日刊IWJガイド・非会員版「ウクライナの『反転攻勢』が手詰まりになり、ポーランドが『ウクライナ西部占領の下心』を表にあらわす!?」2023.8.11号~No.3984号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ポーランド参戦!? ウクライナ紛争は2国間紛争の段階を越えて多国間紛争の段階へ!? ウクライナの「反転攻勢」が手詰まりになり、ポーランドが「ウクライナ西部を占領するという下心」をついに表にあらわす!? ロシア外務省報道官は、ポーランドを煽る米国に対し、米国は「ポーランドが(ロシアに)攻撃される脅威を誇張し、(虚構の)シナリオを作り上げている」と非難! プーチン大統領は「これは非常に危険なゲーム」、「ポーランドの(旧ナチス・ドイツ領である)西部の土地がスターリンからの贈り物だったことをワルシャワの友人たちは思い出すべきだ」と発言!

■8月1日からIWJの新しい第14期がスタートしました! 第13期はたくさんの方から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第13期は、暫定の収支ではありますが、2200万円を超える赤字となった見込みです! 正確な収支は、後日集計後にご報告いたします。第14期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! 今期こそは赤字転落となりませんようにと祈る気持ちでのリスタートです!!

■「いつも大変、読み応えありますよ。ボスの留守にも、どうぞ、がんばって!」「岩上さん、コロナにり患されたとのこと、お見舞い申し上げます。くれぐれも無理なさらないでください」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします! 新型コロナからの回復が遅れ、現在、隔離・安静中の岩上安身と、IWJに、「頑張れ」の応援メッセージを頂きました。

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 4連弾!】

■【第1弾! 洋上風力発電で3000万円収賄疑惑の秋本真利衆議院議員(自民党を離党)の地元秘書で金庫番の高橋祐子・千葉県議の実兄は元警視総監!】また警察トップの親戚が不祥事か!? 警察・検察トップ関係者には、より厳しい捜査を行う前例をつくれ!!(『週刊文春』2023年8月17・24日合併号)

■【第2弾! 世論調査で米国民の半数以上がウクライナ支援に反対を表明! バイデン大統領のウクライナ戦略は完全に失敗! この戦争を止めることができるのは、対話と外交だけ!!】(『ザ・ヒル』、2023年8月8日)

■【第3弾! フランス国民議会のフレデリック・マチュー議員がジェラルド・ダルマナン内務大臣への質問書で、「ウクライナに出国したフランス人戦闘員のほとんどが、極右のネオナチ」と指摘!「ウクライナから帰還したネオナチ兵士によるフランス国内へのテロのリスクを考慮しているのか? テロ防止に必要な手段を講じているのか?」と追及!】(『フランス国民議会』、2023年8月8日)

■【第4弾! ポーランド政府、「不法な越境阻止と安定維持」のため、ベラルーシ国境に軍2000人を派遣!】ポーランド国防相は、最大1万人の兵士を増派すると発表! ベラルーシとポーランドの間で緊張が高まる!(『ロイター』、2023年8月9日)

■<IWJ取材報告>原告・横河健氏「水面下でうまく事を作っておいて、発表するときには『もう議論は尽くしました』というのは、民主主義の国としておかしい!!」~8.9 神宮外苑再開発認可取消裁判、追加提訴に関する記者会見
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■はじめに~ポーランド参戦!? ウクライナ紛争は2国間紛争の段階を越えて多国間紛争の段階へ!? ウクライナの「反転攻勢」が手詰まりになり、ポーランドが「ウクライナ西部を占領するという下心」をついに表にあらわす!? ロシア外務省報道官は、ポーランドを煽る米国に対し、米国は「ポーランドが(ロシアに)攻撃される脅威を誇張し、(虚構の)シナリオを作り上げている」と非難! プーチン大統領は「これは非常に危険なゲーム」、「ポーランドの(旧ナチス・ドイツ領である)西部の土地がスターリンからの贈り物だったことをワルシャワの友人たちは思い出すべきだ」と発言!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ウクライナの「反転攻勢」が手詰まりになる中、ウクライナの西隣で国境を接するポーランドとベラルーシの間で軍事的な緊張が高まり、ロシアはポーランドが「ウクライナ西部を占領するという下心」を持っている、と警戒を強めています。

 8月10日、『TASS』は、元駐日ロシア大使で、2022年11月25日よりロシア外務次官となったミハイル・ガルージン氏が同日、「ワルシャワは、PMC(民間軍事会社)のワグネル部隊のわが兄弟共和国(※ベラルーシ)への派遣を、新たな軍事準備を始めるための口実にでっちあげている」と、同紙によるインタビューで語った、と報じました。

※こちらは、原文は最初の通りなのですが、意味がわかりやすいように意訳しました。

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 プーチン大統領は、それでも、「実際には何も新しいことは起こらない」と述べ、20世紀のポーランドの歴史を振り返りました。

 プーチン大統領は、1920年代から1930年代にかけて、ポーランドは、現在のウクライナ西部、ベラルーシ西部、リトアニアの一部を領土としており、地元住民に対して厳しい同化と弾圧を加えていたと述べました。

 プーチン大統領は、1939年、ポーランドは独立国家としての地位を失い、それを「回復できたのはソ連のおかげだった」、「ポーランドの(旧ナチス・ドイツ領である)西部の土地がスターリンからの贈り物」だったことを「ワルシャワの友人たち」は思い出すべきだ、と述べました。

※こちらは、ポーランドがナチスに奪われた、ドイツ側の土地の話でした。
要約する前の原文の訳は以下の通りです。

 「1920年代から1930年代にかけて、ポーランドの東部国境地帯(クレシ)は、現在のウクライナ西部、ベラルーシ西部、リトアニアの一部を構成する領土であり、地元住民のポロン化と同化という厳しい政策がとられ、地元文化と正教の弾圧が行われた。

 ポーランドの強引な政策が何をもたらしたかを思い出していただきたい。1939年、ポーランドの西側同盟国は、ポーランドの国家的悲劇を招いた。ポーランドは実際に独立と国家としての地位を失い、それを回復できたのはソ連のおかげだった。ポーランドが西側のかなりの領土(ドイツ領)を獲得したのも、ソ連のおかげであり、スターリンの地位のおかげであった。ポーランドの西部の土地がスターリンからの贈り物であることは事実だ」。

 ガルージン次官は、「ポーランドがベラルーシとの国境を『強化』する計画は、間違いなく(ロシア)連邦国家の安全保障に脅威をもたらすものである」と警鐘を鳴らしました。

ガルージン次官「このような決定(※ポーランド政府が国境を強化するという決定)を、ポーランド西部の国境周辺におけるNATOの軍事的潜在力の漸進的強化という長年の政策や、ロシアとベラルーシに対する挑発的な政策と連動した、ポーランド自体の明らかな軍事化と切り離して考えることは容易ではない」。

※Poland starts new round of military preparations under artificial pretexts(ポーランド、人為的な口実で新たな軍事準備を開始)(TASS、2023年8月10日)
https://tass.com/politics/1658649

 前日の9日には、セルゲイ・ショイグ国防相が、ガルージン次官と同様の懸念を表明しています。

 9日付『TASS』によると、ショイグ国防相は、「ポーランドは、表向きは、(自国の)安全保障のために、常設のポーランド・ウクライナ合同軍事部隊の創設を計画している」が、「その裏には、ウクライナの西部を占領するという動機がある」との分析を示しています。そして、ここにも米国の影が見てとれるようです。

ショイグ国防相「既存のリスクは、米国の反ロシア政策の主な手段となっているポーランドの軍事化に関連している。ワルシャワは、ポーランド人が主張するように、『大陸上で最も強力な軍隊』を構築する意向を発表した」。

 ショイグ国防相は、「米国、英国、韓国から戦車、砲兵システム、防空・対空システム、戦闘機を含む兵器の大規模な購入が始まっている」と指摘しました。

 ポーランドは、8月1日にベラルーシのヘリコプター2機がポーランドの空軍国境を侵犯したとして、ベラルーシとの国境に追加の兵力と攻撃ヘリコプターを派遣する決定を発表しています。

※Poland, Ukraine to form joint military unit, says Shoigu(ポーランドが、ウクライナとの合同軍事部隊創設する、とショイグ氏)(TASS、2023年8月9日)
https://tass.com/defense/1658393

 一方のベラルーシ外務省は、ポーランド側が主張する「ベラルーシのヘリコプターによるポーランド国境侵犯疑惑」を否定しています。

 同省は「ベラルーシ側による全面的な調査の結果」、ポーランドが主張する国境侵犯疑惑のようなことはなかった、と主張しています。

 ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ワグネルの部隊がポーランド国境近くの訓練場に到着したのは、「ベラルーシ軍を訓練するためだけだ」と主張しています。

 ベラルーシ外務省は「ポーランド側に対し、状況をエスカレートさせず、国境地域を軍事化する口実として利用しないよう」に呼び掛けました。

※Belarus calls on Poland not to escalate situation around incident with helicopters(ベラルーシはポーランドに対し、ヘリコプターによる事故を巡る状況をエスカレートさせないよう要請)(TASS、2023年8月3日)
https://tass.com/world/1656009

 ポーランドとベラルーシの国境をめぐる緊張の高まりには、それを煽る米国の存在があります。以下、米国の動きを見ていきます。

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■8月1日からIWJの新しい第14期がスタートしました! 第13期はたくさんの方から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第13期は、暫定の収支ではありますが、2200万円を超える赤字となった見込みです! 正確な収支は、後日集計後にご報告いたします。第14期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! 今期こそは赤字転落となりませんようにと祈る気持ちでのリスタートです!!

 IWJは8月1日より、新たな第14期のスタートを切りました。

 第13期は、たくさんの方から温かいご支援をいただきました。

 第13期、最後の7月に頂戴したご寄付の確定値が出ました。31日間で、182件、232万5000円です。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約60%にとどまります。

 これにより、第13期の収支につきましては、7月31日時点で、暫定ですが、残念ながら2204万8900円のマイナスとなりました。

 厳しい経済状況の中、第13期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 また、第13期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が、税理士の御指導のもと、決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。

 新しく始まった第14期も、代表をつとめる私自身がいきなり、初めて、新型コロナ、それもオミクロン株に感染してしまい、ダウンするなど、波乱の幕開けとなっています。

 感染して5日以上過ぎてからのPCRの再検査でも「陽性」が出て、実際、自覚症状がおさまらない状態であり、腰をすえて、隔離と治療・安静にあたっています。

 正直、新型コロナが、これほどしんどいものとは思いませんでした。人により、症状のあらわれは違うのでしょうが、私にとっては、過去の風邪やインフルエンザよりも、ヘビーな体験であり、しかも、症状の期間が長く、今も、自宅で横になり、一日中、眠っています。

 大変、皆さまにはご迷惑をおかけしていますが、どうぞ、ご理解とご支援のほど、よろしくお願いします!

 IWJにとってはまだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えなくてはなりません! ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!

 8月のカンパ実績をお知らせします。8月1日から9日までの2日間で、27件、65万4000円のご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。

 現状の会員数を、お知らせします。

 7月末時点での会員総数は2605人(前年同日比:1040人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています!

 経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、第14期に入ってから、IWJに400万円のつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けて、未返済の残高は約1600万円にのぼります。経理からキャッシュフローが不足している、ということで、あと400万円、つなぎ融資することになり、融資残高は合計2000万円になります! 本当にもう貯金が底を尽きます!

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます! 支出は徹底的にしぼっており、これ以上はしぼりようがありません!

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会費も減少し、ご寄付までもが急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。

 ウクライナ紛争に続き、「台湾有事」を口実とする米国の「代理戦争」が、東アジアで画策されている今、私、岩上安身とIWJは、破滅的な戦争を回避すべく、また、ウクライナ紛争報道で明らかになった、偏向マスメディアの不誠実な「情報操作」にとって代わるべく、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるよう走り続けたいと存じます!

 その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために、今後も全力で頑張ってゆきたいと思います!

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を示すべきではないでしょうか!?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身

■「いつも大変、読み応えありますよ。ボスの留守にも、どうぞ、がんばって!」「岩上さん、コロナにり患されたとのこと、お見舞い申し上げます。くれぐれも無理なさらないでください」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします! 新型コロナからの回復が遅れ、現在、隔離・安静中の岩上安身と、IWJに、「頑張れ」の応援メッセージを頂きました。

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岩上さま みなさま

 いつも貴重な情報をありがとうございます、ウクライナの臓器売買、中国を非難できた義理ではありません。

 ロシアが子どもを誘拐しているようなニュースも、一時プロパガンダでウクライナが主張していましたが、その少し前に、ウクライナの避難民の子弟が、ロンドンなどで無理やり取り上げられ、LGBTの夫婦の里子に出されるというようなニュースも読んだことがあります。しかし、IWJのこのニュースの方が、具体的で説得力がありますね。

 プーチンの言ではないが、本当に悪魔主義が跋扈しているのではと思う世の中、大メディアの偏向ですね。

 ワクチン、四回も打ったのですね、もうやめたほうがいいですよ。

 被害者の会の集会など、じっくりチェックしてみてください。あれは、打つほどに自己免疫力がだめになります、そして変なところにスパイクタンパクによって血栓ができて、思いもかけない(整形外科的なものも含めて)病気になっていきます。IWJのみなさんは本当に大切な人たち、これからますます一緒に頑張ってもらわないといけない市民の味方です、大切にしてください!

 コロナは、風邪薬、葛根湯とかきくようです。私はルルゴールドがきき、その後PL処方されました。

 亜鉛とビタミンDはすごくいいといい、ネットに出てきますが、ぜひ、とってください。普通のビタミンBとかCとかも、よいです。

 味覚の変なのも、亜鉛で結構素早く回復しました。

 スタッフのみなさん、岩上さんの仕事をよく知っている皆さんなら、自信をもって、できます! いつも大変、読み応えありますよ。ボスの留守にも、どうぞ、がんばって!

(匿名希望)

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匿名希望 様

 ありがとうございます!

 私も、4回まではワクチンは打ってしまいましたが、それから先はご遠慮しています。

 ワクチンについては、しまった、打ち過ぎた、という気持ちが、ないではありません。私よりひどい症状に見舞われている人がいるので、自分のことはさておき、新型コロナと、特にワクチン問題は、追及していく必要があると痛感しています。

 ただ、IWJには財政的・人的資源に限りがあり、ウクライナ紛争や、それにつれて化けの皮がはがれてきたバイデン政権のウクライナをカモにした腐敗ぶりなど、追うべきテーマが多くて、手が回らずにいます。

 それにしても、ウクライナは「反転攻勢」に失敗して、もう2ヶ月も戦果を上げられずにいるのに、日本のマスメディアはこの間、膠着戦ながら、少しずつウクライナ軍は前進している、などという虚しい嘘をつき続けてきました! 私はこの国の新聞・テレビは、本当に性根から腐りきってしまった、百害あって一利なしだと、断じざるをえなくなりました。

 自国の軍隊がはりつけにされているのなら、百歩譲って「善戦」している、というプロパガンダを展開したくなる気持ちも必死の物言もわかります。しかし、赤の他人同士の紛争で、こんなに無意味な肩入れをして、嘘までつきますか!? 米国の顔色をうかがってのことでしょうが、日本のマスメディアを信じていたら、情勢判断を完全に誤ります!「洗脳」以外、何ひとつ長けたところのない、こんなメディアは解体して、再建すべきです!

 憤慨していると、体によくないのはわかっているのですが…。憤慨せざるをえません。まずは体を直して、それからまた頑張ります!

 どうぞ、皆さまのお力をお貸しください! ワクチン問題にも必ず、切り込みます!

 私自身は、まだベッドに横たわって、これを書いています。回復まで時間がかかっていますが、必ず復帰して、第一線に立ちますので、どうぞ応援をよろしくお願いします!

岩上安身

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 岩上さん、ご体調はいかがでしょうか。

 コロナにり患されたとのこと、お見舞い申し上げます。

 くれぐれも無理なさらないでください。

 それにしてもワクチンは効果ないですね。

 私は3回も打ってしまいましたが、どう考えてもファイザーやモデルナの詐欺…。

 また、折を見て寄付いたします。

 お大事になさってください。

(N.T. 様)

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N.T. 様

 お見舞いのお言葉、ありがとうございます!

 私は、4回も打ってしまいました。無理はしようにも、不思議なほど、異様な倦怠感と眠気におそわれ、酔生夢死の状態が続いています。

 私は頑固な睡眠障害があるのですが、眠くて眠くて、この日刊のリライトが終わらないうちから眠気に負けてしまいそうになります。

 夜中に仕事が終わると、すぐ気を失うように眠ってしまいます。朝、一回起きて犬にエサをやると、また昏睡し、夜、この日刊の草稿が届くまで、こんこんと眠っていました。

 もっとも、これでもずい分、症状はやわらいだ、と言えます。当初の全身の筋肉痛、発熱は本当につらいものでした。狭心症のある私は、左胸の骨と骨の肉の下が痛むのがすごく気がかりでした。

 インタビューを延期してしまった松村先生には申し訳なく思っておりますが、焦らず、人にうつさないためにも、もう一度、どこかでPCR検査を受けてから、復帰しようと思います。

 IWJは、本当にピンチ続きで、応援してくださっている皆さまには、ご心配ばかりおかけして、本当に申し訳ありません。頑張りますので、どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.8.11 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆中継番組表◆

**2023.8.12 Sat.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

原告・横河健氏「水面下でうまく事を作っておいて、発表するときには『もう議論は尽くしました』というのは、民主主義の国としておかしい!!」~8.9 神宮外苑再開発認可取消裁判、追加提訴に関する記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517927

「木原事件」X子さんの取調官・佐藤誠氏会見全文文字起こし!(その1)「断言しますけれども、事件性は『あり』ですからね、これはね」~7.28 佐藤誠氏(元警視庁捜査一課刑事)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517938

「木原事件」X子さんの取調官・佐藤誠氏会見全文文字起こし!(その2)「X子さんはちょっと違うんじゃないかと」「(捜査の)終わり方が異常だったんですよ」~7.28 佐藤誠氏(元警視庁捜査一課刑事)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517941

「木原事件」X子さんの取調官・佐藤誠氏会見全文文字起こし!(その3)「殺人事件で一番大事なのは遺族への対応」、それがなかったのは「異常な終わり方」~7.28 佐藤誠氏(元警視庁捜査一課刑事)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517943

「木原事件」X子さんの取調官・佐藤誠氏会見全文文字起こし!(その4)読売新聞記者「『地方公務員法違反』に抵触することは、承知の上か?」~7.28 佐藤誠氏(元警視庁捜査一課刑事)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517946

「木原事件」X子さんの取調官・佐藤誠氏会見全文文字起こし!(その5)かつての同僚からは「電話が1個も来ない」「『余計なことをあいつに言うな』っていう話じゃないですか」~7.28 佐藤誠氏(元警視庁捜査一課刑事)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517948

「木原事件」X子さんの取調官・佐藤誠氏会見全文文字起こし!(その6)遺族への思いやりに欠ける露木長官の発言に「頭きますよね」「ちゃんと働け」~7.28 佐藤誠氏(元警視庁捜査一課刑事)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517950

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■【本日のニュースの連撃! 4連弾!】

■【第1弾! 洋上風力発電で3000万円収賄疑惑の秋本真利衆議院議員(自民党を離党)の地元秘書で金庫番の高橋祐子・千葉県議の実兄は元警視総監!】また警察トップの親戚が不祥事か!? 警察・検察トップ関係者には、より厳しい捜査を行う前例をつくれ!!(『週刊文春』2023年8月17・24日合併号)

 洋上風力発電をめぐり、風力発電業者からの収賄容疑で8月4日に、東京地検特捜部から事務所などの家宅捜索を受けて、4日に外務政務官を辞任し、5日には自民党を離党した、秋本真利衆議院議員の疑惑が広がりを見せています。

 これまでの報道によると、秋本議員は、政府が導入拡大を目指している洋上風力発電をめぐり、風力発電会社の日本風力開発の塚脇正幸社長から、合計約3000万円の賄賂を受け取って、洋上風力発電事業の入札で、同社に有利になるような評価基準の見直しをするよう、国会で質問をした疑いが持たれています。

 これに対して日本風力開発の塚脇社長の弁護士は、「秋本議員と塚脇社長が45%ずつ出資した(競走馬の)馬主組合に、民法上の義務にもとづいて、組合員として支払ったもので、秋本議員への利益提供ではない(賄賂ではない)」と主張しています。

 しかし特捜は、この競走馬の馬主組合について、秋本議員が実質的に管理しているとみて、塚脇社長から秋本議員に渡された資金が、賄賂に当たるとみて捜査しているとのことです。

 この疑惑について、8月10日発売の『週刊文春』8月17・24日合併号は、秋本議員が2017年秋に再エネ議員連盟の事務局長に就任し、「再生エネ海域利用法」制定に深く関わるようになってから「風力発電団体からの献金が急増」「一気に羽振が良くなった」と報じています。

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■【第2弾! 世論調査で米国民の半数以上がウクライナ支援に反対を表明! バイデン大統領のウクライナ戦略は完全に失敗! この戦争を止めることができるのは、対話と外交だけ!!】(『ザ・ヒル』、2023年8月8日)

 8月4日付けの『CNN』は、「米国民の55%が、米議会はウクライナ支援のための追加資金を承認すべきでないとしている」との世論調査の結果を報じました。

※CNN Poll: Majority of Americans oppose more US aid for Ukraine in war with Russia(CNN、2023年8月4日)
https://edition.cnn.com/2023/08/04/politics/cnn-poll-ukraine/index.html

 この『CNN』の世論調査を受け、8日、米政治紙『ザ・ヒル』に、インドの地政学者で、コラムニストのブラーマ・チェラニー氏による「バイデンのウクライナ戦略は失敗している」と題した寄稿が掲載されました。

 チェラニー氏は、「西側諸国が、ウクライナ軍に数百億ドル相当の新兵器を、訓練し、装備しているにもかかわらず、塹壕を固めたロシアに対するウクライナの反撃は難航している。

 大々的に宣伝された反転攻勢が、6月初旬に開始された後、ウクライナは最初の2週間だけで、新たに供給された兵器の20%も失った。反転攻勢の行き詰まりは、ウクライナのほぼ5分の1を占領しているロシアに対する軍事的突破というNATOの期待を打ち砕いた」と指摘しています。

 その上でチェラニー氏は、バイデン大統領が「戦略を練り直すどころか、さらに大金をつぎ込み、ロシア軍に対する戦場での最終的な突破口か、モスクワの政治的混乱に期待するだけ」という、窮地に陥っていると分析し、次のように論じています。

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■【第3弾! フランス国民議会のフレデリック・マチュー議員がジェラルド・ダルマナン内務大臣への質問書で、「ウクライナに出国したフランス人戦闘員のほとんどが、極右のネオナチ」と指摘!「ウクライナから帰還したネオナチ兵士によるフランス国内へのテロのリスクを考慮しているのか? テロ防止に必要な手段を講じているのか?」と追及!】(『フランス国民議会』、2023年8月8日)

 フランスの左派政党ラ・フランス・インソウミーズ(不服従のフランス)のフレデリック・マチュー議員によるジェラルド・ダルマナン内務大臣への質問書が、8月8日、仏国民議会に掲載されました。

 マチュー議員は、ウクライナに出国したフランス人戦闘員のほとんどが、極右のネオナチであり、これらの戦闘員が、ウクライナで武器の取り扱いに習熟したのち、フランスに帰国した際の脅威について、政府は考慮しているのか? 起こりうるテロ犯罪の防止のために必要な手段が講じられているのか? と質問しています。

 以下は、IWJが仮訳した、マチュー議員の質問書の全文です。

 「フレデリック・マチューは、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が創設した国際ウクライナ軍団に、フランス人戦闘員がいることがもたらすリスクについて、フランス内務大臣に警告している。

 紛争が始まって以来、ウクライナに出国したフランス人400人のうち、約100人が戦闘員で、そのほとんどが極右に属することが明らかになっている。その中には、民間人もいるが、多くの元兵士も含まれている。

 2023年4月29日に、サッカーフランスカップ決勝戦の直前に、LFI(不服従のフランス)のオーレリー・トゥルーヴェ議員を襲撃した、パリの極右フーリガン、セザール・Aのように、革命的民族主義に傾倒していることが、調査報道機関によって、すでに明らかになっている者もいる。

 これらの人物は、ウクライナの超国家主義運動『秩序と伝統』の分派である『レバンシュ(復讐)大隊』などの、ウクライナの部隊内で、共に戦っている。ソーシャルネットワーク上で、彼らは恥ずかしげもなく、ネオナチのシンボルを含む旗やタトゥーを掲げ、白人至上主義や『アジアの大群』との戦いを背景に、『ヨーロッパ文明のための戦い』によって、この紛争への参加を正当化している」。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■【第4弾! ポーランド政府、「不法な越境阻止と安定維持」のため、ベラルーシ国境に軍2000人を派遣!】ポーランド国防相は、最大1万人の兵士を増派すると発表! ベラルーシとポーランドの間で緊張が高まる!(『ロイター』、2023年8月9日)

 9日付『ロイター』によると、ポーランド政府は「不法な越境阻止と安定維持」を目的として、ベラルーシとの国境に約2000人の兵士を派遣すると、国営ポーランド通信に明かしました。この人数は、国境警備当局の要請の「2倍の規模」だということです。

 ワグネル部隊がルカシェンコ大統領の招聘でベラルーシに到着し、今週、ポーランドとの国境に近い訓練場で、軍事訓練を開始したため、ポーランド側の警戒感が強まっていることが派兵のひとつの理由です。

 もうひとつの理由は、中東とアフリカからの移民が、ベラルーシ側からポーランドに流れ込んでいることです。ポーランド側は、ベラルーシが貧困国で移民を募って、ポーランドに不法越境させ、ポーランドの不安定化を画策しているとして、非難しています。

 ポーランドとベラルーシの国境の不法越境を試みた移民の数は、2023年に入ってから1万9000人となっており、昨年の1万6000人をすでに超えています。

 10日付『ロイター』は、ポーランドのブワシュチャク国防相が10日、「ベラルーシとの国境に最大1万人の兵士を増派する計画」を明らかにした、と報じました。

ブワシュチャク国防相「約1万人の兵士が国境に派遣される。うち4000人は直接、国境警備隊を支援し、6000人は予備役となる」、「軍隊をベラルーシとの国境に近づけ、侵略者を追い払い、我々を攻撃させないようにする」。

※ポーランド、ベラルーシ警戒で国境に軍2000人派遣 要請の2倍(ロイター、2023年8月9日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-poland-belarus-idJPKBN2ZL0AZ

※ポーランド、ベラルーシとの国境に最大1万人増派へ(ロイター、2023年8月10日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-poland-belarus-idJPKBN2ZL0HE

★ベラルーシとポーランドの間で緊張が高まっています。29日には、ポーランドのモラウィエツキ首相が、ワグネルの戦闘員100人が、ポーランドとの国境に近いベラルーシの都市グロドノ近くに移動したと述べ、状況は「ますます危険になっている」と警戒感を示しています。

 本日の日刊IWJガイド記事とあわせてお読みください。(IWJ)

※ワグネル戦闘員100人の国境接近に警戒感、ポーランド首相(ロイター、2023年7月31日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-belarus-wagner-poland-idJPKBN2ZA0FH

■<IWJ取材報告>原告・横河健氏「水面下でうまく事を作っておいて、発表するときには『もう議論は尽くしました』というのは、民主主義の国としておかしい!!」~8.9 神宮外苑再開発認可取消裁判、追加提訴に関する記者会見

 8月9日午後1時より、東京都千代田区の司法記者クラブにて、神宮外苑再開発認可取消裁判における追加提訴に関する記者会見が開催されました。

 神宮外苑訴訟団事務局の長谷川茂雄氏、代理人の山下幸夫弁護士、追加原告の横河健氏(建築士)、岩本まり氏(個人資産運用・投資家)、伊藤博通氏(屋外広告士・入浴指導士)の6名が会見を行いました。

 6月9日に第1回の口頭弁論が終わり、次回の弁論を10月11日に控える神宮外苑再開発訴訟ですが、このたびの追加で、原告はトータルで160人(東京都内在住者119名、東京都以外41名)となりました。

 訴訟の目的は、2月16日に東京都が行った「再開発法認可」の取り消しを求めるもので、原告団は追加提訴として、あらためて訴状を東京地裁民事部に提出しました。

 訴えの主な内容については、以下の通り。(訴状より抜粋)

(1)神宮外苑再開発事業が行われることにより、いちょう並木をはじめとした景観が大きく阻害される。

(2)大量の樹木伐採をはじめ、多様な生態系や神宮外苑の環境を大きく毀損することになる再開発はやめるべきである。

(3)今回の認可に先だって行われた環境影響評価は、事業者の不十分な情報公開、虚偽の報告のままでの環境影響評価など重大な瑕疵が認められる。このような状態で事業を開始する事は許されない。

(4)今回の再開発事業を可能にしている地区計画等は、都市計画法の本旨を逸脱し乱用されたものであり認められない。

(5)事業が行われることにより、神宮外苑の歴史的価値・文化的価値が重大に毀損される。

(6)事業が行われることにより、騒音や風害や日照権など、周辺住民に様々な被害がもたらされる。また13年にも及ぶ工事期間は住民生活に長期にわたり不便、不利益を与える。

 このたび新たに原告団に加わった建築士の横河健氏は、次のように述べました。

横河氏「建築とか街づくりとか、あるいはランドスケープ・デザインという面で、一言申し上げておきたいと思うのは、この計画につて、東京都あるいは国としては、『これは民間の事業計画ですから、何を騒いでるんだ』と。『合法的なことで粛々とやっているんだから、騒いでるのはおかしいじゃないか』と言っているように聞こえるんですね。

 それで、事業者である民間の代表格と言うんですか、三井不動産の方たちに、『ちゃんと丁寧に説明しなさい』と、こう言っている訳ですね。

 ところが、私どもが感じることは、三井の説明にしても、半径350mぐらいの人たち(住民)を集めて、計画側が説明するわけですから、『我々は良い計画をしてるんですよ』と言ってるに決まってるわけです。(中略)

 そういうことを、ただ単に受け入れていくわけには、我々はいかない、ということが基本で、そもそも、こういう、東京都が民間の事業にしろ、認可を下したということにおいても、我々、都民というか、国民が気が付くのが、相当遅いわけですね。

 事業計画の中では、つまり水面下で、うまく事を作っておいて、それで、民間に発表するときには、『もう議論は尽くしました』というような言い方をして、疑問の余地を持たせないということが、本来、民主主義の国としておかしいのではないか、というのが我々の主張だと思うんですね。

 そもそも神宮外苑というのは、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これは大正期に始まった、日本で近代都市計画の最初のランドスケープ・デザインです。このことはすごく重要なことです。

 その土地が民間であれ、国であれ、そういうことと関係なく、連続した景観をランドスケープ・デザインというわけですね。そういう中で、片目をつむって、『ここから先は民間の土地ですから、私は知らないよ』っていうのは、あまりに無責任だというふうに言わざるを得ない」。(後略)

 記者会見の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。

※原告・横河健氏「水面下でうまく事を作っておいて、発表するときには『もう議論は尽くしました』というのは、民主主義の国としておかしい!!」~8.9 神宮外苑再開発認可取消裁判、追加提訴に関する記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517927

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230811

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、浜本信貴、前田啓)

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