┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~政府の質問権行使に、統一教会は回答拒否! 政府が「過料」を科すよう裁判所に通知すると、統一教会は「質問権行使は違法」だと主張!「全面的に争う」と表明! 第2次岸田第2次改造内閣の文科大臣は、統一教会と接点のあった盛山正仁氏!!「解散命令請求を公正な立場で行えるのか?」「2世元信者の不安の声にどう答えるのか?」との記者からの追及にも「今は一切関係がない」と主張! 解散命令を見越した韓国の統一教会本部では、韓鶴子総裁が「岸田をここに呼びつけて教育を受けさせなさい!」と激怒! 世論調査では86%が解散命令請求に「賛成」!
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┠■9月に入り、IWJの新しい第14期も2ヶ月目に入りました! 第13期は、2200万円を超える赤字となってしまいました! 第14期スタートにあたり、銀行から2500万円の緊急融資を受けました! 第14期はなんとしても経営を建て直さなければなりません! 建て直しができなければ、IWJは消滅します! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
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┠■【中継番組表】
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┠■「ジャニー喜多川氏の悪事を知っていながら隠蔽に加担した、っていう認識は、たぶんテレビ局にはないんじゃないかな」某芸能雑誌の元編集者がIWJ記者の取材に応じて「業界」内の「認識」を語った!「日本の芸能界って歴史的にそっちの筋(暴力団)とつながっているので、本当にわけのわからないことを言ってくるところとかあるけど、ジャニーズはそういうことは一切ないし、非常に紳士的」!? 日本の芸能界の闇は、性加害の魔窟・ジャニーズ事務所よりはるかに深い!?
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┠■<IWJ取材報告>「神宮外苑の再開発事業は文化遺産の不可逆的な破壊!!」国連ユネスコの諮問機関が事業者と東京都に中止を要請!~9.15 日本記者クラブ主催「イコモス 記者会見」―内容:神宮外苑再開発事業撤回に向けた緊急要請
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┠■<岩上安身によるインタビュー決定のお知らせ>岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビューが、9月21日録画収録、後日配信で決定しました。日本で盛んに報じられている「中国経済崩壊論」の嘘と、ウクライナ紛争による米ドル離れ、グローバル・サウスの台頭など、米国一国支配から多国間主義へと変化していることなどについて、詳しくお話をうかがう予定です。
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■はじめに~政府の質問権行使に、統一教会は回答拒否! 政府が「過料」を科すよう裁判所に通知すると、統一教会は「質問権行使は違法」だと主張!「全面的に争う」と表明! 第2次岸田第2次改造内閣の文科大臣は、統一教会と接点のあった盛山正仁氏!!「解散命令請求を公正な立場で行えるのか?」「2世元信者の不安の声にどう答えるのか?」との記者からの追及にも「今は一切関係がない」と主張! 解散命令を見越した韓国の統一教会本部では、韓鶴子総裁が「岸田をここに呼びつけて教育を受けさせなさい!」と激怒! 世論調査では86%が解散命令請求に「賛成」!
おはようございます。IWJ編集部です。
統一教会への解散命令請求がいつ出されるのか、また、政府の質問権行使に対する統一教会の回答拒否に対し、行政罰である「過料」を科すよう9月7日に裁判所に通知したことなどが注目される中、第2次岸田第2次改造内閣で、宗教法人を所管する文部科学大臣に、盛山正仁衆議院議員が就任。盛山氏は、統一教会の関連団体の会合に本人が出席して挨拶していたことが、昨年の自民党の調査で明らかになっています。
岸田総理は統一協会と関係があった人物を、文科大臣にすえたわけで、盛山氏はもちろんのこと、任命した岸田総理の見識と責任も問われます。
※【第1弾! 政府が裁判所に統一教会への解散命令を請求する方向で検討!】解散命令の請求時期について『テレビ朝日』は「来月にも」、『毎日新聞』は「年内の判断を目指す」と報道! 一方、永岡桂子文科大臣は「現段階で解散命令請求を判断する事実はない」と、態度を明確に示さず!(『ANNニュース』、2023年9月4日)(日刊IWJガイド、2023年9月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230906#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52709#idx-6
※【IWJ号外】岩上安身が、何のトラブルも起こしていないのに、総理官邸での総理会見から、今後排除されることに! 岩上安身は抗議するも、官邸報道室は「結論」を翻さず! 岸田改造内閣の顔ぶれが発表される! 2023.9.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518524
一方、統一教会は9月8日に記者会見を行い、政府の質問権行使について「行使要件を欠いており、違法である」と主張し、「過料は認められない」として、却下を求めて全面的に争うと表明しました。
※2023年9月8日記者会見を開催しました(世界平和統一家庭連合、2023年9月11日)
https://ffwpu.jp/news/4698.html
盛山文科大臣は、就任直後の14日の記者会見で、記者から「(昨年、旧統一教会と自民党議員の関係が取り沙汰された)当初は、報道各社の調査に『接点はない』と答えていたのに、その後の自民党の調査では接点があると答えている。どういう接点だったのか? 現在も接点はあるのか? 解散命令請求を公正な立場で行えるのか?」と、厳しく追及を受けました。
※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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IWJがこれまでに報じてきた統一教会問題は、ぜひ以下の特集記事を御覧ください。
※特集 自民党と癒着し日本を蝕む反日カルト、「統一教会」
https://iwj.co.jp/wj/open/unificationchurch-special
■9月に入り、IWJの新しい第14期も2ヶ月目に入りました! 第13期は、2200万円を超える赤字となってしまいました! 第14期スタートにあたり、銀行から2500万円の緊急融資を受けました! 第14期はなんとしても経営を建て直さなければなりません! 建て直しができなければ、IWJは消滅します! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
9月に入り、IWJの新たな第14期も2ヶ月目に入りました。
第13期の収支につきましては、7月31日時点で、暫定ですが、残念ながら2204万8900円のマイナスとなりました。
また、第13期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が、税理士の御指導のもと、決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。
第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。
8月1日からの第14期のスタートにあたっては、新型コロナウイルスに関する港区中小企業融資制度を利用することで、IWJは港区からの利子補給を受け、金融機関から2500万円の融資を受けることになりました。
今期、第14期からは、収支をあわせた上で、この融資の返済も必要になります。
IWJは個人企業ですので、代表取締役・岩上安身が借りたこの銀行融資は、個人である岩上安身が連帯保証人となっています。したがって、IWJとしてこの融資の返済が滞れば、岩上安身個人が全額返済しなければなりません。できなければ、会社としてのIWJも、岩上安身も、自己破産ということになります。
しかし、私、岩上安身には難病の娘がいるため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。
私にはふたりの娘がいますが、次女が20代で難病である線維筋痛症を発症しました。
次女は、国立看護大学校を出て、国立がん研究センターで、看護師として、末期がんの病棟を担当していました。看護師の過酷な勤務に、末期がん病棟という環境による、多大なストレスも重なったのだと思います。
線維筋痛症という自己免疫疾患は、その原因もまだ未解明であり、治療法も確立されていない難病です。次女の症状はどんどん悪くなり、全身の痛みで、今ではほぼ寝たきりです。毎日、痛みと苦しさしかなく、人生に希望を持てないため、うつ病にもなりました。コミュニケーションを取るのも難しい状況です。
私は、親としての最低限の責任を果たしたいと思っています。自分の死後も、この子が生きていけるように、何らかの財産を残しておきたいと願っています。
長女は結婚して子どももいます。家庭があるわけですから、すべてを長女に頼るわけにはいきません。生活面では長女にも頼らなければならないでしょうから、せめて金銭面だけは、私が何とかするしかないと思っています。
ですから、今期、第14期は、絶対に赤字を出さず、収支があうようにした上で、2500万円の借り入れも着実に返済していかなければなりません。
IWJの活動によって、赤字がこれ以上拡大するようであれば、我が身だけでなく、娘をも巻き込んでの身の破滅となってしまうので、活動を続けられない、というのはそうした事情によるものです。
そのためには、全力で、この3ヶ月くらいで支出を削り、皆さまに評価され、その結果として、収益の上がるような、新たな情報発信もやりたいと思っています。
正直なところ、この半年が勝負です。そこでご寄付が集まらず、支出も削れなければ、IWJの活動規模をミニマムにして収支があうようにするか、あるいは会社を清算するか、腹をくくるつもりでいます。
どうか皆さま、IWJの経営再建に向けて、会員登録、ご寄付・カンパ、協賛広告によるご支援をお願いいたします! また、YouTubeのチャンネル登録も、ぜひお願いいたします。
※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】第13期2200万円の赤字を出し、加えて銀行から2500万円の融資を受けました。私には難病の娘がいて、この子を私の死後においても守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。赤字を止められなければ、第14期途中でも、IWJの活動を中止するサドン・デスの決断をくだします。赤字体質が脱却できれば、活動を継続します!IWJの経営再建に向けて、最後になるかもしれない勝負の時、会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告によるご支援のお願いをします!
https://youtu.be/jZv9X2ojES8
※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】私には難病の娘がいて、この子を私の死後も守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。IWJの経営再建に向け、ご支援のお願いをします!
https://youtu.be/5oOoBcOJuh0
今期第14期の最初の1ヶ月、8月は、8月1日から31日までの31日間で、88件、292万5300円のご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。しかし、これを第14期の月間目標額400万円にあてはめると、到達率は約73%でした。まだ赤字はたれ流されています。これが続けば、先述した通り、IWJの活動は続けられません。
第14期の2ヶ月目、9月のカンパ額は、9月1日から15日までの15日間で48件、78万3300円でした。ありがとうございます。繰り返しになりますが、第14期は、背水の陣で臨んでいます。毎日、毎日が生き残れるかどうかの勝負です! ぜひ、ご支援をお願いします!
IWJにとってはまだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えるためにあるものです! ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!
現状の会員数を、お知らせします。
8月末時点での会員総数は2566人(前年同日比:1023人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。
ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています! コロナ禍と未曾有のインフレ下の不況、進む高齢化などが逆風として吹きつけています!
しかし、皆さまに会員としてお支払いいただけなければ、IWJは、存続ができません! 第14期におけるご寄付の月間目標額は、会員が減少した分だけ、ご寄付にかかるウェイトが増えて、月間400万円となりました! この負担を減らし、ハードルを下げるためにも、できるだけ、新規の会員登録を、そして休会中の方は、再開の手続きをお願いいたします! 会費が増えれば、毎月のご寄付・カンパのお願いも、もう少し少なくてすむようになります。
どうか、会員登録をしたことがない方は、新規で会員登録を、休会していた方は、再開をぜひ、よろしくお願いします!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!
日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。日本が「第2のウクライナ」にならないように、米国の代理戦争の「捨て駒」にされないように、自立すべきなのです。
同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を示すべきではないでしょうか!?
また、米国から押しつけられた新型コロナワクチンの危険性について、報じることも、論じることもできず、国の言われるがままにワクチンを接種して、コロナから守られるどころか、死に至るまでの副反応被害を招いていることも、日本という国に主権がなく、その従属国の政府とべったりの関係を築いている記者クラブメディアが、権力から自立した報道を行うことができないために起きている「悲劇」です。
皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!
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ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2023.9.20 Wed.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2023.9.21 Thu.**
【IWJ_YouTube Live】】15:30~「『多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会』記者会見 ―報告:原田浩二京都大学准教授『多摩地域住民の血漿中PFAS濃度調査の追加調査結果のまとめ』」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
「多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきたPFAS関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/pfas
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「もしも権力行使が、権限の濫用のもとで行われているとしたら、それはやはり宗教的ドグマだと思う」~9.13 赤木雅子氏による財務省元理財局長・佐川宣寿氏に対する損害賠償請求訴訟(大阪高裁)口頭弁論後の記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518536
「判決理由が国の主張通り。国と裁判官はグルなのか!?」司法権の放棄? ~9.14 財務省による森友文書「不開示決定」に対して赤木雅子氏が取り消しを求めた裁判判決後の記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518545
【IWJ号外】ワクチン問題研究会記者会見第3弾、福島雅典医師が咆哮する!「ワクチン契約は『不平等条約』」! 報じないマスコミに向かっては「ジャーナリストとしての気概と行動力を持て!」と檄も!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518597
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■「ジャニー喜多川氏の悪事を知っていながら隠蔽に加担した、っていう認識は、たぶんテレビ局にはないんじゃないかな」某芸能雑誌の元編集者がIWJ記者の取材に応じて「業界」内の「認識」を語った!「日本の芸能界って歴史的にそっちの筋(暴力団)とつながっているので、本当にわけのわからないことを言ってくるところとかあるけど、ジャニーズはそういうことは一切ないし、非常に紳士的」!? 日本の芸能界の闇は、性加害の魔窟・ジャニーズ事務所よりはるかに深い!?
ジャニーズ問題では、故ジャニー喜多川氏によるジャニーズJr.の少年たちに対する性加害が、長年にわたって続けられてきたことに加え、ジャニーズ事務所側、特にジャニー喜多川氏の姉であるメリー喜多川(藤島)氏が問題の隠蔽をはかっていたこと、ジャニー喜多川氏による性加害の事実を知りながら隠蔽し続けてきたメディアの責任が、第三者委員会による報告書で指摘されています。
※再発防止特別チームがジュリー社長の辞任を提言! 姉のメリー氏がジャニー氏の性加害を放置・隠蔽し、メディアが報じなかったことで被害が拡大したと指摘!~8.29 ジャニーズ事務所問題 再発防止特別チームによる記者会見 2023.8.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518243
ある芸能雑誌の編集者A氏は、IWJ記者の取材に応じて、「テレビ局としては、隠蔽に加担した、という意識はないと思う」として、「業界」内の「認識」について語りました。
「テレビ局の担当者は、ジャニーズに限らず、タレントを自分たちの番組に出してもらうために、いかにうまく事務所と付き合うか、ということをやってきたわけです。
でも、ジャニーズのタレントに出てもらうために、ジャニー喜多川氏の悪事を知っていながら隠蔽に加担した、っていう認識は、たぶんテレビ局にはないんじゃないかな。
そういう認識を持っていないこと自体が問題だ、と言われれば、そうかもしれないし、ネスレの社長みたいに『そういう噂があることを知ってたから、距離を置いていた』というのが大人の理想的な対応かもしれないけど、メディアはそれができないですよ。
ジャニーズのタレントほど、視聴率の取れる代わりがいないわけだから、そういう綺麗事ではいかなかったんじゃないかな。
ただ、今となってみれば、やはりそういう意味では、僕ら(雑誌)も含めて、みんな責任があると思いますよ。
いかに被害者の救済と、今後同じことがないように、何ができるか、ということを考えるのが、メディアの責任なのかなと思います」。
※ジャニー喜多川氏の性加害の噂を知り「タレントをCMに起用しなかった」ネスレ日本元社長が「違いがわかる男」と話題に
https://www.chunichi.co.jp/article/770840
A氏が触れたこのネスレの社長の発言について、各マスメディアは、「性加害の噂を知り」と、報じています。
急いで強調しておかなければならないことがあります。ジャニー喜多川氏の性加害行為は、「噂」などではなく、最高裁も認めた「事実」だったという点です。
1999年にジャニー喜多川氏と事務所側が『週刊文春』による性加害報道を「名誉毀損」で訴えます。2002年の地裁判決では文春側が敗訴となりますが、2003年の高裁では、『週刊文春』の記事の真実性が認められます。そして2004年、ジャニー喜多川氏らの上告は最高裁に棄却され、ジャニーズ事務所側は敗訴。ジャニー喜多川氏の「性犯罪」は、最高裁によって事実と認定されたのです。
しかし、その最高裁判決のニュースを、新聞は最小限のベタ記事程度ですませ、テレビ局はまったく取り扱いませんでした。その結果、世間にはこの判決は広く知られず、「噂」扱いとなってしまったのです。
これだけ重大な最高裁判決を、ろくに報じなかったマスメディアの社会的責任は、きわめて重いと言わなければなりません。現状、この点に触れて、マスメディアを批判する議論があまりにも少ないように思われます。
ジャニー喜多川氏の性犯罪は、社会的な力関係を利用した性的関係の強要であり、被害当事者側はその強要から極めて逃げづらくなる不同意性交(レイプ)の典型であるといえます。そうした性犯罪が、何十年間も続けられてきたのです。最高裁判決がくだっても、ジャニー喜多川氏も、その取り巻きも、ジャニーズ事務所の体質も、取り引き先のマスメディアや広告スポンサー企業も、何ら姿勢を改めなかったのは、「異常」としかいいようがありません。
※【第1弾!「俺のソーセージを食え!」東山紀之氏のジャニーズ新社長就任は裏目に! 雪崩を打つ「ジャニーズ切り」ドミノ倒し現象が加速!】『Smart FLASH』のアンケートに「性加害の事実を知っていた」と回答したスポンサー企業はゼロ、これは性加害に企業として加担していないと強調するための手のひら返しなのか!? 特に海外進出企業は「人権問題、コンプライアンス重視」を強調! 行政でも、農林水産省、東京都、愛知県などが「ジャニーズ切り」を表明!(日刊IWJガイド、2023年9月19日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230919#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52753#idx-6
A氏はかつて、この雑誌のジャニーズ担当でした。
IWJ記者「ジャニー喜多川氏の性加害問題が広がりをみせています。Aさんが編集者をされていたのは、SMAPやTOKIOが全盛だった時代ですが、当時この問題をどの程度認識していましたか?」
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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■<IWJ取材報告>「神宮外苑の再開発事業は文化遺産の不可逆的な破壊!!」国連ユネスコの諮問機関が事業者と東京都に中止を要請!~9.15 日本記者クラブ主催「イコモス 記者会見」―内容:神宮外苑再開発事業撤回に向けた緊急要請
9月15日午前11時より、東京都千代田区の日本記者クラブにて、神宮外苑再開発事業撤回に向けた緊急要請についての「イコモス 記者会見」が開催されました。
ユネスコの世界遺産に関する諮問機関である「国際記念物遺跡会議イコモス(ICOMOS/ International Council on Monuments and Sites)」は、9月に予定されている3000本以上の樹木の伐採や、その後の3棟の高層ビルの建設、そして、既存の野球場とラグビー場の新球場への建て替えなどを含む「神宮外苑再開発計画」により、東京都の「文化的資産が危機に直面している」として、9月7日、緊急要請ヘリテージ・アラートを発出し、事業者や認可した東京都に計画の撤回などを求めました。
※日本イコモス
https://icomosjapan.org/
会見では、リモートでゲスト参加したエリザベス・ブラベック氏(緊急要請発出元の「世界イコモス」国際学術委員会文化的景観委員会会長)、岡田保良氏(日本イコモス国内委員会委員長)、石川幹子氏(同理事)、そして、篠原孝衆議院議員、および、阿部知子衆議院議員(ともに、「神宮外苑の自然と歴史文化を守る国会議員連盟」のメンバー)が登壇し、「神宮外苑再開発計画」に反対する立場から、現状の認識や取り組みなどについて、発言しました。
会見でのエリザベス・ブラベック氏の発言は、以下の通りです。
「神宮外苑の再開発事業についての、イコモスの懸念について、お伝えしたいと思っております。
私どもが大きな懸念を有しているのは、3.4ヘクタールの公園としての土地が失われてしまうかもしれないということ。
そして、3000本ほどの、いわゆる『ヘリテージ樹木』。これらの樹木が、東京の都市型公園の主な部分をなしているにもかかわらず、これは『ヘリテージ』、すなわち『遺産』という観点からも、あるいは、環境の『生態系』という観点からも失われてしまいかねない、ということを懸念しております。
今回、発出しましたこの『ヘリテージ・アラート』、これは全世界向けの『ヘリテージ・アラート』でありますけれども、国際的にも、この不可逆的な形で、しかも、喫緊に遺産が失われてしまいかねないということに対する、最大限の懸念を表明するものであります。(中略)
東京は、最大級の都市の一つであり、1400万の人口を抱えております。しかしながら、都市における、開かれた空間について研究追跡を行っている国際機関によりますと、世界の主要な都市の中でも、東京は、市民に設けられたこういう空間が最も小さい都市とされております。
今回、懸念されております、この開かれた、その空間が失われるということ。東京の全体の面積からすれば小さな空間と思われるかもしれませんが、これが意味するところは大変大きいと言わざるを得ません。
全体の計画が示唆しているのは、この再開発事業によって、3000本以上の樹木が破滅してしまうということです。それに加えて、その3000本以上の樹木のうち500本以上が、推計では、100年以上の樹齢であるとされておりますし、さらにそれ以外の500本以上は、推定で50年以上の樹齢だといわれております。
イコモスとしては、これは文化遺産の不可逆的な破壊であると見ております。
さらに、それを超えて、この開かれた空間が失われるということ。そして、成熟した『ヘリテージ樹木』が破壊されるということは受け入れられないと考えております。
なぜならば、今や、全世界は気候変動ということを認識し、いかに都市の開かれた空間を保全していくかと、その重要性を認識しているからであります。
成熟した森林が、都市の中で失われていくということだけではなく、イチョウ並木にもストレスがかかることになります。新しいスタジアムが建設されることによって、この、日射が減るということ。そして、水の流れも変わっていくということ。これが、神宮外苑のシンボルとも言えるイチョウ並木にストレスをかけることになります。
イコモスとしては、国際的に名だたるこの公園において、市民やステークホルダーとの協議もなく、高層ビルを建てるということに対し、強く警鐘を鳴らすものであります。
イコモスとしては、再開発事業法に関わるすべての責任者に対し、再開発事業を直ちに『中止する』ことを呼びかけたいと思っております。これは、将来の世代のために、やはり、直ちに中止をしていただきたいということです。
この公園は、イコモス日本国内委員会によりますと、そもそも、『市民によって、市民のために、また、市民からの献金によって作られた』公園であるということであります。ですから、開発事業者に対しては、引き続き市民が公園のその利用をできるようにしていただければと思っております。
また、東京都に対しては、これは、都が今回の事業計画の承認を行っているということですので、その事業計画の見直しをお願いできればと思っております。より長期の観点に立って、都市計画法のもと、あるいは、都市計画条例のもとでの厳格な審査をお願いできればと思います。
イコモスとしてお願いしたいのは、『環境影響評価』については、『いくつものエラー、いくつもの科学的とはいえない手法を用いたいろいろな結果が盛り込まれている』という批判がありますので、これを見直していただければと、お願いしたいと思ってます。
また、イコモスが懸念をしておりますのは、一般の人々にほとんど情報提供がないままに、法律上の手続きが進められてしまったという点です。
私どもが要望をしたいのは、『民主主義原則』を尊重していただいて、神宮外苑の将来についての情報を広く国民に提供していただくとともに、さまざまなステークホルダーが議論に寄与できる形でのフォーラム・対話の場を設けていただければと思います。
イコモスとしましては、イコモス国内委員会、ならびに、国際文化的景観科学者会議、そして他のさまざまな専門家もお手伝いをし、より持続可能な神宮外苑の未来が作れるように、いろいろお手伝いをする用意がございます」。
他の登壇者の発言や、質疑応答など、記者会見の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。
※「神宮外苑の再開発事業は文化遺産の不可逆的な破壊!!」国連ユネスコの諮問機関が事業者と東京都に中止を要請!~9.15 日本記者クラブ主催「イコモス 記者会見」―内容:神宮外苑再開発事業撤回に向けた緊急要請
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518540
■<岩上安身によるインタビュー決定のお知らせ>岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビューが、9月21日録画収録、後日配信で決定しました。日本で盛んに報じられている「中国経済崩壊論」の嘘と、ウクライナ紛争による米ドル離れ、グローバル・サウスの台頭など、米国一国支配から多国間主義へと変化していることなどについて、詳しくお話をうかがう予定です。
岩上安身は9月21日(木)、エコノミストの田代秀敏氏に、録画収録でインタビューを行います。後日、配信いたします。
今年8月17日、中国最大級の巨大不動産企業「恒大集団」が米連邦破産法の適用を米国連邦破産裁判所に申請したと、日本の大手メディアが一斉に報じました。
これについて田代氏は、IWJの取材に対し、米連邦破産法(田代氏によると、正しくは「連邦倒産法」と訳すべき)を詳しく解説した上で、恒大が同法第15章の適用を裁判所に申請したのは「倒産手続きではない」と指摘し、「『恒大破産』と報じるのは、誤報を通り越して、フェイク・ニュースです」と断じています。
※エコノミストの田代秀敏氏が、中国最大級の巨大不動産企業「恒大集団」が、米連邦破産法15条の適用を申請した件について、解説!「恒大は現在のところ破綻していません」、「『恒大破産』と報じるのは、誤報を通り越して、フェイク・ニュース」!「世界経済の最大の成長エンジンである中国経済が円滑に回復するように国際的な環境を整えることは世界全体の利益」、「米国による中国叩きこそ世界経済の最大リスク」!!(日刊IWJガイド、2023年8月20日)
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21日のインタビューでは、不動産市場が中国経済全体に与える影響はそれほど大きくないという田代氏のご指摘や、日々進歩しているのに日本ではほとんど報じられない中国の最先端技術について、田代氏のご説明をうかがいたいと思います。
さらに、最近の中国の経済事情だけでなく、ウクライナ紛争が起きてから、ドル離れの加速など、グローバル・サウスはどう変わったのかについて、中国だけでなく、広く田代氏と見ていきたいと思います。
中国は通貨の独占覇権を狙っているわけではなく、各国が自国通貨で貿易することを、多国間主義として進めているのではないでしょうか。ウクライナ紛争の勝者は、グローバル・サウスだったということになるのではないでしょうか。
詳しくは、近日中に予定している撮りおろし初配信(録画配信)をお待ちください!
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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IWJ編集部(岩上安身、浜本信貴、前田啓)
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