日刊IWJガイド・番組表「東芝が監査法人の承認を得ないまま決算発表!! ついに上場廃止か!?/G7外相会合で岸田文雄外相は米軍のシリア攻撃に理解!? 北朝鮮については『断固容認できない』/都はなぜ豊洲の汚染地を高額で購入したのか――?百条委員会後も謎のまま… 責任を押しつけ合う石原元都知事らの証人尋問を求め、住民訴訟原告の一級建築士・水谷和子氏らが申出書を提出/本日15時から、昨日収録・取材した『「3・11甲状腺がん子ども基金」第1期療養費給付に関する記者会見』を配信します!」2017.4.12日号~No.1671号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「東芝が監査法人の承認を得ないまま決算発表!! ついに上場廃止か!?/G7外相会合で岸田文雄外相は米軍のシリア攻撃に理解!? 北朝鮮については『断固容認できない』/都はなぜ豊洲の汚染地を高額で購入したのか――?百条委員会後も謎のまま… 責任を押しつけ合う石原元都知事らの証人尋問を求め、住民訴訟原告の一級建築士・水谷和子氏らが申出書を提出/本日15時から、昨日収録・取材した『「3・11甲状腺がん子ども基金」第1期療養費給付に関する記者会見』を配信します!」2017.4.12日号~No.1671号~ ■■■
(2017.4.12 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>米ネットメディアのプロパブリカや「パナマ文書」の国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)がピュリッツァー賞を受賞(城石裕幸)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(城石裕幸)
┠――【1】東芝が監査法人の承認を得ないまま決算発表!! ついに上場廃止か!?
┠――【2】G7外相会合で岸田文雄外相は米軍のシリア攻撃に理解!? 北朝鮮については「断固容認できない」
┠■<★本日の配信★>都はなぜ豊洲の汚染地を高額で購入したのか――? 百条委員会後も謎のまま…
責任を押しつけ合う石原元都知事らの証人尋問を求め、住民訴訟原告の一級建築士・水谷和子氏らが申出書を提出(城石エマ)
┠■<★新着記事のお知らせ★>「国家緊急権ないから住民に直接命令できない」中谷元・前防衛相が緊急事態条項の必要性を強調! 永井幸寿弁護士は「総理の指示に従えば熊本でより大勢死んでいた」と反論!(原佑介)
┠■<★ハドル班のいちおし配信★>本日15時から、昨日収録・取材した「『3・11甲状腺がん子ども基金』第1期療養費給付に関する記者会見」を配信します!(中川友紀)
┠■<お知らせ>(再掲)4月12日(水)午前10時~サーバーメンテナンスの後、記事システムが新しくなって便利になります!引き続き、改造プロジェクトに手を貸してくださる方は、IWJスタッフにご応募をお願いいたします!(伊藤理)
┠■わとはぷ~What happened today?キューバを介した米ソ核戦争の危機が再来!? シリアを介した米朝核戦争への不安(関根かんじ)
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<はじめに>米ネットメディアのプロパブリカや「パナマ文書」の国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)がピュリッツァー賞を受賞
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 おはようございます。IWJ動画班カメラマンの城石裕幸です。

 ここ数日、この「日刊IWJガイド」冒頭ではシリア情勢や北朝鮮情勢など国際情勢に関する生々しい情報を取り上げていましたが、私は普段は主にムービーを撮影し、IWJ以外の仕事でも写真を撮影していることから、少し視点を変えてムービーや写真を用いた「ジャーナリズム」そのものに関するニュースを取り上げてみたいと思います。

 アメリカのコロンビア大学ジャーナリズム大学院が運営を行っているピュリッツァー賞が、4月10日に発表されました。

 1917年に創設されたピュリッツァー賞は、ジャーナリズム部門、文学部門、音楽部門に分かれており、とりわけジャーナリズム部門に関しては、「米国で最も権威ある賞」と言われています。ジャーナリズム部門はアメリカ合衆国国内の新聞社や通信社の報道機関のみが対象であり、テレビとラジオは対象外です。

 あくまでも「アメリカの新聞」に載ることだけが条件であり、過去日本人で受賞した、1961年写真部門『浅沼社会党委員長の暗殺』長尾靖氏(毎日新聞)、1966年写真部門『安全への逃避』沢田教一氏(UPI通信)、1968年写真部門『より良きころの夢』酒井淑夫氏(UPI通信)が、みんなカメラマンであったのも、写真がアメリカの新聞に取り上げられたからです。

 「アメリカの新聞」に載ることが受賞の条件であるということは、ネットメディアにも門戸が開かれているということを意味します。今年の公益部門の受賞者には、マイノリティー(社会的少数者)を主な標的にした立ち退き規則の乱用について共同で調査・報道したニューヨーク・デーリー・ニューズとインターネットメディアのプロバブリカが選ばれました。

 プロパブリカは、2009年にもニューヨーク・タイムズ日曜版の付録雑誌「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」の巻頭に掲載された、ハリケーン・カトリーナの災害現場で極限状態に置かれた医師や看護師の実態を描いたルポ「メモリアル病院での生死の決断」という記事でピュリッツァー賞を受賞しています。「新興のネットメディアが、ネットに押されて衰退の一途をたどる新聞社と組み、ピュリッツァー賞を受賞する」ということに、アメリカのジャーナリズムの厚みや奥深さを感じ、うらやましくもあります。

・NYT最多3部門、WSJは論説で受賞 ピュリッツァー賞(ウォール・ストリート・ジャーナル、2017年4月11日)
http://jp.wsj.com/articles/SB12580682065743184470104583077301097873848

 また、解説報道部門では、弁護士事務所「モサック・フォンセカ」から流出した「パナマ文書」を報じた国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)と、地方紙マイアミ・ヘラルドなどが受賞しました。

・「パナマ文書」報道にピュリッツァー賞 租税回避実態暴く(朝日新聞、2017年4月11日)
http://www.asahi.com/articles/ASK4C1VVPK4CUHBI006.html

 昨年6月に早稲田大学で行なわれたシンポジウムでは、ICIJに日本から参加していた朝日新聞編集委員の奥山俊宏氏、共同通信特別報道室記者の澤康臣氏と、ICIJ「パナマ文書プロジェクト」日本担当のシッラ・アレッチ氏ら3人が、世界中の記者がインターネットを使って取材を進めていった経緯などを明かしました。

※第17回報道実務家フォーラム「『パナマ文書』はこうして取材・報道した」 2016.6.2
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/305749

 パナマ文書とタックスヘイブンについては、IWJは検証レポートをシリーズ化してお届けしています。この機会にぜひ、あらためてお読みいただければと思います。

※「パナマ文書」の衝撃!秘密のヴェールに守られたタックスヘイブンの実態とは!?  2016.4.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/299030

※【IWJ検証レポート】「パナマ文書」徹底追及シリーズ第1弾!ネット上に出回る情報のソースを突き止め、海の向こうまで直撃取材!情報の真偽は!?
NHKは!? 電通は!? 日経は!? NECは!? 徹底検証!! 2016.4.28
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/299905

※【IWJ検証レポート】「パナマ文書」徹底追及シリーズ第2弾!創価学会が「タックスヘイブン」を使用か!? 「パナマ文書」に「SOKA GAKKAI, INC.」の関係団体の名が! 創価学会本部に直撃取材! 2016.5.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301064

※【IWJ検証レポート】「パナマ文書」徹底追及シリーズ第3弾!楽天に「タックスヘイブン」利用疑惑が浮上!ケイマン諸島に登記しているペーパーカンパニーの実体とは?楽天に直撃取材を敢行! 2016.5.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301090

※【IWJ検証レポート】「パナマ文書」徹底追及シリーズ第4弾!「格差の拡大は深刻な不正が原因だ」「次の革命はデジタルの力で」~「パナマ文書」告発者「名無しのジョン」の声明全文を一挙翻訳! 2016.5.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301079

※【IWJ検証レポート】「パナマ文書」徹底追及シリーズ第5弾!創価学会と「タックスヘイブン」の関係続報!? 「パナマ文書」に「SOKA GAKKAI, INC.」の関係団体の名が! 創価学会本部に再度、直撃取材を敢行! 2016.5.14
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301623

 これらの記事の完全版は、IWJ会員の方のみご覧いただけます。今回、ピュリッツァー賞を受賞したプロパブリカと同様、IWJもインターネット報道メディアです。その規模や取材力などではまだまだ太刀打ちできませんが、志は常に高くありたいと願うのは、代表の岩上さん以下、現スタッフ一同、同じだと思います。

 IWJもいつの日か、ピュリッツァー賞を受賞できるような、価値ある仕事を成し遂げたいと思います。そのためにも常日頃から、権力の不正を指弾し、市民の皆さんに寄り添った報道をしていきたいと思います。どうか、そうしたIWJの報道姿勢を、市民の皆様のお力沿えによってお支えいただければと存じます。定額会員にご登録いただくとともに、ご寄付・カンパによってIWJの活動をご支援ください。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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◆中継番組表◆

**2017.4.12 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会 田中俊一委員長による記者会見を中継します。

【録画配信・Ch5】15:00~「『3・11甲状腺がん子ども基金』第1期療養費給付に関する記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※4月11日に収録した「特定非営利活動法人3・11甲状腺がん子ども基金」による記者会見を録画配信します。

【録画配信・Ch4】16:00~「豊洲新市場用地取得に関する公金返還請求訴訟 証人尋問を求める書面提出に伴う記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※4月11日に収録した豊洲市場問題に関する記者会見を録画配信します。

【再配信・IWJ_YouTube Live】17:00~「半年で20万部のベストセラー『下流老人』著者・藤田孝典氏に岩上安身が訊く!〜拡大する日本社会の『貧困』の実態と予防策 第1弾!」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2017年1月26日収録の「岩上安身による藤田孝典氏インタビュー」を再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/359096

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◆中継番組表◆

**2017.4.13 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch未定】13:30~「『共謀罪法案』に反対する研究団体と法律家団体の共同記者会見」
※研究団体、法律家団体らによる共同記者会見を中継します。

【IWJ_YouTube Live】17:00~「半年で20万部のベストセラー『下流老人』著者・藤田孝典氏に岩上安身が訊く!〜拡大する日本社会の『貧困』の実態と予防策 第2弾!」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身による藤田孝典氏インタビューを中継します。

【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による記者会見を中継します。

【Ch未定】18:30~「4・13市民と野党の新宿駅西口大街頭宣伝 -共謀罪も疑惑隠ぺいもNO・戦争法廃止・安倍暴走政治STOP-」
※「市民連合」と「総がかり行動実行委員会」の共催による街頭演説を中継します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「豊洲の水は飲まないから安全」!? 橋下氏の詭弁に大反論! 「直接飲まない場合も84.2%の汚染地で除去工事を実施」 ~岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー!(後編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373449

闇深き「2001年7月18日」 百条委員会で新事実発覚! 浜渦元副知事は責任を部下に押しつけ遁走!? 行政文書に偽り!? ~岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー!(中編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373444

豊洲市場の使い勝手の悪さは大手流通も嘆くレベル!? 市場は諦め商業施設に! 築地市場は約700億円で再整備可能! ~岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー!(前編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/372661

民進党・江崎孝議員「(安倍政権に)国会を占拠されてはたまらない!そんな思いで集まっているんでしょう!!」~国会議員と市民が交互にスピーチとコール――「未来のための公共」国会前集会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/372672

「コミュニケーションの根底が覆る」――共謀罪で空前の「監視・密告・盗聴社会」が到来!? それでも安倍政権が急ぐのはナゼ!? 岩上安身が民進党・山尾志桜里衆議院議員に単独インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373228

福島原発 破断した排気筒のリスク評価は2013年から求められていた!――東京電力 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373230

「石原知事に交渉役を外されてから関与してない」築地市場移転めぐり百条委で偽証疑惑のある浜渦元副知事が反論会見を開催!豊洲の責任者は「現場の局長くらいでは」と責任転嫁し矮小化!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373226

自民党に対する利敵行為!?「その批判は甘んじて受けざるを得ない」~長島昭久衆議院議員 離党表明記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373220

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<★本日の配信★>都はなぜ豊洲の汚染地を高額で購入したのか――? 百条委員会後も謎のまま…責任を押しつけ合う石原元都知事らの証人尋問を求め、住民訴訟原告の一級建築士・水谷和子氏らが申出書を提出
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 おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

 築地市場の豊洲への移転問題をめぐり、当時の都の幹部らが責任の押しつけ合いに終始しています。

 3月20日に都の百条委員会に証人喚問された石原慎太郎元都知事は、豊洲を移転先にしたことについて、「裁可した責任はある」としつつ、東京ガスとの交渉については「浜渦(武生氏)に一任していた。報告は受けていない」と証言。都が東京ガスの「瑕疵担保責任」を免じたことについては、「昨年初めて知った。報告を受けた記憶はございません」と述べました。

 しかし、これではなぜ東京都が土壌汚染の激しい豊洲の地を築地市場の移転先に選び、購入し、対策不十分なまま、計画を進めてしまったのか、まったく真相が見えてきません。

 都はこの汚染地を購入するために、約578億円を投じていますが、この費用を、移転決定の責任者である石原元都知事に請求すべきだとして、一級建築士の水谷和子氏をはじめ、都民40人が住民訴訟を起こしています。

 そして昨日、原告の水谷氏と築地市場移転問題弁護団は、証人喚問で責任の押しつけ合いを繰り広げた石原元都知事や浜渦元副知事、元中央卸売市場長らを裁判で証人尋問するべく、申し立てをしました。

 「石原元都知事が本当に何も知らなかったのだとしても、監督責任があった。そうでなければ、知事の存在に意味がない」

 弁護団の大城聡弁護士は、このように語りました。大城弁護士いわく、過去にも、こうした問題で知事の監督責任を問うて認められた事例があるとのことです。

 百条委員会の証人喚問と違い、法的判断が下される裁判に呼び出すことができれば、大きな意義があります。証人尋問が行われるかどうか、要注目です。

 昨日行われた水谷氏や弁護団の記者会見は、本日16時より録画配信いたします。ぜひ、ご視聴ください。

★豊洲新市場用地取得に関する公金返還請求訴訟 証人尋問を求める書面提出に伴う記者会見
[日時] 2017年4月12日(水)16時~
[視聴チャンネル] http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 また、この裁判の第1回口頭弁論後の記者会見については、以下の記事にまとめています。ぜひ、ご一読ください。

※「石原元都知事は偽証罪の処罰の責任をかけて、真実を明らかにすべきである!」~豊洲市場の土地購入費約578億円を都が石原元都知事に求めるよう都民が住民訴訟!2017.2.9
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/362171

 岩上さんは4月7日、水谷氏や、東京中央市場労働組合執行委員長の中澤誠氏、建築エコノミストの森山高至氏にインタビューをしています。百条委員会の分析やこれまでの築地市場移転問題の振り返り、築地再整備案についてなど、この問題を徹底的に深掘りしていますので、ぜひ、ご視聴ください。

※豊洲市場の使い勝手の悪さは大手流通も嘆くレベル!? 市場は諦め商業施設に! 築地市場は約700億円で再整備可能! ~岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー!(前編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/372661

※闇深き「2001年7月18日」 百条委員会で新事実発覚! 浜渦元副知事は責任を部下に押しつけ遁走!? 行政文書に偽り!? ~岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー!(中編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373444

※「豊洲の水は飲まないから安全」!? 橋下氏の詭弁に大反論! 「直接飲まない場合も84.2%の汚染地で除去工事を実施」 ~岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー!(後編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373449

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<★新着記事のお知らせ>「国家緊急権ないから住民に直接命令できない」中谷元・前防衛相が緊急事態条項の必要性を強調!永井幸寿弁護士は「総理の指示に従えば熊本でより大勢死んでいた」と反論!
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 おはようございます。テキスト班の原佑介です。

 2017年3月23日に衆院で憲法審査会が開催されました。自民党は、「災害対策」を名目に「緊急事態条項」を憲法改正の入り口に位置づけており、この日もテーマのひとつとして同条項について議論がなされました。

 「災害対策でもっとも重要なのは、現場です。目の前にいる個々の被災者を救済するにはどうすればいいのか、それがすべての出発点。国家にどのような権力を持たせるかが出発点ではない」――。

 この日、参考人として招かれた日弁連災害復興支援委員会・前委員長の永井幸寿弁護士は、「災害関連法は完備済みである」と強調。災害時は中央政府よりも被災地の現場を知る自治体に権限を集中すべきであると指摘し、「災害をダシにして憲法を変えてはいけない」と訴えました。永井弁護士の意見陳述はIWJが全文文字起こししたうえで、記事にまとめていますので、まだご覧になっていない方は、ぜひご一読ください。

※2017/03/27 【国会ハイライト】「災害をダシに憲法を変えてはいけない」〜永井幸寿弁護士が憲法審査会で意見陳述!緊急時の国会議員の任期問題は「参議院緊急集会」と公選法「繰延選挙」で対処可能!(前編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/370892

 実はこの日の憲法審査会には続きがあります。永井弁護士は意見陳述後、憲法審査会に所属する各会派の委員との質疑応答に応じ、熱い議論が交わされたんですね。

 元防衛大臣の自民党・中谷元(げん)議員は、「国民の生命財産の保護は、平時のみならず緊急時においても国家の重要な役割だ」と述べ、「しかし、憲法に国家の緊急権の規定がないために、国が住民に直接指示、命令する権限がない」として緊急事態条項の必要性を強調しました。

 これに対し、永井弁護士は実例をもって反論します。

 「熊本地震では4月14日に前震があった。当時、安倍総理は河野(太郎)防災担当大臣に対し、屋外に避難している人たちを屋内に避難させるように指示したが、益城町の体育館の副館長が『危険だ』として応じなかった。

 そして2日後の4月16日に本震がきて、体育館の天井は落ちた。あのとき、(総理の指示に従って)もし体育館に入っていれば、多数の方が亡くなったのは確実だ」

 質疑応答では、公明党の議員から、緊急事態条項の濫用を危ぶむ声があがるなど、盛んな議論が行われました。IWJのこの質疑応答を「中編」として記事化しましたので、ぜひ記事をご覧ください!近日中に続編となる「後編」もアップします!

※【国会ハイライト】「国家緊急権ないから住民に直接命令できない」中谷・前防衛相が緊急事態条項の必要性強調!永井弁護士は「総理の指示に従えば熊本でより大勢死んでいた」!(中編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373505

 また、永井弁護士にはIWJ代表・岩上安身が単独インタビューを行い、「緊急事態条項」が内閣などの権力を無制限に増長させる危険性について詳細にうかがっていますので、こちらも必読です!

※2016年最大の喫緊のテーマ!「国家を守り、人権を制限するのが国家緊急権。多くの国で権力に濫用されてきた過去がある」 〜岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー 2015.12.19
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279662

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<★ハドル班のいちおし配信★>本日15時から、昨日収録・取材した「『3・11甲状腺がん子ども基金』第1期療養費給付に関する記者会見」を配信します!
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 おはようございます。ハドル班の中川友紀と申します。

 「甲状腺がんにかかった子どもと家族の悩みに対して福島県や国の施策の中では十分なケアがされていない。このままでは患者や親たちは孤立して苦しさのなかに居続けることになりかねない
――」

 2016年7月、福島第一原子力発電所事故以降に甲状腺がんと診断された子どもや家族への支援を目的とした「3.11甲状腺がん子ども基金」が設立され、同年9月9日には、主催代表理事で元国会事故調査委員会委員の崎山比早子氏、副代表理事で福島原発告訴団団長の武藤類子氏らが設立記者会見を開いて基金の概要と設立に至った経緯などを発表しました。

 基金の設立には元首相の小泉純一郎氏、細川護熙氏や女優の吉永小百合さんら多くの著名人や専門家が賛同し、IWJ代表である岩上さんも呼びかけ人の一人としてコメントを寄せました。

※小泉・細川元首相も呼びかけ人に!「3・11甲状腺がん子ども基金」設立記者会見―「患者の家族は相談相手もなく、逼塞(ひっそく)した生活を送っている」―経済的支援に加え、被害者住民の調査・相談も 2016.9.9
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/330607

 基金が2016年12月1日から開始した療養費給付事業の「手のひらサポート」は今月、第一期の最後となる審査を終えて5回目の給付を決定。昨日、4月11日には、第一期のまとめと患者に実施したアンケートやメッセージを発表する記者会見をおこない、甲状腺がんになった子どもたちの現状と、アンケートによって明らかになった患者の不安や悩みを報告しました。

 会見の模様は本日15時から配信しますので、病気を発症した子どもたちとその家族が置かれている厳しい実情を知るため、ぜひご視聴ください。

★【録画配信・Ch5】『3・11甲状腺がん子ども基金』第1期療養費給付に関する記者会見
[日時] 2017年4月12日(水)15:00~
[視聴URL] 【Ch5】http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

 先日福島を訪問した安倍総理は、今村復興大臣の暴言について「私からも率直におわびを申し上げたい」と形ばかりの謝罪の言葉を延べましたが、今村大臣のあの暴言は政府の本音が露呈した結果であることを国民は見通しています。原発事故から6年が経った今、政府により隠され、置き去りにされようとしている人たちがいることをIWJはこれからも報じ続けます。

 この機会に「3・11甲状腺がん子ども基金」のホームページもぜひご覧になってみてください。

・3・11甲状腺がん子ども基金HP
http://www.311kikin.org/

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<お知らせ>(再掲)4月12日(水)午前10時~サーバーメンテナンスの後、記事システムが新しくなって便利になります!引き続き、改造プロジェクトに手を貸してくださる方は、IWJスタッフにご応募をお願いいたします!
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 おはようございます。Web班の伊藤理です。

 本日は、12日水曜日午前10時~予定しております、サーバーメンテナンス作業のお知らせとなります。

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・4月12日(水)午前10時~11時頃まで(予定)
 IWJサイトの全ページの閲覧ができなくなります。

・引き続き、12日(水)午前11時頃~昼頃まで(予定)
 一般会員とサポート会員用の記事ページの閲覧、会員ログインができなくなります。
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 このメンテナンス作業が予定通り完了しますと、記事システムが新しくなって便利になります!

 3つに分かれていた記事システムが、1つに統合された新しい記事システムになりますので、「公開用記事(http://iwj.co.jp/wj/open/)」でしかできなかった全記事からのキーワードやタグ検索が、「一般・サポート会員用記事(http://iwj.co.jp/wj/member/)」、「サポート会員用記事(http://iwj.co.jp/wj/fellow/)」でも、どちらでも可能になりますので、ログインして会員用記事をご覧になり始めた後も大変便利になります。

 また、会員用の個別記事の本文中や下部にあるIWJ関連記事のリンクが、会員用記事のまま続けて閲覧できるようになります。

 ただ、新しい記事システムに対応した個別記事の統合作業が、まだ3割弱ほど残っており、関連記事のリンクをすべて会員用記事にするころまでは至っておりません。統合作業は、今期の7月末までに完了することを目標としておりましたので、引き続き、Web班では人員を投入し、取り組んでいく所存ですが、もし、HTMLコーディングの経験があって、PC操作やデータ入力を素早くできる方がいらっしゃいましたら、Webスタッフへのご応募の検討をぜひよろしくお願いいたします。

【IWJ レギュラースタッフ 募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 今後は、残りの記事の統合作業を行いつつ、7月末の今期決算までに、TOPや特集ページ、ショッピングページのスマホ対応化の完成を目標に、Web班もひと踏ん張りしてまいりますので、どうか皆さまには、ご理解とともに、経済的なご支援のほどを、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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※ご寄付・カンパによる、ご支援をよろしくお願いいたします。
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わとはぷ~What happened today?キューバを介した米ソ核戦争の危機が再来!? シリアを介した米朝核戦争への不安
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 連日、安倍政権の足元を揺るがす森友学園、加計学園問題が世間を騒がせているなか、突如、始まった米軍によるシリア政府軍基地へのミサイル攻撃。あっという間に、その火種は地球の裏側の北朝鮮にまで飛び火しているようです。アメリカの(日本も含めて考慮した?)あまりの手際のよさに思わず唸ってしまいました。

 1961年(昭和36年)4月12日、ソビエト連邦は、宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンを乗せたボストーク1号を大気圏外まで飛ばし、地球を108分かけ1周。無事、帰還に成功させました。それにちなんで4月12日は、『世界宇宙飛行の日』。世界各地でユーリーズナイトで祝うといいますが、こんな世界情勢では、それどころではありません。

 この世界初の有人宇宙飛行ですが、あとになって数々の真実が明かされました。まず、国際航空連盟が、パイロットは、宇宙船と共に着陸しなければ公式な宇宙飛行とは認めなかったため、ソ連は機体とともに着陸したと公表しました。ところが機体にその能力はなく、ガガーリンは、なんと地上7km上空で脱出、パラシュートで帰還していたのです。さらに地球1周に1000kmほど足りなかったとも言われています。

 また、ガガーリンの『地球は青かった』といった名言をご存知の方は多いと思います。これも実際は、『空は非常に暗かった。一方、地球は青みがかっていた』という発言を、当時の日本のマスメディアは、意訳し記事にしたといいます。そして『しかし、どこを見回しても神はいなかった』という言葉が続きますが、やはり作り話だったことがわかっています。

 さらにアメリカ宇宙開発の父 ヴェルナー・フォン・ブラウンの影に隠れ、この偉業を成功させたソ連の宇宙開発指導者のセルゲイ・コロリョフも、超秘密国家だったため、その存在はまったく表には出てきませんでした。

 コロリョフは、ナチスドイツのV2ロケットを発展させ、R-7ロケットを設計。見事に世界初の人工衛星スプートニクからボストークでの有人飛行を成し遂げ、なんと2008年までソユーズで改良型が活躍したのです。ところが、この有人宇宙飛行も、ソ連の対アメリカ攻撃用の大陸弾道弾(ICBM)の開発の一環だったというから、ソ連のしたたかさには驚かされます。

 ガガーリンの世紀の大イベントもつかの間、米ソ間は、キューバの共産化を介し、緊張の度合いが急速に高まりました。3日後の4月15日には、アメリカ軍がキューバ空爆を開始したことからピッグス湾事件がぼっ発、第一次キューバ危機を招きます。翌62年10月、米ソはさらに対立を深め、核ミサイル発射のカウントダウンに入ってしまったのです。

 当時のアメリカ大統領は、ジョン・F・ケネディ。対するソ連はニキータ・フルシチョフ首相でした。10月28日朝、ついにフルシチョフはミサイル撤去を発表、人類最大の危機を寸前で回避できたことは、『神は確かにいた』としか言いようがありません。

※「核」のプロフェッショナルが「沖縄発の核戦争が勃発する直前だった!」というスクープの裏側を語る!~岩上安身による共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー(前編)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281578

 そんな当時の世界情勢と、今も状況は似てきているのではないでしょうか。シリアを介した米朝の構図です。ただ、当時のケネディにもフルシチョフにも第二次世界大戦の悲劇は、心に刻み込まれていたはずです。しかし、トランプ米大統領やプーチン露大統領、金正恩最高指導者はどうでしょうか?彼らに、世界が破滅するという深刻な危機感が、どれだけ共有されているでしょうか?

※「リメンバー・パール・ハーバー」から「アメリカ・ファースト」へ――「戦後秩序」に挑戦するトランプ大統領と安倍総理~岩上安身による神子島健氏(成城大学ほか非常勤講師)インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/360564

 ないこともさも自分が体験したかのようにさせるのは、VR(ヴァーチャルリアリティ)だけではありません。人間には天賦の創造力が備わっているのです。大げさかもしれませんが、岩上さん以下、IWJスタッフ一同、(核)戦争という人類最大の悲劇をさせない、起こさせないために少しでも、創造力のエナジーになるよう日々、情報を発信していきたいと切に願ってやみません。

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