日刊IWJガイド・非会員版「NATOとウクライナによるロシア領クルスクへの侵攻に、ロシアが反撃、ウクライナ全土に大規模攻撃!」2024.8.29号~No.4314


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~NATOとウクライナによるロシア領クルスクへの侵攻に、ロシアが反撃、ウクライナ全土に大規模攻撃! ゼレンスキー氏は、西側諸国に長距離ミサイルでのロシア領土攻撃許可を要請! ロシアのラブロフ外相は、「第3次世界大戦」を招きかねない「火遊び」だと警告! 中国外務省は、一部の国の「超タカ派」がウクライナ紛争を意図的に激化させていると批判、「事態沈静化の促進が最優先事項」だと考える国々が増えていると指摘! そもそもウクライナ政府の財政はボロボロ、ウクライナ軍では今年に入って7ヶ月で3万7000件の脱走事件が記録される有様! 記者クラブメディアがまったく報じないウクライナ軍の真実!

■8月1日から、IWJの第15期が始まりました! 新たなスタートですが、さっそくピンチです! 8月は1日から27日までの27日間で、53件、76万9860円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、まだ19%どまり! 月末までのあと3日間で月間目標の81%、約323万円が必要となります! かなり厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じていない情報」が、激増しています! どうか財政難のIWJが、独立メディアとして報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!

■【中継番組表】

■<IWJ取材報告 1>「これまでの数々の薬害の中で、被害者数、死亡者数が最も多い薬害は?」とのフリー記者・藤江氏の質問に対し「個々の事案の被害者数等については把握の仕方が非常に異なり複雑であり、一概に比較することは簡単なことではない」と武見厚労大臣~8.27武見敬三厚生労働大臣定例会見

■<IWJ取材報告 2>ワクチン接種者から輸血を受ければ、必ず抗体が導入される! 厚労省は研究班を作ってリスクを調べるべきなのに、厚労大臣が門前払いして国民の命を無視している!~8.23 mRNAワクチン中止を求める国民連合主催 レプリコン差し止め訴訟緊急記者会見
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■はじめに~NATOとウクライナによるロシア領クルスクへの侵攻に、ロシアが反撃、ウクライナ全土に大規模攻撃! ゼレンスキー氏は、西側諸国に長距離ミサイルでのロシア領土攻撃許可を要請! ロシアのラブロフ外相は、「第3次世界大戦」を招きかねない「火遊び」だと警告! 中国外務省は、一部の国の「超タカ派」がウクライナ紛争を意図的に激化させていると批判、「事態沈静化の促進が最優先事項」だと考える国々が増えていると指摘! そもそもウクライナ政府の財政はボロボロ、ウクライナ軍では今年に入って7ヶ月で3万7000件の脱走事件が記録される有様! 記者クラブメディアがまったく報じないウクライナ軍の真実!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 NATOとウクライナによるクルスク侵攻を受けているロシアですが、26日、ロシア軍は、ウクライナ領内全土の軍事施設とエネルギーインフラ施設を攻撃しました。ウクライナ空軍司令官は「これまでで最大規模の攻撃だ」と述べています。

 ロシア軍による「過去最大規模の攻撃」は、クルスク侵攻を受けてのロシアの反撃です。

 西側諸国がクルスク侵攻に深く関与していることは、すでに米国のダグラス・マクレガー大佐などが指摘しています。ゼレンスキー大統領がさらにロシア領内に攻撃をかけるべく、西側諸国に長距離兵器の使用許可を要請したことを受け、ロシアのラブロフ外相は、「西側諸国は『第3次世界大戦』を招きかねない『火遊び』をしている」と非難しました。

 ロシアは8月26日朝、ウクライナ全土に向けて100発を超えるミサイルと攻撃用ドローン(無人機)約100機を発射した、と『ロイター』が26日付で報じました。

 ウクライナ空軍のミコラ・オレシュチュク司令官は、『テレグラム』に、ミサイル127発のうち102発、ドローン109機のうち99機を撃ち落としたと投稿し、今回の攻撃を「この戦争で最大規模だ」と述べました。

 ゼレンスキー大統領は、エネルギー部門が大きな被害を受けたと述べました。デニス・シュミハリ首相によると、被害は15の地域に及んでいます。

※ロシア、ウクライナ全土に大規模攻撃 ポーランドに無人機侵入か(ロイター、2024年8月26日)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/2FNY2L4MJ5JO7DW2662MKSLYOU-2024-08-26/

 26日付『ウクルインフォルム』によると、ウクライナ空軍のミコラ・オレシュチュク司令官は、8月26日未明以降にロシア軍が発射したのは、計236点(ミサイル127弾、自爆型無人機109機)だったと発表しました。

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■8月1日から、IWJの第15期が始まりました! 新たなスタートですが、さっそくピンチです!8月は1日から27日までの27日間で、53件、76万9860円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、まだ19%どまり! 月末までのあと3日間で月間目標の81%、約323万円が必要となります!かなり厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じていない情報」が、激増しています! どうか財政難のIWJが、独立メディアとして報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 8月は1日から27日までの27日間で、53件、76万9860円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、月末まであと3日間で、まだ19%どまりであるとわかります。かなり厳しい状態にあると言わざるをえません。

 支出を期の初めより、大幅に削ってきましたので、全体の収支がどうなっているか、赤字転落か、ぎりぎり赤字を免れるか、すべての計算が出そろわないとわかりませんが、出そろい次第、皆さまにご報告いたします。

 この8月1日から始まった今期・第15期の見通しは、7月中に立案するはずでしたが、岩上安身の体調不良と入退院を繰り返したことで、経理とのミーティングが十分にできておらず、ご寄付の月間目標額を今すぐただちにお示しすることができません。ご理解とご容赦のほど、よろしくお願いいたします。

 第15期こそは、赤字にならないようにするために、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 7月末現在、IWJ会員の総数は2277人、このうちサポート会員の方は852人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

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 よろしくお願いします!

 岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2024.8.29 Thu.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2024.8.30 Fri.**

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「これまでの数々の薬害の中で、被害者数、死亡者数が最も多い薬害は?」とのフリー記者・藤江氏の質問に対し「個々の事案の被害者数等については把握の仕方が非常に異なり複雑であり、一概に比較することは簡単なことではない」と武見厚労大臣~8.27武見敬三厚生労働大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524361

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いつもと変わらず何も懲りない自民党。岸田派解散!? 安倍派・二階派ら4派閥が解散!? どれもこれも、目先の批判をかわすための偽装解散では!? 9月の総裁選を過ぎた時点で元の木阿弥なる可能性が高い!(日刊IWJガイド、2024年1月27日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240127#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53149#idx-5

核燃料再処理工場のある六ヶ所村で「想定される地震はマグニチュード8クラス」!? 浜岡原発も危険すぎる!! ~岩上安身によるインタビュー 第889回 ゲスト 変動地形学研究者・渡辺満久東洋大教授 2018.7.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427608

六ヶ所再処理工場で事故が起これば福島1000基分の放射能が拡散!? 1万キロ四方の住人が急性被曝で死亡!?~ 岩上安身によるインタビュー 第224回 ゲスト 村田光平(みつへい)氏(元駐スイス大使) 2012.7.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/21731

「脱炭素・ウクライナ紛争を利用して脱ロシアを進める欧州のゴールは、ロシアの資源を安く買い叩くこと」~岩上安身によるインタビュー第1106回 ゲスト JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)調査課長 原田大輔氏 第1回 2022.12.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/512825

米国主導の対露制裁がもたらした大矛盾!「ロシアは『主権のない国』である日本を見てない!」~岩上安身によるインタビュー第1109回 ゲスト 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 調査課長 原田大輔氏 第2回 2022.12.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/513165

「ノルドストリーム1、2」を爆破したのは米国か否か? そもそも「ノルドストリーム」とは何か!? なぜ爆破されなければならなかったのか!? 岩上安身によるインタビュー第1113回 ゲスト JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)調査課長 原田大輔氏 第3回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514714

「ウクライナは、自分が持ってるアセットをうまく使えば、ロシアと渡り合えたはず」~岩上安身によるインタビュー第1114回 ゲスト 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 調査課長 原田大輔氏 第4回 2023.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514875

「パイプラインはお互いの経済を潤すもの。それを破壊するのは第三者」~岩上安身によるインタビュー第1120回 ゲスト 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 調査課長 原田大輔氏 第5回 2023.4.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515533

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自民党は39人処分するだけで幕引きをはかる!?「裏金問題はまだ始まったばかり」! 自民党議員らと岸田総理と後援会を次々と刑事告発!~岩上安身によるインタビュー 第1153回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522485

「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522670

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■<IWJ取材報告 1>「これまでの数々の薬害の中で、被害者数、死亡者数が最も多い薬害は?」とのフリー記者・藤江氏の質問に対し「個々の事案の被害者数等については把握の仕方が非常に異なり複雑であり、一概に比較することは簡単なことではない」と武見厚労大臣~8.27武見敬三厚生労働大臣定例会見

 2024年8月27日、午前10時40分頃より、東京都千代田区の厚生労働省にて、武見敬三 厚生労働大臣の定例会見が行われました。

 冒頭、武見大臣より、人事案件(令和7年4月1日に設立となる国立健康危機管理研究機構(Japan Institute for Health Security(JIHS))理事長の指名)、令和6年版厚生労働白書の公表、食品衛生法施行規則の改正、自殺予防週間(9月10日~16日)、そして、武見厚労大臣のタイ・バンコクへの出張(8月28日~30日)についての報告がありました。

 ・国立健康危機管理研究機構の理事長となるべき者の指名について
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42716.html
 ・「令和6年版厚生労働白書」を公表します(報道発表2024.8.27)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42715.html
 ・9月10日から9月16日は「自殺予防週間」です(報道発表2024.8.27)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/r6_jisatsuyoboushukan.html

 大臣からの報告に続き、各社記者と大臣との質疑応答が行われました。

 各社記者からは、「長崎の被爆体験者」、「障害者の『就労継続支援A型事業所』」、「元日本兵の戦争トラウマの実態調査」、そして、「厚労大臣の薬害についての認識」について質問が行われました。

 IWJは、8月23日、「mRNAワクチン中止を求める国民連合」の主催により、日本外国特派員協会(FCCJ)にて開催された「レプリコン差し止め訴訟緊急記者会見」を録画取材しました。

 IWJ記者はその会見取材で得た情報にもとづき、「新型コロナワクチン接種と献血・輸血の問題」についての質問を準備してこのたびの厚労大臣の会見に臨みましたが、時間切れとなり、残念ながら、指名されず、質問はかないませんでした。

 同じく、8月23日、厚生労働省の前庭に建立されている「誓いの碑」の前で、全国薬害被害者団体連絡協議会主催により「薬害根絶の誓い」集会が開催されました。

 武見厚労大臣はその集会の中で「医薬品による悲惨な被害を再び発生させることがないようにする、その思いを一層強くした」と発言しました。

 フリー記者の藤江成光氏は、8月23日の集会での武見厚労大臣の発言を踏まえ、8月27日の定例記者会見において、「過去の薬害で被害者数・死亡者数が最も多い薬害は?」、そして「薬害を繰り返してしまう原因は?」という2つの質問を武見厚労大臣に投げかけました。

 これに対し武見大臣は、「個々の事案の被害者数等については把握の仕方が非常に異なり複雑です。それによって状況が様々であり、一概に比較することは簡単なことではありません。また、その発生原因もそれぞれ異なり、人数の多寡に関わらず悲惨な被害を再び発生させないようにすることも大変重要なことだと思います」と述べ、藤江氏の質問に対して正面からの答弁を避けました。

 藤江氏は、さらに「新型コロナのワクチンは厚労省が認定しているだけで777人の死亡事例があります。これは医薬品による悲惨な被害ではないとお考えでしょうか?」と質問しました。

 これに対し、武見大臣は「今申し上げた通り、コロナの薬害、…コロナの課題も含め、こうした課題に対して厚生労働省としては真摯にこれに向かい、そしてこうした課題を解決するために最大限の努力をするということを今申し上げたわけであり、その点について、私は、やはり前回の医薬品による悲惨な被害を再び発生させることがないようにするその思いを一層強くしたということを申し述べましたが、その気持ちは一貫して持っています」と答弁をしました。

 この2つ目の答弁の冒頭、武見大臣は、「コロナの薬害」と言い、それをすぐに「コロナの課題」と言い直しています。新型コロナワクチンによる健康被害を「薬害」と呼ぶことは、当局側にとっては相当な問題なのでしょう。厚労省ウェブサイトの「武見大臣会見概要」では、「コロナの薬害」の部分が削除されてしまっています。

 いずれにせよ、新型コロナワクチンは現在進行形で未曽有の健康被害・死亡事例を生み出しています。そして解決されるべき課題は山積みです。

 その課題に対して、今後、厚生労働省が真摯に向き合い、解決に向けて最大限の努力をする過程を注視していかなくてはなりません。

 会見の詳細についてはぜひ、全編動画でご確認ください。

※「これまでの数々の薬害の中で、被害者数、死亡者数が最も多い薬害は?」とのフリー記者・藤江氏の質問に対し「個々の事案の被害者数等については把握の仕方が非常に異なり複雑であり、一概に比較することは簡単なことではない」と武見厚労大臣~8.27武見敬三厚生労働大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524361

■<IWJ取材報告 2>ワクチン接種者から輸血を受ければ、必ず抗体が導入される! 厚労省は研究班を作ってリスクを調べるべきなのに、厚労大臣が門前払いして国民の命を無視している!~8.23 mRNAワクチン中止を求める国民連合主催 レプリコン差し止め訴訟緊急記者会見

 8月23日午後3時30分より、東京都千代田区の日本外国特派員協会(FCCJ)にて、「mRNAワクチン中止を求める国民連合」の主催により、「レプリコン差し止め訴訟緊急記者会見」が開催されました。

※mRNAワクチン中止を求める国民連合
https://stop-mrna.com/

 記者会見は、ジャーナリストの我那覇真子氏が司会を務め、東京理科大学名誉教授で分子生物学者の村上康文氏(副代表)、高知大学特任教授の佐野栄紀氏(副代表)、日野市市議会議員の池田としえ氏(副代表)、社会福祉法人 仁生社の加藤正二郎氏(代表賛同者)が登壇しました。

 また、特別ゲストとして、現在、レプリコンワクチンを主題にした映画「GOD ドクター REBORN」を撮影中のGOD監督が、会見に参加しました。

 同国民連合は、コロナワクチンに代表されるmRNAワクチンについて、主にマスメディアが報道しない事実や、科学的な知見を通じて啓蒙活動を行う任意団体であり、現在、第一線で活躍する科学者や医師を中心とした15名の代表賛同者を中心に、約6万6000名の賛同者と草の根活動を行っています。サポーター登録者は、約1000人です。

 また、ワクチン中止を求める署名活動も行っており、約5万筆の署名が集まっています。

※自己増殖型(レプリコン)ワクチンを含むmRNAワクチン全般の即時中止を求める署名(署名サイトVoice)
https://voice.charity/events/721

 日本政府は、安全性が確保されておらず、海外では承認されていない「自己増殖型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)」を、2023年11月、世界で初めて承認しました。

 このレプリコンワクチンは、簡易型ウイルスを周囲に拡散させる可能性など、多くの危険性を孕んでいるにも関わらず、動物実験、そして、従来承認に不可欠とされる、ワクチンの安全性テストも、充分に行われていません。

 また、現在、人類初のmRNAワクチン(コロナワクチン)が、未曽有の健康被害を生み出しつつありますが、その被害の実態についての充分な調査・検証も行われておらず、その上、さらに未知数の自己増殖型mRNAワクチンであるレプリコンワクチンの接種が、開始されようとしているのです。

 これは、日本全体を危機的なワクチンパンデミックに追い込みかねない暴挙であると言えます。

 国民連合は、8項目からなる「レプリコンワクチンに対する公開質問状」を作成し、7月24日に、レプリコンワクチンを開発する製薬会社である、Meiji Seika ファルマ社と、VLPT Japan社に送付しました。

 公開質問状は、8月1日を回答期限としていましたが、この会見が行われた8月23日現在、両社からの回答はありません。

 国民連合は、この問題には「3つの責任者」がいると指摘しています。

 1つは、メーカー(製薬会社)です。しかし、そのメーカーは、十分リスクを認識していません。

 2つ目は、本来であれば国民の命を守るべき厚労省です。しかし、その厚労省は、いくらリスクを指摘しても、まったく必要な対応を取ろうとしません。

 そして、3つ目は、この問題に目を向けない「大勢の専門家」達です。

 国民連合は、今後、なるべく早く、「差し止め請求訴訟」を提訴することを予定しています。

 現在、弁護団の選定とともに、どのような戦略で、どういう人達を訴えるのかについて、検討しているとのことです。

 会見に参加した記者やユーチューバーらと、登壇者との間で、質疑応答が行われました。

 IWJ記者は、新型コロナワクチン接種後の献血・輸血の問題について、以下の通り質問しました。

 「mRNAワクチンの接種と、その後の献血と輸血の問題ですが、6月25日の厚労大臣会見で、この問題について、武見敬三厚労大臣に質問したところ、武見大臣は、『mRNAワクチン接種者由来の血液製剤の副作用が生じたとする報告は、今のところない』と回答しました。

 また、『献血及び輸血の際に、今のところ接種者と非接種者の区別は行っていない』という回答だったのですが、このことについて、先生方のお考えをお聞かせください」。

※新型コロナワクチン接種と輸血の問題についてのIWJ記者の質問に「新型コロナワクチン接種者由来の血液製剤の副作用が生じたとする報告は承知しておらず、献血の際にも、接種者とそれから未接種者の区別は行っていない」と武見大臣!!~6.25 武見敬三厚生労働大臣定例会見 2024.6.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523611

 この質問に対して、村上氏は、次のように答えました。

 「実は、どういうリスクがあり得るかということは、複数の臨床医の先生達と、一つ論文をまとめたんですよ。

 輸血をするときに、(ワクチンを)打ってしまった人から採血して輸血をすると、どういう問題点があるかというところで、『このリスクがあります』ということを、論文(※)にまとめました。

 ところがですね、6つのジャーナル(学術誌)に投稿したんですが、どこも審査もしてくれない、というのが実態で、恐らく、だいぶまずいことなんですよね、これは。

 一方で、一番大きなリスクは、IgG4(抗体)がいっぱい増えてる人から輸血を受けたらどうなるか、という問題点だとか、当然あるわけですよね。

 あと、もう一つの問題。レプリコンを接種し始めるじゃないですか。そうなると、血中にレプリコンワクチンが回ることは、もう間違いないわけですよね。輸血したならば、必ず感染するというか、導入されてしまいます。

 だから、レプリコンワクチンを打ち始めた段階で、打った人からは、私は、輸血は決してしてはいけないと思いますし、今でも、打ってから間もない人からの輸血は、相当リスクがあると思います。

 ということで、本来はこのあたりは、厚労省が研究班をちゃんと作って、『接種してから何日たったら大丈夫』だとか、『どういうリスクがあるか』というふうなことを、しっかりやるべきだと思いますが、厚労大臣がそう言ってしまって、門前払いをしていて、まったく国民の命を無視しているというふうな状態ですので、この状態を何とかしなければいけないと思います」。

(※)2024年3月14日、輸血による健康被害リスクについて、旭川医科大学の上田潤教授を筆頭著者として、東京理科大学名誉教授の村上康文氏や、京都大学名誉教授の福島雅典氏らが、mRNAワクチン接種者からの輸血に関しての懸念条項と、それに対しての対策の提案を記した論文(未査読)を発表している。
 その中で、mRNAワクチンを受けた個人からの輸血に伴うリスクとして、血液異常、免疫機能不全、神経合併症などがあげられており、対応策として、包括的な検査プロトコルの確立、規制ガイドラインの整備、長期モニタリングと監視、関連法規の改正、などが提言されている。
参照:
・論文:Concerns regarding Transfusions of Blood Products Derived from Genetic Vaccine Recipients and Proposals for Specific Measures
https://www.preprints.org/manuscript/202403.0881/v1
・被害の拡大を防ぐために:村上名誉教授を含む日本の研究者が「mRNAワクチン接種者からの輸血」に関してのリスクについて警告する論文を発表(地球の記録-アース・カタストロフ・レビュー)
https://earthreview.net/dirty-blood-transfusion/

 ここで、司会の我那覇氏から村上氏に対して、次のような質問がありました。

 「先生の今のお話は、(ワクチンを)打ってない人がいて、輸血でIgG4抗体をいっぱい持っている人の輸血を受けると、打ったことと同じになる可能性があると(いうことですか)?」

 これに対して村上氏は、次のように答えました。

 「IgG4を山のように輸血されてしまいますと、いろんな問題が生ずるわけですよね。

 恐らく、今、(輸血の際に抗体の量を)測ってもいないですよ。

 だから、こういう状態で、野放図にやられているのが実態ですから、本来は、サイエンティフィックに、このあたりの状況を整理して、それで、どういう人から輸血をしたら大丈夫だとかいうような、ガイドラインのようなものを、厚労省が中心になって用意するべきだと思います」。

 また、IWJ記者の質問に、池田としえ氏からも、以下のように現状についての指摘がありました。

 「実はもう既に、2022年5月29日に、今、この業界で『全国有志医師の会』というのが、北海道の藤澤(明徳)先生という方がトップに立ってですね、多くの気がついている方々が、その会に入ってるんですけれども、もう既にですね、『核酸ワクチン接種者から供血された血液製剤の安全確保についての嘆願書』(※)が、(日本赤十字社あてに)提出されております。

 ですので、もうだいぶ前から、やはり輸血がいかに危険かということは、今日の諸先生方のお話をおうかがいして、驚くような実態が、よく手に取るようにわかったと思います。

 当然、そういうワクチンを接種した方々の血液を、次の方に移すというのは、もう拡大を広げる以外の何物でもないので、そのあたりも同時にですね、私どもも、強く、非常に懸念を、当初から持っている事柄でもあります」。

(※)核酸ワクチン接種者から供血された血液製剤の安全確保についての嘆願書(全国有志医師の会)
https://vmed.jp/wp-content/uploads/6d446b106105ae8e9bac7967692d8d19.pdf

 また、「『レプリコンワクチンは、そんなに問題はないのではないか』と考える識者もいるようだが、どのように考えるか?」との質問に対し、村上氏から、以下のような、非常に重要回答がありました。

 「我々の主張は、『製薬会社は(レプリコンワクチンのワクチン成分、体内で生成された抗原タンパク質などは)人から人に広がらない』という証明をしていないし、それ(証明)が行われるまでは、人に接種してはいけないと言っているんですね。

 それはわかりますよね? 万一、それが起きたら、大変なことになってしまうわけです。

 だから、我々の主張、我々がどう主張しているかに関しては、少し誤解されているように思います。

 我々は、今現在、『人から人に広がっている』とは一言も言っていなくて、『こういうリスクがある』と言っているわけですね。

 薬学、そして、もちろん医学もそうなんですけども、薬学のベースは、薬だとか、ワクチンであれば、『想定されるリスクを前もってなくしてから、人に投与する』というのが原則なんです。

 だから、我々はその原則に従って行動をしておりますので、重要なことは『リスクをなくす』ということだと思います。

 ましてや、健康な人に打つものですから、そのリスクをなくすまでは、人に接種をしてはいけないということだと思うんです。

 だから、一部だけ切り取られてですね、ちょっとそう言われると、私も心外でありまして、だから、私は今日の発表でも『人から人に広がる可能性があるので、製薬会社はそれを否定すべきだ』と言っているんです。それは一貫して申し上げております」。

 武見敬三大臣を筆頭に、厚生労働省は、mRNAワクチンの「リスクとベネフィット」の評価において、都合の悪いリスクをすべて無視しているように見えます。

 そうであれば、当然、ベネフィットがリスクを上回るでしょう。

 厚生労働省は、この「リスクとベネフィット」の基本に立ち返り、これ以上、ワクチン由来の健康被害・死亡事例を生み出すことのないように、全力を尽くすべきです。

 記者会見の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。

※ワクチン接種者から輸血を受ければ、必ず抗体が導入される! 厚労省は研究班を作ってリスクを調べるべきなのに、厚労大臣が門前払いして国民の命を無視している!~8.23 mRNAワクチン中止を求める国民連合主催 レプリコン差し止め訴訟緊急記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524260

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