日刊IWJガイド・非会員版「イスラエル情報省がガザ地区の『民族浄化』計画をまとめた『永久追放文書』が漏洩、暴露された!!」2023.11.3日号~No.4061号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~イスラエル情報省がガザ地区の「民族浄化」計画をまとめた「永久追放文書」が漏洩、暴露された!! しかもイスラエルの狙いは、民族問題の「最終解決」だけではなく、ガザ地区沖で発見された「ガザ・マリン」ガス田の権益を独占するという実利もある「一石二鳥」作戦!

■11月です! IWJの第14期も4ヶ月目に入ります! ありがとうございます! 10月のご寄付・カンパの額が確定しました! 10月は252件のご寄付・カンパをいただき、434万6000円でした! ありがとうございます! これで8月、9月、10月と皆さまのご支援により、3ヶ月連続で活動費用の月間目標額400万円を上回りました! しかし、累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、毎月613万円が必要です! どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。10月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾!「占領国イスラエルには自衛の権利はない」! ロシアのネベンジャ国連常任代表が緊急特別総会で指摘!!】2004年の国際司法裁判所の勧告的意見に明記! パレスチナ領の国連特別報告者・アルバネーゼ氏もイスラエルに「自衛権の法的実態がない」と指摘! さらにアルバネーゼ氏は「もし自衛を適用したとしても、イスラエルが自国領土のコントロールを取り戻した24時間ないし30時間後には失われた」と断言!!(『タス』、2023年11月2日)

■【第2弾! スクープ! 2001年、パレスチナ自治政府のアラファト大統領(当時)がイタリアの2つのメディアに「ハマスはイスラエルの支援を受けて設立された」と明言していた!】アラファト氏はラビン首相がエジプトのムバラク大統領(いずれも当時)の前で認めたとの証言も!(『EIR』、2001年12月21日)

■<本日正午に、号外を出します!>「スクープ!! 2010年にイスラエルの戦争犯罪の疑いを国際刑事裁判所(ICC)に告発する国連の『ゴールストーン』報告書に関する国連決議を米国が妨害していた!!」

■<本日のタイムリー再配信>本日午後6時から、8月20日収録「ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!『米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!』~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏」を冒頭のみオープン、その後は会員限定で再配信いたします!

■ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算! 米国の覇権は確実に破綻する! 外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!~10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、8月20日収録「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~イスラエル情報省がガザ地区の「民族浄化」計画をまとめた「永久追放文書」が漏洩、暴露された!! しかもイスラエルの狙いは、民族問題の「最終解決」だけではなく、ガザ地区沖で発見された「ガザ・マリン」ガス田の権益を独占するという実利もある「一石二鳥」作戦!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 イスラエルが、ガザ地区の「民族浄化」計画をまとめた文書が明るみに出た! と10月30日付けの『RT』が、28日付ニュースサイト『シチャ・メコミット』の情報として報じました。

 『RT』によると、『シチャ・メコミット』は、漏洩したイスラエル情報省による、10月13日付けの10ページの「ガザ地区の人口削減と住民のエジプト領土への強制移住を求める」政策文書を公開しました。

 『RT』は、イスラエル情報省の文書は、エジプトとイスラエル国境沿いの「数キロメートルの不毛地帯」に仮設都市を設け、そこにガザ住民を収容することを勧告している、と報じています。

 「この計画の下では、230万人のガザ住民は、『近い将来、イスラエルが占領する地域に戻る希望はもはやない』、『アッラーは、あなた方がこの土地を失ったのは、ガザの指導者であるハマスのせいであることを確認した』と告げられることになる」。

※Israel compiled ‘ethnic cleansing’ plan for Gaza – media(RT、2023年10月30日)
https://www.rt.com/news/586197-israel-gaza-population-removal/

 『シチャ・メコミット』は、そのウェブサイトでの説明によると、「ローカル・コンバーセーション(地域の人々の会話)」という意味で、2011年に「一般の人々にイスラエルの政治的、文化的、社会的変化を知ってもらう」ことを目的として創立されました。

 イスラエルとパレスチナのジャーナリストやブロガー、映画製作者、ジャーナリスト、紛争解決の専門家、人権活動家なども含まれているということです。

※(情報省の完全文書: ガザ占領と住民への完全移送)(シチャ・メコミット、2023年10月28日)
https://www.mekomit.co.il/%D7%94%D7%9E%D7%A1%D7%9E%D7%9A-%D7%94%D7%9E%D7%9C%D7%90-%D7%A9%D7%9C-%D7%9E%D7%A9%D7%A8%D7%93-%D7%94%D7%9E%D7%95%D7%93%D7%99%D7%A2%D7%99%D7%9F-%D7%9B%D7%99%D7%91%D7%95%D7%A9-%D7%A2%D7%96%D7%94-%D7%95/

 『シチャ・メコミット』によると、この文書の存在はまず、イスラエルメディア『カルカリスト(Calcalist)』で暴露され、『シチャ・メコミット』が初めて文書の全文を掲載しました。以下、本稿では「永久追放文書」と呼びます。

 『シチャ・メコミット』は、記事の中でイスラエル情報省の当局者が、「永久追放文書」は、「情報省政策課に代わって治安システムに配布された本物の文書」だと認め、メディアに公開することは想定されていなかったと述べた、と報じています。

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 晴れ間の多い11月になりました。秋が足早に深まりつつあります。

 ウクライナと中東と、世界同時多発戦争の様相を帯びてきました。晴れていても、日の光が不穏に感じられてきます。

 来週の8日には立冬を迎えます。そして、2023年もあと2ヶ月というあわただしさです。

 正念場を迎えているIWJの第14期も、4ヶ月目に入ります。

 私、岩上安身の訴えにお応えいただき、今期第14期が始まった8月、9月、10月は、3ヶ月連続でご寄付・カンパは、月刊目標額を上回りました!

 前期第13期は、目標額に到達した月が1回しかなく、平均して半分程度だったため、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、緊急でつなぎ融資を出し、その額2200万円となってしまいました。

 今期は、その轍を踏まないように、ぜひ、皆さまのご寄付・カンパが、毎月の月刊目標額400万円に届きますように、よろしくお願いいたします!

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万の返済に回したいと存じます!

 債務が少しずつでも減っていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! 皆さま、本当にありがとうございます!

 10月のご寄付・カンパ額が確定しました! 10月は252件のご寄付・カンパをいただき、434万6000円でした!ご寄付・カンパは、月間目標金額400万円の109%となりました。ありがとうございます!

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。

 今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れ2500万円の毎月の返済額は約30万円ずつ7年間にわたることが決まっており、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります!

 前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約613万円が毎月、必ず必要となります。

 そういうわけですので、月額400万円の目標額に到達して、ようやく、その月の活動費の収支がトントンということであり、累積した赤字を返済してゆくことは、それだけでは足りないということになります。特に金融機関への返済は待ったなしです!

 どうか、613万円近くにまで達するよう、皆さまの応援、ご支援をよろしくお願いします。

 皆さま、どうぞ今こそ、IWJの救済のために、ご支援をよろしくお願いします!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 岩上安身

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。10月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

 10月は31日間で、252件、434万6000円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方91名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、ツイッター、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

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F.K. 様
I.A. 様
K.A. 様
アオキ カナメ 様
N.H. 様
イトウ チアキ 様
H.M. 様
H.H. 様
K.K. 様
武本 勝男 様
タテノ アツコ 様
金子 博文 様
マツモト ヤスアキ 様
M.K. 様
M.T. 様
久保 薫 様
F.R. 様
Y.Y. 様
岡本栄治 様
M.I. 様

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 皆さま、生活物資全般のインフレ情勢下、誠にありがとうございました。

 いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.11.3 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh2・福島】11:00~「『放射線防護の民主化 2023-2030 ――福島の経験を共有し、放射線の影響からの”身の守り方”を市民の視点で問い直す』に関する記者発表」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2

 「放射線防護の民主化フォーラム」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた福島原発事故関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85
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【IWJ・エリアCh2・福島】13:00~「『放射線防護の民主化 2023-2030』――福島の経験を共有し、放射線の影響からの”身の守り方”を市民の視点で問い直す(1日目)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2

 「放射線防護の民主化フォーラム」主催のシンポジウムを中継します。これまでIWJが報じてきた放射線被ばく関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E8%A2%AB%E6%9B%9D
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【タイムリー再配信 1104・IWJ_YouTube Live】18:00~「ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!『米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく「自壊」によって崩壊する!』~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2023年8月に収録した、岩上安身による 桃山学院大学法学部教授 松村昌廣氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた松村昌廣氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%BE%E6%9D%91%E6%98%8C%E5%BB%A3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518062
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【IWJ・エリアCh6・岩手】18:30~「第304回 脱原発盛岡金曜デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach6

 「脱原発盛岡金曜デモ」を中継します。これまでIWJが報じてきた脱原発盛岡金曜デモ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%84%b1%e5%8e%9f%e7%99%ba%e7%9b%9b%e5%b2%a1%e9%87%91%e6%9b%9c%e3%83%87%e3%83%a2

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◆中継番組表◆

**2023.11.4 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh2・福島】10:00~「『放射線防護の民主化 2023-2030』――福島の経験を共有し、放射線の影響からの”身の守り方”を市民の視点で問い直す(2日目)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2

 「放射線防護の民主化フォーラム」主催のシンポジウムを中継します。これまでIWJが報じてきた福島県関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/area/fukushima

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【IWJ号外】スコット・リッター「なぜ、私はもはやイスラエルの味方ではなく、これからも二度とそうではないか」(前編)~イスラエルの情報将校「彼(ネタニヤフ)はイスラエルを滅ぼすだろう」!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519532

【第616号-619号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ紛争への深入りは「米国覇権の終わりの始まり」?米国依存から離脱する動きがグローバルサウス諸国で急加速!岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー(その3)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519434

10月の訪露を受け維新を離党した鈴木宗男議員「『ロシアが負けることはない』というのは、大地塾でもいろいろな講演でも言っている。(発言が理由での処分は)難癖つけるような話」~10.25「鈴木訪ロ」「中東ガザ情勢」東京大地塾
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519321

大変厳しい状況が続くIWJに温かいご支援をいただき、まことにありがとうございます。お力添えいただきましたみなさまへ心より御礼を申し上げるとともに、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告(2023年10月)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/52904

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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾!「占領国イスラエルには自衛の権利はない」! ロシアのネベンジャ国連常任代表が緊急特別総会で指摘!!】2004年の国際司法裁判所の勧告的意見に明記! パレスチナ領の国連特別報告者・アルバネーゼ氏もイスラエルに「自衛権の法的実態がない」と指摘! さらにアルバネーゼ氏は「もし自衛を適用したとしても、イスラエルが自国領土のコントロールを取り戻した24時間ないし30時間後には失われた」と断言!!(『タス』、2023年11月2日)

 ロシアのワシリー・ネベンジャ国連常任代表が、11月1日の国連でのパレスチナに関する緊急特別総会で、重要な指摘を行いました。

 現在、イスラエル軍は、10月7日に起きたハマスの奇襲攻撃に対する自衛権を理由に、ガザ侵攻を正当化し、西側諸国もこれを支持しています。しかし、ネベンジャ氏は「イスラエルは占領国であるため、現在の紛争において自衛の権利はない」と指摘したのです。

 11月2日付けロシア『タス』は、ネベンジャ氏が「流血を止め、危機が中東地域全体を巻き込むのを防ぐことが必要だ」と述べ、サウジとイランの国交正常化などをあげて「この地域の国々が状況を自らの手で解決し、外部からの圧力にさらされなければ、中東の安定化に向けて多くのことを達成できることを証明している」と指摘した上で、ロシアが「パレスチナとイスラエルの和解に貢献し続ける」と表明したと報じました。

 その上でネベンジャ氏は、次のように語ったと、この『タス』の記事は報じています。

 「彼ら(人道法への二重基準を示す偽善的な米国とその同盟国)にできることは、イスラエルが想定している自衛権について繰り返すことだけですが、占領国は自衛権を持っていません。そのような権利は、2004年の国際司法裁判所(国連の司法機関)の勧告的意見によって確認されています」。

 ネベンジャ氏は、「私たちはイスラエルがテロと戦う権利を否定しません」とした上で、「しかし、テロリストと戦ってください。(戦う相手は)民間人ではありません」と訴えました。実に、まっとうな主張であり、正論です。

※Небензя заявил о призыве России прекратить кровопролитие на Ближнем Востоке(TASS、2023年11月2日)
https://tass.ru/politika/19178173

★国際司法裁判所(International Court of Justice / ICJ)のサイトから、2004年の裁判の「勧告的意見(advisory)を検索すると、「パレスチナ占領地における壁建設の法的影響」という事件を見ることができます。

※Legal Consequences of the Construction of a Wall in the Occupied Palestinian Territory(International Court of Justice / ICJ)
https://www.icj-cij.org/case/131

 これは、東エルサレムとその周辺を含むパレスチナ占領地域内で、占領国イスラエルが壁を建設していることに対し、国連緊急特別総会の求めに応じて、ICJが2004年7月9日に「勧告的意見」を出したもので、そこには以下のように書かれています。

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■【第2弾! スクープ! 2001年、パレスチナ自治政府のアラファト大統領(当時)がイタリアの2つのメディアに「ハマスはイスラエルの支援を受けて設立された」と明言していた!】アラファト氏はラビン首相がエジプトのムバラク大統領(いずれも当時)の前で認めたとの証言も!(『EIR』、2001年12月21日)

 イスラエルが殲滅を宣言しているハマスについて、「イスラエルがハマスに資金提供するなど、関係を持ってきた」とも噂されています。

 これについて、ジョン・ミアシャイマー教授は、今年10月13日付けで『サブスタック』に公開したインタビューの中で、「イスラエルはハマスにある時点で、資金を提供していましたか?」との質問に、「そうかもしれないが、証拠はない」と答えています。

※Interview on Hamas-Israel War & Ukraine(John’s Substack、2023年10月13日)
https://mearsheimer.substack.com/p/interview-on-hamas-israel-war-and

 しかし、米国の「陰謀論者」と評されることもある、政治活動家のリンドン・ラルーシュの思想を広めることを目的として設立された『ラルーシュ オーガニゼーション』が運営するメディア『EIR(Executive Intelligence Review)』は、2001年12月21日付け記事で、パレスチナ自治政府のヤーセル・アラファト大統領(当時)が、ハマスはイスラエルの支援を受けて設立された」と、イタリアの2つのメディア(新聞と雑誌)に語ったと、次のように報じています。

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■<本日正午に、号外を出します!>「スクープ!! 2010年にイスラエルの戦争犯罪の疑いを国際刑事裁判所(ICC)に告発する国連の『ゴールストーン』報告書に関する国連決議を米国が妨害していた!!」

 本日、正午に号外を出します。

 10月30日付の『ウィキリークス』がスクープです!

 『ウィキリークス』は、2010年に、イスラエルの戦争犯罪の疑いを国際刑事裁判所(ICC)に告発する国連の『ゴールストーン』報告書に関する国連決議を、米国が妨害していた証拠を暴露しました。

※WikiLeaks@wikileaks(2023年10月30日)
https://x.com/wikileaks/status/1718947136795025915

 『ゴールストーン』報告書とは、2008年から2009年にかけてのガザ紛争中のイスラエルによる国際人道法および人権法の違反を調査するためにジュネーブの国連人権理事会(HRC)が委嘱したものでした。

 要するに、イスラエルの国際人道法違反を、米国が経済力と軍事力を背景に、各国に圧力をかけて握りつぶしたのです。

 米国とイスラエルはどこまで腐っているのでしょうか!? このまま、2023年のイスラエルによる重大な国際人道法違反の数々も同じように不問に付されることは許されません。

 詳しくは、ぜひ、号外でお読みください!

■<本日のタイムリー再配信>本日午後6時から、8月20日収録「ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!『米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!』~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏」を冒頭のみオープン、その後は会員限定で再配信いたします!

 本日午後6時から、今年8月20日に収録した「ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!『米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!』~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏」を再配信します。

 このインタビューは、後段のお知らせにあるように、10月発行の『岩上安身のIWJ特報』として、テキスト化し、詳細な注釈をつけて、メルマガサイト「まぐまぐ」よりメール配信しました。

 本日のインタンビュー再配信と、『岩上安身のIWJ特報』をあわせて御覧いただくと、より理解が深まると思われます。

 本日の再配信は、冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員限定で配信いたします。

 詳しくは、ぜひ本日の再配信をご視聴ください。

 仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!

※会員のご登録はこちらからお願いします。
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【タイムリー再配信 1104・IWJ_YouTube Live】18:00~
ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算! 米国の覇権は確実に破綻する! 外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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■ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算! 米国の覇権は確実に破綻する! 外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!~10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、8月20日収録「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて『岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。

 10月発行分の『岩上安身のIWJ特報!』は、8月20日に収録した、「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。

 ウクライナ紛争は「ウクライナが反転攻勢に転じた」と言われながら、5ヶ月にわたる、長い膠着状態に陥っています。西側諸国の中には「ウクライナ支援疲れ」も見えており、ウクライナのNATO加盟については、ハンガリーが承認を渋っており、ドイツは加盟を認めないと舵を切りました。大きな進展がないまま、ウクライナのゼレンスキー大統領は相変わらず西側諸国に向けて、「武器支援をしてほしい」という要求のアピールを叫び続けています。

※【第1弾! ドイツのショルツ首相が7月のNATO首脳会議前、ウクライナのNATO加盟に「断固として反対」していることをバイデン米大統領に伝えていた!】米国の4人の情報筋が『ニューヨーカー』誌記者に証言!(『ニューヨーカー』、2023年10月9日)(日刊IWJガイド、2023年10月13日)
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 インタビューは、ウクライナの「反転攻勢」が事実上、大敗という形で終わっている、という指摘から始まりました。ウクライナ軍が苦戦しつつも善戦しているという西側のマスメディアの報道とは、まったく逆です。

 最近では米国の保守系シンクタンクの報告書や外交専門誌に「ウクライナは勝てない」という見立てが出るようになり、ロシアへのさまざまな経済制裁は効果が上がらず、アメリカが目論んだ「ロシア弱体化・孤立化」は、実は「同盟国の弱体化」という結果につながっていることなどが語られました。

 松村教授は、2014年のドンバス戦争から英米がウクライナを援助し、2022年まで育て上げてきた部隊の物資がほぼ枯渇し、西側の方も徐々に弾薬などを供給できなくなっているのだろうと推測して、こう続けました。

 「西側の方が負けてるのに『勝っている』とか、ロシアも(自分たちが)勝っていることを(あえて)言わないのは、お互いに都合がいいから。

 ロシアは、この状況が続けば米国の覇権が崩れていくことがわかっているから『墓穴を掘ればいいだろう』と。

 アメリカの方は、これが続けば続くほどヨーロッパがボロボロになるし、日本に金を出させて力を削ぐことができる。そういう打算で、この嘘の状態を続けている」。

 つまり、松村教授によれば、米国としては、潜在的に自分の競争相手となる欧州と日本などの「同盟国」という名の「従属国」の力を削ぐことを、中露の弱体化という表向きの国家戦略とは別に、真の目的として隠しもっている、というのです。

 さらに、米国の覇権は外部要因よりも内ゲバによる「自壊」という形で崩壊するとの予想や、米中の経済は一蓮托生なので、潰れる時は一緒に潰れるため、米国覇権の崩壊後には「多極化」が出現するなど、研究者の視点でポスト・パクス・アメリカーナのシナリオの可能性を語りました。

 最後に松村教授は、「ウクライナ戦争」という言い方は間違いで、「ウクライナにおける戦争」であり、周辺国がウクライナを戦場にしているのだと指摘しました。

 「元々あそこはタタールの国で、その前はカザール(ハザール)。西と東の間で人種も文化もグラデーションになっている。ヨーロッパの最貧国で、北朝鮮や中国とも関係が深く、海千山千でやってきた。そんなに甘い国ではない。そういう、ややこしいところに、周りが手を突っ込んで、収拾がつかなくなっているのが現状だと思います」と締めくくりました。

 以下、10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第620号の目次)
◆2023年の夏、静かなる膠着。勝負はすでについた!? ウクライナの「反転攻勢」は敗北、「ロシアには勝てない」という現実に今、西側諸国は出会っている!
◆西側は「負けている」と言わず、ロシアも「勝っている」と言わないのは双方に好都合だから! 米国は「長引けば欧州と日本の力を削げる」と打算的に思考!?
◆ウクライナ「反転攻勢」の現実! 西側はローマ軍のように1列で攻め進むが、ロシアはモンゴル式。敵に防衛をわざと破らせ、中に囲い込んでボコボコに!

(第621号の目次)
◆ウクライナ紛争は衰退する米国の軍事力を補う複合手法の典型。しかし、米国が目論んだ「ロシア弱体化・孤立化」はいまだに成功せず!
◆「リベラル金融寡頭制」になった米国の覇権。その崩壊は外部要因より内部の「自壊」という形になり、崩壊後には多極化が出現する!

(第622号の目次)
◆実は軍事費を縮小している米国! 東欧系・ユダヤ系ネオコンに深く食い込まれているバイデン政権は、国家理性の点からみると「えらく迷走している」
◆一度もレジーム・チェンジを経験していない大国アメリカ。「米国例外主義」を掲げて行き着く「開かれた社会」とは? それは「独裁」しかないのでは!?

(第623号の目次)
◆グローバリズムは、ある種の変形した宗教。寡頭制の米国では社会と国家が逆転、民間の利害関係で統治機構が乗っ取られた形になっている!
◆マスメディアは元々、戦争のプロパガンダ機関。今は戦時か準戦時体制なのでマスコミの大本営発表にも驚かないが「そこの認識がない人は混乱するでしょうね」
◆ウクライナは西と東が人種的、文化的にグラデーションの地域。そこに周囲の国が手を突っ込んで戦場にして、事態をややこしくしている!

 『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

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 岩上安身による桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏インタビューの動画は、以下のURLから御覧ください。

※ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!「米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!」~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏 2023.8.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518062

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴、前田啓)

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