■■■ 日刊IWJガイド・番組表「26日(火)作家でタレントの室井佑月氏インタビューが決定!/ 本日は岩上さんまたもインタビュー2本立て!『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏と広島高裁による伊方原発・運転禁止仮処分の真相を海渡雄一弁護士に訊く!/NNN世論調査で内閣支持率が4ヶ月ぶりに3割台に!森友問題の政府答弁に『納得してない』80.7%」2017.12.19日号~No.1922号~ ■■■
(2017.12.19 8時00分)
★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>26日(火)小説家でタレントの室井佑月氏インタビューが決定! 本日は岩上さんインタビュー2本立て『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏と広島高裁による伊方原発・運転禁止仮処分の真相を海渡雄一弁護士に訊く!/NNN世論調査で内閣支持率が4ヶ月ぶりに3割台に! 森友問題の政府答弁に「納得してない」80.7%(ぎぎまき)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(IWJ編集部)
┠――【1】GPIF、マイナス金利政策の副作用を肩代わり!? 国民の年金積立金から数十億円が信託銀行へ
┠――【2】リニアの建設工事9兆円規模の巨大利権! 安倍総理とJR東海・葛西敬之会長は会食を重ねる間柄!? 鹿島と清水建設も家宅捜索
┠■<★本日の岩上安身によるインタビュー★>本日インタビュー2連発! 『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏インタビュー後編!/広島高裁による伊方原発・運転禁止仮処分の真相を海渡雄一弁護士に訊く!
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<はじめに>26日(火)作家でタレントの室井佑月氏インタビューが決定! 本日は岩上さんまたもインタビュー2本立て『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏と広島高裁による伊方原発・運転禁止仮処分の真相を海渡雄一弁護士に訊く!/NNN世論調査で内閣支持率が4ヶ月ぶりに3割台に! 森友問題の政府答弁に「納得してない」80.7%
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おはようございます。IWJのぎぎまきです。
昨日は心配なニュースが舞い込んできました。築地移転問題では2011年からIWJがお世話になっている築地市場仲卸業の中澤誠さんが先週17日(日)、くも膜下出血で倒れ、現在、集中治療室で予断を許さない状況であることが、女将さんの会HPで伝えられました。岩上さんをはじめ、IWJスタッフ一同、中澤さんの無事を祈ると共に、一日も早い回復を願っております。
・築地女将さん会「頑張れ、中澤誠!」(キャッシュ 2017年12月17日)
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:yj6SdXQR1nAJ:tsukiji-okami.jp
他方、4ヵ月ぶりに安倍内閣の支持率が3割台に落ち込んだというニュースが入ってきました。
今月15日から17日に実施されたNNNの世論調査によると、内閣を「支持しない」は3.9ポイント上がり、45.3%に。「支持する」は前月より3.3%下落し、4ヵ月ぶりに4割を切る37.8%をマークしました。政党支持率は自民党34.3%、立憲民主10.5%、共産党4.3%、公明党が2.7%、民進党2.4%、希望.2%、維新1.6%、社民0.7%、自由党0.0%となっています。
内閣を支持する理由のトップは「安倍総理の他に代わる人がいないから」が40.4%である一方、内閣不支持率の理由はこれまでと同様「安倍総理の人柄が信頼できないから」がぶっちぎりの42.7%でトップとなっています。
内閣支持率が下落した理由も明白です。日本経済新聞社の世論調査では、女性の支持率は前回比8ポイント減の43%に低下。安倍内閣が8日発表した幼児教育無償化については、女性の70%が「待機児童の解消」を優先すべきと答え、「無償化優先」はわずか20%でした。
・内閣支持率横ばい50% 安定感に期待、不信なお強く(日経新聞、2017年12月17日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24744380X11C17A2PE8000/
そしてもう一点、11月~12月にかけての特別国会での「森・加計問題」をめぐる不誠実極まりない政府答弁が大きく影響しているようです。
・【日本テレビ世論調査】2017年12月定例世論調査(日本テレビ、2017年12月17日)
http://www.ntv.co.jp/yoron/201712/soku-index.html
NNNは森友学園への国有地売却問題で、会計検査院が売却価格が適正だったのか、根拠が不十分であると指摘した件で設問。政府説明に「納得しているか」の問いに80.7%の人が「納得していない」と回答しています。また、衆議院予算委員会などで、与党にこれまでより多く質問時間を割り当てたことで国会審議が良くなったと評価するか、の問いには55.5%が「評価しない」と答えています。これも当然ですよね。
「国会を開けば安倍内閣の支持率が下がる」と、与党自身が懸念している現象が今回も証明されたことになります。一方、FNNがこの週末に行った世論調査では内閣支持率はほぼ横ばいの47.5%にとどまっていますが、「森・加計」問題では、野党が引き続き政府を追及すべきだと思うかという問いに、6割が「思う」と回答しており、内閣支持率に差はあれど「森・加計」疑惑に関しては今なお、国民の疑念が全く払拭されていないことがわかります。
・内閣支持率3割台に下落 NNN世論調査(日テレNEWS、2017年12月17日)
http://www.news24.jp/articles/2017/12/17/04380745.html
・内閣支持率ほぼ横ばい 47.5% FNN世論調査(FNN世論調査、2017年12月18日)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00379633.html
先の国会では、民進党副代表で無所属の会・原口一博衆院議員が加計学園の建築費が「坪200万超え」であることの異常さを追及。自由党の山本太郎参院議員も獣医学部のBSL3施設が、生体への感染実験を行わない前提のつくりになっているとして、「加計学園は普通の獣医学部レベル、またはそれ以下の状態だ」と疑問を呈すなど、重要な質疑が見られました。
加計学園問題の総まとめとして、先週16日(土)、岩上さんが「今治加計獣医学部問題を考える会」黒川敦彦氏にインタビューしています。冒頭、佐賀県にいた原口議員もFacebookのビデオ通話で登場してくださり、ハイテンポで話が弾みました。途中、「ところで原田さん、民進党は分裂するんですか」と、岩上さんが原田さんにズバリ聞くと「岩上さん、ジャーナリストみたいなこと、聞かないでくださいよ」と、(おそらくはウケ狙いではなく本気で)答え、爆笑も。来年1月の通常国会に持ち越しとなったこの問題、野党の追及はこれからも続くようですので、見逃した方はぜひご覧ください!
※何が「世界に冠たる獣医学部」!? あまりに小さすぎる加計学園の5坪の「ラボ」〜「感染実験」を行う準備ゼロ! 岩上安身による黒川敦彦氏インタビュー! 民進・原口一博議員もビデオ通話で登場 2017.12.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407884
IWJでは、この『巨悪対市民 今治発! 加計学園補助金詐欺事件の真相』を再入荷し、黒川氏のサイン入りで「IWJ書店」にて販売を再開していますので、ぜひ、お買いお求めください。
※【黒川敦彦さんサイン入り】巨悪対市民 今治発! 加計学園補助金詐欺事件の真相
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=350
IWJ書店のご利用や過去のインタビュー動画全編をご視聴いただくには会員登録が必要です。1ヶ月会費1000円、お支払をまとめてお得な年1万円の一般会員、もしくは1ヶ月3千円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員を用意していますので、ご検討をよろしくお願いいたします。
※IWJでの会員登録はこちらからよろしくお願い致します。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また昨日は、IWJ事務所にドイツのジャーナリスト・ヘルムート・オルトナー氏にお越しいただき、岩上さんがインタビューを行いました。ナチスに仕えた裁判官・ローラント・フライスラーの生涯をまとめた著書『ヒトラーの裁判官 フライスラー』(http://amzn.to/2ySkdNx)を出版されたオルトナー氏は今月14日から来日されています。
準備が大変だった分(パワポの作成のために岩上さんもスタッフも徹夜でした)インタビューを終えた直後、「頑張った甲斐があった。大成功の内容だった」と笑顔で振り返っていた岩上さんですが、インタビューは録画で行われたため、後日、日本語字幕をつけた形で皆様にお届けする予定です。配信スケジュールが決まり次第、お伝えするので、もうしばらくお待ちください。
そして、配信に先立ち、先日16日(土)、日比谷図書館で行われた東京大学の石田勇治教授とオルトナー氏の対談を本日21時からCh6で録画配信します!予習のためにも、ぜひご覧いただければと思います。
★【録画配信・Ch6】21:00~
『ヒトラーの裁判官フライスラー』著者ヘルムート・オルトナー氏×石田勇治氏公開対談
[視聴URL] http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
[収録日時] 2017年12月16日(土)10:30~
さて、少し先になりますが、クリスマス翌日の26日(火)、作家で
タレントの室井佑月さんのインタビューが決定しました!
室井さんはご存知のようにテレビやラジオでコメンテーターとして活躍され、2015年9月には安保法制に反対する国会前抗議に参加しスピーチされるなど、「忖度」という言葉がもっとも似合わない女性タレントの一人ではないでしょうか。岩上さんとは『とくダネ!』で共演していた間柄で、室井さんには是非、2017年を振り返っていただき、政治に対し思うところ、考えるところを思う存分、話していただけたらと思っています。皆様、インタビューに是非、ご期待ください!
そして、今日はお詫びもあります。
残念ながら今週21日(木)に予定していた東京経済大学准教授の早尾貴紀氏インタビューがIWJ側の諸事情により延期となりましたので、お詫び申し上げます。
早尾教授には、訳書『パレスチナの民族浄化:イスラエル建国の暴力』(イラン・パペ著)をもとに、米国がエルサレムを首都と認定したことの意味や、歴史から消されたイスラエルによるパレスチナの民族浄化「ナクバ」について、詳しくお訊きする予定でした。インタビューは準備をしっかりして、改めて年明けを予定していますが、スケジュールが決まり次第、追ってお知らせいたしますので、少々お待ちください。
さて、岩上さんのインタビューがノンストップで続きます!
本日は11時から岩上さんが五味洋治氏に、18時30分からは脱原発弁護団全国連絡会共同代表の海渡雄一弁護士にインタビューします。またしても1日2本のダブルヘッダーです!! 詳細は後段でお伝えしていますので、最後まで本ガイドをご一読ください。
そして明日20日(水)14時からは、今週末に行われるIWJのファンドレイジング・トークイベントにもご参加いただく伊波洋一参議院議員にインタビューをして、現在の北朝鮮情勢と沖縄の現状にについてお訊きします。
インタビューホストの岩上さん、そしてインタビュー準備をするスタッフの疲労も蓄積していますが、もうひと踏ん張り、IWJは年末までこのまま走り抜けます! 11月末に緊急カンパを呼びかけて以降、沢山の方からご寄付を寄せていただき、励みとなる応援メッセージを頂戴しました。今日はその中から幾つかをご紹介させていただきます!
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●ずっとTwitterをフォローさせて頂いています。いつも知りたい情報を取材・発信して下さっているので。少額で申し訳ありません。(匿名希望)
●これからも真実に迫る取材・報道を続けていただきたいから(匿名希望)
●ゆうちょ口座に追加寄付です。しかし「命懸けで働く」は言葉の上だけにしてください。万一のことがあれば、それは日本の民主主義にとっての大きな損失です。(宮川清様)
●一番信頼している情報です。毎日 大手新聞に載らない記事が出ているか
ドキドキしながらIWJを開きます。もしIWJが続かなくなったらこの国は終わりだと500円玉貯金して、わずかですが時々送らせていただいてます。(匿名希望)
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匿名希望の皆様、宮川さま、カンパと応援メッセージを寄せていただき、本当にありがとうございます。また、ご心配をおかけしてごめんなさい。岩上さんもスタッフ共々、健康には十分留意しながら働くよう心がけていますのでご安心ください。
IWJの取材活動費の半分は会員の方々からの会費と、もう半分はこうした皆様からのカンパ・ご寄付で成り立っています。今期が8月に始まって以来、IWJは経営難に直面しています。もっと簡単にカンパできないのかというお声にお応えして、クレジットカードで1000円からお振込ができるようになりました。また、城南信用金庫、みずほ銀行、ゆうちょ銀行からのお振込も可能ですので、ぜひ、ご利用いただければと思います。
※ご寄付・カンパのご支援はこちらから。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
また、IWJでは広告の出稿も大歓迎です!
IWJで何度もご登場いただいている、矢部宏治氏が企画・編集総責任者をつとめる、創元社の大ヒットシリーズ「〈戦後再発見〉双書」(http://amzn.to/2l4xiSE)。末浪靖司氏、木村朗氏、吉田敏浩氏、前泊博盛氏など、IWJでは著者の方にインタビューを行ってきました。中でも2012年に出された孫崎享氏の『戦後史の正体』(http://amzn.to/2AXBYxR)は、20万部を超えるベストセラーになりました。
また8月の発行と同時に品切れ、ベストセラーとなった矢部氏ご自身の著書の『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書 http://amzn.to/2AYwiU6)、これらの大ヒットの背景には、IWJでのインタビューを核にした広告宣伝も少なからず貢献できているのではないかと、自負しています。
※「日本の国益を真剣に考えた人たちがいたことを伝えたかった」アメリカとの隷属関係を断ち切ろうと奔走した政治家とは? ~ 岩上安身による孫崎享氏インタビュー 2012.8.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/27537
※日本が「基地」も「原発」もやめられないのは「朝鮮戦争」に起源があった!?
岩上安身による『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』著者・矢部宏治氏インタビュー 2017.8.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/394226
IWJでは数々の良書を紹介し、岩上さんが著者の方にインタビューを行っています。今、この日刊ガイドをご覧になっている出版社の編集者の方、広告部の方、矢部氏プロデュースの大ヒットシリーズを参考に、広告媒体としてIWJの価値を少し見直していただいて、ぜひIWJに広告出稿していただけませんか? IWJの視聴者層・読者層と、このような良書の読者層を対比した場合、広告効果は決して低くないのではないでしょうか。
もちろん広告をお出しいただけるスポンサーは、出版社に限りません。ぜひ、法人でも個人でも(IWJ応援メッセージ広告は大歓迎です!)広告の出稿をご検討ください!
※協賛・広告掲載のお願い
http://iwj.co.jp/join/supportingad.html
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◆中継番組表◆
**2017.12.19 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_Youtube Live】11:00~「<広告連動企画> 新刊『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』岩上安身による東京新聞編集委員・五味洋治氏インタビュー(後編)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
岩上安身が東京新聞編集委員・五味洋治氏へインタビューします。
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【Ch4】11:10~「林芳正 文部科学大臣 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
林芳正 文部科学大臣による記者会見を中継します。
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【IWJ_YouTube Live】18:30頃~「高裁では初の原発運転差し止め判断!今後の原発訴訟はどうなる!? 岩上安身による脱原発弁護団全国連絡会共同代表・海渡雄一弁護士インタビュー!」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
岩上安身が海渡雄一弁護士へインタビューします。
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【録画配信・Ch6】21:00~「『ヒトラーの裁判官フライスラー』著者ヘルムート・オルトナー氏×石田勇治氏公開対談」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
12月16日に収録した「NPO刑事司法及び少年司法に関する教育・学術研究推進センター」、「白水社」共催のイベントを録画配信します。
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◆中継番組表◆
**2017.12.20 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_Youtube live】14:00~「岩上安身による伊波洋一参議院議員インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
岩上安身が伊波洋一参議院議員へインタビューします。
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【Ch3】 14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。
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【録画配信・Ch6】19:00~「第33回人権と報道を考えるシンポジウム『森友・加計疑獄と報道――ゆがめられた行政を監視する責任』―登壇者:木村真豊中市議、黒川敦彦氏ほか」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
12月17日に収録した「人権と報道・連絡会」主催のシンポジウムを録画配信します。
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「過剰決定されるシステムの狂気」~ブラームス「交響曲第4番」を安冨歩氏・片岡祐介氏が魂の脱植民地化で読み解く!――『魂の脱植民地化で読み解くクラシック名曲』シリーズ第7弾
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407455
「司法も市民が支えて変えていかなければならない」上原公子元市長に課された賠償金4556万円を市民が完全弁済~「沖縄・翁長知事の前例として利用か」自治体首長個人に求償し萎縮させようとする「安倍政権のご意向」に風穴を
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407885
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<本日の岩上安身インタビュー!>本日インタビュー2連発!『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏インタビュー後編!/広島高裁による伊方原発・運転禁止仮処分の真相を海渡雄一弁護士に訊く!
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本日は岩上さんが怒涛のインタビュー2連発を行います。
午前11時からは、「北朝鮮危機」に警鐘を鳴らすジャーナリスト・五味洋治氏にインタビューします。広告連動企画と題したこの企画は、先週11日(月)に続く「後編」となります。
明日12月20日に新著『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』が発売される五味氏。最近、岩上さんがいろいろなインタビューの中で「朝鮮国連軍地位協定」という言葉を紹介するようになりましたが、この聞き慣れない、しかしあまりに重要な意味を持つ「朝鮮国連軍地位協定」について、五味氏は著書で詳しく紹介しています。
米軍は「朝鮮国連軍」として朝鮮戦争に参加し、指揮権を振るいました。日本もできたばかりの警察予備隊が米軍を後方支援し、事実上の集団的自衛権を行使しています。朝鮮戦争は今も集結せず、「休戦状態」にあるため、日本国内の米軍基地は、今も「朝鮮国連軍地位協定」によって朝鮮国連軍の「後方基地」として定められており、朝鮮戦争が再開された場合、有無を言わさず後方支援基地として使用されることになります。
「北朝鮮危機」が警戒されていますが、もし再び戦争となれば、北朝鮮は日本を当然攻撃対象としてきます。ひたすら挑発をくりかえすトランプ米大統領と、とことん対米追従を続ける安倍総理…このままあれよあれよと戦争が再開して「泣き」をみるのは誰か、火を見るより明らかです。我々は、決して無関心ではいられません。本日のインタビューでは、いよいよ国連軍地位協定の詳細についてお話をうかがいますので、前編を予習のうえでご視聴ください。
※【広告連動企画】朝鮮戦争時の構造が今の日本を規定している!? 「朝鮮国連軍地位協定」とは? 岩上安身による『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏インタビュー 2017.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407374
本日2本目のインタビューは海渡雄一弁護士で、原発をテーマに18:30頃からお話をうかがいます。
広島高裁が今月13日、愛媛県にある伊方原発3号機の運転を禁じる仮処分を決定しました。高裁レベルで原発の運転禁止を判断したのは初のことです。
広島高裁は、「基準地震動策定や過酷事故対策、テロ対策」などの新規制基準は「合理的」で、伊方原発が基準に適合するとした規制委の判断も「合理的」であると認めながらも、伊方原発に熊本県の阿蘇山からの火砕流が到達する可能性を指摘し、運転禁止の根拠としました。この点を高裁が初めて認めたということです。意外な、しかも考えようによっては実に恐ろしい話です。
約9万年前に発生した過去最大の噴火規模を想定した場合、四国電力が行った伊方原発周辺の火砕流シミュレーションでは、火砕流が伊方原発の敷地に到達した可能性が十分に小さいとは評価できないため、立地は「不適」で、敷地内に原発を立地することは認められない、ということです。
ちなみに阿蘇河口から伊方原発へは約130キロ。同心円を適用すれば、玄海原発や川内原発も同じような距離にありますから、こちらの危険性も争われて然るべきではないでしょうか。本日は、もちろんそれほどの噴火が起きれば、九州は壊滅的な打撃を受けてしまいますが。脱原発弁護団全国連絡会の海渡弁護士に、今回の仮処分のポイントをうかがいますので、ぜひご覧ください。
※来月予定の再稼働に司法からの痛打! 住民らの申立てを受け広島高裁が「伊方原発運転差し止め」の仮処分決定――「ようやく常識的な法律論が通った」「3.11以降初めての高裁での勝利」海渡雄一弁護士ら東京で会見 2017.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407589
今回の判決に対し、読売新聞の社説は「原発に限らず、破局的噴火を前提とした防災対策は存在しない。ことさらにこれを問題視した高裁の見識を疑わざるをえない」と高裁を非難。「防災対策が存在しない」そのこと自体が問題であるとは、思われないのでしょうか?
また経産省は「想定外の結果」と今回の判断に驚きを隠していませんが、経産省は2009年6月にも、産業技術総合研究所の岡村行信活断層研究センター長が869年の貞観地震の研究によるシミュレーション結果から、巨大地震の可能性を指摘していたにもかかわらず、「歴史上の地震であり、研究では課題として捉えるべきだが、設計上考慮する地震にならない」との判断を下しています。
・大津波警告、反映されず(時事コム、2011年3月27日)
https://www.jiji.com/jc/v2?id=20110311earthquake_11
日本が地震国・火山国であり、いつどこでどんな災害が起こるかわからないからこそ、あらゆる可能性に耳を傾け最大限の考慮をするべきとすら、想定していないのであれば、ましてや今回のような判断が下されることについては、「想定外中の想定外」かもしれません。
なおさらに遡る2008年には、津波に関する安全性が考慮された耐震設計審査指針が作成されようとした際に、「15.7メートルという津波が起こる」という見積りが出ていたにもかかわらず、東京電力によって、東日本大震災の4日前まで、それが隠されていたことを、本日インタビューを行う海渡弁護士が指摘し、IWJも取材しています。
※「建設当時の安全基準のまま、原発を運転し続けてきた電力会社」──書き換えられていた津波リスクを国会事故調の協力調査員・添田孝史氏が指摘 2015.2.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/233051
「想定外」は防衛省にもついてまわっています。
米軍が北朝鮮に先制攻撃を行った場合、同盟国の日本に対して攻撃を加えると北朝鮮が警告していますが、原発へのミサイル被害想定などの具体的な想定について記者が質問しても、小野寺防衛省は「安倍総理の指示の下、現在は検討していない」などと、無責任としか言えない答えが返ってくるのみです。
※ノドン、ムスダン、核兵器…「敵基地攻撃論」を持論とする小野寺防衛大臣は北朝鮮の「反撃」が視野にあるのか!? IWJが記者会見で直撃!小野寺大臣は露骨に逃走!? 2017.9.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/398663
・大都市と原発へのミサイル被弾リスクに回答なし(2017年11月20日)
https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20171120/Economic_78057.html
17日、京都大学名誉教授でノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏が代表幹事を務める、日本科学者会議全国常任幹事会は、「今回の差し止め決定を支持する」と表明し、また5月28日の大会で発表した声明について、あらためて言及しました。
「福島原発事故は‘原発安全神話’を崩壊させた。科学技術面でも経済運営面でも環境安全面でも労働衛生面でもテロ対策面でも、産業としての原発が成立しないことが露呈した。原発は、現在未完の‘有望技術’などではなく永劫未完の‘欠陥技術’である」
・日本科学者会議の見解・声明等 原発ゼロ社会の建設にむけて(2017年5月48回大会)
http://www.jsa.gr.jp/03statement/20170528ketugi2Zero.pdf
※安保法案反対の学者ら約150人、打倒・安倍政治で若者との共闘宣言――ノーベル賞受賞の益川敏英氏「首相の判断次第で戦争が始まってしまう。安倍政権に鉄槌を下さねばならない」 2015.7.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/254058
それでは本日も一日、どうぞよろしくお願いいたします!
※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20171219
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岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】