┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~IWJも一昨日28日で会社としては仕事納め。しかし、岩上安身とテキスト班は休めない、休まない! 年末年始の日刊IWJガイドは簡易版のはずが、世界情勢が休ませてくれない! 2023年は、前年からのウクライナ紛争の続きで始まり、結果としてウクライナの敗色が濃厚に! 国内では安倍派が特捜の強制捜査対象とされ、さらにイスラエルによるパレスチナ人虐殺はクリスマスも年末年始も止まらず越年へ!! 2024年は、世界的に平和が訪れる兆しは見出せず!
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┠■<IWJピックアップ集・2024年新春特設サイトのご案内>激動の2023年を振り返る! 年末年始12月29日から1月7日(予定)まで新春特設サイトを開設します!【ウクライナ編】【イスラエル編】【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】【安倍派等への強制捜査等(仮)】という4つの主題でIWJコンテンツを一堂に集めました! ぜひこの機会にゆっくりと御覧ください! なお、残念ながら4つ目は年内に作成が間に合っていないので、会員の方はアーカイブで御覧ください! 特設サイトにアップするのは、年明けになります!
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┠■本年最終最後のお願いです! 本日は30日、2023年も本日30日と31日を残すばかりとなりました! 28日時点で月間目標額400万円の57%、目標額の達成にはあと43%、173万9500円が必要です! IWJが年を越せるかどうか、この2日間にかかっています! 新年を迎える前にIWJへの緊急支援をお願いいたします! IWJは事実にもとづいた真実を、市民の皆さまに伝え続けます! そのためには、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 12月こそ毎月の月間目標額400万円に届きますように、よろしくお願い申し上げます!
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┠■<新記事紹介>ウクライナ紛争が継続する中、「イスラエル・ハマス戦争」が勃発! 台湾有事、日本への影響は? 岩上安身によるインタビュー第1139回ゲスト 安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授 第3弾
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┠■<IWJ取材報告>国際法違反のヨルダン川西岸占領地への入植に抵抗するパレスチナ人を「テロリスト」と呼び、イスラムの聖地「神殿の丘」にユダヤ神殿建設を主張! ガザでの休戦からの戦闘再開に最も熱心だった極右のイタマル・ベン=グヴィール国内治安相!!~12.23 浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座~第1回 宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と米国のダブルスタンダード」
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┠■「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機」――12月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~IWJも一昨日28日で会社としては仕事納め。しかし、岩上安身とテキスト班は休めない、休まない! 年末年始の日刊IWJガイドは簡易版のはずが、世界情勢が休ませてくれない! 2023年は、前年からのウクライナ紛争の続きで始まり、結果としてウクライナの敗色が濃厚に! 国内では安倍派が特捜の強制捜査対象とされ、さらにイスラエルによるパレスチナ人虐殺はクリスマスも年末年始も止まらず越年へ!! 2024年は、世界的に平和が訪れる兆しは見出せず!
おはようございます。IWJ編集部です。
本日は、12月30日、2023年も残すところ、ついに、あと2日となりました。
IWJも、会社としては28日を仕事納めとさせていただき、事務・経理・会員管理のスタッフ、動画班・ウェブ班も基本的には来年1月3日まで年末年始のお休みをいただかせております。しかしながら、岩上安身と日刊IWJガイドを担当するテキスト班は、休みたくても休めない、休むわけにいかない、特別な年末年始となりそうです。
2023年は、2022年2月24日から始まったウクライナ紛争で始まり、6月4日からのウクライナの「反転攻勢」が、盛んに、西側メディアで喧伝されました。
明日にもウクライナが大勝利を収めるという幻想が、22年から23年まで約2年弱、NHK、TBS、フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京などの大手テレビ局と、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、日経新聞、産経新聞、東京新聞などを始めとする大手新聞社によってふりまかれ続けました。
笹川平和財団研究員で東大先端科学技術センター准教授の小泉悠氏や元自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏、さらにその他数々の、ウクライナに過剰に肩入れし、ロシアをいたずらに敵視・弱体視するきわめてバイアスのかかった「有識者」が総動員され、偏向報道で国民を「洗脳」し続けてきました。
しかし、時間が経つにつれて、IWJがこの2年間、孤立を恐れず報じ、論じ続けてきた通り、ウクライナは事実上の敗戦に至り、数々のプロパガンダが虚偽であると露呈しました。
ウクライナ軍の「反転攻勢」は完全に失敗し、膠着状態となった今、戦争が続けばウクライナは負けると、ウクライナ軍のトップのヴァレリー・ザルジニー総司令官が表明するまでに至ったのです。
ウクライナ軍は、ロシア軍の3重の防衛線を破ることができないまま、とうとう、バイデン政権が、秘密裏にウクライナを見限ったという情報まで、2023年の、クリスマス以後の年末ぎりぎりの時点で、飛び込んできました。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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■<IWJピックアップ集・2024年新春特設サイトのご案内>激動の2023年を振り返る! 年末年始12月29日から1月7日(予定)まで新春特設サイトを開設します!【ウクライナ編】【イスラエル編】【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】【安倍派等への強制捜査等(仮)】という4つの主題でIWJコンテンツを一堂に集めました! ぜひこの機会にゆっくりと御覧ください! なお、残念ながら4つ目は年内に作成が間に合っていないので、会員の方はアーカイブで御覧ください! 特設サイトにアップするのは、年明けになります!
2年目に入ったウクライナ紛争、闇バイト強盗「ルフィ」事件、袴田さんの再審開始、木原前官房副長官の家族のからむ疑惑事件、広島G7サミットの開催、ジャニー喜多川氏の性加害問題とジャニーズ事務所の解体、福島第一原発のトリチウム水の放出開始とアジアをはじめとする世界の反発、統一教会に対する質問権の行使と解散命令請求、インボイス制度の導入、東京都下のPFAS汚染問題、10月7日に行われたハマスの「アルアクサの大洪水作戦」と、イスラエルによるパレスチナ人の大量虐殺、政治資金をめぐる裏金疑惑…と、2023年は、国内外ともに激動の1年でした。
そしてその激動の一部、特に中東などでは年末も年始の休みもなく、年をまたいで継続していきます。
2023年を、皆さまはいかがお過ごしになられたでしょうか。どうぞ、皆さまおひとりおひとりにとって、2024年がより良い1年となりますように、祈念いたします。
同時に、IWJの特にテキスト班としては、クリスマスもニューイヤーも戦火が途切れないイスラエルを中心とする中東の状況を、半ばお休みはとらせていただきますが、ウォッチし続けます。どうぞ、IWJにご支援をよろしくお願いします!
IWJでは、年末年始12月29日から1月7日(予定)まで「新春特設サイト」を開設しています。激動の2023年のIWJコンテンツを【ウクライナ編】【イスラエル編】【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】【安倍派等への強制捜査等(仮)】という4つの主題で、皆さまにぜひみていただきたい今年の岩上安身によるインタビューやIWJ取材・ハイライト、そして日刊IWJガイドの記事を一堂に集めました。
それぞれ以下のリンクから御覧ください。
1)【ウクライナ編】
※IWJピックアップ集・2024年新春特設サイト ウクライナ紛争2年目、米国覇権の凋落が顕著に! ウクライナ軍の『反転攻勢』は失敗! あくまで戦争継続を望むゼレンスキー大統領とバイデン政権、次は米NATOとロシアの直接対決か?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520608
※日刊IWJガイド2023年総まくり【ウクライナ編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520733
2)【イスラエル編】
※IWJピックアップ集・2024年新春特設サイト パレスチナ人の大量虐殺と永久追放を進めるイスラエルと、あくまでもイスラエルを支援する米国が世界的に孤立を深める!【イスラエル編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520580
※日刊IWJガイド2023年総まくり【イスラエル編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520743
3)【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】
※今こそ「リスクよりも便益が勝る」と進められたメッセンジャーRNAワクチン接種の検証を! レプリコンワクチン・パンデミック条約の危険性とは?【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520618
※日刊IWJガイド2023年総まくり【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520741
4)【安倍派等への強制捜査等(仮)】
※ウクライナ同様、日本が米国の代理戦争の捨て駒にされる、その布石か! 死の直前の故・安倍晋三元総理の発言はプーチンの論理を肯定していた!【安倍派等への強制捜査等(仮)】(仮題)
残念ながら4つ目は年内に作成が間に合っておりません。会員の方はアーカイブで関連コンテンツを御覧ください。特設サイトにアップするのは、年明けになります!
普段は忙しくてゆっくりインタビュー動画を見る時間がないという方も、ぜひこの機会にインタビュー全編やハイライト、日刊IWJガイドの記事などを御覧いただければと思います。
■本年最終最後のお願いです! 本日は30日、2023年も本日30日と31日を残すばかりとなりました! 28日時点で月間目標額400万円の57%、目標額の達成にはあと43%、173万9500円が必要です! IWJが年を越せるかどうか、この2日間にかかっています! 新年を迎える前にIWJへの緊急支援をお願いいたします! IWJは事実にもとづいた真実を、市民の皆さまに伝え続けます! そのためには、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 12月こそ毎月の月間目標額400万円に届きますように、よろしくお願い申し上げます!
緊急のお願いです!
12月末が近づいています。本日は30日、明日は大晦日と、2023年も残り2日です!
新年を迎える前に、本年最後のお願いです! IWJへの緊急支援をお願いします!
12月は28日までの28日間で、141件、226万500円のご寄付をいただいています。本当にありがとうございます!
しかし、これは、毎月の活動費の月間目標額400万円のまだ57%でしかありません。年末まであと3日の時点で、この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません! 月間目標額の400万円に到達するためには、12月末までに、あと43%、173万9500円が必要となります!
ネット・バンキングやクレジットカードをご利用であれば、ほとんどの金融機関で30日と31日もご寄付いただくことが可能です。
IWJは、このまま今月も赤字ですと、年が越せません!
冒頭でも述べたように、年末年始でも岩上安身とIWJのテキスト班は、1日も休まずに戦いが広がりつつあるイスラエルを中心とした中東情勢を中心に、世界のニュースに目を光らせます! 我々のような少人数の独立メディアとしては、必死の努力です!
どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その額は合計で2200万円となってしまいました。第13期のこの事態は、IWJ創業以来初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。
これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。
今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。
月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!
債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
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ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせください!
日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
大晦日までのあと2日、ぜひとも、緊急のご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます!!
岩上安身拝
■<新記事紹介>ウクライナ紛争が継続する中、「イスラエル・ハマス戦争」が勃発! 台湾有事、日本への影響は? 岩上安身によるインタビュー第1139回ゲスト 安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授 第3弾
2023年12月28日、岩上安身は、安全保障と国際関係論の専門家である桃山学院大学法学部教授の松村昌廣氏に、11月7日に収録した、3回目となるZoomによるインタビューを配信しました。
これまで、第1回と第2回のインタビューでは、松村教授にウクライナ紛争についてお話をうかがってきました。
※ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!「米国の覇権は外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!」~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏 2023.8.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518062
※米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、衰退する米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速! 岩上安身によるインタビュー第1132回 ゲスト 安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授 第2弾 2023.9.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518292
※【第620号-第623号】岩上安身のIWJ特報!ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!「米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!」岩上安身による安全保障・国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー第1弾 2023.12.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519979
「ハマス殲滅」を掲げたイスラエルによる侵攻により、ガザではすでに2万1000人以上のパレスチナ人民間人の犠牲者(その7割が女性と子供)が出ています。
今回の第3回のインタビューでは、現在のガザの状況について、ウクライナ紛争と比較しながら、松村教授にお話をうかがいました。
インタビュー冒頭、松村教授は、次のように語りました。
「今の状況っていうのは、まず非常に単純な現象が起こってるというふうに思っています。要するにそれ(『ハマス・イスラエル戦争』)は、ある種、ウクライナの情勢と非常に表面的には似てるんです。
早い話が、弱い者(ハマス)と強い者(イスラエル)がいると。で、弱い者が強い者に対して挑発して仕掛けて、その後、そのままだったら負けるんですよ。でも、それは、あとはプロパガンダ戦で何とかしようと。ひょっとしたらひっくり返そうと。
歴史的にはそういう例もたくさんあるのですが。そういう目で見ると、まずわかりやすいと思うんですね」。
松村教授は、弱いハマスが強いイスラエルに挑発を仕掛けてはだめだが、今回、ハマスは、「他国や国際世論を巻き込んで、何とかしようと」しており、「今のところ、割とそれは、完全ではないけど、うまくいってる」と述べました。松村教授は、その理由を「血を流してるから」だと指摘し、「それが(現在起きていることの)全体像で、それ以上でもそれ以外でもない」との見解を示しました。
また、松村教授は、現在の中東情勢について「米国によるイラク占領政策の失敗」によって、米国は中東地域での覇権を失い、それによって米国と一体になって中東での覇権を狙っていたイスラエルも、安全保障上の危機に陥っていると、以下のように語りました。
「ご存じのように、実際にイラク戦争になったあと、最初のやつ(1990年の湾岸戦争のこと)ですね、要するにブッシュパパは最後まで、バグダッドまで攻め入らなかったんです。攻め入ったら、あとの始末が大変である。要するにバランスが崩れて中東が混乱して、その中でアメリカはかえって不利益を被ると。戦略的な不利益を被るということだったんですね。
で、その背景には何があったか。これはイギリスも同じようなことをやって、彼らの経験による英知をちゃんと伝えてると思いますけども、アメリカのそれまでの政策っていうのは、いわゆるダブル・コンテインメント(※注)、二重の封じ込めと言われていた。
要するにイラクとイランとを、ハブとマングースみたいに咬みあわさせてね、これで互いに消耗させて、それで中東全体の秩序を守ろうとした。で、これをこのまま続ければいいと」。
(※注)ダブル・コンテインメント(double containment)とは、デュアル・コンテインメントとも呼ばれる。
イランとイラクの力を、両方とも封じ込めることを目的にした、1990年代の米国の公式の外交戦略のことを指す。米国は、イランとイラクに対して、経済制裁を課すと同時に、この2ヶ国を対立させ、互いに消耗させた。
米国の政策立案者たちは、イランも、イラクも、米国の意向に従って自らを作り変えなければならない、さもなければ、そうなるまで米国は制裁を続けるだけだという、奴隷国家になれと命令するにも等しいことを突きつけた。
このあまりにも悪辣で残酷なダブル・コンテインメント政策の結果、米国はイスラム教の2大「聖地」があるサウジアラビアに、大量の軍隊を駐留させることにも成功した。
サウジアラビアは、イスラム教徒にとって、メッカとメジナという「聖地」を抱える国であり、中東地域の多くのイスラム教徒を怒らせた。サウジアラビアの南隣のイエメン出身のオサマ・ビンラディンが、米国の政策に対する憎悪の理由のひとつとして、また9.11同時多発テロの動機のひとつとして、この米軍の駐留をあげていることは、よく知られている。
「(中東の統治を)続けるためには、バグダッドに攻め込んでサダム・フセイン政権を潰してはいけないと。これはこれで置いとかなあかんという、これはブッシュパパの手下、彼を支えたブレーンの主流派(の考えた政策で)、これに(ユダヤ系米国人でネオコンの代表的リーダーの1人)ポール・ウォルフォウィッツ、ウォルフィは入ってないわけですけど、そういうことなんですね。だからそれはうまくいったんです。
ところが、次のブッシュジュニアの方は、(イラクに対する戦争を)やっちゃったんですよ。ご存じのような経緯で、要するに緒戦、勝ったけど、結局、もうあと手が付けられなくなって、ケツまくって帰ったんですよ。
その結果どうなったのかいうと、要するにサダム・フセイン政権を倒して、少しの間、非常に圧倒的な、いわゆるアメリカ一極構造が、中東で最もはっきり見れるような状況になったんですが。
その結果どうなったのかっていうと、結局イスラエルはアメリカの力を使って、要するに自分が全部中東の覇権を握れるような形をつくろうとしたのだけど、結局それはひっくり返ったというか、かえってじり貧になってしまうんですよ。
要するに、アメリカに頼れない。アメリカあってのイスラエルなのに、アメリカを暴走させて、その陰に隠れて虎の威を借りる狐のように動こうと思ってたのに、虎(アメリカ)がこけてしまったら、自分ら(イスラエル)の安全保障はどうしようもないわけですよね。
こういう状況の中で、しかも周りのアラブの国には囲まれてるわけで。
核兵器も持ってるし、近代戦っていうか、正規の軍隊、軍と軍との戦いには、イスラエルは勝てるんですけども、そうでない、要するに、歩兵中心の、ゲリラ中心の戦いになると、イスラエルは勝てないんですよ。負けるんですよ。
だから、要するにもう、イラクの占領政策が失敗した時点で、長期的にはイスラエルの国家存亡の危機にあった」。
この「歩兵中心の、ゲリラ中心の戦いになると、イスラエルは勝てない」という点について、松村教授は、イスラエル周辺の、シリアのヒズボラなど、「イランの声のかかった、シリアも含めて、そういう連中(武装勢力)が一斉に来たら、イスラエル(国防軍)としては、かなり苦しいことになる」と指摘しました。
このインタビューは、YouTubeで配信を行いましたが、ログは残していません。見逃し配信をご覧になりたい方は、会員登録の上、会員向けアーカイブにて、ぜひ全編動画を御覧ください。
※ウクライナ紛争が継続する中、「イスラエル・ハマス戦争」が勃発! 台湾有事、日本への影響は? 岩上安身によるインタビュー第1139回ゲスト 安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授 第3弾
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519636
■<IWJ取材報告>国際法違反のヨルダン川西岸占領地への入植に抵抗するパレスチナ人を「テロリスト」と呼び、イスラムの聖地「神殿の丘」にユダヤ神殿建設を主張! ガザでの休戦からの戦闘再開に最も熱心だった極右のイタマル・ベン=グヴィール国内治安相!!~12.23 浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座~第1回 宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と米国のダブルスタンダード」
2023年12月23日午後6時より、東京都千代田区のたんぽぽ舎にて、現代イスラム研究センター理事長の宮田律(おさむ)氏を講師に招き、講義「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と米国のダブルスタンダード」が行われました。
この講義は、たんぽぽ舎アドバイザーでアカデミックジャーナリストの浅野健一氏の企画「浅野健一が選ぶ講師による『人権とメディア』連続講座」の第1回となります。
なお、第2回は元日本赤軍の重信房子氏(12月25日にIWJが録画収録。近日中にYouTubeにアップ予定)、第3回は、2024年1月29日に早稲田大学文学学術院教授の岡真理氏が登壇する予定です。
宮田氏の講義の前に、この連続講義の企画者である浅野健一氏が、以下のように述べました。
「(前略)パレスチナ解放勢力による軍事作戦について、日本の報道各社は、『ハマスの一方的な奇襲攻撃、国際法違反の蛮行』などと批判的に報道してきましたが、ハマスのアルカッサーム旅団(ハマスの軍事部門)、アルアクサー殉教者旅団(PLO主流派のファタハ系武装組織)など、ガザの解放勢力が一致団結した作戦でした。
イスラエル(ネタニヤフ政権)の人種差別、民族浄化政策が、パレスチナ人の『生存の臨界』を超える事態に直面していた結果起こった、決死のパレスチナ側の戦いと見るべきです。
カタール政府などの仲介で、11月24日から始まった戦闘休止と人質の一部解放も7日間で終了し、ガザでの戦闘が再開しました。12月20日、再び、停戦への話し合いが始まったという報道がありましたが、その後進展していません。
12月21日の時事通信によりますと、イスラエル訪問中のオースティン米国防長官は、作戦規模縮小をイスラエルと協議したなどと言いながら、イスラエル最大の友好国にとして武器支援継続を表明しました。また、ネタニヤフ首相は『ハマスのすべてのテロリストは、投降するか死ぬかのどちらかだ』と言い放ちました。
実際には、もともと住んでいたパレスチナ人の抹殺を図っています。イスラエルのバックに米国があります。(中略)
2022年2月開戦のロシア・ウクライナ戦争では、直ちにロシアによる国際法違反の侵略と断じた岸田文雄・自公政権は、ガザでの病院攻撃、子供を含む民間人虐殺について、11月15日の記者会見などで、『イスラエル軍による個別具体的な行動について事実関係を十分に把握することが困難であり、法的評価をすることは差し控える』と言い放っています。
また、主要メディアは、国連安保理でのアメリカのイスラエル批判決議への度重なる拒否権発動をほとんど批判せず、国連の機能不全を騒ぎ立てることもありません。
ロシアのウクライナでの虐殺に関しては、『国際法違反の暴挙』と度々決めつけました。また、イスラエル当局者による核兵器使用の威嚇にも鈍感です。あからさまな『二重基準』です(後略)」。
浅野氏の挨拶に続いて講義を行った宮田氏は、イスラエル政府の閣僚であるイタマル・ベン=グヴィール国内治安相の名前をあげ、イスラエルの極右化と、このたびのガザ紛争に与えている影響について、以下のように解説を行いました。
「今日は、ガザ紛争の背景ということで、『台頭するイスラエル極右の世界観とアメリカのダブルスタンダード』ということでお話しします。(中略)
タイトルの『イスラエル極右』と、『アメリカのダブルスタンダード』。『アメリカのダブルスタンダード』は、昔から指摘されてきたところですけれども、イスラエルでは去年の11月に総選挙があって、極右勢力が政権内部に入るようになりました。
政党とすれば、『ユダヤの力』とか、あるいは、『宗教シオニスト』といったような政党が力を持ってきたわけです。
アメリカで、Z世代がリベラル化している、という報道がありますけども、イスラエルの場合は、Z世代が右傾化しているということですね。まったく、アメリカとは逆の現象が、イスラエルでは起きているというわけです。
で、『ユダヤの力』という政党のイタマル・ベン=グヴィールという、国内治安相ですけども、1976年生まれ。
(写真を示して)この写真では、エルサレムのイスラムの聖地ハラム・アッシャリーフ(神殿の丘)というところに、彼は最初に足を踏み入れて、そこをユダヤの聖地、ユダヤの神殿を再建しなければいけない、というようなことを言っております。
今回、ご存じの通り、『ポーズ(pause)』という、戦闘休止・休戦があったわけですけれども、戦闘再開に最も力を入れていたのがこのベン=グヴィールという人です。
イスラエルに行くと、イスラエル人というのは、東欧から来たか(アシュケナージ)、あるいは、中東、北アフリカ、大体はその辺ですけれども、来た人たち(スファラディ)に分かれるわけですが、東欧から来た人たちは比較的、今のネタニヤフみたいに、クールな感じの人が多く、中東の人はアラブの人と似たような感じで、わりと気さくでオープンな人が多いわけですけれども、このベン=グヴィールという人は、ちょっと例外的ですね。
父方がイラクで、母方がクルド出身です。にもかかわらず、と言うのも変ですけれども、私たちが抱いている中東の人のイメージとは違って、どうも、アラブに対しては、結構厳しいことを言っているというわけですね。
彼は、パレスチナの政治犯のことを『テロリスト』と形容し、釈放された政治犯たちが、占領地であるヨルダン川西岸に建設されたイスラエル人入植地の安全を脅かすと考えている。
ヨルダンの西岸に建設された(イスラエル人による)入植地というのは、これは国際法違反なわけです。占領地に住宅を築くことは、これは国際法1949年のジュネーブ条約等に違反するわけです。
パレスチナの政治犯といっても、彼らは裁判もなく拘束されて、特に子供たちは、投石を行ったにすぎない。それでも、子供たちは連行されて、刑務所に入れられるというようなことが起こっております。
で、ベン=グヴィールという人は、戦闘再開しなければ連立から撤退する、という意向を表明していたわけですね(後略)」。
宮田律氏の講義内容の続きは、ぜひ全編動画を御覧ください。
※パレスチナ人の人権を蹂躙する極右の国内治安相~12.23 浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座~第1回 宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と米国のダブルスタンダード」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531
■「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機」――12月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、11月16日収録「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
IWJでは、メルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。
12月発行分の『岩上安身のIWJ特報!』は、11月16日に収録した、「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。
2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は、感染症法の分類で季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。これに伴い、国が行ってきた感染者数の全数把握は終了し、「マスク、うがい、消毒、3密回避」への人々の意識も急速に緩んでいき、世の中は「コロナ前」に戻ったかのような「空気」が広がりました。
振り返ると、日本で最初の感染者が確認されたのが2020年1月。感染力が強い未知のウイルスで有効な治療薬もない。この時は、結核やSARSと同じ危険度の「2類相当」に指定されました。コロナ禍の始まりです。
医療現場をはじめ、人々の生活全般が大混乱に見舞われ、志村けんさんや岡江久美子さんなど、感染した著名人の訃報も相次ぎました。政府は緊急事態宣言を出し、街から人の姿が消えました。そんな中、唯一の光明のように「感染しても重症化を防ぐ」というワクチンが登場しました。
2021年1月、菅義偉総理(当時)は、河野太郎行政改革担当大臣をワクチン接種推進担当大臣に任命し、自衛隊を使ったワクチンの大規模接種を実施しました。自治体や企業単位の接種も始まり、メディアはこれを大きく喧伝、人々はワクチン予約に殺到しました。
しかし、国民がワクチン接種を義務や救いのように思い込み、2回、3回と回数を重ねていくうちに、接種後に身体の異変を訴える人が増えてきました。その症状は多岐にわたり、死亡例も少なくありません。いわゆる「コロナワクチン後遺症」と呼ばれるものですが、医療機関を受診しても「ワクチンとの因果関係は不明」とされることも多く、患者は途方に暮れているのが現状です。
「ああ、バカなことやってる。こんなことやってたら死ぬに決まってる」。
そう話すのは、世界的に知られる医学事典『MSDマニュアル』日本版の総監修を務めた、京都大学名誉教授の福島雅典氏です。
福島氏は2023年11月16日、名古屋で岩上安身のインタビューに応じ、薬剤疫学の専門家の視点から新型コロナのmRNAワクチンの問題について、警鐘を鳴らしました。
過去の薬害に詳しい福島氏は、このワクチン後遺症の原因究明、治療法の開発を目指して、同じ問題意識を持つ医師や研究者らと共同でワクチン問題研究会を立ち上げ、代表理事を務めています。
※「『リスクよりも利益が勝る』と厚労省はずっと言ってきた。じゃあ、その『利益』とは何なのか」レプリコンワクチンの接種が迫る中、私たち日本人がなすべきことは?~9.7「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見 ―内容:会の設立とその経緯 2023.9.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518359
ファイザーやモデルナが開発した新型コロナワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)を使って、人工的に合成したウイルスの遺伝情報を体内に入れて抗体を作るものです。しかし、メッセンジャーRNAはヒトに投与すると異物と認識されて炎症反応を引き起こします。そのため、医薬品に使うには難しいとされていました。
しかし、米国の研究者2人が2005年に炎症を抑える方法を発表しており、それを使って新型コロナワクチンの開発は急速に進みました。2人の研究者はパンデミックの収束に貢献したとして、2023年のノーベル生理学・医学賞を受けています。
福島氏によると、メッセンジャーRNAの分解酵素は強力で、生体にさまざまな悪さをするため、本来、すぐ壊れるようになっているとのこと。その、壊れなくてはいけないものを、壊れないようにしてワクチンを作ったため、多くの弊害が現れているのだと説明しました。
※「ノーベル賞を取っても被害をなかったことにするわけにはいかない」コロナワクチンの問題指摘する専門家に聞いた(2023年10月3日、CBC news)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/757044?display=1
岩上安身は高血圧や狭心症などの既往症があるため、新型コロナのワクチン接種を医師に勧められ、4回接種したところで、その後、後遺症のためか1ヶ月間、全身の痛みで起き上がれないなど、体調を崩しました。5月の収束宣言のあと、新型コロナにも罹患してしまいました。
それを聞いた福島氏は、「このワクチンを打った人は免疫能力が下がる。4回打ったら、そのあと感染しやすくなるし、どういう病気が起きてもおかしくない。一番起きやすいのは自己免疫疾患的なもの。それから内分泌系が起きやすい。学会報告もちゃんとされているけれど、まだ、本当に氷山の一角ですよ」と語りました。
その上で、どんな薬も生体にとっては異物、必ず副反応があるのでリスクを重視するべきだと説き、「儲けたいとか、政策としてやってるところは、リスクを議論せずに『効く効く』と言いたくてしょうがないわけ。だけど、実際にこういう被害が出ていて、その人たち(後遺症の患者)に『そんなことはないんだ』って、うそぶいておれるっていうのは、人間性に問題があると思うよ」と痛烈に批判しました。
多忙な福島氏は、基本的にメディアの単独インタビューをほとんど受けません。しかし、IWJのコンテンツ、過去の岩上安身によるインタビュー出演者のラインナップに共感されたということで、今回、特別にインタビューを受けていただきました。非常に希少価値のあるインタビューとなりました。
以下、12月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。
(第627号の目次)
◆かつて京大の薬剤疫学講座を立ち上げた福島氏、新型コロナワクチンについて歯がゆい思いを吐露!「医者は、自分が投与した薬に責任があるんですよ」
◆もともと、薬は毒。今の西洋医学が作り出した薬にはリスキーなものがたくさんある。きちんと警告しないと薬害は頻発する!
(第628号の目次)
◆インフォームド・コンセントがなかった時代、新しい抗がん剤を1人の患者さんに次々と試していた医療現場。「これ、人体実験だよねって…」
◆国家を定義するのは「国民、国土、主権」の3つ。国民の健康は安全保障の最たるもの。それを守れないで国家と言えるのか?
◆「日本では世界に通用しない抗がん剤が年間800億円も使われている」と告発し、医師会が反対したインフォームド・コンセントの法制化を国に進言!
◆「黙っていたら、世の中が良くなるわけがない」。歴代の厚労大臣に建白書を提出、筋道を立てて物申してきた福島氏の足跡
(第629号の目次)
◆国をあげての新型コロナワクチンの奨励は「利益がリスクに勝る」から!? 拙速なワクチン接種開始を見て、すぐに「これは重大なことが起こる」と確信!
◆新しい医薬品の開発をする以上、そのリスクについては責任を持って明らかにしておかないといけない!
◆未熟な医者は次々と投薬し、副作用が起きたら、それにも薬を出す悪循環に。「薬をもらえればいいという患者もいるが、そういうもんじゃないんです」
◆生体にとって、薬というものは常に異物。副作用のない薬はない。ワクチン接種後の体調不良を「気のせいでしょう」と言う医者は不届きだ!
◆物事をあるがままに見るのは難しい。人は「こうあってほしい」と願うから「薬は良いもの、ワクチンは病気予防に必要」と刷り込まれてしまう
『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!
まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。
『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。
※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77
※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810
岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。
※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1133回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏 2023.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231230
IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)
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