日刊IWJガイド・非会員版「参院選直前、維新が自民党改憲案とそっくりな『戦時独裁』緊急事態条項を発表! 立憲、共産、社民、候補者1本化は進まず!!」2022.6.10号~No.3557号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~参院選直前、維新が自民党改憲案とそっくりな「戦時独裁」緊急事態条項を発表! 対する立憲、共産、社民が発表した政策は、ほとんど同じ方向性ながら、候補者1本化は進まず!!

■SOSです! IWJは経済的に大ピンチです! 緊急のご支援をお願いします! 6月に入り、IWJの今期も残り2か月ですが、赤字が拡大し、非常に苦しい状態が続いています! IWJの活動には市民の皆さまのご寄付・カンパが欠かせません! 5月のご寄付は月間目標額の49%と5割にも届きませんでした! 第12期の5月までの10か月間にわたる累積の不足金額は513万7517円となります! ぜひ、IWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

■「毎日調査報道の鑑のような情報ありがとうございます」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージ、ありがとうございます! 岩上安身がお一人ずつ丁寧にご回答致します!/6月9日発行分日刊IWJガイド、ご寄附くださった方からの応援メッセージに岩上安身が返答する記事についての謝罪と訂正をさせていただきます。

■【中継番組表】

■「骨太の方針2022」から消えた「2025年度プライマリーバランス黒字化」目標! 安倍元総理ら自民党積極財政派の言いなりで財政規律は崩壊!? 「5年後に防衛費対GDP比2%」の自民提言もほぼ踏襲! 財源への具体的な言及は一切なし!!

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
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■はじめに~参院選直前、維新が自民党改憲案とそっくりな「戦時独裁」緊急事態条項を発表! 対する立憲、共産、社民が発表した政策は、ほとんど同じ方向性ながら、候補者1本化は進まず!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 参議院選挙が盛り上がりません。

 自民党の茂木敏充幹事長は4日、「『間違いなく6月22日公示になる』と述べた」と、4日付け日本経済新聞が報じています。「投開票日は7月10日になる見込み」とのことです。

※参院選6月22日公示、自民幹事長が明言 7月10日投開票(日本経済新聞、2022年6月4日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA041ED0U2A600C2000000/

 参院選では1人区が全国で32あります。前回2019年の参院選では、立憲民主、国民民主、共産、社民が、全32選挙区で事実上の候補者1本化したのに対し、6月3日付けの読売新聞は「事実上の与野党一騎打ちとなるのは、12選挙区となる見通し」だと報じています。

※【図解・政治】参院選2019・参院選1人区の与野党対決(2019年7月)(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_election-sangiin20190704j-01-w350

※参院選1人区の「一騎打ち」12選挙区のみ、野党の一本化進まず(読売新聞、2022年6月30日)
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220603-OYT1T50022/

 一方、8日付け共同通信は、日本維新の会が8日、「憲法に緊急事態条項を創設する憲法改正条文イメージをまとめた」と報じました。

 「武力攻撃、内乱、大規模自然災害、感染症の大規模なまん延などで、内閣が緊急事態を宣言できると規定」、「宣言下で、内閣による緊急政令制定や財政上必要な処分を可能にし『合理的に必要と認められる範囲内での国民の自由、権利制限』も記載した」とのことです。

※維新、緊急条項で改憲案 内閣が宣言、任期延長可能(共同通信、2022年6月8日)
https://nordot.app/907117401450790912?c=39546741839462401

 維新の改憲案は、IWJがこれまで独裁下での戦争につながる危険性を指摘し続けてきた、自民党改憲案の緊急事態条項にそっくりです。

※これこそ「ナチスの手口」!9条を含めすべての現行憲法秩序を眠らせ、日本改造を行う「緊急事態条項」 この上ない危険性!!
https://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■SOSです! IWJは経済的に大ピンチです! 緊急のご支援をお願いします! 6月に入り、IWJの今期も残り2か月ですが、赤字が拡大し、非常に苦しい状態が続いています! IWJの活動には市民の皆さまのご寄付・カンパが欠かせません! 5月のご寄付は月間目標額の49%と5割にも届きませんでした! 第12期の5月までの10か月間にわたる累積の不足金額は513万7517円となります! ぜひ、IWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、1カ月の間に必要なご寄付・カンパの目標額を月額400万円と見積もらせてもらっています。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、6月で11カ月目に入りました。

 5月のご寄付・カンパについて、集計が確定いたしましたので、ご報告させていただきます。

 5月は1日から31日までの31日間で、182件、195万8017円、目標額の49%に相当するご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます!

 とはいえ、月間目標の5割にも届かず、5月の未達成分は204万1983円となりました。これに伴い、今期スタートの8月1日から5月31日までの10か月間の累計の不足分は、513万7517円となっています。

 6月は1日から6日までの6日間で、78件、83万2347円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! この額は月間目標額400万円の21%です。

 6月は30日しかありません。あと20日間で残り79%分を確保しなければなりません。また、それだけでは見積もりの不足分を解消することはできません。

 6月の未達成分316万7653円に、5月末までの累積の不足分513万7517円をあわせ、6月末までに830万5170円が必要になります! 赤字幅が拡大してきました! 皆さまのご助力、ご支援が必要です!

 今期は残すのは6月と7月のあと2ヶ月となりました。今期末までの残り2カ月でこの赤字を削って、不足分をゼロにし、次の期につなげられるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3177人です。そのうちサポート会員は1099人です(2022年5月31日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が2615円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人7557円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した地震の際に大規模停電が起きて、その影響で、インタビューや動画配信に必要なIWJの設備が故障し、その修理費用が約70万円かかります。

 この故障を完全に修理することができないと、再配信ができません。現在、対応中ですが、いまだに再配信ができず、ご不便をおかけしていて、申し訳ありません。1日も早く復旧できるように、ご支援と、ご理解をたまわれればと思います。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 ロシアによるウクライナへの侵攻と、それに対する世界中からの反発・非難は、米英とNATOによる、ウクライナへの事実上の「参戦」という段階に至っています。

 米国の真の狙いは、実現できるかどうかは別として、恒久的に米軍が欧州を軍事的に支配し、ロシアを独立した国家として米国に抵抗できないレベルにまで弱体化することにあります。それが米国の単独覇権の維持・強化になると、一般の米国国民はともかくとして、少なくとも米国の支配的な一部、軍産複合体やネオコンらは思っているからです。米国においてネオコンの支配はブッシュJr大統領の退場とともに終わった、というのはまったくの誤りです。ネオコンは共和党と民主党と両方にまたがって支配的影響力をもち続けています。

 ロシアのウクライナ侵攻は、その米国の単独覇権の維持・強化戦略を推し進めるための口実として、巧妙に利用されました。

 バイデン大統領は、5月3日、「ロシアとの戦いは、民主主義と中国などの専制主義との戦いの戦線のひとつに過ぎない」と指摘したと、『AFP』は伝えています。

 また、同日『RT』は、「中露に対する『文明の戦い』の最初の『実戦の戦闘』を戦っている」とバイデン大統領の言葉を伝えました。

 これらのバイデン大統領の言葉を、驚くべきことに日本のマスメディアはほとんど報じていませんが、これは重要な発言です。

 バイデン大統領の本音が、ぽろりとこぼれ出たのでしょう。「主体」は米国であり、「民主主義」対「専制政治」というイデオロギー上の戦いのために、中国とロシアに対する「文明の衝突」をこれから戦うというのです。そして、「ウクライナはその最初の実戦なのだ」というわけです。

 「実戦」の戦場は欧州で拡大していくだけでなく、東アジアでも拡大する可能性があります。

 次の標的は中国です。当然、「実戦」は、これからも続く予定なのでしょう。

 そして、さらに5月23日の訪日の際の記者会見で、バイデン大統領は「台湾を守るために軍事介入するか?」という記者の問いに対して、はっきりと「YES」と答え、「そう約束しましたから介入します」と明言しました。

 IWJは、侵攻直後から、このウクライナ侵攻から始まった動きが、極東に飛び火して、台湾をめぐる米中の対立と連動する可能性があると、散々、警鐘を鳴らしてきました。バイデン大統領の一連の発言は、対露戦線と対中戦線を直接、つなげるものです。2つの地域での戦争を連動させようとしている「主体」は米国なのです。

 バイデン大統領は、彼が口にしている言葉通り、中国の排除を目的としたIPEFをひっさげて、アジアへやってきました。

 問題なのは、日本の岸田総理はIPEFの中身が何なのか、まだわからない段階で参加を表明してしまっていることです。しかも、TPPやRCEPなど、日本が既に参加している自由貿易協定のルールと、IPEFのルールが異なる場合、どちらを優先するのか、大切なことが国内で何も議論されていません。そんな段階で、バイデン政権の方針に盲従を表明してしまっているのです。これは、国会軽視もはなはだしいというべきでしょう。

 米国の「同盟国」という名の「従属国」である日本は、国民の大多数が気づかないうちに、米国が段取りしたロシアと中国を相手に「世界大戦(もしくは米国の代理戦争)」を戦う「連合国」のメンバーに加えられています。日本国民はまず、1人でも多く、この事実に気づかなければなりません。

 極東まで米国が戦線を広げてきた場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良い対中ミサイル最前線基地とさせられてしまう危険性があります。自民党が提言している「敵基地攻撃能力」改め「反撃能力」という名称での、中国本土に届く中距離ミサイル配備計画は、その一環です。

 日本がウクライナのような運命をたどり、国土を戦場として提供して、米国の「代理戦争」の道具と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!

 また、これ以上の赤字国債の増発や大増税によって国防費をGDPの2%の水準にもっていくという愚かな財政政策もとってはいけません。(下段の「骨太の方針2022」から消えた「2025年度プライマリーバランス黒字化」目標! 安倍元総理ら自民党積極財政派の言いなりで財政規律は崩壊!? 「5年後に防衛費対GDP比2%」の自民提言もほぼ踏襲! 財源への具体的な言及は一切なし!!をぜひお読みください)日本は経済的・財政的にも危機に陥り、最悪の場合、破綻します!

 日本が台湾有事によって、米国の戦争に巻き込まれた時、中国だけでなく、北朝鮮やロシアをも同時に相手して、日本が戦わなくてはならない可能性が出てきます。しかもミサイル戦の時代であり、日本全土がミサイルの射程距離内に収まっているので、すぐに列島全土が戦場となりえます。

 米国の支援があっても、そんな戦いを現実に遂行できるのか、その上で、核を保有したその3カ国に勝つことができるのかといえば、誰が考えてもまったく不可能でしょう。

 勝敗以前に、日本は開戦早々、全土をミサイルで空爆されて、軍事拠点と重要なインフラを破壊されるでしょう。日本は現在のウクライナのような状態となり、経済や、国民生活は破綻します。

 ウクライナの今年のGDPは、現時点で昨年の半分となる予想です。日本も参戦した場合は、GDPはそうしたレベルにまで落ちるでしょう。

 そんな状態に陥ったとき、少子高齢化に直面している「老いた」日本国民が、過酷な現実を受け入れ、乗り切れるでしょうか。

 仮に敵国に対して、日本列島に配備されたミサイルによって相手に一時的に一定の痛撃を与えることができたとしても、中国も、ロシアも、北朝鮮も、相手には最後の手段として、3カ国とも核攻撃というカードが残されています。日本に勝ち目はありません。

 米国から核弾頭をシェアリングされ、中距離ミサイルの弾頭を核弾頭に切り替えたとしても、核抑止が効くかどうか。

 日本に配備されたミサイルの弾頭を、通常弾頭から核弾頭に取り替え終わるまで、中・露・北朝鮮という、すでに核を保有済みの3カ国が、おとなしく待っているほどお人よしだとは思えません。

 イスラエルのように沈黙のうちに、秘密裏に核武装を行うのではなく、元首相の安倍晋三氏のような人が、国民的雑誌『文藝春秋』5月号で「ニュークリアシェアリング(核共有)」の必要性を鐘や太鼓を鳴らすように宣伝しているのですから、始末におえません。かえって敵の先制攻撃を誘発してしまうリスクとなります。

※「核共有」の議論から逃げるな 中国・ロシア・北朝鮮からこの国を守るために(安倍晋三・文藝春秋2022年5月号
https://bungeishunju.com/n/n6dd51d4070f0

 しかも、日本は島国です。

 海上を封鎖され、商船をすべて沈められれば、エネルギー資源もなく、食糧自給もできない日本は、たちまち身動きもできなくなり、先に述べたように、財政破綻は必至ですが、その前の段階で、国民は飢餓に直面します。ウクライナ国民の多くは陸続きの隣国ポーランド等へと難を逃れましたが、日本国民の多くは陸伝いに「難民」になることもできません。海を越えていこうとしても、渡航の安全性は保証されていません。

 どこをどう考えても、米国と同調し、ロシアに制裁を下し、いたずらにロシアとの緊張を高めることは、日本にとって負担やリスクが増えるだけで、何もメリットがありません。

 同様に、米国に同調して、中国に対していたずらに敵対的となり、ミサイル配備や、ニュークリアシェアリングの可能性を大声で喧伝して回るなど、自ら戦争リスクを高めるだけですし、日本が火ダルマになるだけで何のメリットもありません。

 日本には原発が54基(そのうち稼働中のものは9基、稼働していない原発もプールに燃料がたくわえられている)存在するのです。これらは核自爆装置のようなものです。自国にミサイルが飛んでくる可能性のある戦争を、日本は遂行できるような国ではないのです!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。ぜひ、以下の特集を御覧ください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。

 そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 ロシア軍によるウクライナへの「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝える思考停止のイエローペーパーに頼っていては、真実は見えてきません。

 公平に見て、ウクライナと米国のプロパガンダは、ロシアのプロパガンダよりはるかに巧みで、大胆かつ強引であり、ウクライナをロマンチックに見せたり、ロシアを悪魔に仕立て上げたりして、ハリウッド映画のように、多くの人を惹きつけています。大小を問わず数多くのメディア関係者、ジャーナリストや知識人らが、こうしたプロパガンダを疑わず、あるいは多数派だから、という理由だけで同調している者もいて、目もあてられません。

 米国とウクライナのプロパガンダを、日本のメディア関係者が鵜呑みにして垂れ流ししているようでは、ジャーナリズムの本来の役割を放棄していると言わざるをえません。

 我々IWJは、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道を歩み、客観的で、中立的で、事実にもとづいた、公正な報道をし続けます。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。

 既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアは、日本政府と同様、米国追従を続けていますから、それらに頼っていては、こうした現実は、まったく見えてきません。現実には記者クラブメディアは国民の目を真実からそらせるような情報操作ばかり行い続けています!

 IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府と、そのプロパガンダ機械と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 こうしたことがIWJに可能なのは、市民の皆さまに直接、支えられているからです。特定のスポンサーに頼らずとも、活動することができる独立メディアだからです! 何者にも縛られず、権力に忖度せずに、真実をお伝えしてゆくことができるのは、市民の皆さまのご支援のおかげです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパの両方によって、支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとして活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、7月に参院選もあります。主権を外国に売り渡すがごとき、売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

■「毎日調査報道の鑑のような情報ありがとうございます」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージ、ありがとうございます! 岩上安身がお一人ずつ丁寧にご回答致します!/6月9日発行分日刊IWJガイド、ご寄附くださった方からの応援メッセージに岩上安身が返答する記事についての謝罪と訂正をさせていただきます。

 6月9日木曜日にお届けした日刊IWJガイドに誤りがありましたので、謝罪と訂正をさせていただきます。

 ご寄附くださった皆さまからの応援・激励メッセージに岩上安身がお返事を書かせていただいた箇所で、S.K.様からいただいたメッセージをN.T.様としてご紹介してしまいました。

 また、ご紹介した内容もS.K.様からの応援メッセージではないものを掲載してしまいました。

 大変申し訳ございませんでした。

 サイトに掲示する際には、S.K.様からいただいたメッセージであると、正しく表記し直しておきます。

 あらためて、S.K.様からいただいたメッセージを以下に掲載し、岩上安身よりお返事を書かせていただきます。

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岩上さま

 毎日調査報道の鑑のような情報ありがとうございます。RTも時々読んでいますが、IWJは多くの情報にあたっているうえ、日本語なので助かっています。

 まず寄付に関してはサポート会員一人当たり約6千円ということを読みましたので先日カードで支払いました。年金生活の為これ以上は無理です。しかも7月にはサポート会員代(3万3千円)を払わなければなりません。

 ナチの思想を考えると、白人社会では受け入れやすい思想だと思います。

 「大航海時代」「奴隷貿易時代」が長く続いたため、白人こそが優位な人間集団だと啓蒙思想の持ち主も信じ込んだわけですから。

 一昨日(5月19日)のバイデン及びスウェーデン、フィンランド首脳が記者会見に臨んだニュースを見ているとまさに『ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史』を思い出させるようなイベントでした。

 いい大人が二人もバイデンの後ろにおとなしく直立!日本の普通の人は北欧3国を夢のような国だと思っているようですが、ノルウェーはNATOの成員、スウェーデンとフィンランドはNATOのパートナーとして酷いことをグローバルサウスで米国と一緒に実行してきましたから。なぜEU/NATOが狂気のように反露になれるのかと言えば、彼ら全員の頭の中にナチ的な白人優位の思想があるからでしょう。ナチズムはその意味からいえば、多種多様な白人至上主義の集大成といえるのかもしれません。

 話は変わりますが、今日(5月20日の第3回のインタビューのこと)の田代さんへのインタビュー期待しています。まさに今日的な状況の時にかなったインタビューだと思います。昨日はBRICS外相会議もあったのでまさに現代世界そのものを読み解くことになりそうです。(S.K. 様)

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S.K. 様

 ありがとうございます!

 『ファンタジーランド~狂気と幻想のアメリカ500年史』を、私も読んでいます。つくづく感じることは、この米国の狂気と幻想(妄想)の歴史に、我々日本人の歴史も、黒船による反暴力的な「開国」以降、巻き込まれている、ということです。

 通常、日本史と世界史は、学校でも別々に習います。自国の歴史が一貫して独立しているかのように思える民族・国家のあり方が「当たり前」のように思えてしまいがちですが、そうではありません。
 
 多くの民族は、歴史の途中で、他民族の支配下におかれたり、その支配のもとで自民族の言葉や文化を奪われたり、そのようにして命脈を絶たれる民族もあれば、復興し、独立し、自分の言葉をあらためて再獲得し、途切れ途切れに続いてきた自民族の歴史を、実は点線であったのに、ひとつながりの歴史であったかのように、雄々しく書き直したくなる、という気持ちはわかるような気がします。

 キエフルーシとして歴史に登場し、その後に埋没し、他民族に支配され続け帝政ロシアの一部となって、その後継のソ連邦から独立したウクライナは、自民族の言葉と文化と歴史を力強くなぞり直して、キエフルーシから一貫して「ウクライナ人」が途絶えることなく存在したのだ、と訴えたいのだと思います。そのためにはあとから勃興して、タタール・モンゴルのくびきからも独立を果し、モスクワのルーシが気に入らず、ロシアと自分たちの差異をことさらに強調したくなるのでしょう。

 他民族かに支配され続けてきた歴史をもつウクライナが、まさにそうです。

 でも、ソ連から独立したウクライナは、ただちに主権をEUやNATOに預けようとします。米国がズカズカと乗り込んできても、歓迎して当時のオバマ政権の副大統領だったジョー・バイデンの息子のハンター・バイデンをガスブロム社の役員として月額5万ドル払い、米国人の女性官僚にウクライナ国籍を与えて大臣にすえてしまう、ということまでします。

 彼らは、ウクライナ人自身になりたかったはずなのに、「幻想」の中にしか存在しない西欧人になりたがろうとして、支離滅裂な状態に陥ってしまいます。

 ロシアとウクライナは、結合双生児(いわゆるシャム双生児)のような、兄弟民族です。身体を共有するかわりに歴史と文化を共有してきたロシアから、ウクライナは我が身をちぎるようにして引き離すために、結合双生児民族の、しかもウクライナ国内にすむ、れっきとしたウクライナ国民であるロシア語話者に対して、軽蔑や差別、意地悪、といったレベルからエスカレートして、無差別の暴力、虐殺、そしてロシア語話者の多い東部では、とうとう軍を繰り出して砲撃するまでに至りました。

 結局、それはもうひとりの双生児であるロシア人の痛み、怒り、恐怖と反撃を招き、ついにはロシア軍の侵攻にまで至ってしまった、というのが現状です。

 ウクライナは、ロシアと戦争することで、結合双生児であるロシアと分離する「外科手術」を行おうとしているのでしょうか?

 そうであるとしたら、おびただしい出血を必要とするでしょうし、その分離が仮に実現しても、ウクライナの側が一人前の身体を持ちうるかどうかはわかりません。

 ロシアと分離することがすべてに優先され過ぎています。現在のウクライナを事実上支配しているユダヤ系オリガルヒと米国の支配的影響からは、自分の身を切り離せずにいます。

 ウクライナで好き勝手に暴れ回ってきたアゾフに代表されるネオナチが、一方ではナチスと同様、反ユダヤ主義や白人至上主義(本来のナチスの場合はアーリア人至上主義で、ウクライナ人を含むスラブ人を劣等人種として奴隷化することを公言していた)を掲げながら、ゼレンスキーというユダヤ人、そのゼレンスキーを自分のテレビに出演させて大統領選に勝利させたコロモイスキーというユダヤ人オリガルヒらには、噛みつかないのです。ウクライナのネオナチは相当に屈折しています。

 アゾフらが噛みつかないのは、彼らがネオナチではなくなったからではなく、ネオナチでありながら、反ユダヤ主義に反する行動を取っているのです! もう少し強くいえば、彼らはネオナチにすら、なりきれないのです。これはアゾフのネオナチを必要以上に侮辱したいのではなく、ウクライナ人の抱えている精神の複雑骨折のような病が、どれほど重いものか、ということを指摘したい、ということです。

 彼らは、どこからか、ヨーロッパの歴史というものを借りてきて、その全身の一部に自分の居場所を見つけだそうとするでしょう。そのための悪あがきが続いていると思われます。ポーランドとウクライナの「密接な関係」を思い出して、古かろうと思う者もいるかもしれません。しかし、この「密接」さは、ポーランドによるウクライナ西部、ガリツィア地方の支配によって生じたものです。「ロシアからの支配」から逃れて「支配されたポーランド」へ助けを求める。特にゼレンスキー大統領は熱心にそうした姿勢を見せますが、ウクライナ人が、自分自身であることから、ますます遠ざかるだけです。

 同様に、ひとつの、切れ目のない歴史を持つ国だと、誰もが信じて疑わない日本ですが、1945年8月の敗戦から以降は、日本に自らの主体性で歴史に足跡を残してきたことはほとんどありません。歴史を書くための筆が米国に取り上げられている状態にある、というべきでしょう。

 日本の「戦後史」は、米国の、おぞましい「マニフェスト・デストニー」に従って突き進む「開拓史」という歴史の一部になってしまいました。戦後日本は米国の「従属国」であると同時に、歴史の主体であることをやめ、「米国史1945-2022」の「一部」になってしまったのだと思います。

 ウクライナ人たちが血を流しながら、スラブの兄弟から離れ、幻想・ヨーロッパの「一部」になろうとしているように(そしておそらくなれないように)、日本人は敗戦の後、米国を「御神体」とし、米国からの「ご宣託」(たとえばCSTSにレポート)を神の啓示として忠実に従うしもべになったのだ、といえます(ユダヤ人のように、紙に反論したり、神の啓示を守らないで罰をくだされるようなことは日本人はしないし、できないのです)。

 神に従えば、神に守護を受ける、というこの思い込みを、日本人の深層からひっくり返して、歴史の主体になること、自国の主権を取り戻すことができると思えるようにするにはどうしたらいいのでしょうか。自分たちが、米国のしもべとならなくても、天罰は下らないし、さりとて明治時代に「捏造された伝統」である国家神道に戻る必要もさらさらない、という当たり前のことを自信をもって口にし、行動するようになればいいだけの話です。

 米国という神は、神ではなかった、と宣言することは、何も怖がるようなことではありません。当たり前の普通の目になれば、米国例外主義は怖れずに批判できるようにも、おかしいと気づくこともできるし、眼下のウクライナ情勢についても、ロシアもウクライナにも非があるにせよ、火事を起こし、その炎にガソリンをぶちまけ続けているのは米国だということ、その責任が一番重いということは、自明として目にうつるようになるはずです。

 米国批判や、米国の責任に言及しない、ロシア・ウクライナ紛争についての主張・解説・論評はすべてまやかしであると思います。

 いささか長くなりましたが、S.K.様、力強い応援をありがとうございます。

 今後とも、どうぞ応援のほど、よろしくお願いします。

 岩上安身

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◆中継番組表◆

**2022.610 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】「参院選に関する内容」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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【IWJ・Ch7】10:00頃~「後藤茂之 厚生労働大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

 後藤茂之 厚生労働大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた厚生労働大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%A4%A7%E8%87%A3
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・エリアCh1・大阪】18:30~「維新の会の虚像と実像 ―講演:幸田 泉氏(ジャーナリスト、作家)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合・豊中」主催の講演会を中継します。これまでIWJが報じてきた大阪府関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a4%a7%e9%98%aa%e5%ba%9c

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◆中継番組表◆

**2022.6.11 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・兵庫】「参院選に関する内容」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

<スクープ!>シュピーゲル誌とロイター通信が真実曲げて米国NATOに戦争協力! マリウポリの製鉄所から避難のウスマノワさん証言!「アゾフ連隊は私たちを閉じ込め、ウクライナ軍は市民の避難許さなかった」!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506872

【IWJ速報6月7日・8日】セベロドネツクでロシア軍が反撃、ショイグ国防相がルハンシク人民共和国の領土の97%はすでに解放されたと発表、降伏したウクライナ軍人の総数は6489名!
南部ヘルソン州では9月1日からロシア語で授業をする、ロシア国籍の申請ができるようになると発表!
国連安全保障理事会で欧米諸国がロシア軍の性犯罪を非難するも、ロシア大使は「ひとつも証拠がない」と否定し、怒りの退席!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506885

【IWJ速報6月5日】ロシア国防省がウクライナの外国人傭兵を数百人殺害したと発表! ウクライナ領土防衛部国際軍団は4名の外国人志願兵が死んだと発表、仏紙が死んだ仏人志願兵は極右グループと関係があると指摘!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506888

【IWJ速報6月2日】ようやくロシア産原油の部分的禁輸で合意したEU、しかし、次の天然ガスに向けてオーストリア首相が早速異議、IEA事務局長も「欧州で深刻な事態になる」と警鐘!
EUはロシア産石油を運搬する船舶の保険取り扱いを段階的に禁止する方針を発表! OPECのサウジアラビアとUAEが欧米の石油増産の求めに応じる動き! バイデン大統領はサウジアラビア訪問を予定、サルマン皇太子に屈する?!
米国は条件付きでウクライナに多連装式ロケット砲システムの供与を決定、ロシアは「米国は意図的かつ熱意を持って火にガソリンを注いでいる」と反発、欧州では厭戦ムードも!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506894

【IWJ速報6月6日】、ウクライナ東部セベロドネツクをウクライナが半分を奪還、ロシアはキエフに再び砲撃! 民間人が避難していた聖堂をロシア軍が砲撃!? これを理由にゼレンスキー大統領はユネスコからロシアの排除を要求!
ザポリージャ原発に3万kgのプルトニウムと4万kgの濃縮ウランがあるが、ウクライナが査察を拒んでいるとIAEA事務局長!
ベラルーシのルカシェンコ大統領とロシアメディアが、ウクライナでクーデターの可能性があると主張! 米国では立て続けに銃撃事件!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506899

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■「骨太の方針2022」から消えた「2025年度プライマリーバランス黒字化」目標! 安倍元総理ら自民党積極財政派の言いなりで財政規律は崩壊!? 「5年後に防衛費対GDP比2%」の自民提言もほぼ踏襲! 財源への具体的な言及は一切なし!!

 7日に岸田内閣が閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2022」、いわゆる「骨太の方針」が、大きな波紋を広げています。

※経済財政運営と改革の基本方針2022(内閣府)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2022/decision0607.html

 一つは、昨年まで明記されていた「2025年度に国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化を目指す」という記述がなくなったことです。

 財務省の発表によると、日本の普通国債残高は2022年度末に1026兆円に達し、対GDP比256.9%と、主要先進国の中で突出しています。

※これからの日本のために財政を考える 1.日本の財政の状況 「4 日本の借金の状況」(財務省)
https://www.mof.go.jp/zaisei/current-situation/situation-comparison.html

 では、財政破綻を目前に、政府は財政再建を諦めたのでしょうか。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 岩上安身は昨年の衆院選直前の10月28日、宇都宮健児弁護士とエコノミストの田代秀敏氏にインタビューを行いました。このインタビューでは、10月8日に発売された月刊『文藝春秋』11月号に掲載された、財務省の現役事務次官である矢野康治氏による論文「財務次官、モノ申す『このままでは国家財政は破綻する』」について、宇都宮弁護士と田代氏に詳しくお話をうかがいました。

 この「矢野論文」に関する部分は、「岩上安身のIWJ特報!」として、詳しい注釈をつけてテキスト化していますので、ぜひご一読ください。

※<衆院選にむけての緊急インタビュー5!>争点は改憲・緊急事態条項と財政・税制! 岩上安身によるインタビュー第1058回 ゲスト 宇都宮健児弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏 2021.10.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498546

※【第539-541号】岩上安身のIWJ特報!現役の矢野康治財務事務次官が与野党「バラマキ」批判!「このままでは国家財政破綻」と訴えた「矢野論文」の真価とは!?「不都合な真実直視」を言うなら、なぜ累進課税強化を言わない!?岩上安身による宇都宮健児弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー「矢野康治財務事務次官による積極財政批判論文」検証編 2022.2.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501238

※【第542-545号】岩上安身のIWJ特報! 現役の矢野康治財務事務次官が与野党「バラマキ」批判! 「このままでは国家財政破綻」と訴えた「矢野論文」の真価とは!? 「不都合な真実直視」を言うなら、なぜ累進課税強化を言わない!? 岩上安身による宇都宮健児弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー 「矢野康治財務事務次官による積極財政批判論文」検証編 2022.3.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501890

 また、今年に入ってからは、世界的なインフレに見舞われ、世界中の中央銀行が金融緩和をやめる中でも、日本の日銀だけが金融緩和を続けると宣言!

 日銀の黒田総裁は、超低金利も続けるとも述べて、日本の円安に歯止めがかからない状況が続いています。

 そんな中で、日本の国債の債務残高がGDPの263%を超える状況において、さらなる増発の赤字国債は、国債の信用低下につながり、金利が上昇するリスクも高まります。
 
 国防のためだと称して軍備に予算をつぎこみ、重税と強制的に戦時国債を国民に買わせて国民を貧窮に追い込み、あげく敗戦とともに財政も破綻した帝国日本の後を追うように自滅へと向かいかねません。

 こうした様々な角度から、現在の状況を岩上安身はエコノミストの田代秀敏氏と5月12日のインタビューで論じあっています。その部分を切り抜きYouTubeのハイライトで公開しました。

※安倍元総理が「日銀は政府の子会社」と発言!?国は会社か!?~岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビュー1
https://youtu.be/Ntwk7LwxoOU

※日銀は金融緩和を続行!止まらない円安!連動して悪性のインフレ!~岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビュー2
https://youtu.be/ekpwIlEppC0

※日銀・黒田総裁「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」と発言!!えっー!?~岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビュー3
https://youtu.be/5rd4Tf-xrv8

※円の力が50年前まで退行!日本経済は「沈没」寸前!?~岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビュー4
https://youtu.be/gmgEB2AvCgg

 ぜひ御覧いただくとともに拡散をお願いします!

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220610

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、中村尚貴)

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