日刊IWJガイド「与党は衆院災害対策特別委員会の開催を先送り!? 本日23日、台風17号が日本海を通過!千葉県を始め、 台風15号で大きな被害を受けた地区にお住いの方は急な風雨の強まりにご注意ください!」2019.9.23日号~No.2566号~(2019.9.23 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~与党は衆院災害対策特別委員会の開催を先送り!? 本日23日、台風17号が日本海を通過! 千葉県を始め、台風15号で大きな被害を受けた地区にお住いの方は急な風雨の強まりにご注意ください!
┠■【中継番組表】
┠■10月2日、東京・渋谷での「政治権力とメディア」をテーマにした「緊急(ファンドレイジング)座談会」を開催します! 新聞労連委員長で朝日新聞記者の南彰氏、元朝日新聞記者で立憲民主党の公認で参院選に立候補した山岸一生氏、東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏の3氏がゲストとして登壇します。司会進行は岩上安身がつとめます。観覧希望者を募りますので、ぜひお早めにお申し込みを!
┠■IWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
┠■消費税率の引き上げに伴う会費の価格改定のお知らせ! この機会にぜひ年払いでのお支払いをご検討下さい。
┠■岩上安身からのご支援のお願い! 9月も3分の2をすぎた段階ですが、あと42%集まらないと、第10期の6分の1に相当する8、9月分の目標額が未達となってしまいます! 控訴審の費用もかかります! 日本の言論の自由・表現の自由を守る独立系メディア、IWJへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!
┠■横並びで嫌韓を煽る日本のメディア状況に危機感を抱いた岩上安身は、韓国メディア・市民運動事情に詳しい滋賀県立大・河かおる准教授へ録画インタビュー!第一弾の「日本と韓国のメディア比較」は、9月25日と26日に前後編をお伝えします!
┠■河かおる准教授が訴えるChange.orgキャンペーン「『多種多様』がどうしてダメなの?! 外国人学校に幼保無償化を適用してください!」にもぜひ、ご協力ください!
┠■9月27日には、元外務省国際情報局長の孫崎享氏に岩上安身がインタビューします! 孫崎氏には、嫌韓騒動の空騒ぎの間に進む日本の兵器爆買い問題や、INF全廃条約廃案の持つ意味、頭ごなしに日本への中距離核ミサイル配備構想を明らかにしたエスパー米国防長官の戦略と意図、そしてイラン敵視政策を強める米国とイスラエル主導の中東情勢について詳しく語っていただく予定です!
┠■9月28日、福島原発告訴団弁護団・刑事訴訟被害者参加代理人弁護士・海渡雄一氏へ岩上安身がインタビューします! 「全員無罪」判決に、「納得いかない!」「なぜこのような判決となったのか!?」と多くの批判の声が渦巻くなか、この刑事訴訟の経緯について、詳しくお話をうかがう予定です!
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■はじめに~与党は衆院災害対策特別委員会の開催を先送り!? 本日23日、台風17号が日本海を通過! 千葉県を始め、台風15号で大きな被害を受けた地区にお住いの方は急な風雨の強まりにご注意ください!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 大型の台風17号は本日23日、未明より、日本海の山陰沖を北東へ進み、その後温帯低気圧となって北海道付近へと達する見込みです。台風の北上にともない、西日本から北日本の広い範囲で非常に強い風が吹くおそれがあるとして、気象庁が注意を呼びかけています。

 また、台風15号で大きな被害が出た千葉県や神奈川県、伊豆諸島などでも風が強まり、断続的に雨が降る見込みです。十分な注意をしてください。

※台風17号、九州北部接近=夜に対馬海峡通過へ-西日本は暴風大雨・気象庁(時事ドットコム、2019年9月22日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019092200148&g=soc

 台風15号による深刻な被害の出た千葉県では、現地調査をする職員の手が足りず、被災者が公的支援を受けるために必要な「罹災証明書」の発行が進んでいない地域もあると報じられています。窓ガラスが割れ、屋根が飛んだり壊れたりしてひどい雨漏りに苛まれ、カビの生えた家の修理代の見通しも立たないとのことで、そこにさらに新たな台風が加われば不安はいかばかりかと、心が痛みます。

※千葉罹災証明遅れ 生活再建にも影 自治体人手不足 家屋調査進まず(東京新聞、2019年9月22日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019092290065816.html

 安倍総理は、台風15号が千葉を直撃した9月9日から11日間も経ってようやく20日の閣僚懇談会で、「台風15号を含め、8月から9月の大雨による災害の激甚指定に向け、準備を進める」と決めました。まだ激甚災害指定されたわけではありません。方向性が決まったという段階です。千葉県によると、台風15号の被害は、重軽傷者77人。住宅被害は全壊74棟、半壊996棟、一部損壊1万349棟とのことです。また、千葉県内では依然1515戸が断水。東京電力によると、21日現在で4300軒がいまだに停電しているとのことです。

※台風15号被害 激甚災害指定を決める(チバテレプラス、2019年9月21日)
https://www.chiba-tv.com/plus/detail/20190927253

 政府の対応の遅さに、立憲民主党の蓮舫参議院議員は、次のようにツイートしています。

 「党の常任幹事会。台風15号災害。党の災害対策本部の動き、福山幹事長始めとした議員で武田防災担当大臣に要望と東京電力への指導の要請を行ってきたことの報告。私は11日の内閣改造に疑問を呈しましたが、政府はいまだ災害対策本部を設置せず、激甚災害指定もまだです」

※蓮舫議員のツイート(2019年9月17日)
https://twitter.com/renho_sha/status/1173843652382097408

 「国対を通じ強く申し入れていましたが、来週、衆議院の災害対策特別委員会の閉中審査を開く見通しです。あわせて、参議院も同じく審議を行う要請を行っています」

※蓮舫議員のツイート(2019年9月17日)
https://twitter.com/renho_sha/status/1173845832786857985

 「驚きました。千葉県をはじめとした台風による甚大な被害を受け、激甚災害未指定や政府の対策本部が未だ設置されていないので、国会で現地の声や要望事項を審議するため26日に衆議院災害対策本部(原文まま、後で災害対策特別委員会に訂正)を開くことで筆頭理事間で合意していましたが、与党から先送りしたい、と」

※蓮舫議員のツイート(2019年9月19日)
https://twitter.com/renho_sha/status/1174558187317428225

 「理由を『27日で千葉県は停電解消見通し、1つの区切りを終わらせてから開会でいいのでは』、と。辻元国対委員長からは武田防災担当大臣の週刊誌報道が理由では、と確認するも自民からそれ以上の返事はありません。区切りも何も、今、しなければいけないことを現場合意した国会が審議しないとは」

※蓮舫議員のツイート(2019年9月19日)
https://twitter.com/renho_sha/status/1174558904480485377

 安倍改造内閣で防災担当の内閣政務官に就任した今井絵理子参議院議員は19日に千葉県を視察しましたが、バッチリメークのまま分刻みのスケジュールで被災地を駆け足でまわったことに批判も出ています。

※今井絵理子政務官、「何しにきた!」被災地視察に”ギャル風メーク”で現れて大ブーイング(日刊サイゾー、2019年9月22日)
https://www.cyzo.com/2019/09/post_217072_entry.html

 その今井氏が台風17号に関し、「備えをしっかりとしておいてくださいね。佐賀や千葉で被災された方々にとっては不安を感じることと思います。どうか気を強く持っていただきたいと思います。また、復旧活動をされている皆さん、くれぐれもご注意ください」とツイートしたことに対し、岩上安身は次のようにツイートしています。

 「やるべき自分の仕事が何か、わからない今井さんは、今すぐやめたほうがいい。民間人ボランティアとして、被災地を回って、炊き出しの手伝いをしながら、『気を強く持ってくださいね』と声がけをするなら、きっと感謝される。そちらに専念して欲しい。被災地千葉県を救うために。#千葉県を救え」

※岩上安身のツイート(2019年9月22日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1175658365281636358

 また、岩上安身は、国連総会環境ウイークのため、ニューヨークを訪問中の小泉進次郎環境相がステーキ店を訪れたというニュースには、次のようにツイートしました。

 「嫌韓煽動でメディアスクラムの次は、進次郎の追っかけか。やることないのか、TBS。真剣に報じるべき喫緊の課題が山積みなのに、マスコミは延々と国民に対して目くらましを続けるのか。なぜ与党は衆議院対策本部すら『先送り』なのか。激甚災害指定は? 消費税増税はせめて延期だろ⁉︎ #千葉県を救え」

※岩上安身のツイート(2019年9月22日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1175660528015773696

 さらに岩上安身は、一般の人の野党を批判するツイートに、次のようにツイートしました。

 「その野党への罵倒の半分でも、与党議員に向けてもらえませんか。千葉県選出の国会議員のほとんどは自民党。ことごとくツィッターで被災者に呼びかけたり、激甚災害指定のために政府に働きかけたり、といった動きひとつしていない。与党は衆議院対策本部設置すら先送り。何してんの?#千葉県を救え」

※岩上安身のツイート(2019年9月22日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1175663926597439488

 そして、須藤元気参議院議員の千葉県への視察とボランティアを報告したツイートには、次のようにツイートしています。

 「#千葉県を救え  須藤元気さん、お疲れ様です。広域にわたって被害が広がり、かつ長期化しているので、どこがポイントなのか、見えにくくなっています。被災現場からの、被災当事者の声を、どなたでも結構です。IWJにもお寄せください。第2次の取材&支援を決行します!」

※岩上安身のツイート(2019年9月22日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1175665368129343488

 現在IWJが募集している、台風15号で被害に遭われた方々への支援金と、これまでにIWJが報じてきた、千葉県の台風災害の取材については、後段をご一読ください。

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◆中継番組表◆

**2019.9.23 Mon**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】10:00~「横浜の未来は横浜市民が決める カジノ誘致反対 市民集会 ―登壇:鳥畑与一氏(静岡大学教授)、越智祥太氏(ことぶき共同診療所 医師)ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 「カジノ誘致反対横浜連絡会 in 鶴見」主催の市民集会を中継します。これまでIWJが報じてきたカジノ法案関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/casino-bill
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【IWJ・Ch5】14:00~「STOP!消費税 暮らしを守る緊急デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「消費税廃止各界連絡会」、「消費税10%ストップ!ネット」共催のデモを中継します。これまでIWJが報じてきた消費税関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b6%88%e8%b2%bb%e7%a8%8e
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【シリーズ特集・日韓関係悪化の起源 ―徴用工・従軍慰安婦・植民地の記憶 17・IWJ_Youtube Live】15:00~「フィリピン、インドネシア、東ティモール、韓国から――『日韓「合意」は解決ではない――アジアの「慰安婦」被害者たちは訴える!』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2016年11月に収録した、「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」、「戦時性暴力問題連絡協議会」主催の集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた従軍慰安婦に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%be%93%e8%bb%8d%e6%85%b0%e5%ae%89%e5%a9%a6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/343892
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【タイムリー再配信 426・IWJ_Youtube Live】20:00~「日本の司法の根幹にある『統治と支配』と『人権軽視』!日本の司法水準は近代以前!~岩上安身による明治大学法科大学院・瀬木比呂志教授インタビュー 後編」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年5月に収録した、岩上安身による明治大学法科大学院教授・瀬木比呂志氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた司法関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8f%b8%e6%b3%95

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420338

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◆中継番組表◆

**2019.9.24 Tue**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「処罰されないヘイトスピーチ」「朝鮮学校への高校無償化排除」に抗議の声! メディアの嫌韓煽動がはびこる中で、多民族が共に生きられる日本社会を!~9.7関東大震災96周年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/456654

シングルマザーが生きやすい社会は誰もが生きやすい社会! 無償労働・ケア労働をしながら有償労働ができることが、人間本来の働き方!岩上安身による2019年参院選・れいわ新選組候補 渡辺照子氏インタビュー 3/3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457593

~公正な社会を考えよう~「国連勧告と琉球・沖縄の人々の権利とは」-国連勧告の撤回を求める陳情の実態と問題の真相に迫る!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457722

緊急集会「どうする日韓どうなる米朝」―登壇:金光男氏(在日韓国研究所所長)、矢野宏氏(新聞うずみ火編集長)、中北龍太郎氏(弁護士)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457367

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■10月2日、東京・渋谷での「政治権力とメディア」をテーマにした「緊急(ファンドレイジング)座談会」を開催します! 新聞労連委員長で朝日新聞記者の南彰氏、元朝日新聞記者で立憲民主党の公認で参院選に立候補した山岸一生氏、東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏の3氏がゲストとして登壇します。司会進行は岩上安身がつとめます。観覧希望者を募りますので、ぜひお早めにお申し込みを!

 IWJでは10月2日(水)、東京・渋谷で「政治権力とメディア」をテーマにした「緊急(ファンドレイジング)座談会」を開催することが決定しました!出演者の都合により、オープンな中継配信は行うことができません。ライブ配信はPPV(ペイパービュー)方式とする予定です。申し込み方法は改めてご案内いたします。

 現在決まっている座談会のゲストは、朝日新聞記者で新聞労連委員長の南彰氏、元朝日新聞記者で、立憲民主党の公認で先日の参院選に東京都の選挙区で立候補した山岸一生氏、東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏の3名。司会進行は岩上安身がつとめます。

 座談会のテーマは、日韓の比較を含めた「政治権力とメディア」です。

 新聞労連の南委員長は9月6日、「今こそ、『嫌韓』あおり報道と決別しよう」「他国への憎悪や差別をあおる報道をやめよう」「国籍や民族などの属性を一括(ひとくく)りにして、『病気』や『犯罪者』といったレッテルを貼る差別主義者に手を貸すのはもうやめよう」という声明を発表しました。

※「嫌韓」あおり報道と決別を “過ち繰り返さぬ” 新聞労連が声明(しんぶん赤旗、2019年9月6日)
http://jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-07/2019090702_05_1.html

 また、山岸氏は朝日の政治部記者時代、「安倍晋三首相が最も信頼する男」とも呼ばれている内閣総理大臣秘書官兼内閣総理大臣補佐官(政務担当)の今井尚哉(いまい・たかや)氏に食い込んでその番記者をつとめていました。

 この座談会に会員の方限定・予約制で、30~40名様の観覧希望者を募集します。応募フォームは下記URLからお願いします。このイベントは、IWJの運営資金を募るファンドレイジング・イベントとして行います。詳しい内容は、応募フォームに記載しています。ライブ配信申し込みフォームはしばらくお待ち下さい。改めてご案内いたします。

【日時】
10月2日(水)15:00~18:00

【場所】
東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷東宝ビル
カンファレンスルーム8階B

【参加費(ご寄付を含みます)】
 5,000円以上でお願い申し上げます。
 当日、現地にて、現金にて承ります。ご協力よろしくお願いいたします。

【参加申し込みフォーム】こちらのURLよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/rWM53MtTToUYFvPU6

■IWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への支援金の募集を始めました。被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 微力ながら取材と支援活動の両立をおこなうIWJでは、この度の台風15号で被害に遭われた方々への 支援金の募集を始めました。こちらは、通常のIWJの活動費とは別の募金口座になります。集まった支援金はIWJの被災地支援活動の費用に充当する他、責任を持って信頼できる寄付先に全額寄付いたします。IWJの通常の取材活動費には回しません。

◇台風15号被害者支援募金口座◇

楽天銀行 第一営業部
普通 7068848
株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 被災地救済のため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 これまでにIWJが報じてきた台風15号による千葉での被害については、以下の記事をご覧ください。

※台風15号の影響で千葉県各地に停電・断水の被害! 再停電の可能性も! IWJスタッフが支援物資を持って被災地からレポート! 2019.9.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457018

※台風15号の影響で千葉県各地に停電・断水の被害!再停電の可能性も!IWJスタッフが支援物資を持って被災地からレポート!(2日目) 2019.9.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457033

※台風15号の進路は9月8日の段階で、米軍合同台風警報センターが房総半島直撃を明確に予想! 他方8日の気象庁は「暴風域を伴って関東甲信地方または静岡県に上陸し、通過する見込みです」とざっくり予報! IWJは気象庁と千葉県に直撃取材! 2019.9.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457217

※千葉県で「熱中症」による死亡者が3名と報じられるも、同県南部の停電復旧にあと2週間?! 「報道ステーション」が11日に予定どおり組閣した安倍政権を1999年の小渕内閣と比較して痛烈批判! 2019.9.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457336 

※【IWJ検証レポート】千葉県内の電力不足による熱中症の疑いで3人死亡! 救急搬送された人数は計193名! 現在も入院している人は33人! 東電は177台も電源車を保有しながら16日まで86台しか稼働していなかった!? IWJは千葉県に直撃取材! 2019.9.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457513

 IWJでは2016年4月14日と16日に熊本・大分で発生した「平成28年(2016年)熊本地震」で被害を受けた九州に、「九州緊急特派チーム」を派遣。岩上安身の方針による、「現地で物資などを支援しながら取材もする」という活動を続けました。

※関テレ撮影クルーが被災地で暴挙!「シャッターを切る前に人命を助ける」岩上イズム!IWJが報道と支援を両立させる「理由」 2016.4.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/297933

 大災害を取材する時、取材する側も、「報道」とは何か、改めて問い直されます。目の前に「助けてほしい」と訴える被災者が存在するとき、その被災者に対して何も手を差しのべず、カメラを構えてマイクを突きつけ、「客観的」に伝えることが「客観報道」であり、取材対象者に対して直接手を差しのべないのが「取材の鉄則」であるとされてきました。

 被災者も人間であれば、報道する者もまた人間です。助けを求める人間を前にしたとき、人間としてどう行動すべきか。微力ながらも、まず人を助けるためにできることをしよう、と私たちは考えました。被災した「当事者」としての観点で取材と支援・救援を同時に実践するのが、「現地で物資などを支援しながら取材もする」というIWJの緊急支援取材スタイルです。

 熊本・大分大地震の時にもIWJの通常のご寄付・カンパとは別の「緊急募金口座」を開設し、ご寄付を募って支援物資を購入して現地に届けながら取材を行い、残金は現地できめ細かな支援活動を続ける団体に寄付させていただきました。

※【IWJ緊急行動】熊本・大分大地震 緊急取材と関連情報
https://iwj.co.jp/wj/open/kumamoto-eathquake

 今回の千葉県の台風災害の取材に関しても、「現地まで支援物資を運びながら取材もする」というIWJの「被災当事者」報道のスタイルを貫きました。

 IWJが報じた熊本・大分地震二ついては、以下の記事をご覧ください。

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援1】「今は足元しか見えないです。俯瞰ができない…」~4月17日、IWJ九州緊急特派チームが急遽、被災地入り。避難所となった熊本市立月出小学校で、現場指揮を執っていたPTA会長にインタビュー! 2016.10.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/336959

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援2】「本震」直後の出産!強い余震が続くなか、「もう産むしかない」と決意~4月18日、IWJ特派チームは聖粒会慈恵病院へ支援物資を届け、看護部長と「本震」直後に出産された女性にインタビュー! 2016.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/337689

※熊本・大分大地震 総集編 2016.9.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/329950

■消費税率の引き上げに伴う会費の価格改定のお知らせ

 2019年10月1日から、消費税率が8%から10%に引き上げられることにともない、会費にかかる消費税を内税から外税へと変更させていただきたく、下記の通り変更させていただきます。何とぞご理解たまわりますよう、お願いいたします。

 なお、これまでに会費の一括払いなど、すでにお支払頂いている会費に関しては、お値段据え置きとさせていただきます。本変更に伴い追加でのお支払は発生いたしませんのでご安心ください。

・一般会費
月払いでのお支払
1,000円から1,100円(月会費1,000円、消費税100円)
年払いでのお支払
10,000円から11,000円(年会費10,000円、消費税1,000円)

・サポート会費
月払いでのお支払
3,000円から3,300円(月会費3,000円、消費税300円)
年払いでのお支払
30,000円から33,000円(年会費30,000円、消費税3,000円)

 IWJは今日まで会費にかかる消費税を内税とし、2014年に消費税が5%から8%へ引き上げられた際も会費を据え置いてきました。これにより一般会員の一ヶ月の会費1,000円につき消費税が5%の時には、会費を952円いただき消費税を48円お預かりし、8%に引き上げられてからは会費を926円いただき、消費税を74円お預かりしてまいりました。内税方式を続けることで、実質的に会費の値下げを段階的に行ってきたことになります。

 第8期分としてIWJが国に納付した消費税額は578万円にもなりました。零細な会社にとって小さな額とは到底いえない重い重い負担です。

 今後も活動を続けていくために、内税方式ではなく外税方式に変更し、会員の皆さまに弊社がお預かりしている消費税がいくらなのか明らかにして、外税の形でご負担していただくようにお願いをすることにいたしました。本体価格が実質的に値上げとなりますこと、大変心苦しいのですが、先述してきた通り、財政がきわめて厳しい状況にあることを含めて、何卒ご理解をたまわりたいと存じます。

 IWJとしては、消費税は弱者に負担の大きくなる逆進性の高い税制であり、消費を冷え込ませるとして増税には反対であり、法人税の累進性の再強化とともに、消費税は廃止すべきであると主張してきました。そうした主張は今後も変わりません。消費税が段階的に廃止されていくことになれば、外税部分を縮小し、会費の本体価格(一般会員月1000円、サポート会員月3000円)は価格維持する所存です。

 なお、9月中に年会費を納めていただきますと、今までどおり、一般会費は10,000円、サポート会費は30,000円となります。会費の更新の期限が9月中でない方も、9月中に納付いただけましたら、現在の会費のまま、会員期限を12ヶ月延長いたします(1回まで。2年以上先の分まで先払いというのはご容赦ください)。どうぞこの機会に、月払をお得な年払いに変更することをご検討ください。もちろんこの機会に会員登録を申し込むという方も、現在の価格で受け付けますので、ぜひ、お早めにお申し込みください。

■岩上安身からのご支援のお願い! 9月も3分の2をすぎた段階ですが、あと42%集まらないと、第10期の6分の1に相当する8、9月分の目標額が未達となってしまいます! 控訴審の費用もかかります! 日本の言論の自由・表現の自由を守る独立系メディア、IWJへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!

 9月14日、岩上安身から皆様にIWJの経済的な危機を訴える、以下のようなメールを送信させていただきました。

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 IWJは今年の7月末で第9期の会期末を迎え、8月から新たに第10期のスタートを切ることとなりました。「志」はあれど、企業規模で見れば、IWJのような泡沫の如きインターネット独立報道メディアが、変化と消長の激しいメディア環境の中で、とにもかくにもつぶれることなくしぶとく存続し続け、真実を報じ続けてこられたのは、ひとえにご支援してくださる皆様の温かい励ましとご支援のおかげです。まずは、改めて御礼申し上げたいと存じます。本当にありがとうございます。

 しかしながら、第10期に入ってから、ご寄付・カンパによるご支援がふるわず、運営上、非常に厳しい困難に直面しております。8月のご寄付・カンパは129件、107万9,524円と、1ヵ月の目標である450万円に遠く届かず、わずか24%にとどまりました。

 さらに9月1日から9日までのご寄付・カンパは、16件17万679円と、目標額のわずか4%の大変厳しいスタートなっています。

 このままでは、IWJの活動に立ちゆかなくなってしまいます。

 改めて言うまでもないことですが、7、8月と私の持病の腰痛の悪化(過労・ストレスの蓄積が原因と思われます)、それに伴っての連日の発熱(自律神経の失調だと思われますが、内科的な疾患は見つからず、安静とストレスを避けるようにと医師に言われ、インタビュースケジュールを延期してきました。

 私がエネルギッシュに取材や情報発信(記事・番組出演)しているときは、やはり皆様からのご支援も上向くのですが、現在のこのご寄付・カンパの低調さは、私が動けず、オリジナルコンテンツでの情報発信が足りなくて、物足りないと思う方が多いのが、一つの原因であろうと思います。

 体調と相談しながら、もっともっと頑張らねばと心に期している次第です。IWJにしかできないこと、現にIWJしかろくに報じていない事実が少なからずあります。

 実際、私がやりたい、お伝えしたいと思うことは多々あるのですが、少数のスタッフでは、私が頑張りすぎるとアシストするスタッフに負荷がかかりすぎてしまいますし、人手を増やそうとすると支出が増えて、あっという間に収支のバランスが崩れてしまいます。無理をすれば、還暦を超えて持病を抱える私がまたパンクしてしまうかもしれません。

 ジレンマはなかなか解消できません。これは本当に危機的状況です。優秀な人材を入れて体制を強化したいと思いますが、それはまさに皆様のご支援次第です。

 IWJは、特定のスポンサーに頼らない独立メディアであり、会員の皆様の会費によって成り立っています。こうした独立メディアは、世界中、珍しくありません。お隣の韓国では、IWJの設立より少し遅れて「ニュース打破」というネット独立メディアが生まれ、精力的な調査報道を続けています。

 IWJと同じく特定のスポンサーを持たず、市民の会費によって運営され、会員数はIWJの8倍、集まった会費は5倍と、彼我の差を痛感させられています。独立メディアを支持し、ひいては社会の民主化のために力を注ごうとする市民の熱気、分厚さの違いもあると思います。韓国の良きライバルに負けてはいられないと心に期すものがあります。IWJも、インターネットメディアの先行している成功モデルに負けないように、まだまだ質の向上を目指して頑張り続けたいと思います。

 そのためには、市民の皆様のご支援がどうしても必要です!ご寄付・カンパをどうかよろしくお願いいたします!また、まだ無料視聴のみで、有料会員に登録していないという方、ぜひ、本当に今こそご登録ください。IWJは金融機関の取引がなく(もしくはしてもらえず)、スタッフのお給料など、毎月の支払いのために、キャッシュフローが不足する場合は、私個人が私財を投じて立て替えてまいりました。2か月連続でこのような収入減が続くと私一人の乏しい預貯金では支えきれず、私の預金が底をついてしまうのは、早晩、目に見えています。IWJがなくなってからでは手遅れです。一般会員の皆様は、どうかサポート会員への切り替えのご検討をぜひお願いいたします!

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 9月も3分の2が終わり、下旬に入りました。現在、第10期の6分の1に相当する8、9月分の合計のご寄付・カンパは、目標額の58%の達成率です。9月末までにあと42%集まらなければ、目標額が未達となってしまいます! 控訴審の費用もかかります! 日本の言論の自由・表現の自由を守る独立系メディア、IWJへのご支援をどうかよろしくお願いいたします!

 ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます! 心から感謝申し上げます。

 IWJがこれからも日本の言論の自由・表現の自由を守る独立系メディアとして活動を続けられるよう、これからも皆様からの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■横並びで嫌韓を煽る日本のメディア状況に危機感を抱いた岩上安身は、韓国メディア・市民運動事情に詳しい滋賀県立大・河かおる准教授へ録画インタビュー!第一弾の「日本と韓国のメディア比較」は、9月25日と26日に前後編をお伝えします!

 岩上安身は9月14日、15日の2日間にわたり、朝鮮近代史がご専門の滋賀県立大・河かおる准教授への超ロングインタビューを録画で収録しました。

 現在の日本国内では、政治家、メディアから、それらに洗脳された一般の人々まで、宗主国気取りの差別的な言動で韓国を攻撃し続けています。問題になった週刊ポスト(小学館)の「韓国なんて要らない」という特集タイトルや、河野太郎前外相(現防衛相)が、徴用工訴訟をめぐって韓国の南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使を外務省に呼び出して「極めて無礼だ」と強い口調で非難したことなど、その最たるものではないでしょうか。

 日本国内の、この異様な嫌韓煽り報道は、2018年10月30日の韓国大法院(最高裁)での徴用工裁判で、日本の被告企業に賠償を命じる判決に端を発しています。河准教授へのインタビューでは、「メディア」「徴用工」「慰安婦」「歴史認識」の4つにテーマを分けて、現在の日韓の対立の根本原因を探りました。

 インタビューの第一弾となる「日本と韓国のメディア比較」は、9月25日(水)と26日(木)に前後編を録画配信いたします。 配信開始時間など詳細は決まり次第お知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。

■河かおる准教授が訴えるChange.orgキャンペーン「『多種多様』がどうしてダメなの?! 外国人学校に幼保無償化を適用してください!」にもぜひ、ご協力ください!

 安倍政権の看板政策の一つ、幼稚園と保育園が無償化になる「幼保無償化」が10月1日から始まります。しかし、この「幼保無償化」は「すべての子供が対象」といいながら、外国人学校は除外されています。これは朝鮮学校だけでなく、ブラジル人学校、インターナショナル・スクールもすべて適用の対象外とされています。「幼保無償化」は、消費増税の還元とされていますが、日本に住む外国人も、消費税を払っていることに変わりはありません。これはまさに「官製ヘイト」といえるものです。

 このChange.orgでのキャンペーンは、9月24日頃をめどに締め切りを予定しているとのことですので、ぜひ緊急のご賛同、拡散にご協力ください。

※「多種多様」がどうしてダメなの?!外国人学校に幼保無償化を適用してください!
http://chng.it/MzMKDBWwR4

 河准教授がキャンペーンへの賛同を呼びかけた動画は、こちらをご覧ください。

※【Change.orgキャンペーン】「多種多様」がどうしてダメなの?! 外国人学校に幼保無償化を適用してください!?岩上安身による滋賀県立大学・河かおる准教授インタビュー2019.9.14
https://youtu.be/yYfpC1L8Awk

■9月27日には、元外務省国際情報局長の孫崎享氏に岩上安身がインタビューします! 孫崎氏には、嫌韓騒動の空騒ぎの間に進む日本の兵器爆買い問題や、INF全廃条約廃案の持つ意味、頭ごなしに日本への中距離核ミサイル配備構想を明らかにしたエスパー米国防長官の戦略と意図、そしてイラン敵視政策を強める米国とイスラエル主導の中東情勢について詳しく語っていただく予定です!

 9月27日(金)には、元外務省国際情報局長の孫崎享氏に岩上安身がインタビューします。孫崎氏は9月20日に新著『日本国の正体 「異国の眼」で見た真実の歴史』(毎日新聞出版、https://amzn.to/32RQFPz)を刊行したばかりです。孫崎氏には、嫌韓騒動の空騒ぎの間に進む日本の兵器爆買い問題や、INF全廃条約廃案の持つ意味、日本への中距離核ミサイル配備問題、イラン敵視政策を強める米国とイスラエル主導の中東情勢について詳しく語っていただく予定です。

■9月28日、福島原発告訴団弁護団・刑事訴訟被害者参加代理人弁護士・海渡雄一氏へインタビューします! 「全員無罪」判決に、「納得いかない!」「なぜこのような判決となったのか!?」と多くの批判の声が渦巻くなか、この刑事訴訟の経緯について、詳しくお話をうかがう予定です!

 9月19日、2011年の東京電力福島第一原発事故の責任を問われ、東京地裁に強制起訴されていた元東電の役員3人に対する東電刑事訴訟が出され、勝俣恒久・元会長、武黒一郎・元副社長、武藤栄・元副社長の3人の被告いずれに対しても無罪が言い渡されました。

 「納得いかない!」「なぜこのような判決となったのか!?」など、多数の批判的な声が渦巻く中、岩上安身は福島原発告訴団弁護団・刑事訴訟被害者参加代理人弁護士・海渡雄一氏へ9月28日(土)にインタビューを行うことが決まりました。海渡弁護士にはこの刑事訴訟の経緯について、詳しくお話をうかがう予定です。ぜひご注目ください!

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】