日刊IWJガイド「辺野古埋立を強行し全力で沖縄を蹂躙する安倍政権に対し、京都府向日(むこう)市が反対の意見書を採択!」2018.12.20日号~No.2289号~(2018.12.20 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~全力で沖縄を蹂躙する安倍政権に包囲網せばまる!? ホワイトハウスへの請願署名だけではない!埋立強行の日本政府に対し京都府向日(むこう)市が反対の意見書を採択!あなたの住むどこの自治体でもできるレジスタンス!
┠■【中継番組表】
┠■<本日の再配信>元NHK記者の相澤冬樹氏が明かしたNHKの実情に対して、NHKが「虚偽の記述」と反論! しかし何が「虚偽」なのか明示せず! 本日午後8時より、岩上安身による相澤冬樹氏インタビュー後編をフルオープンで再配信!
┠■【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第7弾!】はくだけでスタイルアップする「魔法」が狂気に満ちた日本社会の暴走を止める!! 女性装のIWJ小野坂元記者が安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世さんにインタビュー!!
┠―■<ニュース・フラッシュ>
┠【1】民営化の嵐に抗するローカルな文化的抵抗!「図書館を守ることと働き続けることは切っても切り離せないこと!」練馬区との団交の結果、練馬図書館司書によるストライキが延期に!
┠【2】「1票の格差」が1.98倍あっても「合憲」!? ありえないロジックで現実の格差を正当化する最高裁! 「一人一票裁判」(定数是正裁判)の記者会見で升永英俊弁護士にIWJが直撃取材!
┠■<お知らせ>
┠―■今期が始まった8月1日から12月19日までの141日間の目標額は2115万円、達成率は一時期の75%前後から74%と下がりつつあります。原因は12月に入ってからのカンパの低迷です。岩上さんは昨日、造影剤を使ったCT検査を受けました。検査結果はわかり次第、可能な範囲でお伝えします。IWJスタッフは岩上さんの不在を埋めるべく、ピンチヒッター企画に全力で挑戦中です!IWJへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
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■はじめに~全力で沖縄を蹂躙する安倍政権に包囲網せばまる!? ホワイトハウスへの請願署名だけではない!埋立強行の日本政府に対し京都府向日(むこう)市が反対の意見書を採択!あなたの住むどこの自治体でもできるレジスタンス!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 菅義偉(よしひで)官房長官は12月14日の記者会見で「全力で埋め立てを進めていく」と言い切りました。沖縄の民意を文字通り「全力で蹂躙する」という凶暴な意思をむき出しにし、その言葉通り、日本政府は14日に、辺野古への土砂投入を強行しました。

 昨日の日刊IWJガイドの「はじめに」でもお伝えましたが、沖縄出身タレントでモデルのりゅうちぇるさん、モデルのローラさん、芥川賞作家の平野啓一郎氏や映画監督の想田和弘氏など、著名人がSNSで拡散したことでも話題になった、辺野古工事停止を求めるホワイトハウスへの請願署名は、すでに10万人を突破し、現在も署名継続中です。

 「丁寧に理解を求める」などと、魂の抜けた言葉を繰り返し吐き出しながら、安倍政権は、玉城デニー知事をはじめとする沖縄の人々との対話を拒否し続けています。こうした日本政府の目に余る暴挙に対して、これを「何とかして止めねば!」という人々の思いが、大きなうねりとなりつつあります。

 高江在住のミュージシャン、石原岳氏は、以下のようにツイートしています。

 「『反対派』って言葉がずっとイヤ。そういうニュースを見ると気分が悪い。まるで辺野古のゲート前にしか反対してる人がいないみたいなカテゴライズの仕方だ。沖縄の選挙の結果やホワイトハウスへの署名を見れば、たーくさんの人が『おかしいぞ!やめろ!』って思ってるんだよ」

※石原岳氏ツイート
https://twitter.com/Takeshi319/status/1074935907717804032

 国土のわずか0.6%の沖縄県に、在日米軍基地の約75%が集中している事実から、これまで本土の人間の多くが目をそむけてきました。しかし、米軍の基地問題は、沖縄だけの問題ではありません。日米安保の欺瞞が覆うのは、沖縄だけでなく、日本全土です。

 その事実に、「本土」の人々もようやく気づき始めたようです。日本各地の地方議会において「沖縄の民意の尊重」と、普天間飛行場の移設問題についての国民的な議論を求める意見書を採択する動きが起こり始めています。

※普天間意見書を可決 小金井市議会 国民的議論求め(琉球新報、2018年12月7日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-845228.html

※「沖縄の民意尊重を」 京都・向日市議会、政府へ意見書(沖縄タイムス、2018年12月19日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/361176

 京都府向日(むこう)市では、12月18日の本会議で「沖縄の民意を尊重し、辺野古の新基地建設を強行しないことを求める意見書」が賛成多数で可決されました。その意見書の中では、本来は国民の権利救済制度である行政不服審査法を国が悪用し、沖縄県による埋め立て承認撤回の効力を停止したことについても触れています。そして、「このようなやり方が通用するならば民主主義と地方自治は危機にひんする」と厳しく批判しています。

 辺野古の新基地建設に対しては、戦争のプロフェッショナルからも疑問が突きつけられています。米国の「平和を求める元軍人の会」(Veterans For Peace)は2018年8月の全国大会で、「辺野古新基地は大きな欠陥があるため完成できない無意味な事業である」として、米国政府説明責任局(GAO)に調査を求める決議を、591対5の大差で可決・承認しました。

※沖縄の辺野古基地建設について政府説明責任局の調査を求める(The Peace Report、2018年12月13日)
http://thepeacereport.com/gao-investigation-henoko/

 辺野古現地で続く攻防については、IWJは沖縄中継市民のご協力を得ながら、これからも引き続き伝えていきます!

※辺野古土砂投入許さない12.14辺野古浜集会 2018.12.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437621

 先月訪米し、ニューヨーク、ワシントンで精力的に各界のキーパーソンと面会を重ねた玉城デニー知事は、問答無用で基地建設を強行する日本政府に対して、毅然たる態度を取り続けています。現在、10万を突破したホワイトハウスへの請願署名とも合わせ、玉城知事の米国訪問の成果が、近い内に具体的な形となって、日本政府に突きつけられる可能性もあります。

※「この土砂投入が『もう後戻りできない』という状況になるとは、決して思っておりません」玉城デニー沖縄県知事が岩屋毅防衛大臣との平行線の面談にも前向きな決意表明 2018.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437532

※【玉城デニー沖縄県知事訪米取材】5.米国議会で辺野古新基地建設問題の追及へ!? 「可能性は十分ある」と玉城デニー知事が明言! フリージャーナリスト横田一氏が玉城デニー知事に直撃質問! 2018.11.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435780

 私たちは「辺野古が唯一」と繰り返す、日米両政府の嘘に、いつまでも騙されていてはいけません。辺野古の海が、赤茶色の土砂によって侵食され始めた今からでも、「引き返す」ことは可能ですし、必要なことです。下記記事を、ぜひともご覧ください!

※「辺野古基地と尖閣防衛は関係ない!」沖縄を覆うデマに徹底反論!佐喜真候補の「争点ぼかし」には最大限の警戒!~沖縄国際大学教授 佐藤学氏に岩上安身がインタビュー! 2018.9.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430934

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◆中継番組表◆

**2018.12.20 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】14:30~「日本外国特派員協会主催『防衛費の異常な増加に抗議し、教育と社会保障への優先的な公的支出を求める声明発表』ヒューマンライツ・ナウ理事長 申惠ぼん(青山学院大学法学部教授)ほか 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 「日本外国特派員協会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた日本外国特派員協会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%96%E5%9B%BD%E7%89%B9%E6%B4%BE%E5%93%A1%E5%8D%94%E4%BC%9A
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【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】17:00~「練馬図書館司書のストライキ延期報告集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 12月19日に収録した「練馬区立図書館専門員労働組合」主催の集会を録画配信します。
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】18:00~「1人1票裁判・大法廷判決後の記者会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 12月19日に収録した「一人一票実現国民会議」主催の記者会見を録画配信します。これまでIWJが報じてきた一票の格差関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/disparity-of-a-vote
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【タイムリー再配信 302・IWJ_Youtube Live】20:00~「上層部からの圧力か!? 森友問題でスクープを連発した元NHK記者の『考査室への異動』の真相に迫る! 岩上安身による大阪日日新聞論説委員・相澤冬樹氏インタビュー(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 10月2日に収録した、岩上安身による大阪日日新聞論説委員・相澤冬樹氏インタビュー(後編)を再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432870

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◆中継番組表◆

**2018.12.21 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch未定】14:00~「立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見」

 立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた枝野幸男氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9E%9D%E9%87%8E%E5%B9%B8%E7%94%B7
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0

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■<本日の再配信>元NHK記者の相澤冬樹氏が明かしたNHKの実情に対して、NHKが「虚偽の記述」と反論! しかし何が「虚偽」なのか明示せず! 本日午後8時より、岩上安身による相澤冬樹氏インタビュー後編をフルオープンで再配信!

 森友学園問題でスクープを連発した元NHK記者の相澤冬樹氏(現・大阪日日新聞論説委員)が、著書『安倍官邸vs.NHK森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋、2018年12月13日 https://amzn.to/2QB0FLs)を出版しました。

 相澤氏は2018年4月、「財務省が森友学園に直接『トラック何千台もゴミを搬出したことにしてほしい』と口裏合わせを要求していた」というスクープを放ったにもかかわらず、5月の異動で記者職を外されることとなりました。著書の中でも、上層部の意向で原稿が「書き直された」「おかしな介入」があったことを明かしています。

 NHKの山内昌彦・編成局計画管理部長は昨日19日、相澤氏が著書で明かした内容に対して、「主要な部分において虚偽の記述が随所に見られる上、未放送原稿を規則に反して持ち出し、加工した上で(本の中で)公表もしており、極めて遺憾だ」と反論しました。しかし、強く反発する姿勢を示しているものの、「虚偽の記述」については「取材や制作に関することに関しては、お答えできない」と述べたに過ぎません。

※NHK元記者「森友報道で上層部が介入」 局側は反論(朝日新聞、2018年12月19日)
https://www.asahi.com/articles/ASLDM5F85LDMUCLV00T.html

 相澤氏がNHKを辞めた経緯については、今年10月2日に岩上さんが相澤氏にインタビューを行い、IWJがどこよりも早く相澤氏の生の声を報じています。IWJでは本日午後8時より、このインタビューを再配信いたします。公共性に鑑み、全編フルオープンでお送りいたしますので、ぜひご覧ください。

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【タイムリー再配信 302・IWJ_Youtube Live】20:00~「上層部からの圧力か!? 森友問題でスクープを連発した元NHK記者の『考査室への異動』の真相に迫る! 岩上安身による大阪日日新聞論説委員・相澤冬樹氏インタビュー(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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■【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第7弾!】はくだけでスタイルアップする「魔法」が狂気に満ちた日本社会の暴走を止める!! 女性装のIWJ小野坂元記者が安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世さんにインタビュー!!

 女性装のIWJテキスト班の小野坂 元(はじめ)記者が東京大学東洋文化研究所の安冨歩教授にインタビューするという趣旨で準備して参りましたが、18日の収録直前にブローレンヂ(blurorange)代表の松村智世さんを交えて行うことになりました。松村さんは男性の体系でも可愛く着ることができる、目の錯覚を利用したワンピースなどを開発されてきた方です。その成果は6月3日に東京大学の安田講堂で開催された「ファッションポジウム」で披露されています。

※東京大学・安田講堂で男女の垣根を超えたファッションショー!東大教授・安冨歩氏「差別する精神構造そのものを根絶やしにするには服装から変える!」~6.3ファッションポジウム 2018.6.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/423481

 日本社会がいかに狂った方向へ突き進んでいるのか、これまでIWJで再三指摘してきましたし、「岩上安身によるインタビュー」では詳細なパワーポイントを用意して危機感をお伝えしてきました。今回は、そうした危機を乗り越えるための手がかりをつかもうと、小野坂記者が、安冨教授と松村さんにインタビューすることになりました。

 言い間違いや少しずれた発言もしてしまった小野坂記者でしたが、必死でお伝えしたかったのは、乗馬と女性装の体験をもとに日本社会から狂気を取り除くことができるかもしれない、ということです。今回お伝えできたのはほんのわずかのヒントかもしれませんが、その一端をこの場で紹介します。

 インタビュー前半は比企の丘キッズガルテン(埼玉県比企郡滑川町)にて、安冨教授より、馬がどのようにコミュニケーションをとっているのか、人間は馬のコミュニケーションの何を学びとるべきか、ということについて解説いただきました。そのことは馬の蹄を掃除する「裏掘り」を体験することで、感じることができます。

 「裏掘り」をするためには、馬の脚に身を寄せて、その脚を持ち上げる必要があります。初めて馬に触れた小野坂記者であっても、馬は脚を上げてくれます。安冨教授は、「かなり不思議でしょ。会ったことのないヤツにこれ(足の裏の掃除)をさせる。人間にしてみたら知らないヤツに靴を脱がされて掻いてもらっているようなもの」とたとえています。

 なぜ見ず知らずの初心者でも「裏掘り」ができてしまうのでしょうか。その理由について安冨教授は、馬は「『誰か』ということを認識しているのでなく、『行為そのもの』に対応するから」だと述べています。

 キッズガルテンのスタッフの王さんからは、大人よりも子どものほうが、乗馬の上達が早いことについてうかがいました。馬の上下動に怖がってしまうとうまく乗れないのですが、大人のほうがそうした恐怖心を克服するのに時間がかかるそうです。現状の日本社会では子どもから大人になるにつれて、「行為そのもの」に反応する感覚を失ってしまうのでしょうか。こうしたところにも日本社会が抱えている問題を解決する糸口があると思われます。

 後半ではキッズガルテン近くのヒルトップファームというレストランに場所を移し、松村さんを交えて鼎談となりました。導入として安冨教授の著書『ジャパン・イズ・バック』(明石書店、2014年)(https://amzn.to/2Ey6bbe)と『満洲暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦』(角川書店、2015年)(https://amzn.to/2A1vv5t)を取り上げました。

 両書を同時に読んだときに浮かび上がる、「大日本帝国の戦時経済」と「安倍政権の異次元金融緩和」との類似性に驚愕したという小野坂記者は、その思いを、安冨教授に伝えました。そして、安冨教授による解説とともに、松村さんの率直な指摘から鼎談を広げていきました。

 同じ過ちを繰り返すためにがむしゃらに突っ走っているような安倍政権と、それを止められない日本社会の現状を議論した後は、そうした「暴走」を止める方法について考えていきました。そこで、松村さんから、画期的な発明である「はくだけでスタイルアップする『魔法のパニート』」誕生の背景について語っていただきました。

※はくだけでスタイルアップ! 『魔法のパニート』男女兼用https://camp-fire.jp/projects/view/109357?utm_source=cf_widget&utm_medium=widget&utm_campaign=widget

 既存の洋服をブローレンヂのように着ることができるこの発明は、「男女の垣根」という思い込みを打破するきっかけになるだけではありません。そうした揺さぶりどころか、「魔法のパニート」は、男物と女物とはっきり分かれているという思い込みを前提に作られた既製服の形を、「自然さ」を備えつつ実際に変えているのです。このような、外部から与えられた「唯一の選択肢」なるものを乗り越える点に、「魔法のパニート」発明の重要性があると考えています。

 なお、会場となりましたヒルトップファームは、定休日のところ、ご店主の石川正明さんのご好意で使用させていただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。

※ヒルトップファーム
http://www.hilltopfarm.jp/

 本インタビューは近日中に配信しますので今しばらくお待ちください。

■<ニュース・フラッシュ>
【1】民営化の嵐に抗するローカルな文化的抵抗!「図書館を守ることと働き続けることは切っても切り離せないこと!」練馬区との団交の結果、練馬図書館司書によるストライキが延期に!

 今国会では水道法や漁業法が、まともな議論もないままに改悪されるなど、民営化の嵐が吹き荒れました。しかし、今の日本で民営化によって切り売りされようとしているのは、命と生存にかかわる水や食料だけではありません。

 人間が人間らしく生きるためには欠かせない「文化」も、民営化による切り売りの攻撃にさらされています。

 区内に12の図書館を抱える東京都練馬区では、すでに9つの図書館の運営が民間委託されており、現在、練馬図書館、石神井(しゃくじい)図書館、光が丘図書館の3館のみが、練馬区の直営で運営されています。

 しかし今年の7月に練馬区は、石神井、練馬両図書館で働く図書館専門員に対し、両図書館への指定管理者制度、すなわち民間委託の導入を通達してきたのです。

※練馬図書館の非常勤職員らが運営の民間委託に反対 ストライキに入る可能性(Career Connection、2018年12月18日)
https://news.nifty.com/article/economy/cc/12117-10123/

 練馬図書館と石神井図書館の図書館専門員(司書)たちは、ほとんどが非常勤の非正規労働者です。彼らは、区の提案に対して黙ってはいませんでした。練馬区と何度も交渉を重ね、図書館を最も知る者として、「区の提案は練馬の図書館を破綻に導くものだ」と指摘し続けたそうです。

 練馬区は、司書たちの転職先として、学校図書館を提案してきましたが、学校図書館と公共図書館は設置目的も専門性も全く異なること、そして学校図書館員の職を奪うわけにはいかないと、これにも司書たちは強く反対してきました。

 しかし練馬区は、石神井、練馬両図書館への指定管理者制度拡充が既定方針であるという姿勢を変えようとしませんでした。局面を打開するために、練馬区立図書館専門員労働組合は、12月19日と12月26日に、朝8時半から10時半までの2時間の時限ストライキを構えました。

 本を小脇に抱えた女性書士のイラストに「The Librarian’s STRIKE! 図書館書士のストライキ」のタイトルが重ねられた、挑発的ながらもポップなフライヤーは、下記に一部引用したように、ツイッターなどのSNS上でも、大きな注目を集めました。

 「図書館の運営を企業にまかせ、57人いる司書を半分にしようとする区の暴挙など許せるはずがない。練馬区の図書館司書に連帯」

※VOTE for DEMOCRACYさんのツイートの一部を引用
https://twitter.com/supportV4D/status/1073945162252836864

 結局、練馬区からの回答期限として設定されていた前日1月18日の団体交渉において、「司書として区立図書館で働く場が確保されること」「指定管理者制度が拡充された際にも今後の交渉次第では、区立図書館のサービス水準の維持が一定程度可能になる」と判断したことから、練馬区立図書館専門員労働組合は12月19日と26日のストライキを回避する決定を下しました。

 練馬区と一定の合意には達したものの、指定管理者制度の拡充、すなわち民間委託するという練馬区の方針に変わりはないため、来年1月18日まで、さらに交渉を重ねるとのことです。したがって、正確にはストライキは「延期」されたことになります。

※練馬区立図書館、司書らのストライキ回避 区教委と対立(朝日新聞、2018年12月18日)
https://www.asahi.com/articles/ASLDL55P8LDLUTIL032.html

 ストライキが予定されていた12月19日には、朝7時45分からスト延期の報告集会が行われ、IWJはその模様を撮影取材しました。

 図書館の仕事が本当に大好きで、非常勤で年収200万円程度の賃金であっても、地域の文化と情報の拠点としての図書館を作るために、全力で取り組んでいる書士たち。やむを得ない手段としてのストライキを打ち出したことに緊張しながらも、「図書館を守ることと働き続けることは、私たちにとっては、切っても切り離せないこと!」と語る、凛とした彼女たちの姿が大変印象的でした。

 この日の集会の合間には、当事者である練馬図書館の書士の方に話をうかがうこともできました。本日午後5時より、録画配信いたしますので、ぜひともご覧ください。

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【録画配信・IWJ_Youtube Live】17:00~「練馬図書館司書のストライキ延期報告集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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 また、集会の内容は、近い内にアーカイブにテキスト記事としてもアップします。しばらくお待ちください!

【2】「1票の格差」が1.98倍あっても「合憲」!? ありえないロジックで現実の格差を正当化する最高裁! 「一人一票裁判」(定数是正裁判)の記者会見で升永英俊弁護士にIWJが直撃取材!

 2017年10月に行われた衆議院議員選挙で「1票の格差」が最大1.98倍に達していたことが、「投票価値の平等に反し、憲法に違反する」として、2つの弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は昨日19日、「合憲」判決を下しました。

※一票の格差、最高裁が「合憲」 昨年の衆院選1.98倍(朝日新聞、2018年12月19日)
https://www.asahi.com/articles/ASLDM4TRXLDMUTIL02B.html

 これまで最高裁は、2009年、2012年、2014年のいずれの衆院選も、「違憲状態」との判決を下していました。「違憲状態」とは、「投票価値の平等」に反するとしながらも選挙は有効とし、「違憲状態」の是正に一定の時間を要するであろうから直ちに「違憲」とはいえない、という判断の仕方です。裏を返せば、「違憲状態」が一定の時間を経ても是正されなければ、「違憲」になるということです。

※<一票の格差判決>「違憲」と「違憲状態」の違いとは?弁護士がわかりやすく解説(弁護士ドットコム、2014年11月27日)
https://www.bengo4.com/other/1146/1287/n_2345/

 国会は2016年に小選挙区の定数を「0増6減」し、2014年の最大格差2.13倍から、2017年衆院選では1.98倍へ縮小されはしました。しかし、1票の格差が2倍をほんのわずかに下回っただけで、いったいなぜ、「違憲状態」から「合憲」へと判断が変わるのか、最高裁はその根拠を明示しているわけではありません。

 最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は2017年9月、2016年7月に行われた参院選について「合憲」判決を下しました。現在、「1票の格差」をめぐって衆参両院とも「合憲」となっていますが、まさか最高裁は、現在の国会議員が「合憲」の選挙制度のもとで選出されたことを示し、改憲発議に正当性を保持できるようにするために「合憲」と判断したのでしょうか。

※1票の格差3.08倍、16年参院選「合憲」 最高裁判決 (日本経済新聞、2018年12月20日)
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG27H4J_X20C17A9000000/

 IWJは昨日19日、東京・霞が関、司法記者クラブで行われた「1人1票実現国民会議」主催の記者会見に参加しました。代理人の升永英俊弁護士が、「最高裁に正当化の論理は存在しない」「最高裁自体が1つの権力になってしまっている」と憤った昨日の記者会見の録画は、本日午後6時から配信します! ぜひ、以下のURLよりご覧ください!

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【録画配信・IWJ_Youtube Live】18:00~「1人1票裁判・大法廷判決後の記者会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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■<お知らせ>
■今期が始まった8月1日から12月19日までの141日間の目標額は2115万円、達成率は一時期の75%前後から74%と下がりつつあります。原因は12月に入ってからのカンパの低迷です。岩上さんは昨日、造影剤を使ったCT検査を受けました。検査結果はわかり次第、可能な範囲でお伝えします。IWJスタッフは岩上さんの不在を埋めるべく、ピンチヒッター企画に全力で挑戦中です!IWJへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、本当にありがとうございます。

 10月30日に冠攣縮(かんれんしゅく)性狭心症の発作に見舞われ、以降体調不良が続き、現在自宅で静養中の岩上さんは、12月13日に総合病院の総合診療科で全身の検査を受け、あちこちに異常がありそうな状態であるとわかりました。血液検査では、血糖値、尿酸値、甲状腺機能、肝機能等々、複数項目で異常な数値が出ており、炎症反応もあって体内で炎症が起こっていることも明らかになりました。

 のどの痛み、副鼻腔炎などの諸症状とともに、お腹もくだし気味であり、夜になると発熱を繰り返すなど、岩上さんの体調は不安定な状態が続いています。岩上さんは特に足先の冷えがひどいそうです。首から上は汗をかくほど火照っていながら体は普通、下半身は冷えて足先は特に冷えがひどく、「体が4つに分かれているようだ」と語っています。

 冷えがひどい岩上さんを案じてくださる会員の方から、とても貴重な冷え対策をご紹介いただきました。冷えは、岩上さんの問題だけではなく、男女問わず多くの方々を悩ます問題です。冷えは万病のもとといいます。冷えを放置すれば、病気にかかりやすくなります。

 ご紹介いただいた冷え対策を以下に掲載させていただきます。皆様も参考になさってください。

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Title:岩上さんの冷え込みを治す

Iwj 様  

毎回の配信ありがとうございます。
M.Aと申します 。

>首から上は汗をかくほど火照っていながら体は普通、下半身は冷えて足先は特に冷えがひどく、

大切な岩上さんの身体中の冷え、冷え込みを放っておけなくて一言でしゃばります。

岩上さんは特に足先の冷えがひどいそうですね。私もそうでした。足首(かかとの反対側上部)が寒く冷える事と足先が冷える事、これは私もずっと何十年も体験してきました。今は、さほど冷え込みません。

結局これはお腹が冷えている、 体の真ん中・中心が冷えている!! ということだとわかりました。真夏でも汗はかいてTシャツ一枚でも暑いと言っていたにもかかわらず、お腹の中心が冷えていたということがわかりました 。

その方法をお試しあれ!

1) お腹の中心を冷やさないこと。
お腹と背中に、夏冬共に、大きな「貼るホッカイロ」を貼る。

夏は、暑いですけれど、 それを毎日行っていたところ、数年で足のつま先や足の甲の冷えが徐々に治りました。

2) 足の指。
指と指を交互に動かしてもんだり、それから手の指5本を足の指5本の間に交互に挟んで、それをしっかり持って、足首をしっかりグルグル回す。足首の血行が良くなってきます。

そういうことを毎日絶えずしているうちに足の指先、足の裏のジンジン(血行の悪さ、疲れからくる)も、それから足の先の寒気もなくなって来ました。

繰り返しになりますが、まずホッカイロをお腹と背中に(急激にやるとびっくりしちゃうかもしれませんが、今は万事休す!)。身体が、毛細血管が、機能していなくて相当冷え込んでいると思います。

大きな貼るホッカイロを前とうしろに貼って暖めることです。血液を少しは流れするようにする、できれば壊死寸前の毛細血管の血液を少しは流れさせるようにすることです 。

私はそれで冷えから直りました。ぜひ試してみてください 。

M.A. 様
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 M.A.様、貴重な冷え対策をご教授いただき、本当にありがとうございます。岩上さんはメールを一読して、「冷えは万人共通の問題だから、その対策はとても重要」と言っていました。冷えでお悩みの方は決して少なくないでしょう。冷えでお悩みの方はぜひ実践してみてください!

 昨日の日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、今月18日に岩上さんは、先日総合病院で行った血液検査の結果を、自律神経失調症を見てもらっている主治医に見せてセカンドオピニオンを聞きました。それによるとTSHという、甲状腺刺激ホルモンの値が高いということです。TSHの値が高いというのは、体が甲状腺ホルモンの不足を察知して対処しようとしている状態で、甲状腺機能が低下していることが考えられます。最も代表的な症例が「疲れやすい」というもので、岩上さんが「12時間ぐらい寝ても眠い、体が重い、元気が出ない、しんどい」と訴えているのも、これが原因なのかもしれません。

 TSHの値が基準値より高ければ甲状腺機能低下症に、反対に基準値より低いと甲状腺機能亢進症に罹患している可能性があります。

 甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症は、 脳下垂体から分泌されるTSHの量の調整がうまくできず、甲状腺ホルモンのバランスを崩してしまう自己免疫疾患です。喉の部位にある甲状腺は、人が生きていく上で必要不可欠なホルモンを作り出す臓器で、心臓などの様々な臓器の働きと密接につながっています。TSHの量は多くても少なくても健康を維持することができません。

 甲状腺は、治療をせずに放置していると狭心症、心房細動などの心臓疾患につながりやすいことでもよく知られています。通常の血液検査では、甲状腺検査は含まれておらず、追加で検査の依頼をしないと甲状腺の数値の異常はわからないため、頻脈や喉の腫れ、原因不明の体調不良など、諸々の症状が出てからでないと気づきにくいと言われています。

 また、18日の血液検査の結果では、肝嚢胞(のうほう)の疑いも浮上しました。肝嚢胞とは、肝臓の中に嚢胞(水分の溜まった空洞で出血や感染することがある)ができる症状です。岩上さんの肝機能の低下は、肝嚢胞の症状による可能性があるということです。

 岩上さんは昨日、造影剤を使ったCT検査を受けてきました。検査結果が出るまではもうしばらくかかりますが、岩上さんの今の体調不良の原因は複数あるのかもしれません。

 昨日は事務所に足を運び、原稿のチェックなどしましたが、まだ元気な状態とはいえません。17日と18日の2日間は小康状態で、昨日も続くかと思っていたところ、昨夜には腹痛が悪化しお腹を下していました。声がれは一向に治っていません。しっかり快復し本調子を取り戻すまで、仕事はセーブする必要があります。私たちスタッフも、岩上さんの負担を極力軽くしなければいけないと痛感します。

 他にもエコー検査など年末の28日まで様々な検査の予定が埋まっています。

 岩上さんの体調を案じてくださる方もたくさんいらっしゃると思いますので、体調の変化は日々お伝えしていきます。

 IWJのリーダーである岩上さんが最前線に立てずにいる今こそ、スタッフ一同は、「自分たちが奮起しなければいけない!」という思いで、新たな試み「岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画」に挑戦しています!

 今月13日には「ピンチヒッター企画第1弾」として、11月の玉城デニー沖縄県知事訪米をレポートした上杉英世記者が、辺野古への土砂投入の前日に参議院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員をお招きし、IWJ沖縄中継市民のKEN子さんも交えてスカイプ会談でお話をうかがいました。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第1弾!】圧倒的民意を踏みにじり辺野古に土砂投入強行!? 参院会派沖縄の風伊波洋一議員に上杉英世記者が大阪から緊急スカイプ取材!
https://www.youtube.com/watch?v=ge-KlQTmb7M

 今月15日は、自動車産業に詳しいフリージャーナリストの井上久男氏に、IWJテキスト班スタッフの城石裕幸記者と吉田恒記者が取材しました! 日産の前会長、カルロス・ゴーン氏逮捕で大きく揺れる日産自動車とルノー・三菱自アライアンス(同盟・提携)の今後についてお話をうかがっています。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第2弾!】経済ジャーナリスト・井上久男氏に城石裕幸・吉田恒記者が聞く、日産ゴーン前会長逮捕とルノー日産連合の今後 2018.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437742

 17日は、 テキスト班上杉英世記者は福岡県から、川内原発行政訴訟・第10回口頭弁論に関する記者会見や報告集会などを中継。テキスト班の川上正晃記者は、ゴーン氏逮捕の問題について郷原信郎弁護士に単独取材をして、東京地検の捜査の妥当性についてうかがいました。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第3弾!】破局噴火の恐れがあっても「社会通念」で原発稼働!? 川内原発取消の行政訴訟が福岡地裁で結審!
https://twitcasting.tv/iwj_areach6/movie/513481447

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性について郷原信郎弁護士に川上正晃記者が訊く!
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 また、八重樫拓也記者は岩手県雫石(しずくいし)町で、民間企業が水道事業を担う問題点について、17日から19日まで取材を行いました。さらに18日は、東京大学東洋文化研究所の安冨歩教授に小野坂元記者が、「子どもを守る」ための政治・経済・文化について取材を行いました。この2つは編集作業を終了、準備ができ次第、配信の予定をお知らせいたします。

 この後も「ピンチヒッター企画」として、岩上さんの代わりにスタッフや中継市民がインタビュアーをつとめる企画を続々とお届けします。元外務省国際情報局長の孫崎享氏、神戸学院大学法学部の上脇博之教授、東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木宣弘教授への取材が決まっています。

 企画を成功させるためにスタッフ全員が奮起し、岩上さんも療養に専念しながらも、記事のチェックや指示出しや進捗管理などをこなしています。IWJが独立メディアとして独自の取材を続けられるよう、どうか、IWJへのご支援のほど、よろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ご寄付・カンパの状況をお知らせします。残念ながら12月に入ってペースダウンし、前月より厳しい状況になっております。

 12月に入ってからは、1日から19日までが経過して、ご寄付・カンパは100件、181万9960円で、月間目標額450万円の40%にとどまっています。このままでいくと、月間目標額に遠くおよばない可能性があります。

 今期が始まった8月1日から12月19日までの141日間の目標額は2115万円、達成率は74%で(※注)、依然として厳しい経営状況が続いています。

※注:8月1日から12月19日および12月1日から19日までの日割り目標額は、月間目標額の450万円を一ヶ月の日数で割って、1日の目標額を15万円として計算しました。また、月間の目標額を一ヶ月の日数で割り切れない場合は、四捨五入して算出しています。

 ご寄付・カンパの月間目標額は本来は500万円ですが、前期(第8期)がまさかの逆転赤字だったため、今期からは緊縮予算を組み、月間目標額を450万円に設定し直しています。

 緊縮予算を組んだ上で、さらに岩上さんは自らの役員報酬を50%カットすることを決断しました。岩上さんは文字通り、身銭を切り、心身をすり減らしてIWJを支えてきました。しかし、岩上さん一人の奮闘や個人的犠牲には、やはり限界があります。現在のIWJの活動規模を支えきれるものではありません。皆様のお力添えが必要です。

 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

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 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、小野坂元、川上正晃、尾内達也、上杉英世)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/