集中する、何らかのイデオロギー」があるのではないかとし、さらには、ウクライナ社会にはびこる汚職構造によって、防衛線を作るための資金や資材が横流しされている可能性にも言及しました。
岩上安身は、「ウクライナは、昨日今日、汚職で有名なところじゃなくて、(ソ連時代の)昔から酷い。パイプラインから天然ガスを盗むのが平気だったり」と話し、ポーランドで元労働副大臣だったピョートル・クルパ氏がウクライナ支援に関して、「半分はゼレンスキー及び周りの人間の私腹を肥やして、あとは闇に消えていく。半分しか前線に行かない」とウクライナのメディアに語ったことを紹介しました。
※はじめに~ウクライナの隣国で関係の深いポーランドの元労働副大臣が見るに見かねて告発! ウクライナ支援金を横領していたのは、ウクライナの官僚だけでない! 米国民主党が支配する「闇のシステム」が50%も横領!「すべての欧州や米国の納税者への侮辱でもあります。このシステムは初めから終わりまで犯罪的です」!(日刊IWJガイド、2024年11月27日)
会員版https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241127#idx-1
非会員版https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54158#idx-1
このクルパ氏の指摘について、IWJの記者は、2024年12月3日の岩屋毅外務大臣の記者会見で質問しました。岩屋大臣は「まったく承知しておりません」とした上で、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序を破壊する行為、北朝鮮兵士が(ロシア支援で)ウクライナに行くのも大問題、これを認めるわけにはいかないので、我が国は今後も着実にウクライナ支援を継続する、と論点をずらした回答をしています。
※「ウクライナの役人らが西側からの支援金を横領しており、米民主党へも還流しているといわれる現状について」IWJ記者が質問! しかし、岩屋大臣は「横領の話はまったく承知をしていない。これからも、ウクライナ政府を始め、国際社会と連携し支援を継続していきたい」と1兆8000億円ものウクライナへのたれ流しを見直す気はなし! ~12.3 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見 2024.12.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525912
※G7各国にも、法務省など国内の各省庁にも共有されているウクライナの厳しい汚職の現状認識を質すIWJ記者に対し「確かに、かつて、ウクライナには、汚職というものがはびこっていることが言われた時があったが、これからも、対ウクライナ支援を行っていく」と岩屋大臣!! ~12.17 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見 2024.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525985
松里教授は、「一番大事なことは戦争をやめることだ」と何度も強調し、「これ以上、ウクライナ人が死ぬのを止めること。そのためには、とにかく停戦しなきゃいけない」と力を込めて、こう続けました。
「停戦というのは、領土を認めるということじゃないんです。ところが、停戦すれば、そのまま領土問題を認める(固定化する)ことになると、ゼレンスキーもプーチンも言う。逆に言えば、だから停戦ができない。停戦協定と和平条約の混同があると思うんです」。
その後、ドンバス地方がウクライナから分離独立するための国際法上の条件や、ロシアへの帰属意識に関するクリミアとドンバスの違いなどについて、ソ連邦の解体までさかのぼって、松里教授は歴史を紐解きながら解説を進めました。
また、インタビュー後半では、現在報じられている「トランプ和平案」の実現可能性について、松里教授の見解を語っていただきました。
以下は、1月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。
(第672号の目次)
◆激戦地ドンバスで命がけの調査と100人超への取材を敢行したウクライナの専門家、松里教授! コントロールされたツアー・ジャーナリズムとは違う学者魂!
◆すべての兵力を最前線に集中する戦法はゼレンスキー大統領の好み!?「普通は第2戦線をしっかり準備する。さもないと最前線が突破されたら総崩れになる」
(第673号の目次)
◆汚職がひどすぎるウクライナ。支援の半分は中抜きされて闇に消える!? そんな実情を見ようともせず、岩屋外務大臣は就任早々4000億円を支援してしまう!
◆一番大事なことは、現時点の境界線で戦闘を止めること!「これ以上、ウクライナ人が死ぬのを止めるためには領土問題は棚上げ、とにかく停戦を」
(第674号の目次)
◆国際法ではジェノサイドが起きた地域は元の国から分離できるが、他所との併合は不可。だが、ドンバスがロシアに併合されずにやっていけるのか?
◆新自由主義は戦争に脆い! 経済合理性と利益優先ゆえに兵器を大量生産できない西側諸国。一方、ロシアは国営の軍需産業に全パワーを集中させる!
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■「激動の国際情勢」を「リアルタイムに多岐にわたる検証を行い報道する」「その実力に感服しています」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!
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日本で報じられない激動の国際情勢を的確に伝えてくれるIWJに感謝しています。リアルタイムに多岐にわたる検証を行い報道するには相当の力が必要。その実力に感服しています。
気になったことが1点。兵庫県知事選をめぐる記事で、立花氏が真実の暴露を行っているかのように読めたのですが、そうなのですか?
(K.Y.様)
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K.Y.様
ありがとうございます!
「激動の国際情勢」を「リアルタイムに多岐にわたる検証を行い報道する」「その実力に感服しています」と、最高のおほめの言葉をいただきました! ありがとうございます! スタッフも喜ぶと思います!
少人数でリサーチし、企画し、取材し、原稿を書き、フィニッシュするまでしておりますので、これだけ手を広げるのは、本当は、無茶な話ではあるのですが、現在のテキスト班や、リサーチをするメンバーは優秀で真面目で、この何年かの間にも、腕を上げてくれています。本当に助かっています。
なお、最後の段のご質問ですが、人の好き・嫌い、評価できる・できない、などの色メガネをかけて、あの人の発言ならば、無条件に信用する、逆にあいつの発言は無条件に信用できないので、耳をふさぐ、ということを、私達は皆、やりがちです。
しかし、プロのジャーナリストであれば、それはできる限り避けなければならない、と思っています。
10のうち、9、受け入れがたいことを言っている人でも、残りの1は、希少な真実を語っているのかもしれないのです。
もちろん、その反対のことも、起こり得ます。思想、物の考え方などが、ほぼほぼ自分と一致していて、「信用できる」と思っていても、あるひとつのテーマでは、「それは違うな」と思うこともあるものです。
どちらにせよ、物事の判断は、是々非々ですべきものです。
「正しい」か「間違っている」と判断するかは、その都度、そのケースの、その一定の局面の話です。それに限っていえば、「正しい」あるいは「間違っている」と、限定的に言えるのであって、他の発言も、のきなみ、「正しい」とか「間違っている」と判断できる(判断がまだつかないこともありますが)わけではありません。人物を丸ごと、白か黒かで染め上げてしまっては、他の場面での判断を間違えます。
兵庫県の知事の話に関しては、人手不足の我々は、ほぼ全メディアが斎藤知事を叩いていた頃は、他のテーマが忙しすぎて、「これは他メディアにおまかせしておこう」と思って、横目でながめるにとどめていたのは事実です。
それが、県民局長のPCの中身の一部、インデックスが表に出てきてから、様相が一変しました。立花氏が最初に出したものだと思いますが、あのインデックスを、誰もニセモノと否定しなかったし、できなかったのです。これは驚きでした。
ということは、本物と信じるに足る、真実相当性のある証拠の可能性が高いということになります。
その場合、その証拠を提示したのが、誰かは、問題ではありません。証拠は証拠です。
その証拠を起点として、見直していくと、これまでの反斎藤派のキャンペーンがめくれてきたり、怪しい事実が出てきたり、これまでとは違うストーリーが見えてきます。さらにそこに新事実も明らかになってきています。それはそれで、バイアスのかかった色メガネをいったん外し、改めて総ざらいする必要が出てきます。
自分のスタンス、自分のイデオロギーなどの再点検や、事実にあわせて、修正を図ることが、必要になってきます。そこに着手し始めたら、フジテレビのセックス・スキャンダルが、急激に大きな問題となってきて、即座にそちらにチェンジしなくてはならず、あわただしいこと、この上ありませんが、立花氏自身をまるごと信じている、ということではなく、たまたま今回、彼が提示した証拠が重要な意味をもった、ということだけ、ご了解いただければと思います。
岩上安身 拝
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◆中継番組表◆
**2025.1.31 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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◆中継番組表◆
**2025.2.1 Sat.**
調整中
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◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
日本学術会議の問題が新たな段階へ! 政府の従属下となる「法人化」を学術会議が容認!「国民への背信行為だ」!~1.21「学術会議法人化のための協議を中止するよう求める要請書」公開後の記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526276
◆「2025年2月28日」まで、フルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆
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※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(前編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241007#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53982#idx-6
※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(後編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241008#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53987#idx-7
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
※マスメディア内で横行する性暴力。ぜひ、フジテレビの性スキャンダルにご関心をおもちの方は、以下の大新聞内部での性暴力の実態を御覧になってください。「女を丸め込んだのは女」という点も、そっくりなことがよくわかります。
性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919
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■『週刊文春』が一連の「中居正広氏とフジテレビ問題」について、「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としてきた、性加害を受けた当日の記述を、「X子さんは中居氏に誘われた」と「訂正」!「A氏の関与を否定する大誤報」「こっそり修正」など批判の声!! しかし、元フジテレビ・アナウンサーの長谷川豊氏が「みんな、マジで日本語出来ないのか??」と反論! 優生思想発言などで問題を起こしてきた長谷川氏だが、「今回ばかりは正論」との評価も!
1月28日、フジテレビの十巻以上に及ぶ記者会見が開催された翌日、『週刊文春』が、一連の「中居正広氏とフジテレビ問題」について、「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としてきた記述を、「X子さんは中居氏に誘われた」と「訂正」する記事を出しました。
「昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていました。しかし、その後の取材により『X子さんは中居氏に誘われた』『A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた』ということが判明したため、1月8日発売号以降は、その後の取材成果を踏まえた内容を報じています。
12月26日発売号に掲載された記事は現在でも『週刊文春 電子版』で読むことができますが、お詫びした上で、修正を追記しています。
これまで報じたように、事件直前A氏はX子さんを中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなどしています。またX子さんも小誌の取材に対して、「(事件は)Aさんがセッティングしている会の”延長”だったことは間違いありません」と証言しています。以上の経緯からA氏が件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています」。
※中居正広・フジテレビ問題について、週刊文春コメント(「週刊文春」編集部、2025年1月28日)
https://bunshun.jp/articles/-/76552
上記、『週刊文春』の「訂正」に対し、SNSなどでは、「A氏の関与を否定する大誤報」などの批判が上がりました。代表的な批判は、日本維新の会の前参議院議員である音喜多駿氏の『X』への投稿です。
「話の前提が大幅に覆りかねない訂正。これは世紀の大誤報になるのでは…。。」
※おときた駿(音喜多駿) / 社会保険料引き下げを実現する会代表@otokita(6:08 PM・Jan 28, 2025)
https://x.com/otokita/status/1884166728235749511
社会学者の古市憲寿氏も、『週刊文春』の「こっそり訂正」を痛烈に批判しました。
「昔は『所詮、週刊誌の記事だから』という受け止め方もありました。だけど『週刊文春』が媒体として、日本社会を動かす力を持ってしまった以上、誤報をこっそりと『修正』するなんて姑息なことは許されないと思います。いつも他者に求めているように、なぜ間違いが生まれたのか説明する責任がある」
※古市憲寿@poe1985(11:47 AM・Jan 28, 2025)
https://x.com/poe1985/status/1884070649217614064
フジテレビの遠藤龍之介副会長は、『週刊文春』の「訂正」について、フジテレビ系夕方のニュース番組による直撃取材に対して、「私達の主張が真実だったと言っていただいた」などと、コメントしました。
29日付『時事通信』などによると、遠藤龍之介副会長は、29日、「辞任する意向を固めた」と報じられています。
※フジテレビ遠藤龍之介副会長、週刊文春の記事訂正受け「私たちの主張が真実だったと言っていただいた」(スポーツ報知、2025年1月28日)
https://hochi.news/articles/20250129-OHT1T51136.html?page=1
※フジの遠藤副会長が辞意 中居さんのトラブル対応で引責(時事通信、2025年1月29日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025012900623
一方、「世紀の大誤報」、「私達の主張が真実だった」といったいささか大げさな発言に対して、「中居正広の性加害が消える事はない」、「フジテレビが中居正広を守り、隠蔽していた事に、なんら変わりはない」などの反論も上がっています。
中でも、元フジテレビアナウンサーである長谷川豊氏の『X』への投稿が、注目を集めています。
「文春がどーのとはしゃいでいる人がいる上、フジの新社長も『なんで今?』とかバカ丸出しコメント。
いやいやいやいや
みんな、マジで日本語出来ないのか??
文春は『フジの中嶋優一がアテンドした』って言ってんのよ。当該当日は違ったので訂正します、と。でも、前後を考えれば中嶋のアテンド案件なんですよってのが文春の主張。
対して、この文春の訂正で明らかになったのって…
『中居さんが「勝手に」フジテレビ編成部長の名前を利用し、女性アナを呼び出し、9000万円の支払いが生じる性被害をした(彼女が受け取った額は弁護料が引かれているので9000万じゃないけど)』って事実なのよ。
で、その『報告をフジは受けてる』ことは会見でも明らかになってるわけよ。
『勝手に名前を使って』『性被害をしたタレント』を使い続けたって話なんだぞ???
何で文春が小さな点を修正したらみんなで大はしゃぎしてんの???
これ、圧倒的に中居さんもフジも余計に大ヒンシュクな話なんだけど!???フジも中居さんもダメージ大きくなる話なんだけど分かってんのか??
エックスとかに書き込んだりテレビに出てる人って、マジで日本語出来ないんか???」
※長谷川 豊@y___hasegawa(1:54 PM・Jan 29, 2025)
https://x.com/y___hasegawa/status/1884465184821112967
長谷川氏が「中居さんが『勝手に』フジテレビ編成部長の名前を利用し、女性アナを呼び出し」と記述している点は、1月25日の『週刊文春 電子版』が根拠となっていると思われます。
『週刊文春 電子版』は、1月25日、中居氏に「意に沿わない性行為」を強要された被害女性X子さんの友人の証言を紹介しています。
※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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長谷川氏は上記のように、「優生思想」をブログなどで表明し、批判や非難を浴びたことがあります。ただし、今回の投稿については、「珍しくマトモなことを言っている」、「この人からまともな話が聞けるなんて初だ」などと、長谷川氏に対して批判的であった人々からも評価する声が出ています。
本号の読者の方々からのメッセージに対し、岩上自身が回答しておりますが、他の言動・行動によって、自ら社会的評価を下げてしまった人物であっても、それを繰り返して押し通そうとしたり、反省の色を見せなかったりした場合をのぞき、誰にでも、時としてあやまちはある、という寛容さを、どこかで忘れてはならないと思います。
そうした人物も、別の場面では、「正論」を述べたり、自らが知りうることで「真実」を述べる場合もありえます。
割引いて聞くのではなく、場合ごとに、正当かつ、フェアに評価することは、大切なことだと思われます。
物事は、常に是々非々で判断する。すべて正しいことをいう人もいないし、すべて間違ったことをいう人もめったにいない。それが我々人間というものだと思うからです。
今回のことは、フジテレビが舞い上がって喜ぶような話ではありません。
フジテレビが女性社員、女子アナを接待要員として使うことが、常態化していたことが問題なのであり、中居氏がどのような傷つけ方をしたかは不明ですが、X子さんが心身に深い傷を負ったことは間違いありません。
その性加害のセッティングをしてしまったのです。直接的にはA氏であり、それを可能にしたのはフジテレビ内の「企業風土」だったのであって、そこに「罪なし」とはいえません。
そんなことをこの期に及んで、まだ言い張るならば、フジテレビの反省ポーズは、やはりポーズに過ぎなかった、ということになってしまいます。
愚かな話です。
■【本日のニュースの一撃!】
■【第1弾! トランプ大統領が、JFK(ジョン・F・ケネディ)、RFK(ロバート・F・ケネディ)、MLK(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)の暗殺事件ファイルの公開を命じる大統領に署名! エプスタイン・リストとUAP(未確認航空現象、UFOより広い概念)未公開資料の公開に期待が集まる!】
ドナルド・トランプ大統領は、23日、ジョン・F・ケネディ元大統領と、ロバート・F・ケネディ元司法長官、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺に関する、残された連邦記録を機密解除することを命じた大統領令に署名しました。
ただし、これらの未公開連邦記録は、この大統領令にしたがって、ただちに公開されるというわけではありません。
23日に、ホワイトハウスが発表した、この大統領令は、機密解除と公開について、次のように命じています。
「セクション2. 機密解除および公開
(a) この命令の日付から15日以内に、国家情報長官および司法長官は、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)および大統領顧問と協力し、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺に関する記録の完全かつ全面的な公開計画を大統領に提出すること。
(b) この命令の日付から45日以内に、国家情報長官および司法長官は、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)および大統領顧問と協力し、ロバート・F・ケネディ上院議員およびマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺に関する記録の完全かつ全面的な公開計画を大統領に提出すること」。
※DECLASSIFICATION OF RECORDS CONCERNING THE ASSASSINATIONS OF PRESIDENT JOHN F. KENNEDY, SENATOR ROBERT F. KENNEDY, AND THE REVEREND DR. MARTIN LUTHER KING, JR.(ホワイトハウス、2025年1月23日)
https://www.whitehouse.gov/presidential-actions/2025/01/declassification-of-records-concerning-the-assassinations-of-president-john-f-kennedy/
要するに、この命令では、国家情報長官および司法長官JFK関連文書の「完全かつ全面的な」公開に向けた計画を15日以内にトランプ氏に提出し、RFKおよびMLK関連文書の「完全かつ全面的な」公開に向けた計画については、45日以内に計画を提出することを求めているのです。
この大統領令は、この命令の目的と方針をこう述べています。
「セクション1. 方針と目的
ジョン・F・ケネディ大統領、ロバート・F・ケネディ上院議員、そしてマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺から50年以上が経過したが、連邦政府はこれらの事件に関連するすべての記録を公開していない。
彼らの遺族とアメリカ国民は透明性と真実を求める権利がある。
これらの暗殺に関するすべての記録を遅滞なく公開することは、国益にかなうものである。
1992年に制定された『ジョン・F・ケネディ大統領暗殺記録収集法』President John F. Kennedy Assassination Records Collection Act of 1992)は、ケネディ大統領の暗殺に関するすべての記録を、2017年10月26日までに全面公開することを義務付けていた。ただし、大統領が以下の条件を認定した場合は、公開の延期が可能とされていた。
軍事防衛、諜報活動、法執行、または外交関係に対する明確な損害があること。
その損害が、公開の公益を上回るほど重大であること。
私(トランプ氏)は2017年および2018年に、各省庁から提案された秘匿措置を一部承認しつつ、それらの秘匿措置の継続的な再評価を指示した。
2018年4月26日の大統領覚書において、私は各機関に対し、今後3年間で各秘匿箇所を再審査し、もはや秘匿を継続する必要のない情報を公開するよう命じた。
バイデン大統領はその後、2021年、2022年、2023年に追加の認定を行い、各機関に記録の審査を続けさせ、特定の情報の公開を保留することを認めた。
私(トランプ氏)は今、ケネディ大統領暗殺に関する記録の秘匿および情報の保留を継続することは、公益に合致しないと判断した。
これらの記録の公開は、もはや遅れるべきではない。
さらに、ロバート・F・ケネディ上院議員およびマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺に関する記録については、議会の法令による公開義務はないものの、それらもまた公開することが公益にかなうと判断した」。
※DECLASSIFICATION OF RECORDS CONCERNING THE ASSASSINATIONS OF PRESIDENT JOHN F. KENNEDY, SENATOR ROBERT F. KENNEDY, AND THE REVEREND DR. MARTIN LUTHER KING, JR.(大統領令の文書中の参照資料の名称は省略、ホワイトハウス、2025年1月23日)
https://www.whitehouse.gov/presidential-actions/2025/01/declassification-of-records-concerning-the-assassinations-of-president-john-f-kennedy/
トランプ氏は、「ケネディ大統領暗殺に関する記録の秘匿および情報の保留を継続することは、公益に合致しないと判断した。これらの記録の公開は、もはや遅れるべきではない」と述べています。
重要な点は、この大統領令が命じているのが、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺に関する記録の「完全かつ全面的な公開」だということです。
さらには、議会の法令による公開義務はないものの、ロバート・F・ケネディ上院議員およびマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺に関する記録も、「完全かつ全面的な公開」するということなのです。
このトランプ氏が署名した大統領令について、ロバート・F・ケネディ元上院議員の長男で、ジョン・F・ケネディ元大統領の甥にあたる、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(第2次トランプ政権で保健福祉長官(厚生長官)に指名)は、1月25日、『X』に次のように、ポストしました。
「JFK は、『「秘密」という言葉自体が、自由で開かれた社会では忌み嫌われるものであり、我々は国民として本質的に、また歴史的に秘密主義に反対している…
我々はずっと以前に、関連事実の過剰かつ不当な隠蔽の危険性は、それを正当化するためにあげられる危険性をはるかに上回ると判断した』と警告しました。
情報当局がJFK暗殺に関する厄介な事実を隠蔽し、抑圧するために採用した60年にわたる嘘と秘密主義、偽情報、検閲、名誉毀損の戦略は、その後の一連の危機(キング牧師とロバート・F・ケネディ大統領の暗殺、ベトナム、9/11、イラク戦争、COVID-19)の脚本となり、軍・医療産業複合体による私たちの模範的な民主主義の転覆を加速させ、私たちを全体主義への道へとさらに押し進めました。
『国民を信頼しない国は、国民を恐れている国である』。
情報を隠蔽する政府は、国民が十分な情報を得た上で決定を下し、民主主義に積極的に参加する能力を本質的に恐れているのです。
アメリカ国民を信頼し、この悲惨な軌道を逆転させるための第一歩を踏み出したトランプ大統領に感謝します」。
※ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏の25日のXへのポスト
https://x.com/RobertKennedyJr/status/1882848590563065858
この大統領令を受けた具体的な公開計画の日程がどのようなものになるのか、たいへん、注目されます。
★実は、このトランプ大統領の大統領令署名に呼応して、これ以外にも、2つの未公開連邦資料の公開にも注目が集まっているのです。
1つは、英国のアンドリュー王子やビル・クリントン元大統領など、世界のセレブが顧客としてリストに連なっている可能性の高い、未成年の少女を含む性売買ネットワークを運営していた「エプスタイン・リスト」の全面公開です。
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