日刊IWJガイド・非会員版「米英によるEU恐怖支配の実態! 反ウクライナ支援のハンガリーのオルバン首相が『EUに恐喝された』! EUはウクライナ巨額支援で合意!」2024.2.2号~No.4139


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~米英によるEU恐怖支配の実態告発! EUによる500億ユーロ(約7.8兆円)のウクライナ支援に反対するハンガリーのオルバン首相が「EUに恐喝された」と表明! 英『フィナンシャル・タイムズ』が「ハンガリーの通貨暴落と資金調達コストの高騰」を目的とする「極秘恐喝マニュアル」をスクープ! さらにチェコのクラウス元大統領は、ダボス会議の演説で「2008年のNATO首脳会議で、米英の圧力でウクライナとジョージアの加盟支持に賛成した。悲劇的な間違いだった」と表明! 中欧の小国が、EUやNATOのゴリ押しに反旗を翻し、米英による欧州に対する支配への反対を鮮明にし始めた!!

■今年こそ、この2月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! IWJはピンチです!! IWJへの緊急支援をお願いいたします! 1月は29日までに、134件、161万3400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の40%です! 新年早々ピンチに見舞われましたが、IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきます! そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! プーチン大統領が、ウクライナ兵捕虜を乗せた ロシアの輸送機イリューシン76は、「米パトリオットで撃墜された」と明言!】(『スプートニク』、2024年1月31日)

■<復刻連載>岩上安身が1988年に、志賀原発(当時の名称は「能登原発」)建設着工直前の能登半島を取材していた! この重要なレポート『能登原発”闇の開発史”~原発に勝者なし。ともに滅びるのみ』を、5回に分けて日刊IWJガイドで復刻連載!(第4回)「北国新聞は新興宗教団体か?」「会社の中はスパイだらけ」

■「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機」――1月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~米英によるEU恐怖支配の実態告発! EUによる500億ユーロ(約7.8兆円)のウクライナ支援に反対するハンガリーのオルバン首相が「EUに恐喝された」と表明! 英『フィナンシャル・タイムズ』が「ハンガリーの通貨暴落と資金調達コストの高騰」を目的とする「極秘恐喝マニュアル」をスクープ! さらにチェコのクラウス元大統領は、ダボス会議の演説で「2008年のNATO首脳会議で、米英の圧力でウクライナとジョージアの加盟支持に賛成した。悲劇的な間違いだった」と表明! 中欧の小国が、EUやNATOのゴリ押しに反旗を翻し、米英による欧州に対する支配への反対を鮮明にし始めた!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日2月1日付け『日本経済新聞』は、「欧州連合(EU)は1日、臨時の首脳会議を開き、500億ユーロ(約8兆円)のウクライナへの資金支援で合意した」と報じました。

※EU、ウクライナ8兆円支援で合意 ミシェル大統領が表明(日本経済新聞、2024年2月1日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR01AY10R00C24A2000000/

 昨年12月14日のEU首脳会議(首脳会議)で、ウクライナへの500億ユーロ(約7.8兆円)の軍事支援について拒否権を発動したハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、1月30日付けX(旧ツイッター)への投稿で、「妥協案を提示したら、ブリュッセル(EU)から恐喝された」と明らかにしました。

※【第3弾! ウクライナのゼレンスキー大統領がダボス会議で支援継続とロシアへの制裁を訴え!】ゼレンスキー大統領と会談したブリンケン米国務長官は、議会で追加支援を含む予算案が紛糾しているにもかかわらず「ウクライナへの強力かつ永続的な支持」を約束! 11月の大統領選後、バイデン敗退となればその約束は反故になるのでは!?(『RT』、2024年1月16日)(日刊IWJガイド、2024年1月19日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240119#idx-8
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53128#idx-8

 オルバン首相のXへの投稿の全文は以下の通りです。

 「私たちは妥協案を出しました。そのお返しに、私たちはブリュッセルから脅迫されました。ブリュッセルの恐喝マニュアルが、今週初め、@FT(※フィナンシャル・タイムズ)に掲載されました。The cat is out of the bag.(※秘密が明らかにされた)。

 法の支配など忘れた(※EUから)、ハンガリーは、#移民、#ウクライナ紛争、#ジェンダープロパガンダに関して独自の意見を持ったことで、脅迫されています。

 私たちは自分たちの利益を守ります。#ハンガリーを脅迫することはできません!『ル・ポワン』の最近の私のインタビューを読んでください」。

※ハンガリーのオルバン首相のXへの投稿(2024年1月30日)
https://twitter.com/PM_ViktorOrban/status/1752337815914848752

 EUは、ウクライナ支援の予算について、2月1日に審議を再開しました。オルバン首相は、ウクライナが一度に500億ユーロを受け取るのではなく、経済援助を毎年受け取る、という妥協案を、1月27日付けでEUに提示しました。

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■今年こそ、この2月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! IWJはピンチです!! IWJへの緊急支援をお願いいたします! 1月は29日までに、134件、161万3400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の40%です! 新年早々ピンチに見舞われましたが、IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきます! そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 年が改まったこの1月は、1月1日から29日までの間に、134件、161万3400円のご寄付をいただきました。新年早々、ありがとうございました!

 今年こそ、この2月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。

 特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。

 第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
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口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

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※ご寄付・カンパのお願い
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 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2024.2.2 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】10:00~「『~能登半島地震を受け~ 原発地元住民が規制委に審査凍結を訴え』原子力規制委員会への申し入れと記者会見」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5

「原発周辺に暮らす地元の声を伝える緊急行動」による申し入れと記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた原子力規制委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【IWJ・エリアCh2・福島】13:30~「第50回『県民健康調査』検討委員会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2

 「福島県県民健康調査課」主催の「県民健康調査」検討委員会を中継します。これまでIWJが報じてきた県民健康調査関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%9c%8c%e6%b0%91%e5%81%a5%e5%ba%b7%e8%aa%bf%e6%9f%bb
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・エリアCh6・岩手】18:30~「第310回 脱原発盛岡金曜デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach6

 「脱原発盛岡金曜デモ」を中継します。これまでIWJが報じてきた脱原発盛岡金曜デモ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%84%b1%e5%8e%9f%e7%99%ba%e7%9b%9b%e5%b2%a1%e9%87%91%e6%9b%9c%e3%83%87%e3%83%a2

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◆中継番組表◆

**2024.2.3 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】14:00~「有機フッ素化合物(PFAS)研究の第一人者、原田浩二さん(京都大学准教授)が語る―PFAS最新事情」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「PFAS汚染を考え、安心で住みやすい国分寺を創る市民の会(PFAS国分寺市民の会)」主催の講演会を中継します。これまでIWJが報じてきた、PFAS関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/pfas

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これまで『イスラエルの戦争犯罪を裁け』と言ってこなかった者たちに、『ハマスの戦争犯罪を裁け』なんて言う資格はあるのだろうか?~1.29浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座~第3回 岡真理 早稲田大学文学学術院教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521301

「今回の法案は、政府の戦争準備の法律の総仕上げ」「戦前で言えば国家総動員法だ」!~1・26 シンポジウム「経済安保版秘密保護法の制定を許さない」―登壇:海渡雄一弁護士、金子勝氏(立正大学法学部名誉教授)ほか
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521257

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■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! プーチン大統領が、ウクライナ兵捕虜を乗せた ロシアの輸送機イリューシン76は、「米パトリオットで撃墜された」と明言!】(『スプートニク』、2024年1月31日)

 ウクライナ軍の捕虜を乗せた輸送機イリューシン76の撃墜事件をめぐって、プーチン大統領が31日、調査の結果、同輸送機は、米国製のパトリオット・システムで撃墜されたことが証明されたと述べました。『スプートニク』が1月31日付で報じています。

※Il-76 Plane With Ukrainian POWs Shot Down Using US Patriot Missile, Putin Says(Sputnik、2024年1月31日)
https://en.sputniknews.africa/20240131/il-76-plane-with-ukrainian-pows-shot-down-using-us-patriot-missile-putin-says-1064855091.html

 1月24日に、ウクライナ兵捕虜65人を乗せたロシアのイリューシン76輸送機が、ベルゴロド地域で撃墜される事件が起きました。同乗していたロシア軍将校3名とロシア軍の乗員6名とともに全員が死亡しました。ロシア国防省が、同日、発表しています。

 ウクライナ軍参謀本部の声明は、輸送機の撃墜を肯定も否定もしていません。その代わりに、ウクライナにとってロシア領内での攻撃がいかに不可欠かを強調しました。

 詳しくは日刊IWJガイド1月30日号でお読みください。

※はじめに~ウクライナ軍がウクライナ人捕虜65人が搭乗したロシア輸送機撃墜! 国連安保理でウクライナ軍とロシア軍が非難の応酬! 物的証拠からウクライナの犯行が特定されるのは時間の問題! クラマトルスク駅攻撃事件、オレニフカ捕虜収容所攻撃事件、ザポリージャ原発への攻撃、ウクライナはロシアを残虐に見せ、非難するためであれば、自国民・自国兵に対する攻撃も、原発に対する攻撃も厭わないのか!?(日刊IWJガイド、2024年1月30日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240130#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53155#idx-1

 上記『スプートニク』によると、プーチン大統領は、権威のある代表者らとの会合で、以下のように明言しました。

プーチン大統領「同機が、米国製パトリオット・システムによって撃墜されたことは、すでに確実に証明されています。それは、捜査によってすでに証明されています」。

 プーチン大統領によると、ウクライナの諜報機関は、イリューシン76にウクライナ軍(AFU)の捕虜が乗っていることを知っていたにもかかわらず、攻撃を行いました。

 プーチン大統領は、「ウクライナは、撃墜されたイリューシン76輸送機に関して報復行動をとるよう、我々を挑発しようとしているようだ」と述べています。

プーチン大統領「ウクライナが(ロシア国内の)平和な都市を砲撃する理由は、想像がつきます。そこにはいくつかの目的があります。

 いわゆる『反転攻勢』の失敗から自国民や(※西側諸国の)スポンサーの注意をそらすため、自分たちには何かできるということを示すため、ウクライナ領土内の民間人や平和的な標的を攻撃する報復的な鏡像行動をとるよう、我々を挑発するためでしょう。

 我々がやっているのは、精密兵器を用いたインフラ施設への攻撃です。彼らは、我々を挑発して、報復行動を取らせようとしているのです」。

 プーチン大統領は、続けて、西側メディアを「彼らはロシア軍の輸送機墜落をごまかそうとしている」と非難しました。

プーチン大統領「西側メディアに何が書いてありますか? しかし、我々は、彼らが我々の国民に対して犯した犯罪を忘れることはありません」。

 プーチン大統領は、捕虜交換を継続する意思を表明しました。

プーチン大統領「(捕虜の交換を)やめるつもりはありません。我々は、仲間を帰還させる必要があります。

 ロシアにいる捕虜とウクライナにいる捕虜の比率は、1対10か(※ウクライナ兵士の捕虜が圧倒的に多い)、それ以上かもしれません。

 もちろん、ウクライナ側の準備が整えば、我々の仲間を交換するつもりです。ウクライナ側はいつも、準備が整っているというシグナルを我々に送っていますが」。

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■<復刻連載>岩上安身が1988年に、志賀原発(当時の名称は「能登原発」)建設着工直前の能登半島を取材していた! この重要なレポート『能登原発”闇の開発史”~原発に勝者なし。ともに滅びるのみ』を、5回に分けて日刊IWJガイドで復刻連載!(第4回)「北国新聞は新興宗教団体か?」「会社の中はスパイだらけ」

 1987年に完全なフリーランスになった岩上安身は、29歳を迎える年の1988年、北陸電力に原子炉設置許可が出される直前、建設準備工事が進められていた志賀原発(当時はまだ「能登原子力発電所」の名前で申請されていた。北陸電力が「志賀原子力発電所」と名称を変更したのは、本体工事に着工した1988年12月)の立地周辺を、現地取材しました。

 この1987年という年は、前年の1986年4月26日に、旧ソ連ウクライナのチェルノブイリ(チョルノービリ)で、史上最悪の原発事故(国際原子力事象評価尺度INESでレベル7。レベル7は、チェルノブイリと2011年の福島第一原発事故の2件)が起きた翌年に当たります。

 チェルノブイリの原発事故は、全世界に大きな衝撃を与えました。原発で大事故が起きれば、国境を超えて、世界中に放射性物質が広がり、多数の人々が被曝を余儀なくされるのだ、ということが明らかになったのです。

 当時のソ連の最高指導者であるゴルバチョフ書記長は、チェルノブイリ原発の事故の全容を、国内外にすぐに情報公開しなかったことで非難を浴び、その結果、グラスノスチ(情報公開)という改革を皮切りに、ペレストロイカ(改革)とデモクラチザーツィア(民主化)に取り組み始めます。

 その結果、ソ連は、共産党独裁の全体主義体制が維持できなくなっていきました。

 言うなれば、原発に関して、情報公開を行い、まともな対応を取ろうとし始めていったら、国の抱えている諸課題が次々と見えてきて、それを解決しようともがいているうちに、米国と世界を東西で分けた超大国のソ連が、1991年に崩壊してしまったわけです。

 チェルノブイリ事故が、ソ連崩壊と冷戦終焉の、きっかけのすべてではありませんが、そのひとつとなったことは、間違いありません。

 そんな重大な影響を、世界史にもたらした1986年のチェルノブイリ事故が、まだ収束してもいない翌年の1987年に、日本では、何の教訓も得ることなく、のうのうと原発の新設を始めようとしたのです。

 この先、2011年になって、日本では、福島第一原発の大事故を経験することになるわけですが、それまでは、西側に比べて科学技術が遅れ、情報公開の行われない非民主的なソ連だからこそ、起きた事故であった、日本では起こり得ない、などという暴論が、原発推進派の間では、平然とまかり通っていました。

 チェルノブイリの悲劇は、彼らには「他人事」だったのです。

 岩上安身は、このレポートを、1988年、当時まだ「JICC出版局」という社名だった現・宝島社の発行した、広瀬隆氏編著のブックレット『北陸が日本地図から消える日―能登原発恐怖の疑惑!』に、「能登原発”闇の開発史”~原発に勝者なし。ともに滅びるのみ」という一編として、寄稿しています。

 このレポート「能登原発”闇の開発史”~原発に勝者なし。ともに滅びるのみ」を、5回に分けて、日刊IWJガイドで復刻連載いたします。本日はその第3回です。

 第1回と第2回、第3回は、以下のURLで御覧いただけます。

※はじめに~<復刻連載>岩上安身が1988年に、志賀原発(当時の名称は「能登原発」)建設着工直前の能登半島を取材していた! この重要なレポート『能登原発”闇の開発史”~原発に勝者なし。ともに滅びるのみ』を、5回に分けて日刊IWJガイドで復刻連載!(第1回)「北電の札束攻撃が始まった!」(日刊IWJガイド、2024年1月27日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240127#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53149#idx-1

※<復刻連載>岩上安身が1988年に、志賀原発(当時の名称は「能登原発」)建設着工直前の能登半島を取材していた! この重要なレポート『能登原発”闇の開発史”~原発に勝者なし。ともに滅びるのみ』を、5回に分けて日刊IWJガイドで復刻連載!(第2回)「幻の住民投票とデッチ上げ換地総会」「海洋調査に立ちはだかった西海漁協」(日刊IWJガイド、2024年1月29日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240129#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53152#idx-7

※<復刻連載>岩上安身が1988年に、志賀原発(当時の名称は「能登原発」)建設着工直前の能登半島を取材していた! この重要なレポート『能登原発”闇の開発史”~原発に勝者なし。ともに滅びるのみ』を、5回に分けて日刊IWJガイドで復刻連載!(第3回)「”西海つぶし”に登場した森喜朗の父親」「恫喝と懐柔」(日刊IWJガイド、2024年1月31日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240131#idx-9
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53161#idx-9

 次回の内容もわかるように、以下に第5回の見出しをご紹介します。

(第5回)
・儲からんなら、わしは原発に反対するぞ!
・原発に現地なし!

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■「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機」――1月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJでは、メルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。

 1月発行分の『岩上安身のIWJ特報!』は、12月に引き続き、11月16日に収録した、「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。

 2024年1月11日、一般社団法人ワクチン問題研究会は、厚労省で記者会見を開き、新型コロナワクチン接種後の健康被害の認定状況などを報告しました。

※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか 2024.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 厚労省に報告された、新型コロナワクチン接種後の死亡事例数は、2023年7月30日の段階で2122名。最も多いのは、ファイザーのワクチン接種者(12歳以上)で1878名。ファイザーでは、5~11歳用ワクチンで3名、6ヶ月~4歳用で1名という子供の死亡報告もあり、さらに、モデルナ236名、アストラゼネカ1名、武田薬品3名と続きます。重篤者は8750名、副反応の疑いのある人は、実に3万6556名です。

※資料1 現在の予防接種健康被害救済制度申請並びに認定状況と成果報告(ワクチン問題研究会)
https://jsvrc.jp/wp-content/uploads/2024/01/kaiken240111_001.pdf

 日本で新型コロナワクチン接種が始まったのは2021年2月。それから約2年半で、このような被害が出ていることに驚愕しますが、厚労省に報告されていないケースも含めれば、この数字はさらに増加すると考えられます。

 このデータをまとめたワクチン問題研究会の代表理事を務めているのが、薬害に詳しい京都大学名誉教授の福島雅典氏です。世界的に知られる医学事典『MSDマニュアル』日本版の総監修を行うなど、その実績は内外に広く知られています。

 多忙のため、滅多に単独取材に応じない福島氏が、「IWJならば」ということで快諾いただき、2023年11月16日、名古屋にて、岩上安身によるインタビューが実現しました。

 国が大々的に旗を振って始まったコロナワクチンの接種ですが、4ヶ月もたたない2021年6月初旬、接種後の死亡者が196人いることが、厚労省に報告されています。その後、厚労省はワクチンによる被害があることを認め、2022年3月、各都道府県に副反応の相談窓口を設置するように通知を出しました。

 しかし、接種会場からテレビ中継までして、大々的にワクチン接種を喧伝してきた大手マスメディアは、ワクチン接種後の死亡例があることや、副反応による体調不良については、CBCなどの一部をのぞいて、ほとんど注意喚起をしませんでした。「マスコミは職務怠慢ですよ」と、福島氏は指摘しました。

 2023年5月15日に放送された、NHKの『ニュースウオッチ9』では、「新型コロナワクチン接種後に亡くなった人」の遺族を取材しながら、「新型コロナに感染して亡くなった人」の遺族と誤認させる報道がありました。ワクチンの被害を訴えているのにすり替えられたと怒った遺族が、BPO(放送倫理・番組向上機構)に訴え、同年12月、BPOは「放送倫理違反があった」との判断を出しています。

※“NHK ニュースウオッチ9 放送倫理違反あった” BPOが意見公表(NHK、2023年12月5日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231205/k10014278561000.html

 福島氏は、メッセンジャーRNAの技術で作られた新型コロナワクチンの危険性を説明した上で、「この技術があれば、どんなワクチンでも作れるなんて、万能感を持ってはいけない。接種したら一生を棒に振るような、そんなワクチンは必要ない」と語気を強めました。

 DNAを扱う技術は、生物兵器の開発にもつながる技術です。遺伝子を操作して毒性を強めたウイルスを、昆虫や動物を媒介にして、狙った地域に広げれば、相手の戦力を削ぐことができるし、自分たちにワクチンを打っておけば、感染地域に乗り込んでもダメージは少なくてすみます。

 「たとえば、蚊の中で繁殖させることも、技術的にはできる。実験室の中でどんどん変異体を作って、それに対する抗体を作っていく。そんな危ない研究、やらせちゃダメですよ! 人類が初めてそういう技術を手にして、それで何が起こったのか。この段階できちんと反省しないといけない」と福島氏は力を込めました。

 インタビューの終盤、「今の科学は、まだ未熟なんです」と、福島氏は噛みしめるように言いました。

 「だからこそ、未熟さを自覚して、謙虚な姿勢で物事に向かい、学ぶべきことは学び、見えている現実から将来に起きるかもしれない仮説を立て、今から研究体制をとっておくことが大切なのだ」と述べた福島氏は、「そのためには、国民も言うべきことを言わなくてはならない」と訴えました。

 コロナ禍に襲われた暗い世界に、希望の光のように登場した新型コロナワクチンとは、一体何だったのか。何を引き起こしたのか。その全貌が見えてくるのは、これからになります。

 以下、1月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第630号の目次)
◆コロナワクチン接種後の死亡例「10万人に2人」は氷山の一角! 届けない事例も多い。「健康な人に投与して、健康な人が死ぬってどういうこと?」
◆コロナは間質性肺炎を起こすからステロイドでコントロールし、免疫低下をケアするべき。国のコロナ対策を仕切った人たちは、これをわかっていなかった!
◆ワクチンは感染防止が大事なのに「重症化を防ぐ、死亡率を下げる」と謳うのは邪論!「国民は、はぐらかされたと思います」
◆このワクチンは役に立たない抗体ばかり作る。だから免疫機能が下がり、感染は収まらず、がんやインフルエンザが増えている!

(第631号の目次)
◆「ワクチン、打っとかなくていいのか?」と父親に言われた28歳男性、持病もないのに接種5日後に死亡!「真面目な子。お父さん、かわいそうだよ」
◆岩上安身はワクチン4回目を接種後、肺気胸になり、その後、新型コロナに感染! 全身の筋肉痛、糖尿病、甲状腺炎、肝機能低下などガタガタと体調不良に! ワクチンを打った人には何が起きても不思議じゃない!?
◆儲けたい人たち、政策としてやりたい人たちは「ワクチンは効く」と言いたくてしょうがない。実際に被害者がいるのに「そんなことはない」とうそぶく!
◆3回目と4回目のワクチン接種後、乳がん、子宮がん、卵巣がん、膵臓がん、白血病など特定のがんで死亡率が増加している!
◆新型コロナワクチンのブースターを率先して実施したイスラエルは、ワクチン接種をしてもらえなかったパレスチナ人に比べても、近隣諸国に較べても、感染者も死亡者もダントツに多い!

(第632号の目次)
◆自然界の中で、これほど次々に変異してゆくウイルスはおかしい!人為的に操作されているのではないか!?
◆日本の大学に当事者能力がないから、日本の研究者が国費で開発した革命的な発明が、どんどん海外にかっさらわれていく!
◆人口は減少、経済成長率は下落、2060年には三等国になる日本!?「一番の問題は、札束を積まれたら国を売る人間がたくさんいることだ」!
◆新型コロナワクチンの安全性の審査は、どのように行われたのか? 情報開示請求で厚労省が出したデータは、重要部分が黒塗りだらけ!

(第633号の目次)
◆マラリアワクチン、ロボットスーツHAL、再生医療技術。日本の発明は重要な軍需物資でもある! 軍事転用可能な研究をしっかり管理する体制が必要!
◆「企業の利害」と「大学の使命」の一致点が、イノベーションとマーケティング。国に依存しなくても研究費を稼げるよう、大学に特許の専門家を置いて自立を!
◆コロナワクチンは人工的に作られた擬似ウイルス!「生物兵器と言っていい。疑問を持つ研究者もいるが、お金の力で製薬会社に研究をねじ曲げられるんです」!

 『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。

※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1133回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏 2023.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、木原匡康)

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