┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~10月3日、NATOが10年かけて構築した、ウクライナ東部ドネツク州の要衝ウグレダルが陥落! 訪米中のゼレンスキー大統領は支援を求める上で「印象が悪い」と撤退要請を却下し、陥落後になって撤退を認め「兵士の命を優先した」と嘘八百! ウクライナ東部と南部の間にあるウグレダルの陥落で、ドネツク州・ザポリージャ州の戦線はロシア側に有利に! 元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏は、ゼレンスキー政権が揺らぐかもしれない(原文は「ゼレンスキー政権は相当のストレスにさらされているようだ」)と警告!
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┠■【速報!】袴田巌さんの再審無罪が確定! 検察側、控訴断念を表明!
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┠■10月になり、IWJの第15期も3ヶ月目! 今年1月コロナ感染した岩上安身は、その後遺症か、体調不良が7、8、9月と続き、大変ご迷惑をおかけしました。10月は1日から8日間で33件、41万2129円のご寄付・カンパをいただきました! 月間目標400万円の10%! 10月の3分の1終了時点でこれでは、今月もIWJの財政状況は大ピンチ! 静養の結果、岩上安身の体調も上向き、10月から積極的にインタビューも入れます! 復帰第1弾で、4日に行った立憲民主党の原口一博議員インタビューは、7日記事アップ済み!!「IWJしか報じられない情報」激増中! こうした時だからこそ、ぜひご支援をお願いいたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■ウクライナ残酷物語! ウクライナの兵士と一般市民はますます厭戦的に! ウクライナの市民感情とゼレンスキー政権・バイデン政権・NATOとの乖離がますます鮮明に!
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■はじめに~10月3日、NATOが10年かけて構築した、ウクライナ東部ドネツク州の要衝ウグレダルが陥落! 訪米中のゼレンスキー大統領は支援を求める上で「印象が悪い」と撤退要請を却下し、陥落後になって撤退を認め「兵士の命を優先した」と嘘八百! ウクライナ東部と南部の間にあるウグレダルの陥落で、ドネツク州・ザポリージャ州の戦線はロシア側に有利に! 元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏は、ゼレンスキー政権が揺らぐかもしれない(原文は「ゼレンスキー政権は相当のストレスにさらされているようだ」)と警告!
ウクライナ紛争は今、大きな曲がり角にさしかかっています。ウクライナ東部ドンバス地方でロシア軍がさらに優勢となり、ドンバス全体を制圧する勢いです。
ロシア国防省は先週10月3日、ウクライナ東部ドネツク州の集落、ウグレダル(Ugledar、ウクライナ名ヴフレダール:Vuhledar)を解放したと発表しました。「集落」とはいっても、高層の建築物が密集して立ち並ぶ要塞のような場所です。2022年のロシア軍の侵攻時から、ここでは、ウクライナ軍とロシア軍の一進一退の攻防戦が続いていました。
ロシア国防省「ボストーク部隊の部隊による断固たる行動の結果、ドネツク人民共和国のウグレダル村は解放された」。
※ロシア国防省(Telegrm、2024年10月3日 23:11)
https://t.me/mod_russia/44085
ウグレダルとは「石炭の贈り物」という意味で、現在も2つの炭鉱があり、かなりの石炭の埋蔵量があります。
「グーグルマップ」でみると、周囲は畑などの平坦地が広がっていますが、ウグレダル市街地だけ、高層のビル群が並び立っています。
10月4日付『タス』によると、ドネツク人民共和国のデニス・プシリン代表は、「ロシア軍は、ウクライナ軍が10年近くかけて準備してきたドネツク人民共和国のウグレダルの要塞を制圧した」と述べました。
プシリン代表「敵がこの10年近くかけて準備してきた、多くのものが暴かれた。数キロに及ぶ地下シェルターや、敵が使用していた通路などだ。今やすべてが、ロシア軍の支配下にある」
「10年近くかけて」ですから、2014年のユーロマイダン・クーデターの直後から、対ロシア戦を前提にウグレダルは要塞として構築されてきた、ということになります。プシリン代表は、「ウグレダルは、高層ビル群に設置された監視所や中継システムから、数十キロ離れた戦闘を監視でき、ウクライナ軍にとって重要な軍事拠点であった」と述べています。
※Russian troops seize control of fortifications in DPR’s Ugledar(TASS、2024年10月4日)
https://tass.com/defense/1851823
ウグレダルは、ドネツク州の州都ドネツク市から南西に約50km、物流の要衝ポクロフスク市から南に80kmほどに位置します。ロシア軍は現在、ポクロフスク市の目前15kmほどまで迫っています。
ウグレダルの北東約20kmには、現在、ロシア軍が目指しているクラコフがあります。
ロシア軍は先月、ポクロフスク市まであと10km~20kmに迫りながら、そこでポクロフスク市内に一気に攻め入ることをしませんでした。
ロシア軍は、ポクロフスク方面だけが突出して進んだために、ウグレダルからポクロフスクまでの戦線は大きく東にへこんでいました。そのへこんだ戦線を整えるために、ロシア軍は、まずはウグレダル、そしてクラコフ(ウクライナ名:クラホヴォ)とその北側などを、支配地域として広げていきました。
ロシア軍は、戦線に脆い突出部をつくらないよう、周辺を固めていたと推測されます。ウクライナ軍が、ロシア攻略のために行った、1点突破式のクルスク侵攻とは真逆の戦略です。1点突破式であれば、短時間で敵地に深く入り込め、話題にもなり、優勢のイメージを作りやすいですが、兵站がのびきってしまい、占拠地を維持することは困難です。
ロシア軍の戦況報告によると、ロシア領内へ突進した、ウクライナ軍のクルスク方面の死傷者は、10月7日現在、2万1000人を超え、大変な損失を出しています。
※クルスク地域におけるロシア連邦領土へのウクライナ軍の侵入未遂に対する撃退の進捗状況に関するロシア国防省の概要、2024年10月7日現在(ロシア国防省、2024年10月7日)
https://t.me/mod_russia/44245
ロシア軍のように、戦線に穴をつくらず、突出部をつくらず、ローラーで潰していくように戦線全体を上げていくことは、地味で時間はかかりますが、支配地域を確実に維持することができます。
ウグレダルの防衛に当たっていたウクライナ軍の第72機械化旅団は、先週、ロシア軍に街を包囲され、撤退許可を求めていました。10月3日付『RT』は、それにもかかわらず、訪米中のゼレンスキー氏が、支援を要請する上で「印象が悪い」と判断し、撤退の要請を却下した、と指摘しています。
ゼレンスキー氏は、9月25日に国連総会で演説、26日にバイデン大統領やハリス副大統領と会談して、長距離兵器によるロシア領土深部への攻撃許可を求め、27日に、トランプ前大統領と会談し、「勝利計画」を説明しました。
第72機械化旅団に撤退命令が出たのは、10月2日の夜遅い時間になってからで、ロシア軍が日中、ウグレダルの管理棟の上にロシア国旗を掲揚した後でした。
キエフの部隊の一部はすみやかに撤退できなかったため、「大きな損失」を被ったと、上記10月4日付『タス』は報じています。
※Russia confirms liberation of key Donbass town(RT、2024年10月3日)
https://www.rt.com/russia/605184-ugledar-liberated-mod-moscow/
国連演説と、バイデン大統領らとの会談を終えて帰国したゼレンスキー氏は、3日、NATO事務総長に就任したばかりの、マルク・ルッテ事務総長とキエフで会談をしました。
会談後の記者会見で、記者団にウグレダル撤退の理由を問われ、ゼレンスキー氏は、しれっと「ウクライナ軍の兵士の命を守るためだ」と答えています。
ゼレンスキー大統領「然るべき武器がなければ、私達はロシアを止めることができない。
そして、彼らが私達の兵士の陣地を破壊したら、彼らの命を守らなければならない。なぜなら、どのような建造物よりも彼ら(ウクライナ軍の兵士)の方が重要だからだ。
彼らは私達の人であり、ウクライナ国民だ。そのため、彼らが撤退すること、自分を守ることができることは、非常に正しい。国家のため、自らの英雄的な兵役のためだ。それはまったくもって正しいステップである」
撤退要請を却下し、無駄な犠牲を自国の兵士に強いた本人が、今更何を言うのか、と思わされます。しかも、その間にも「ウクライナ軍が負けているのは武器支援が足りないせいだ」と、支援している西側諸国に責任転嫁し、「武器をくれ」とせがむことを忘れません。いったい、どれだけ厚かましいのでしょうか。
※ゼレンシキー宇大統領、南部ヴフレダルからの撤退につき「大切なのは兵士の命を守ること」(ウクルインフォルム、2024年10月3日)
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3912418-zerenshiki-yu-da-tong-ling-nan-buvufuredarukarano-che-tuinitsuki-da-qienanoha-bing-shino-mingwo-shourukoto.html
『タス』は3日、「ウクライナ軍は、ウグレダル近郊の戦闘で、この2週間で約200人の兵士を失った」と報じました。
捕虜となったウクライナ軍第58独立機械化歩兵旅団の兵士、ビクトル・ネヴェルコ氏は、『タス』に、ウクライナ軍の惨状を語っています。
「第6中隊には6人しか残っていなかった。私達は、『なぜ6人だけなのか』と尋ねた。1中隊には少なくとも200人はいるはずだ、と私は考えた。彼(ネヴェルコ)は、兵士の半分が『AWOL(無断欠勤 -「タス」注、要は脱走か)』で、残りは戦場で横たわっている(放置されている)と言った。戦闘中に負傷したり、戦死したりしたので」。
ネヴェルコ氏は、死者や負傷者を運び出す人がいないため、自分自身では身動きのとれないウクライナ兵は、戦場に放置されていると説明しています。
※Ukrainian army loses almost 200 soldiers in two weeks near Ugledar – POW(TASS、2024年10月3日)
https://tass.com/world/1851499
ウグレダル陥落前後、多くのウクライナ兵が降伏しています。
5日付『RT』によると、ロシア国防省は4日、「過去1週間に、前線で83人ものウクライナ軍兵士が降伏した」と報告しています。
※Dozens of Ukrainian troops surrendered in Ugledar – MOD(RT、2024年10月5日)
https://www.rt.com/russia/605281-dozens-ukrainians-surrender-ugledar
ロシア軍は現在、ウクライナ東部戦線を強化している可能性があります。
ウグレダルの攻防では、ロシア東部戦闘部隊の戦車部隊が「決定的な役割を果たした」と『タス』が4日、報じました。
ロシア国防省「カムチャツカ地方で活動する東部戦闘部隊の、太平洋艦隊海兵旅団T-80BVM戦車の乗組員の適切な行動が、ドネツク人民共和国のウグレダル市にあるウクライナ軍の最後の拠点を奪取する上で、決定的な役割を果たした」
ロシアの最北東部に位置するカムチャツカ半島からはるばるやってきたT-80BVM戦車部隊が、大量の地雷を排除し、攻撃部隊の進路を開く役割をしました。
ロシア軍は、ウクライナ軍がクルスク侵攻に兵員と兵器を注ぎ込んでいる間に、ウクライナ東部戦線に集中して、他方面の兵力を注ぎ込む総力戦に近い形で戦争を展開している可能性があります。
※Russian tank crews helped seize last Ukrainian army positions in Ugledar – top brass(TASS、2024年10月4日)
https://tass.com/politics/1851953
『ロイター』は2日、「ロシアは現在、ルガンスク州の98.5%と、ドネツク州の60%、ドンバス地方の約80%を支配している」と報じました。
これまでにない猛スピードでロシア軍が進んでいるのは、ウクライナ軍が弱体化しているためだけではなく、米国大統領選挙の前に、ドンバス地方の大半を支配下に置くことを戦略目標としている可能性があります。
※Russia captures Vuhledar after two years of Ukrainian resistance(Reuter、2024年10月3日)
https://www.reuters.com/world/europe/russian-forces-complete-control-vuhledar-eastern-ukraine-war-bloggers-say-2024-10-02/
ロシア軍によるウグレダルの占領には、どのような意味があるのでしょうか?
『ニューヨーク・タイムズ』は10月1日、「鉱山の町ウグレダルは、荒廃と破壊の情景と化した同国の工業中心地である南部ドンバス地方のウクライナ防衛を支えてきた」が、いよいよ「ロシア軍の手に落ちつつある」と報じていました。
「ウグレダルでの敗北は、ウクライナ軍にとって戦略的な損失であると同時に、この町がロシア軍の猛攻を食い止める上で、中心的な役割を果たしてきたことを考えると、象徴的な打撃となるだろう」
ウグレダル陥落がもたらす、ウクライナ軍へのダメージの大きさが伝わってきます。
※In a Shattered Ukrainian Town, a Long Battle Nears a Sudden End(The New York Times、2024年10月1日)
https://www.nytimes.com/2024/10/01/world/europe/ukraine-russia-war-donetsk-vuhledar.html
しかし、ウグレダル陥落は「象徴的な打撃」だけにとどまらず、ウクライナ軍にとって、実質的な防衛面での大きなマイナスにもなります。
ウグレダル陥落後、ウクライナ軍は、ウグレダル西北のクラコフ周辺の補給拠点、軍事基地、軍事施設を使って、ロシア軍の進軍を遅らせるために「全力を尽くしている」と『タス』は報じています。しかし、西側に位置するウグレダルが陥落したことで、西側の守備が脆くなっています。
ロシアの軍事アナリスト、アンドレイ・マロチコ氏は、同『タス』に「ウクライナ軍司令部は、ロケット弾や砲弾、資材の貯蔵庫をいかに確保するか、安全に交代や喪失補充を行うかなど、非常に深刻な課題に取り組まなければならない」と語っています。
ウグレダル陥落によって、ウクライナ軍にとって、ウグレダル以東の防衛が困難になることがわかります。
※Ukrainian forces try to slow Russian advance near liberated Ugledar – analyst(TASS、2024年10月4日)
https://tass.com/politics/1852233
4日付『タス』によると、ドネツク人民共和国(DPR)のデニス・プシリン代表は4日、「ウグレダルからクラコフまでのすべての道路を、ロシア側が統制している」と、述べています。
※Russian army takes operational control of all roads to DPR’s Kurakhovo- official(TASS、2024年10月4日)
https://tass.com/politics/1852241
また、ウグレダル陥落は、ドネツク州の西側に位置するザポリージャ州でのロシア軍の作戦を有利にする、との指摘もあります。
ロシアの軍事専門家のアンドレイ・マロチコ氏は『タス』に、ウクライナ軍はさらに戦力を東のクラコフと、西のザポリージャに分割せざるを得ないため、弱体化するだろうと述べています。
マロチコ氏「我が軍の左翼(西側)では、ザポリージャ地域ですでに作戦が進行中だ。
ウグレダルの制圧は、前線のザポリージャ地区で作戦を進めているロシア軍にとって有利になる。ウクライナ軍司令部は、乏しい予備兵力を2つの部隊に分割せざるを得ない。これでは当然、前線が弱まるだろう」
※Capture of Ugledar to let Russian army successfully operate in Zaporozhye Region – expert(TASS、2024年10月4日)
https://tass.com/politics/1852231
冒頭で紹介したように、ドネツク人民共和国のデニス・プシリン代表は「敵がこの10年近くかけて準備してきた多くのものが暴かれた」と述べていますが、「暴かれた多くのもの」には、NATOが供給した兵器も含まれているようです。
5日付『RT』によると、ロシア国防省は、5日、ウグレダルからウクライナ軍を排除したあと、ウグレダルで「相当な戦利品」を捕獲したと発表しました。
「相当な戦利品」とは、NATOから供給された、NATO標準の大量の武器と弾薬、ポーランド製のサイレント迫撃砲、トルコ製と米国製の自動擲弾発射器、小火器、その他の装備品だった、ということです。
※NATO-supplied weapons seized in Donbass – Russian MOD(RT、2024年10月5日)
https://www.rt.com/russia/605290-nato-weapons-seized-ugledar/
駐米ロシア大使アナトリー・アントノフ氏は5日、米政府当局者はウグレダル解放についてコメントを控えているが、それは「ロシアに戦略的敗北をもたらす計画が失敗したことを認めることができないからだ」との声明を出しました。
アントノフ氏「ウグレダル解放は、米国納税者の負担によるキエフへの際限のない武器供給がまったく意味をなさないことを、またもや、証明した。(中略)
ワシントンが、ウクライナの指導者を無分別な挑発行為に駆り立て続けるだろうことは明らかだが、彼らは、そのような試みは無駄であり、さらなる犠牲者を生み出すだけだと認識すべき時が来ている」
※Liberation of Ugledar shows that Western arms supplies to Kiev have no effect – diplomat(TASS、2024年10月5日)
https://tass.com/politics/1852383
元米国防副次官のスティーブン・ブライエン氏は、9月30日のウグレダルの状況として、「第72機械化旅団は完全にロシア軍に包囲されているが、ウグレダル撤退を強く求めていた旅団司令官イワン・ヴィニック大佐を、ゼレンスキー大統領は事実上解雇した、そして、後任も決まっていない」と指摘しています。
ブライエン氏は「ウグレダル制圧が成功すれば、ロシアにとって、軍事的にも心理的にも重要な勝利となるだろう」と述べ、以下のように記しています。
「一方、ゼレンスキー政権は、かなりのストレスにさらされているようで、その能力を超えた目標を追求し続けている。
ゼレンスキーはクルスク地域に引き続き軍を投入しているが、この地域はウクライナにとって実質的な戦略的価値はなく、ゼレンスキーが主張するような、和平交渉の交渉材料にもならない」。
IWJでは、クルスクへのウクライナ軍の侵攻は、空からまる見えの街道に出て戦闘車輌を走らせると、ロシア軍の航空戦力の格好の標的になるため、深い森の中で小部隊に分かれて「隠れんぼ」をしているに等しいと、この作戦の当初から批判してきました。今、その事実が、誰の目にも明らかになりつつあります。ウクライナ軍がロシア領内へ侵攻したといっても、森の中に隠れているだけでは、「実質的な戦略的価値」はまったくありません。
※ウクライナ軍がロシア領内クルスク州に奇襲攻撃をかけて11日目! ウクライナ軍は、形勢不利な東部ドンバス戦線の部隊までも移動させ、総勢約1万5千人の兵士らをクルスク侵攻に投入! 米国のネオコン系の「戦争研究所(ISW)」は、ウクライナ軍はロシア領内の支配領域を1000平方メートルに拡大し、ロシア軍がウクライナ東南部で占拠した地域に匹敵する広さだと大戦果のように発表! 日本の主要メディアも追随! しかし、ウクライナ優勢は本当か!? ロシアの航空戦力の標的となるのを避け、ウクライナ軍は、森林地帯にひそみ、隠れんぼ!? 何のために!?
(日刊IWJガイド、2024年8月17日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240817#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53801#idx-4
※はじめに~クルスク侵攻におけるウクライナ軍の損失は「5800人」! 1万5000人のウクライナ軍は、もう3分の1強が損耗! 自主投降したウクライナ兵は「食べ物も水もない」「撤退すれば仲間の軍隊に処刑される」とウクライナ軍の惨状を報告! 他方、東部ドンバス戦線では、ウクライナ軍の歩兵の平均年齢は40歳超、兵員数は5対1でロシア有利! ロシア側司令官「クルスク侵攻はウクライナ崩壊の決定的な戦いになる」! マクレガー大佐は、クルスク侵攻軍に多数のNATO将兵が加わっていると指摘、「これはNATOによる侵攻だ」と警告! この先、NATOとロシアの剥き出しの直接対決の火蓋が切って落とされるのか!?
(日刊IWJガイド、2024年8月28日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240828#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53847#idx-1
ブライエン氏「ここ数週間で、ウクライナ政府は何度も大きな混乱に見舞われており、さらに混乱が起こる可能性を示唆する声もある。
また、大統領警護隊のメンバーによる、ゼレンスキー大統領暗殺未遂事件も報告されている。
その矢面に立たされているのが、ウクライナ軍情報部のトップであるキリロ・ブダノフ氏だ。
ゼレンスキー大統領暗殺未遂事件に、彼が関与していたかどうかは明らかになっていないが、ゼレンスキー大統領の政権が崩壊した場合、ブダノフ氏は大統領の後任候補となる可能性がある。(ブダノフ氏は英国のMI6やCIAと強いつながりがあることは確かである)」。
※Fate of the Ukrainian 72nd Mechanized Brigade Commander “Transferred”(STEPHEN BRYEN、2024年10月1日)
https://weapons.substack.com/p/fate-of-the-ukrainian-72nd-mechanized
NATOとウクライナが10年をかけて構築した要塞・ウグレダルの陥落は、ウクライナ東部の戦線で、ロシア軍が、ドネツク州の全体を支配下におき、マリウポリやクリミアへのアクセスを容易にするザポリージャ州での戦線も有利にする可能性があります。
さらに、ウグレダルからの撤退命令を認めず、あろうことか司令官を解雇し、後任も決めないという無責任極まる戦争指揮で、多くの兵士を無駄死にさせているゼレンスキー政権への批判が国内で高まり、政権への忠誠心が揺らぐ契機となるかもしれません。
■【速報!】袴田巌さんの再審無罪が確定! 検察側、控訴断念を表明!
嬉しいまともなニュースが飛び込んできました!
1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑が確定していた袴田巌さん(88)の再審裁判での、無罪判決に対して、検察当局は8日、控訴しない方針を明らかにしました。
事件から58年を経て、袴田さんの無罪がこれで最終的に確定することになりました。
※袴田巌さんの再審無罪が確定へ 検察側、控訴断念を表明(日本経済新聞、2024年10月8日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE246PW0U4A920C2000000/
畝本直美検事総長の談話を読むとわかりますが、非常にすっきりしない談話です。静岡地裁の判断には納得できないが、「袴田さんが、結果として相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し」、渋々、控訴しないことにしたというものです。
それは、検察の静岡地裁判決に対する評価に、はっきりと出ています。
畝本直美検事総長の談話全文は、次のとおりです。
○ 結論
検察は、袴田巖さんを被告人とする令和6年9月26日付け静岡地方裁判所の判決に対し、控訴しないこととしました。
○ 令和5年の東京高裁決定を踏まえた対応
本件について再審開始を決定した令和5年3月の東京高裁決定には、重大な事実誤認があると考えましたが、憲法違反等刑事訴訟法が定める上告理由が見当たらない以上、特別抗告を行うことは相当ではないと判断しました。
他方、改めて関係証拠を精査した結果、被告人が犯人であることの立証は可能であり、にもかかわらず4名もの尊い命が犠牲となった重大事犯につき、立証活動を行わないことは、検察の責務を放棄することになりかねないとの判断の下、静岡地裁における再審公判では、有罪立証を行うこととしました。
そして、袴田さんが相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも配意し、迅速な訴訟遂行に努めるとともに、客観性の高い証拠を中心に据え、主張立証を尽くしてまいりました。
○ 静岡地裁判決に対する評価
本判決では、いわゆる「5点の衣類」として発見された白半袖シャツに付着していた血痕のDNA型が袴田さんのものと一致するか、袴田さんは事件当時鉄紺色のズボンを着用することができたかといった多くの争点について、弁護人の主張が排斥されています。
しかしながら、1年以上みそ漬けにされた着衣の血痕の赤みは消失するか、との争点について、多くの科学者による「『赤み』が必ず消失することは科学的に説明できない」という見解やその根拠に十分な検討を加えないまま、醸造について専門性のない科学者の一見解に依拠し、「5点の衣類を1号タンク内で1年以上みそ漬けした場合には、その血痕は赤みを失って黒褐色化するものと認められる。」と断定したことについては大きな疑念を抱かざるを得ません。
加えて、本判決は、消失するはずの赤みが残っていたということは、「5点の衣類」が捜査機関のねつ造であると断定した上、検察官もそれを承知で関与していたことを示唆していますが、何ら具体的な証拠や根拠が示されていません。
それどころか、理由中で判示された事実には、客観的に明らかな時系列や証拠関係とは明白に矛盾する内容も含まれている上、推論の過程には、論理則・経験則に反する部分が多々あり、本判決が「5点の衣類」を捜査機関のねつ造と断じたことには強い不満を抱かざるを得ません。
○ 控訴の要否
このように、本判決は、その理由中に多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容であると思われます。しかしながら、再審請求審における司法判断が区々(くく。まとまりなく、細かいことにこだわっている様子)になったことなどにより、袴田さんが、結果として相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、本判決につき検察が控訴し、その状況が継続することは相当ではないとの判断に至りました。
○ 所感と今後の方針
先にも述べたとおり、袴田さんは、結果として相当な長期間にわたり、その法的地位が不安定な状況に置かれてしまうこととなりました。この点につき、刑事司法の一翼を担う検察としても申し訳なく思っております。最高検察庁としては、本件の再審請求手続がこのような長期間に及んだことなどにつき、所要の検証を行いたいと思っております。
以 上
※検事総長談話令和6年10月8日(検察庁、2024年10月8日)
https://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/supreme/img/sochodanwa_00001.pdf
検察がここまで、いわゆる「5点の衣類」の赤身の消失について、こだわりがあり、検察の捏造という静岡地裁の判断に不満があるなら、そして、今後、「最高検察庁としては、本件の再審請求手続がこのような長期間に及んだことなどにつき、所要の検証を行いたい」というなら、複数の科学者による委員会を設置して、大規模な科学的再現実験を行い、真実を明らかにしたらいいのではないでしょうか。そうしたことを行う時間や機会はいくらでもあったはずです。
この談話からは、検察は間違っていないけれども、悔しいけれど、人道的な配慮で無罪にしてやる、という傲岸不遜な響きが感じ取れます。
警察・検察であっても、人の営みです。誤りはありえます。それを、特に検察は誤りを犯すことがない、無謬性の神話に自ら酔いしれているようでは、半生を犠牲にさせられた袴田さんの苦しみから、検察は何も学びとらない、ということになります。
■10月になり、IWJの第15期も3ヶ月目! 今年1月コロナ感染した岩上安身は、その後遺症か、体調不良が7、8、9月と続き、大変ご迷惑をおかけしました。10月は1日から8日間で33件、41万2129円のご寄付・カンパをいただきました! 月間目標400万円の10%! 10月の3分の1終了時点でこれでは、今月もIWJの財政状況は大ピンチ! 静養の結果、岩上安身の体調も上向き、10月から積極的にインタビューも入れます! 復帰第1弾で、4日に行った立憲民主党の原口一博議員インタビューは、7日記事アップ済み!!「IWJしか報じられない情報」激増中! こうした時だからこそ、ぜひご支援をお願いいたします!
10月になり、IWJの第15期も3ヶ月目に入りました。
9月は1日から30日までの30日間で、269件、233万787円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。
第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、58%どまりです。
8月のご寄付・カンパは、85件、156万2260円で、目標額400万円の39%どまりでした。第15期が始まってから2ヶ月連続で、かなり厳しい状態にあると言わざるをえません。
10月は1日から8日までの8日間で、33件、41万2129円のご寄付・カンパをいただきました。これは月間目標額の10%にあたります。ありがとうございます。
第15期こそは、赤字にならないようにするために、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
また、9月に静養しつつ、仕事もセーブしてきた結果、私、岩上安身の体調も上向いてまいりました。10月からは積極的にインタビューを入れてまいります。第1弾として、4日に、新刊『プランデミック戦争~作られたパンデミック』を上梓した原口一博衆議院議員にインタビューしてきました。7日に記事アップいたしましたので、皆さま、ぜひ御覧ください!
※「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
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口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
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よろしくお願いします!
岩上安身拝
■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。8月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!
9月は30日間で、269件、233万787円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。
ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方74名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、X(旧ツイッター)、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。
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Y.S. 様
t.t. 様
J.k. 様
M.N. 様
T.K. 様
Y.K. 様
T.M. 様
N.N. 様
J.K. 様
M.O. 様
S.M. 様
K.T. 様
M.K. 様
J.K. 様
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皆さま、誠にありがとうございました。
いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。
今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
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◆中継番組表◆
**2024.10.9 Wed.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2024.10.10 Thu.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
大変厳しい状況が続くIWJに温かいご支援をいただき、まことにありがとうございます。お力添えいただきましたみなさまへ心より御礼を申し上げるとともに、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告(2024年9月)
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員
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【IWJ号外】政治ジャーナリストの野上忠興氏が予測「衆議院選挙は自公連立でも過半数割れの227議席」! 非公認スキームは高市氏を担いだ旧安倍派・麻生派への「復讐劇」!?https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524994
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「袴田事件のような捜査機関による証拠捏造は珍しいことではない」~岩上安身によるインタビュー 第415回 ゲスト 袴田事件弁護団長・西嶋勝彦弁護士
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「日本には、いかに冤罪が多いかを身を持って知った」~岩上安身によるインタビュー 第168回 ゲスト 元労働大臣村上正邦氏
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群馬県警の裏金を告発し冤罪逮捕された真相を赤裸々に語った!~岩上安身によるインタビュー 第166回 ゲスト 元群馬県警警部補大河原宗平氏
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岩上安身によるインタビュー 第73回 ゲスト 高知白バイ事件冤罪被害者 片岡晴彦氏
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岩上安身によるインタビュー第6回 佐藤栄佐久福島前知事、収賄容疑で「冤罪」主張 ~地検特捜部の聴取を「恫喝まがい」と強く批判
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/12309
「検事は血尿に苦しむ私に『クズ!』と罵倒、虚偽自白を迫った」密室の取り調べを激白!!~岩上安身によるインタビュー第13回 ゲスト 談合事件で無罪を勝ち取ったブラックボックスからのサバイバー 大阪府枚方市 元副市長 小堀隆恒氏
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【フルテキスト掲載!】違法寄付受領罪および収支報告書虚偽記載罪で刑事告発!落選対象議員「第4号」自民党・野村哲郎参議院議員(鹿児島選挙区)の疑惑に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その2)
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高市総務相に計925万円の闇金疑惑!?「米国連邦議会立法調査官」の給料は松下政経塾から出ていた!~岩上安身によるインタビュー 第653回 ゲスト 上脇博之氏 2016.5.18
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【特別寄稿】「原発再稼働阻止のシンボル」泉田裕彦氏が自民党から立候補表明! 泉田ファンクラブ主宰の講演会で語った出馬動機をレポート! その場に登場した古賀茂明氏は泉田氏の目の前で「落選運動」を宣言!(ジャーナリスト・横田一) 2017.9.10
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ママたちはもう信用しません!「国民の命を危険にさらす法案を米国の利益のために無理やり通した」安倍総理――「安保関連法に反対するママの会」廃案と賛成議員の落選運動に向け決意表明 2015.9.25
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「じゃあ武藤さん、あんたが一番に前線に行くんだね?」~自民党・武藤貴也議員の選挙区で落選運動がスタート「絶対に今後、当選させてはならない」2015.8.8
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【フルテキスト掲載!】「野党共闘」が実現した注目の熊本選挙区、自民党の松村祥史議員に3500万円もの「出所不明金」!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その1) 2016.3.26
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【フルテキスト掲載!】違法寄付受領罪および収支報告書虚偽記載罪で刑事告発!落選対象議員「第4号」自民党・野村哲郎参議院議員(鹿児島選挙区)の疑惑に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第636回 ゲスト 神戸学院大学・上脇博之教授(その2) 2016.3.26
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普天間「県外移設」の公約破棄だけではない!裏金作り?カレンダー配布?偏向ラジオ放送!?沖縄担当相の島尻安伊子参議院議員に浮かび上がった疑惑の数々!ついに刑事告発される! 2015.12.4
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自民党は39人処分するだけで幕引きをはかる!?「裏金問題はまだ始まったばかり」! 自民党議員らと岸田総理と後援会を次々と刑事告発!~岩上安身によるインタビュー 第1153回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522485
「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522670
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■ウクライナ残酷物語! ウクライナの兵士と一般市民はますます厭戦的に! ウクライナの市民感情とゼレンスキー政権・バイデン政権・NATOとの乖離がますます鮮明に!
日本のメディアではまったく報じられていない、ウクライナ軍の残酷な一面と、平和を望む意外な一面をお伝えします。
10月3日付の『RIAノーボスチ』は、「AFU武装勢力は女性を強姦し、頭を切り落とした。
スジャの住民:AFU武装勢力は地元住民をレイプし、彼女の首を切り落とした」という衝撃的なタイトルのニュースを報じました。
※Боевики ВСУ изнасиловали женщину и отрезали ей голову, сообщил житель Суджи(RIAノーボスチ、2024年10月3日)
https://ria.ru/20241003/sudzha-1976067421.html
スジャというのは、ロシア連邦のクルスク州にある都市で、ウクライナとの国境付近に位置しています。ウクライナ軍が攻め込んだロシアの都市です。
3日付『RIAノーボスチ』のこの報道が、ロシアのプロパガンダであると決めつけられないのは、『RIAノーボスチ』が、映像エビデンスが存在すると主張し、ロシア連邦捜査委員会の主要軍事捜査部門が、証言を確認しているからです。
「クルスク州のスジャ周辺に住む男性が語ったところによると、ウクライナ軍の戦闘員が民間人の女性を強姦し、その後首を切断したという。この証言の映像を、ロシア外務省の特別任務大使であり、キエフ政権による犯罪を担当するロディオン・ミロシュニク氏がRIAノーボスチに提供した。
『ある女性がいました。彼女は農学者でしたが、強姦され、その後首を切られました。これが現実です!彼らは人間ではありません。ポーランド人やジョージア人です』とその男性は語った」。
さらに、同日付『RIAノーボスチ』は、こう続けています。
「彼によると、重罪で有罪判決を受けた者が多く含まれるウクライナの戦闘員は、大規模な略奪行為を行っているという。
(中略)
先週、ロシア連邦軍の主要軍事政治局副長官であり、特殊部隊『アフマト』の指揮官であるアプティ・アラウディノフ少将は、敵軍がクルスク州の民間人を銃撃し、強制収容所を設置している証拠があると述べました。
この件については、ロシア外務省の公式代表であるマリア・ザハロワ氏も以前に言及し、ウクライナ軍が銃口を向けて、危険地域を脱出できなかった現地住民をそこに押し込んだと述べています」。
※Боевики ВСУ изнасиловали женщину и отрезали ей голову, сообщил житель Суджи(RIAノーボスチ、2024年10月3日)
https://ria.ru/20241003/sudzha-1976067421.html
この3日付の『RIAノーボスチ』の衝撃的な記事を側面から補強する記事が、1日付の『RIAノーボスチ』です。
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https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241009
IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、佐々木隼也、浜本信貴)
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