日刊IWJガイド「『尊敬する政治家は石井紘基! 議員になったら国政調査権を行使して日本社会の財政構造を解明したい!』れいわ新選組二人目の参院選公認予定候補者は安冨歩東大教授! 」2019.6.28日号~No.2479号~(2019.6.28 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~「尊敬する政治家は石井紘基! 議員になったら国政調査権を行使して日本社会の財政構造を解明したい!」れいわ新選組二人目の参院選公認予定候補者は安冨歩東大教授!
┠■【中継番組表】
┠■金融庁とは別に、経産省の諮問会議では「老後2900万円不足」との資料が出されていた!? 老後資金不足は政府内共通認識なのでは!?
┠■6月30日開催の「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を、本日、6月28日金曜日、午後3時までに1万円以上のご寄付をくださった方に限り、ペイパービュー(PPV)方式で生配信いたします! もちろん後述する録画も、ご覧になれます。さらに、本日28日金曜日午後3時以降であっても、7月末までの1ヶ月の間に1万円以上のご寄付・カンパをくださった方に、イベントの録画を8月15日まで、vimeoによるクリーンな画質で自由にご覧いただけるよう手配いたします!
┠■ファンドレイジングシンポジウムにご登壇される石田勇治氏が解説しています、劇団民藝「闇にさらわれて」もぜひご覧ください!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! ぜひご参加ください!
┠■岩上安身によるインタビュー今後の日程・配信予定~ 米国のイラン敵視政策の背後にはイスラエルの存在が! 放送大学名誉教授の高橋和夫氏へもインタビュー予定! 2日かけて録画収録した坂本雅子・名古屋経済大学名誉教授インタビューは、6月27日、28日に配信します! なぜ日本の経済力が低下したのか!? どうして景気が好転しないのか!? 問題は金融ではなく産業政策にあった! 必見の内容です!
┠■IWJが今期900万円超の赤字の危機にある中、岩上安身の直接のメールによる緊急のご支援の呼びかけに応じてくださった皆様に心よりお礼申し上げます!6月は目標額を達成しました! ありがとうございます! 今期11ヶ月間の達成率は84%です! IWJが日本の運命を大きく左右する今年夏を乗り越え、7月末の期末まで、残り1ヶ月で100%達成できますよう、どうか皆様、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代未払い」などは一切ありません!
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■はじめに~「尊敬する政治家は石井紘基! 議員になったら国政調査権を行使して日本社会の財政構造を解明したい!」れいわ新選組二人目の参院選公認予定候補者は安冨歩東大教授!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日6月27日、山本太郎氏率いる「れいわ新選組」が、蓮池透氏に続く二人目の候補者として、IWJでもおなじみの安冨歩(あゆみ)東大教授を発表しました。

 東京大学東洋文化研究所教授で、満州国の経済史が専門の安冨氏は、一方で女性装でも知られ、昨年は埼玉県の東松山市長選に立候補し、「こどもを守り未来を開く」と訴えて、現在の学校教育や暴力的な社会の生きづらさを批判していました。

※会見場所は馬小屋!? メッセージは「こどもの身体・命と魂を守る!」女性装の安冨歩東大教授が埼玉県東松山市長選に6.21「出馬」会見! 「L.G.B.T.を理解も支援もしない」と語った真意とは!? 2018.6.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/425272

 会見で「アベノミクスで日本は今、どういう状況になっているか。山本代表の掲げる消費税廃止を含めた見直しの方向をどう考えるか」と聞かれた安冨氏は、次のように答えました。

 「(日銀のバランスシートが)アベノミクスは端的に安倍政権ができた時に150兆円ぐらいだったのが今はもう500兆円ぐらいになっている。明治以来150年という長い年月をかけて150兆になったものが、短期間で500兆になるというような衝撃を引き起こすっていうのは、よっぽどちゃんとした確信がなければやっちゃいけないことだし、それでどうなるのかなという恐怖は感じます。

 でもそれは日本だけがやっていることではなくて、資本主義システムが機能しなくなって、前近代の帝国のシステムに回帰しつつあると多くの人が指摘しています。

 (歴史上)中国の通貨なんかは国が発行したものの大半が還流して来ない。ほとんどが消えてなくなてしまう。誰かのタンス預金になったり、甕に入れて埋めたり、単になくなったりしていくので、経済活動を維持するためにはじゃんじゃん銅貨を投入し続けなければ回らなかった。それで投入の手を緩めると反乱が起きたりする。そういう時代がずっと続いていたんですけど、その知識を前提にすると、市場に通貨を投入したら流通して帰ってくる19世紀の資本主義システムは、ある種の異常事態だったのかなという気がしています。

 現代においては日本銀行券とか日本銀行の信用すらも、かつての銅貨のように、市場に入ったまま帰ってこなくなっている。投入し続けないと経済が回らないという、そういう事態になっているのではないか。

 アベノミクスはそれに対する対応というふうに考えたほうがいいかなと思っている。そうでなかったらとっくの昔にインフレが起きているはずなんですよ。

 だから、かつて私たちが経済だと思っていたものの底が抜けていて、全然違うシステムにもはや移行しており、その移行したシステムに適応した決済システムを私たちが形成できていないので、じゃんじゃんお金を投入し続けるしかなくなっているというふうに解釈したほうがいいと思っています。

 消費税をなくすというのは、私は悪くないと思っていますが、それで問題が解決されるわけでもない。そして(山本代表が言う)好景気というのは、アベノミクスみたいにじゃぶじゃぶとお金をつぎ込んで株があがるということではなく、人々の暮らしがどんどん豊かになってみんなハッピーになることを指してるんだろうと思うんですけど、それは政策によって実現できるのではなく、人々の活力っていうことが発揮されて初めて実現できることですよね。

 それには私はやはり、子供を守るという、子供が笑っているような状態を作ったら初めて私たちの心が明るくなり、そして経済も、景気がいいなというような時がくるんではないかと思っています」

 「国民国家システムの賞味期限が切れている」と語る安冨氏は、「(山本太郎氏を支持する人々は)今までの政治の外に新しい政治を作ることで議会制民主主義を再生する力を期待しているのではないか。私自身もそういう力を感じたので、『子供を守ろう』という政治の原則を訴えることが、ここなら可能ではないかと考えて参加しました」と、れいわ新選組から立候補する理由を語りました。

 会見の最後に安冨氏は、「私が戦後日本でもっとも尊敬している政治家は民主党の石井紘基。彼は国政調査権を行使して日本社会の構造、特に財政を解明しようとして暗殺された。私は議員になったら、国政調査権を使って、今私が漠然とお話しした国民国家システムを解明したいと思っている」と締めくくりました。

 なお、この日は山本代表も安冨氏も、出馬する選挙区に関しては明らかにしませんでした。

 この記者会見は、動画記事としてアップできるまで、ツイキャスのアーカイブを公開しています。

※れいわ新選組二人目の公認予定候補者は安冨歩東大教授!
https://twitcasting.tv/iwj_ch5/movie/552555214

 また、安冨氏はIWJで石井紘基氏について、特別授業を行っています。

※安冨歩先生の授業「石井紘基氏と特別会計改革」 ~石井ターニャ氏、岩上安身 2012.7.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/22540

※「複雑化したシステムの中心に東大がある」石井紘基氏が調べていた特別会計の闇の源流 ~安冨歩教授の授業 2013.11.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/113657

※「石井紘基は死なない」 ~権力の闇と戦った国会議員、石井紘基氏の命日に東大・安冨歩教授が講演、「知的探求の継続が、彼を復活させる」 2015.10.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/272068

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◆中継番組表◆

**2019.6.28 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】「参院選に関わる内容」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり! 岩上安身による『「空洞化」と「属国化」 ~日本経済グローバル化の顛末』著者 名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授インタビュー 後編」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身は6月17日と18日、2日連続で大著『空洞化と属国化 日本経済グローバル化の顛末』(新日本出版社、2017年 https://amzn.to/30HIK7h)の著者で名古屋経済大学名誉教授の坂本雅子氏に「産業の空洞化」の現実と日本の「新・属国化」について、録画でインタビューの収録を行いました。本日はその後編(6月18日収録)を録画配信します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0

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◆中継番組表◆

**2019.6.29 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・IWJ_Youtube Live】17:00~「暮らしたい社会を描くレッスンスペシャル『政治を暮らしに引き戻そう~取り戻したいのは食、水、命~』(ディスカッション・質疑応答)―ゲスト:参議院議員・川田龍平氏、国際ジャーナリスト・堤未果氏、ナビゲーター:駒込武氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 6月14日に収録した(※)「井ザキ敦子と草の根プロジェクト」主催の、暮らしたい社会を描くレッスンスペシャル「政治を暮らしに引き戻そう~取り戻したいのは食、水、命~」を録画配信します。これまでIWJが報じてきたTPP・自由貿易協定関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/tpp-fta

※「井ザキ」の漢字表記は機種依存文字にあたり、日刊IWJガイドをメールで送信できなくなりますため、本ガイドでは「ザキ」と表記させていただいております。なにとぞご了承ください。
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】19:00~「防衛大学いじめ事件 6・25国会報告集会―登壇者:自衛隊内の人権侵害事件の被害者、家族、弁護士」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 6月25日に収録した「防衛大人権侵害裁判を支援する会」ほかが主催の、防衛大学いじめ事件 6・25国会報告集会を録画配信します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「ほとんどの問題の根っこには低賃金長時間労働がある!選挙で勝てば仕組みは変えられる!」明石順平弁護士~このままじゃ国民のくらしがヤバイ!公務のあり方を問う院内シンポジウム
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451451

年金資産を株式に投入するリスクを問われ、厚労省「年金積立金は長期運用なので短期的変動は仕方ない」!? 安倍総理「GPIF運用益44兆円は民主党時代の10倍」発言受け~2000万円貯金・年金カット追及 野党合同ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451551

【特別転載】ヒトラーに抗い強制収容所へ送られた、労働者の権利のためにたたかった弁護士の運命! 劇団民藝「闇にさらわれて」の公演によせた石田勇治・東京大学教授の解説文を全文掲載!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451587

東電が定例会見場を東京本社から福島第一原発内に変更を検討していることを問われ「テレビカメラの前でメディアと東京電力が議論を戦わせてはいかがか」!? ~6.26原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451558

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■金融庁とは別に、経産省の諮問会議では「老後2900万円不足」との資料が出されていた!? 老後資金不足は政府内共通認識なのでは!?

 経産省が今年4月15日に開いた諮問会議「産業構造審議会」の部門会議で、2018年に65歳となる夫婦世帯が今後30年間で、公的年金以外に2900万円近く必要とする独自試算を示していたことが明らかになりました。

※「老後に2900万円不足」 経産省も別の試算(日本経済新聞、2019年6月27日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46601960W9A620C1EE8000/

 6月3日に金融庁の市場ワーキング・グループがまとめた報告書で、男性が65歳以上、女性が60歳以上の夫婦の場合、老後30年間で年金以外に2000万円必要であると指摘し、大きな問題となりました。この問題は国会でも取り上げられた末、麻生太郎金融担当大臣がこの報告書の受け取りを拒否し、衆院で不信任決議案が出されています。

※「今後は公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある」!? 2000万円の自助が必要と指摘した金融庁の報告書案がネットで炎上! IWJが金融庁に直撃取材!結論は投資信託のセールス!? 2019.6.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/449979

※麻生氏の不信任決議案、衆院で否決 自公維など反対多数(朝日新聞デジタル、2019年6月21日)
https://www.asahi.com/articles/ASM6P5D1TM6PUTFK01M.html

 今回、新たにわかった経産省の審議会の資料では、不足額が2895万円と記されています。

※第5回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会 資料3 労働市場の構造変化の現状と課題について(経産省、2019年4月15日)
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/2050_keizai/pdf/005_03_00.pdf

 金融庁のワーキング・グループの報告書で示された「30年で2000万円必要」との試算は、総務省の家計調査の数値を厚労省がワーキング・グループに示し、その数値から計算したものです。これは、菅義偉官房長官も厚労省も認めています。

 麻生氏は金融庁の市場ワーキング・グループの報告書を受け取らない理由について、「今までの政府の政策スタンスと違う」と説明していますが、金融庁、総務省、厚労省に加え、今回経産省も2900万円近い金額が不足するとの資料を出していたことから、この金額が政府内の共通認識であったといえるのではないでしょうか。

■6月30日開催の「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を、本日、6月28日金曜日、午後3時までに1万円以上のご寄付をくださった方に限り、ペイパービュー(PPV)方式で生配信いたします! もちろん後述する録画も、ご覧になれます。さらに、本日28日金曜日午後3時以降であっても、7月末までの1ヶ月の間に1万円以上のご寄付・カンパをくださった方に、イベントの録画を8月15日まで、vimeoによるクリーンな画質で自由にご覧いただけるよう手配いたします!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 連日お知らせしていますように、IWJでは、不足する活動資金を集めるために、6月30日、都内で「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を開催いたします。

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◆日時:2019年6月30日(日)
開場 15:00 開演 15:30 ~ 終演 20:30 (予定)
◆会場:ライブレストラン 六本木バードランド (http://www.bird-land.co.jp/
106-0032 東京都港区六本木3-13-14ゴトウビル3rd 5F
TEL.03-3402-3456
地図: http://www.bird-land.co.jp/#footer
◆参加費:20,000円 夕食、飲み物代金込み。会場受付にて現金でお支払いください。
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 現在、登壇が決まっているゲストは、明石順平弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏、ジャーナリスト・吉田敏浩氏、永井幸寿弁護士、京都精華大学専任講師・白井聡氏、東京大学大学院・石田勇治教授の6名です。各ゲストの方々から、講演のタイトルと、お話いただく概要が届いていますので、ご紹介いたします。

・明石順平弁護士 「国家の統計破壊」/概要「賃金とGDPについて」/メッセージ「日本ヤバイですよ」

・田代秀敏氏 「100年不安:年金、MMTそして中国」

・吉田敏浩氏 「米軍優位の密約機関である日米合同委員会と横田空域」

・永井幸寿弁護士 「憲法に緊急事態条項は必要か」/概要「昨年の3月に自民党は憲法改正案として『緊急事態条項』を提案しました。『緊急事態条項』とは,大災害や戦争の時に極度に政府に権力を集中して人権を大幅に制限する制度です。ナチスドイツや大日本帝国憲法下の日本で濫用されてきた危険な制度です。自民党案は一見恐そうな条文はありませんが,いくつものトリックがあり,実は大日本帝国憲法の『緊急事態条項』より危険なものです。『いつで~も独裁。いつまで~も独裁。』これは岩上安身さんの言葉です。この意味をご説明します」

・白井聡氏 「『戦後の国体』の末期段階」/概要「安倍晋三政権の腐敗・迷走は、『戦後の国体』と化した日本の対米従属構造がその崩壊期を迎えたことの反映である。本講演では、上記の現状認識を、拙著『国体論――菊と星条旗』の内容から明らかにする」/メッセージ「日本社会の崩壊的転落はどこまで続くのか。安倍政権が長期本格政権化したことは、この転落の原因ではなく結果です。今の日本国民の状態にふさわしい政権だからこそ、ここまで長く続いてきたのでしょう。なぜ、ここまで私たちの社会は堕ちてしまったのか。そのことを考えるきっかけになる話をできればと思います」

・石田勇治教授 「20分でわかるナチスの『手口』と緊急事態条項」/概要「ナチスが独裁樹立に向けて用いた『手口』のひとつがワイマール憲法48条(緊急事態条項)の濫用である。だがこれを濫用したのはナチスだけではなかった。ヒトラー政権に先立つ歴代の首相も、それぞれの思惑から緊急事態条項を濫用して議会制民主主義を骨抜きにした。ヒトラーは、その『成果』の上にさらにこれを濫用して『授権法』(全権委任法) 制定の扉を開き、議会政治にとどめを刺したのだ。緊急事態条項は、ヒトラーのような極端な人物でなくとも、困難に直面した為政者が安易に手を出したくなる危険な代物である」

 IWJ会員の方で前々日の28日金曜日午後3時までに1万円以上のご寄付をくださった方へ限定で、当日こちらのイベントをペイパービュー(PPV)方式で生配信いたします! PPVで生配信をご覧いただいた方も、配信後3週間、アーカイブの録画でご覧いただけます!

 イベント前日の29日土曜日までに、イベントご視聴のためのURLとログインパスワードをメールでお送りいたしますので、IWJサイトの「ご寄付・カンパのお願い」ページ末尾にある「足あと(寄付・カンパの情報登録)」にお名前とメールアドレスと会員番号をご入力ください。ご寄付・カンパの金額と会員情報を確認できた方へご視聴に必要な情報をメールでお届けいたしますので、必ず、このお名前とメールアドレスと会員番号をお忘れにならないようにお気をつけください!

 また専用の申込みフォームも作りました! こちらからご入力の上、お振込みいただきましてもご対応が可能です。上記の方法でも、専用フォームからの申し込みのどちらでも差し支えありません。よろしくお願いします!

 また、本日28日金曜日午後3時以降であっても、7月末までの1ヶ月の間に1万円以上のご寄付・カンパをくださった方に、イベントの録画を8月15日まで、vimeoによるクリーンな画質で自由にご覧いただけるよう手配いたします!

※ペイパービュー申し込み「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」ご視聴お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScTMHYUuuKAa96N4rU3H1UVxibZpbFiIIovJKLbdhITyl7SDA/viewform

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 このファンドレイジングシンポジウムでは、ゲストの方々それぞれの専門分野の知見をもとに、日本が直面している金融財政危機、対米従属の現実と、その宗主国・米国が覇権をかけて中国との対決姿勢を強めている問題、また安倍政権が狙う改憲に含まれる緊急事態条項の危険性などを真正面から取り上げます。

 お席のキャンセルが出ましたので、残席はあと3名様分です。ぜひお早めに、下記URLよりお申し込みください。

※「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」参加お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScPKrP4HkGwgae1Bbeqc1xfzjeokYNeyG-s8P74L1RPegU3yA/viewform

 参加費にご寄付分を上乗せさせていただくため、恐縮ですが高めの料金設定となっています。参加費に上乗せされたご寄付分は、IWJの赤字転落回避のために、また目前の参院選をマスメディアが伝えない角度から独自に報じ、論じてゆくための活動資金として、大切に使わせていただきます! ご理解いただきたいと存じます。

■ファンドレイジングシンポジウムにご登壇される石田勇治氏が解説しています、劇団民藝「闇にさらわれて」もぜひご覧ください!

 ファンドレイジングシンポジウムにご登壇される石田勇治教授は、劇団民藝の公演「闇にさらわれて」について解説を寄せています。「闇にさらわれて」は、ナチズムが台頭する1930年代のドイツで反ファシズムの旗手として名を轟かせた弁護士、ハンス・リッテンと、強制収容所へ送られて行方不明となったハンスを助け出そうとする母、イルムガルトの「真実の記録」です。東京都渋谷区の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて、6月23日から7月3日にかけて上演されます。

※闇にさらわれて(劇団民藝ホームページ)
http://www.gekidanmingei.co.jp/performance/2019_taken-at-midnight/

 ナチ・ドイツ史研究の第一人者である石田教授が、「闇にさらわれて」の解説「思想は自由だ」をIWJへ提供してくださいました。石田教授の解説は、以下のURLからご覧ください!

※【特別転載】ヒトラーに抗い強制収容所へ送られた、労働者の権利のためにたたかった弁護士の運命! 劇団民藝「闇にさらわれて」の公演によせた石田勇治・東京大学教授の解説文を全文掲載! 2019.6.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451587

 また、劇団民藝・制作部の平松多一氏は、「闇にさらわれて」について次のように紹介しています。

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 『闇にさらわれて』は、母と子の絆を描いた作品でもあります。ヒトラーに抗い強制収容所へ送られた息子の命を救うため、孤独な戦いを続ける母親を演じる日色ともゑは、「彼女(イルムガルト)の物事に対する一途さは、私自身とも重なるところがあると思います。母としての深い愛情、そしてひとりの女性として凛とした強さを」と抱負を語っています。

 そしてヒトラーを法廷に召喚し、3時間にも及ぶ尋問を行い、後に捕らえられ強制収容所へ送られた息子のハンス・リッテン役の神敏将は、「志半ばに亡くなった人物を演じます。その人の思いを誠実に伝えられれば」と意気込みをのぞかせます。密度の濃い民藝アンサンブルにご期待いただければと思います。
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 ぜひ、劇団民藝「闇にさらわれて」もご覧ください! 6月23日から7月3日まで、新宿の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで公演中です。

■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! ぜひご参加ください!

◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>

 「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。

 自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。参院選では表立った争点にはなっていませんが、この改選で、改憲勢力が3分の2を超える議席を占めることになれば、この緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性があります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。

※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/

 こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!

◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>

 以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループ始めることにしました。

 このグループは、岩上さんをはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。

 コミュニティグループには、早速会員の方から、「IWJサポート会員限定コミュニティが発足したとのことで、一般会員からサポート会員にならさせていただきました」という、嬉しいご報告も頂いています。

※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。

※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

 現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。

※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi

■岩上安身によるインタビュー今後の日程・配信予定~ 米国のイラン敵視政策の背後にはイスラエルの存在が! 放送大学名誉教授の高橋和夫氏へもインタビュー予定!

 日本の未来を大きく左右する参院選が迫る中、岩上安身は、アクチュアルなテーマで精力的にインタビューを行っていきます! 今後のインタビューの日程、配信の予定は以下の通りです。

・7月中(予定)  国際政治学者・放送大学名誉教授 高橋和夫氏

 中東問題がご専門の国際政治学者で放送大学名誉教授の高橋和夫氏に、7月中にインタビューを行う予定です。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃でにわかに緊迫し始めた中東情勢について、おうかがいする予定です。

 高橋氏には今年4月のイスラエル総選挙の結果を受け、イランをめぐる米国とイスラエルの動きについて、コメントをいただいています。ぜひ以下の記事をご一読ください。

※ネタニヤフ氏勝利でパレスチナ国家がさらに遠のく!? イスラエルは好きなことが何でもできる!? 高橋和夫・元放送大学教授がIWJの直撃取材にこたえて警告! 「ホルムズ海峡封鎖でイラン攻撃がありえる」! 2019.4.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447493

 高橋氏には昨年10月、トルコでのサウジアラビア記者カショギ氏殺害から、中東での米国覇権に関するインタビューも行っています。こちらもぜひ、あわせてご覧ください。

※【祝・安田純平氏 無事生還記念!】サウジが「イスラムの盟主」の時代は終わり!? カショギ氏殺害と安田氏解放から米国覇権の陰りが見える!? 岩上安身が高橋和夫・放送大学名誉教授にインタビュー 2018.10.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434645

 今後も続々と岩上安身によるインタビューをお届けしていく予定です。ご期待ください。

■IWJが今期900万円超の赤字の危機にある中、岩上安身の直接のメールによる緊急のご支援の呼びかけに応じてくださった皆様に心よりお礼申し上げます!6月は目標額を達成しました! ありがとうございます! 今期の達成率はまだ84%です! IWJが日本の運命を大きく左右しうる今年夏を乗り越えられるよう、どうか皆様、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!

 7月に決算月を迎えるIWJは、今期第9期も残りあと約1ヶ月となりました。

 今月6月のご寄付・カンパは、月間目標額に到達することができました。今期3回目の目標額達成となりました。ありがとうございます。

 今月は月半ばに至っても目標額の3割に届かず、非常に厳しい状況でしたが、代表の岩上安身が、皆様あてに直接メールをお送りさせていただき、現状の厳しさをお伝えしたところ、多くの皆様からご寄付・カンパが寄せられました。岩上安身からの緊急のご支援の呼びかけに応えてくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。

 6月の目標額越えにより、おかげさまで、今期全体の達成率はやや上向きました。とはいえ、まだまだ厳しい財政状況にあります。今期が始まった昨年8月1日から今年6月26日までのご寄付・カンパの今期1年を通じての目標額への達成率は、まだ84%です。

 年間達成率が緩やかに向上してはいますが、今期が残り約1ヶ月しかない中で、900万円超の赤字が発生する可能性が依然として残っています。小さな企業であるIWJにとって900万円を超える赤字はとても大きなダメージです。

 前期も赤字でしたが、今回はこのままですと赤字幅が上回りそうで、IWJの活動を維持していくことがますます困難になります。なんとか今期の目標額にたどり着くべく、どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 IWJでは、ご寄付をいただきました皆様への感謝の気持ちを込めつつ、サイト上にお名前を掲載させていただいています。この日刊IWJガイドでも、その一部の方々のお名前を順次掲載させていただきます。5月にご寄付をくださった方々は、次の皆様です。

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A.H.様
吉兼裕貴様
M.T.様
小梅川正俊様
田村由枝様
永山直道様
G.N.様
清水秀正様
H.K.様
小林正弘様
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 また、IWJを応援してくださる皆様からの激励のメッセージが、岩上安身とIWJスタッフにとって大きな励みになっています。本日は、ご寄付してくださった方から寄せられた応援のメッセージをご紹介します。

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ともかくIWJの継続は、私にとっても切実なことです。内容の充実に感謝です。(匿名希望)

既存のメディアが不甲斐ない状況です。言論の自由を守る為、いつも応援しています(匿名希望)

いつもメルマガを読んでいます。他メディアで報道されない情報をありがとうございます。(匿名希望)

IWJの活動が途絶えては困るから(野島 哲朗様)

言論が狭められつつある今だからこそ、大企業とは縁のないメディアの物言いが必要です。岩上さん、体が資本ですから絶対壊すようなことはなさらないように。スタッフの皆様も大変でしょうが踏ん張ってください、応援しています。(緒方浩美様)
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 皆様、本当にありがとうございます! どうぞ、今後ともIWJのご支援・応援をよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! 文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代未払い」などは一切ありません!

 IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。

 テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者です。記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。

 IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。

 しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。

 動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者は優遇致します!

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。

 いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、川上正晃、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/