日刊IWJガイド・ウィークエンド版「暴挙再び！与党が『年金カット法案』を強行採決！／安道幹記者がいよいよソウル入り！本日14時から抗議集会の模様を現場からレポートします／岩上さんは今週、島根大学名誉教授の井上寛司氏と近現代史研究家の辻田真佐憲氏に単独インタビュー！」2016.11.26日号～No.1534号～

■■■日刊IWJガイド・ウィークエンド版「暴挙再び！与党が『年金カット法案』を強行採決！／安道幹記者がいよいよソウル入り！本日14時から抗議集会の模様を現場からレポートします／岩上さんは今週、島根大学名誉教授の井上寛司氏と近現代史研究家の辻田真佐憲氏に単独インタビュー！」2016.11.26日号～No.1534号～■■■
（2016.11.26 8時00分）

　おはようございます。IWJで主にテキスト関係の業務を担当している平山と申します。

　昨日の「日刊IWJガイド」の冒頭でぎぎまき記者が予想していた通り、昨日11月25日（金）、TPP承認案に続き、政府・与党はまたしても「強行採決」という暴挙に打ってでました。

　衆議院厚生労働委員会で審議が続いていた「年金制度改革関連法案」、通称「年金カット法案」について、民進党と共産党の議員が議長席を囲んで激しく抗議するなか、自民党・公明党の与党は採決を強行。与党と日本維新の会による賛成多数で、同法案は可決されてしまいました。

　この「年金カット法案」には、平成33年度から、賃金が下がった場合にはそれに応じて年金支給額も引き下げられるという内容が含まれており、受給者の生活に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。

　そもそも現在の安倍政権は、GPIF（年金積立金管理運用独立行政法人）のポートフォリオ（資産構成比）をハイリスクなものに変更し、その結果、10兆円を超える莫大な損失を、2015年から2016年6月までで計上しています。私たちの大事な大事な年金資金が今、安倍政権によって、どんどん消し去られているのです。

　IWJではこれまで、この「年金カット法案」の問題とGPIFの問題について、岩上さんによる単独インタビューを含め、しっかりと取材を積み重ねています。「サポート会員」にご登録いただければ、これらすべてのアーカイブをご覧いただくことが可能です。「一般会員」の方は、この機会にぜひ、IWJの「サポート会員」へのお切り替えをご検討ください！

※2016/11/15 塩崎厚労大臣が民進党の試算を認める！「年金カット法案」が本格審議入り〜「減額すれば自殺に追い込まれる高齢者が増える可能性」――『下流老人』著者・藤田孝典氏が切実な実態を訴え
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/345581

※2016/06/28 民進党調査チームがGPIFによる年金運用損失額を追及～イギリスのEU離脱で私たちの年金はどれくらい消えたのか？安倍政権は参院選前に数字の公表を！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/312247

※2015/12/09 「損失のツケは増税で国民に転嫁」！？GPIFというバクチで消える国民の年金～長妻昭・民主党代表代行が岩上安身のインタビューで安倍政権の「大失策」を徹底批判！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/278021

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから！
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※「一般会員」から「サポート会員」へのお切り替えは「Myページ」の「会員種別変更申請」からお手続きください
https://iwj.co.jp/ec/mypage/?transactionid=7a5ee48f8dd4b9bd6e5e458c4b0ffd0c97c3a746

　さて、島根での出張を終えて帰京した岩上さんは昨日、休む間もなく、『たのしいプロパガンダ』『大本営発表』などの著書がある現代史研究家の辻田真佐憲氏に2回目となる単独インタビューを敢行しました。

　宝塚のレビュー、浪曲から「萌えミリ」まで、戦時中と現在の「たのしいプロパガンダ」を扱った前回のインタビューと打って変わり、今回は嘘とデタラメに塗り固められた「大本営発表」の実態について岩上さんがじっくりとお聞きしました。「玉砕」や「特攻」など、当時の軍部が大本営発表を通じて兵隊の死を過剰に美化し、いつしか敵に損害を与えることではなく、戦場で日本兵が死ぬこと自体が自己目的化してゆくという、大日本帝国の「狂気」に迫りました。

　動画アーカイブは、準備が整い次第、IWJのWebサイトにアップいたします。「たのしいプロパガンダ」を扱った第1回目のインタビューは下記URLよりご視聴いただけますので、ぜひ、こちらもあわせてチェックしてみてください！

※2016/10/27 歌劇、講談、浪花節・・・そして「萌えミリ」から『シン・ゴジラ』まで!? 日本軍が注目した「たのしいプロパガンダ」、その実態とは？岩上安身が近現代史研究者の辻田真佐憲氏に訊く！前編
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/341950

　さて、昨日の「日刊IWJガイド」でもお知らせしましたが、昨日からIWJの安道幹（あんみちまさ）記者が、朴槿恵大統領のスキャンダルをめぐって揺れに揺れているソウルに入りました。この週末にソウル市内で行われる抗議デモの様子を現地から中継する他、韓国の独立メディア「ニュース打破」や現地の市民団体にも取材する予定です。ぜひ、ご視聴ください！

★朴槿恵大統領退陣デモ集会（IWJ安道幹記者がソウル現地からレポート！）
[日時]2016年11月26日（土）14時頃
[CAS]【IWJエリアCh2・韓国】http://twitcasting.tv/iwj_areach2

　今回の安記者のソウル入りに関しては、IWJのサポート会員の方が、ご自身で貯められたマイレージをご提供くださいました。本当に、ありがとうございました。他にも、多くの皆様から「IWJがソウルで取材ができるように」と、ご寄付・カンパをお寄せいただいています。

　IWJの取材活動は、このような皆様からのあたたかいご支援があってはじめて成り立つものです。IWJの財政状況は今、本当にギリギリの状態です。IWJがこれからも活動を継続することができるよう、引き続き、ご寄付・カンパでのご支援をなにとぞよろしくお願いいたします！

※IWJへのご寄付・カンパをなにとぞよろしくお願いいたします
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

★本日の「日刊IWJガイド」は1週間のふり返りを行うウィークエンド版をお届けします。

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■【アップした記事一覧】
┠■＜★岩上さんによるインタビュー1週間総まとめ★＞「神道」の起源とその変遷に迫る！岩上さんが『「神道」の虚像と実像』（講談社現代新書）著者・井上寛司島根大名誉教授にインタビュー／嘘とデタラメ、そして「狂気」のプロパガンダ、その実態とは!? 岩上さんが『大本営発表』著書・辻田真佐憲さん（現代史研究者）にインタビュー（原祐介）
┠■＜★IWJが報じた1週間総まとめ★＞福島原発元作業員男性が東電と九電を相手に5900万円の損害賠償訴訟！／地震学の権威・島村英紀武蔵野大学特任教授らが「M8くらいまでのクラスは余震としてこの先100年は続きます」と警鐘！／ついに自衛隊が「駆けつけ警護」の新任務を負って南スーダンへ（原祐介）
┠■＜★お知らせ★＞あのニュースもこのニュースも！「サポート会員」になって、豊富なIWJのアーカイブにレッツ・アクセス！（平山茂樹）
┠■わとはぷ～What happened today？（ぎぎまき）
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

＊＊2016.11.26 Sat.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJエリアCh2・韓国】14：00頃～「朴槿恵大統領退陣デモ集会」
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_areach2/
※IWJ安道幹（あんみちまさ）記者が韓国から中継。朴槿恵大統領の機密漏洩事件に対する国民の怒りの声を現地からお伝えします（中継は断続的におこなわれる予定ですので、お見逃しないように『ツイキャス・IWJエリアCh2・韓国』にてサポーター登録をよろしくお願いいたします）。

【IWJ_OSAKA1】14：00～「新生『自由党』大阪府連大会」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=osaka1
※小沢一郎自由党代表を招いて開催される、第一回「自由党大阪府連大会」を中継します。

【録画配信・Ch4】16：00～「原発部品強度不足問題勉強会 ―講師：ショーン・バーニー（グリーンピース・ドイツ核問題シニアスペシャリスト）」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※2016年11月22日収録の「原発部品強度不足問題勉強会」を録画配信します。「国際環境NGOグリーンピース・ジャパン」「原子力規制を監視する市民の会」共催。

【再配信・Ch1】19：00～「『企業』による資源収奪が続くアフリカへ進出する、安倍政権の思惑～世界トップクラスのアフリカ研究者・舩田クラーセンさやか氏に岩上安身がインタビュー（前編）」
UST視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2014年3月21日に収録した、国際関係論およびアフリカ地域研究を専門としている舩田クラーセンさやか氏へのインタビューを再配信します。伸張する帝国・植民地主義がアフリカ大陸を覆う歴史を語るとともに、現代でも似たような形で資源や土地の収奪が続いているアフリカの状況をお話しいただきました。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/130483

============

◆中継番組表◆

＊＊2016.11.27 Sun.＊＊

【IWJ_KYOTO1】13：30～「『被爆二世の健康実態調査報告と原発事故被災者の健康を考える学習講演会』福島の被曝、そして広島・長崎の被爆の重ね合わさるもの三田茂医師のお話し＆三田医師×守田敏也さん（フリーライター）のトーク」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1
※福島原発事故で被災した子どもたちなど3千人以上を診療してきた三田茂医師を招いて開催される報告、学習会と三田医師・守田敏也氏（フリーライター）によるトークを中継します。

【IWJ_MIE1】13：30～「『TPPでどうなる？食と暮らし』―講師：東京大学大学院教授・鈴木宣弘氏」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=mie1
※「ユニオンみえ」、「ユニオンサポートみえ」共催による市民講座を中継します。講師は農業経済学が専門で「TPP交渉差止・違憲訴訟」の原告・呼びかけ人でもある東京大学大学院教授・鈴木宣弘氏。

【IWJ_KYOTO2】14：00～「第12回左京フォーラム『科学者の魂を軍事に売るな』―講演：池内了名古屋大学名誉教授」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto2
※12回目の開催となる「左京フォーラム」を中継します。講師は現政権により急速に進められる「軍学共同」の問題点に警鐘を鳴らす池内了・名古屋大学名誉教授。

【IWJ_IWATE1】16：00頃～「原発（再）稼働反対デモ」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=iwate1
※盛岡市で開催する「どうする核のごみ！全国交流集会in岩手」の集会後におこなわれるサウンドデモの模様を中継します。

【録画配信・Ch6】16：00～「TPPが地域を蝕む－地域経済・地方自治体への影響－」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※11月17日に開催されたTPP学習会を録画配信します。京都大学教授・岡田知弘氏による講演のほか、TPPテキスト分析チームメンバーとのディスカッションがおこなわれました。

【ツイキャス・IWJエリアCh1・福岡】17：00～「村上さとこＸ福島みずほ女子会トーク」
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_areach1
※2017年1月29日投開票の北九州市選（八幡西区）に社民党・自由党推薦で立候補予定の村上さとこ氏と福島瑞穂議員によるトークイベントを中継します。

【再配信・Ch1】19：00～「『企業』による資源収奪が続くアフリカへ進出する、安倍政権の思惑～世界トップクラスのアフリカ研究者・舩田クラーセンさやか氏に岩上安身がインタビュー（後編）」
UST視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2014年3月21日に収録した、国際関係論およびアフリカ地域研究を専門としている舩田クラーセンさやか氏へのインタビューを再配信します。伸張する帝国・植民地主義がアフリカ大陸を覆う歴史を語るとともに、現代でも似たような形で資源や土地の収奪が続いているアフリカの状況をお話しいただきました。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/130483

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

「介護保険制度が持続可能となっても、要介護の高齢者・家族の生活が持続できなくなっては元も子もない」〜民進・初鹿議員が要介護者「切り捨て」政策を批判！「介護の日」に市民らが大集会！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/344920

■＜★岩上さんによるインタビュー1週間総まとめ★＞「神道」の起源とその変遷に迫る！岩上さんが『「神道」の虚像と実像』（講談社現代新書）著者・井上寛司島根大名誉教授にインタビュー／嘘とデタラメ、そして「狂気」のプロパガンダ、その実態とは!? 岩上さんが『大本営発表』著書・辻田真佐憲さん（現代史研究者）にインタビュー

　おはようございます！IWJ記者の原です。岩上さんが今週行ったインタビュー内容を一挙ご報告します！

【1】「神道」の起源とその変遷に迫る！岩上さんが『「神道」の虚像と実像』（講談社現代新書）著者・井上寛司島根大名誉教授にインタビュー！

　今週は島根県入りした岩上さんが火、水曜日と2日連続で、島根大学名誉教授で『「神道」の虚像と実像』（講談社現代新書）の著者である井上寛司氏に単独インタビューを敢行！ 2日間で合計10時間を超える超ロングインタビューとなりました！

　インタビューは「神道」の起源とその変遷を、古代から近代まで順を追って聞いてゆくという、とてもディープなものとなりました。このインタビューは中継ではなく録画なので、僕たちスタッフもまだインタビューを視聴できていないのですが、「神道」に関する非常に濃い内容になっていることは間違いありません！

　ちなみに、10時間を超えるインタビューでもまだまだお聞きしなければならないことが尽きず、近日中に続編の収録を行うことになっています。配信の準備が整いましたら、IWJのWebサイトやツイッター、フェイスブックなどでお知らせしますので、どうぞご注目ください！

【2】嘘とデタラメ、そして「狂気」のプロパガンダ、その実態とは!? 岩上さんが『大本営発表』著書・辻田真佐憲さん（現代史研究者）にインタビュー！

　平山記者からも報告があったように、木曜日に帰京した岩上さんは、昨日金曜日、間髪入れず『たのしいプロパガンダ』『大本営発表』などの著書を持つ現代史研究者・辻田真佐憲氏にインタビューを行いました。その底なしの体力はどこから湧いてくるのか、我々スタッフも驚くばかりです。

　辻田氏は10月27日に続いて、IWJには2度目の登場となります。前回のインタビューでは、戦時下の「軍国レビュー」や浪曲、琵琶から、現在の「萌えミリ」に至るまで、権力がその都度展開する「たのしいプロパガンダ」の特徴を、具体的な実例に即して岩上さんがお聞きしました。

　昨日のインタビューでは、主に「プロパガンダの究極形態」ともいえる「大本営発表」をテーマにお話をうかがいました。辻田氏は当時から存在した、軍に付き従う「記者クラブ」の実態などを紹介。

　例えば、辻田氏によると、陸軍担当の読売新聞記者・藤本弘道さんは、戦時中に「報道を生命として働く大本営陸軍報道部と陸軍省記者会とは、とけあって一体となり、主柱の一翼となって、報道戦線を身をもってかけまわって努力しているのです」と証言していたそうです。

　辻田氏は「ジャーナリズムとしては自殺宣告のようなものですが、これが実態です」と指摘。戦時下の記者クラブは、大本営報道部と完全に一体化していたんですね。岩上さんは「今もあまり変わらないですね」と痛烈に現代の記者クラブメディアを批判したうえで、「これはジャーナリズムではない。無責任なプロパガンダの一機関でしかない」と断じました。

　近日中に記事化しますので、ぜひご覧ください！

■＜★IWJが報じた1週間総まとめ★＞福島原発元作業員男性が東電と九電を相手に5900万円の損害賠償訴訟！／地震学の権威・島村英紀武蔵野大学特任教授らが「M8くらいまでのクラスは余震としてこの先100年は続きます」と警鐘！／ついに自衛隊が「駆けつけ警護」の新任務を負って南スーダンへ

【1】「自分が前例になれば」――白血病を発症し労災認定された福島原発元作業員男性が東電と九電を相手に5900万円の損害賠償訴訟！

　大量の被曝を続けながら、声をあげられずにいる人の「礎」になりたいと、2016年11月22日、元原発作業員で北九州市の男性Aさんが、東京電力と九州電力を相手に、約5900万円の損害賠償を求める訴訟を、東京地裁に起こしました。

　3.11をきっかけに原発作業員となったAさんは、2011年10月から2年間にわたり、東京電力福島第一・第二原発と九州電力玄海原発で作業を開始。線量計が限度を超えても、被曝防止の鉛チョッキを身に着けられなくても、作業にさせられたといい、2年間の被曝は19.78ミリシーベルトにのぼりました。

　ついに2014年、急性骨髄性白血病を発症。治療の過程でうつ病も発症し、Aさんは労災認定されました。原発事故の収束作業で労災認定されたのは、Aさんが初めてです。

　提訴の翌23日、東京・文京区民センターで「福島第一での被曝労災に対する損害賠償を求める11・23集会」が開かれ、Aさんは、作業員が強いられる劣悪な環境について語りました。さらに、東京労働安全衛生センターの飯田勝泰事務局長、Aさんの訴訟を代理人として担う海渡雄一弁護士、木下徹郎弁護士らも登壇。原発労働問題の今を語りました。IWJ城石エマが取材し、記事化しましたので、ぜひご覧ください！

※「自分が前例になれば」――白血病を発症し労災認定された福島原発元作業員男性が東電と九電を相手に5900万円の損害賠償訴訟！　訴訟を担う海渡雄一弁護士らが総決起集会 2016.11.23
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/347234

　海渡雄一弁護士については、今年3月10日、岩上さんがインタビュー。3.11の際に、「東電は巨大津波を予測できていた」とするスクープを語ってくださっていますので、こちらの記事も合わせてご一読ください。

※【スクープ速報！】「想定外の巨大津波」は実は想定の範囲内だった！震災から5年、東電が「巨大津波」を予測できていた「新証拠」を福島原発告訴団・代理人の海渡雄一弁護士が岩上安身のインタビューで証言！「何度も司法記者クラブで話したが、新聞は記事にしなかった」衝撃の事実をIWJで公開！！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/291231

【2】今回の地震は東日本大震災の余震!?地震学の権威・島村英紀武蔵野大学特任教授らが「M8くらいまでのクラスは余震としてこの先100年は続きます」と警鐘！

　今週11月22日には、最大震度5弱、M7.4の巨大な余震が東北地方で発生しました。もちろん、東日本大震災の余震です。広範囲で大きな揺れが長時間続き、ネットでは「3.11を思い出した」という投稿が相次ぎました。

　島根入りしていた岩上さんですが、地震発生直後に地震学の世界的権威でありながら、日本の地震学会では「アウトサイダー」扱いされている武蔵野大学特任教授の島村英紀さんに取材を敢行！島村教授は「東日本大震災の余震は100年は続く」と証言し、次のように述べました。

　「余震は、マグニチュードでいうと一段階くらい低いレベルくらいまでは起きるんです。3.11の時は、M9だった。ですから、M8くらいまでのクラスは余震として起こりえますよ。今回の規模のものは珍しくない。これから先も、ずっと起こりえます」

※今回の地震は東日本大震災の余震!?　「M8くらいまでのクラスは余震としてこの先100年は続きます」～武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が岩上安身の単独取材で指摘！ 2016.11.22
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/346998

　さらにIWJでは東洋大学・渡辺満久教授（変動地形学）にもインタビュー！渡辺教授も、島村教授と同様、M8レベルの余震が今後も起こりうるとの見解を示しました。今後も油断せず、常に震災に備えなければいけないと再確認するためにも、島村教授へのインタビューと合わせて、覧ください！

※「今後数十年、同規模の余震は東日本大震災で割れたプレートのどこで起きてもおかしくない」〜IWJの取材に東洋大・渡辺教授が指摘！東日本大震災から6年後の余震は阪神大震災と同規模のマグニチュード7.4！ 2016.11.22
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/347146

【3】「奥さんは耐え切れずにハンカチで涙を拭き、家族3人が抱き合った」ついに自衛隊が「駆けつけ警護」の新任務を負って南スーダンへ

　新任務を付与された「青森陸上自衛隊第9師団普通科第5連隊」の先発隊が今週日曜日の11月20日、青森空港を出発し、南スーダンへと向かいました。昨年9月に強行採決された安保法制に基づき、自衛隊は12月12日から、正当防衛以外の積極的な「武器使用」が認められます。つまり戦闘行動がとれる、ということです。何のために？誰を守るために誰と戦う？何も明らかではありません。

　IWJは、青森空港から南スーダンへと向かう先発隊の模様を現地から生中継。別れ際の自衛隊員やその家族たちの様子をレポートしました。

　「子どもは、お父さんの顔をずーっと見て、両手を広げて抱っこしてくれとねだる。隊員のお父さんは、思わず抱きかかえて顔をすり寄せる。奥さんは、耐え切れずにハンカチで涙を拭き、家族3人が抱き合う。お爺ちゃんとお婆ちゃんは、涙を拭いてそれを見守った」

　現地で取材にあたった、青森中継市民のしーずーさんこと外川鉄治さんのレポートを読むと、日本は本当に「戦前回帰」してしまったのか、とショックを受けます。自衛隊の皆さんが無事に帰ってきてくれること、そして現地で誰も殺さないことを願うばかりです。しーずーさんのレポートをぜひご覧ください。

※「奥さんは耐え切れずにハンカチで涙を拭き、家族3人が抱き合った」ついに自衛隊が「駆けつけ警護」の新任務を負って南スーダンへ　隊員たちの生命は守られるのか――!? 2016.11.20
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/346720

■＜★IWJテキスト班からのお知らせ★＞あのニュースもこのニュースも！「サポート会員」になって、豊富なIWJのアーカイブにレッツ・アクセス！

　再び、平山です。IWJの定額会員には「一般会員」と「サポート会員」の2種類がありますが、IWJでは皆様に「サポート会員」へのご登録をオススメしています。

　「サポート会員」にご登録いただけますと、岩上さんによるインタビューをはじめとするIWJの豊富なアーカイブについて、1ヶ月以上を経過したものであっても、いつでも好きな時にご覧いただくことができます。

　これまでに岩上さんがインタビューを行ったゲストの方々の専門分野は、本当に多種多様です。「サポート会員」にご登録いただければ、世間で話題になっているニュースについてIWJのWebサイトで検索し、その話題に関する岩上さんのインタビューをご視聴いただくことができます。

　以下、その一例をご紹介いたします！

◆南スーダンにおける自衛隊の「駆け付け警護」問題だったら・・・

※2015/10/05 安保法制適用第一弾は南スーダンでの「駆け付け警護」政府は「戦闘現場」を想定している!? ～三輪隆氏（埼玉大学名誉教授）×井筒高雄氏（元レンジャー隊員）×岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268726

※2015/06/14 「自民党は、自衛隊員の殉職を待っているとしか思えない」〜岩上安身のインタビューで紛争解決請負人・伊勢崎賢治氏が戦争法案の欺瞞を暴く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249182

※2014/03/21 「企業」による資源収奪が続くアフリカへ進出する、安倍政権の思惑～世界トップクラスのアフリカ研究者・舩田クラーセンさやか氏に岩上安身がインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/130483

◆11月22日に福島県で震度5弱の地震が起きるなど、近い将来の発生が危惧される南海トラフ巨大地震の危険性だったら・・・

※2016/04/17 M7.3の熊本地震は南海トラフ地震の前兆か!? 岩上安身による立命館大学環太平洋文明研究センター・高橋学教授インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/297447

※2016/04/25 「原発安全神話」には御用“地震”学者の陰！地震学世界的権威が証言！熊本・大分大地震はさらなる巨大地震の前兆か!?岩上安身による島村英紀教授インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/299324

◆「小池劇場」によって話題になっている、築地市場の豊洲への移転問題だったら・・・

※2016/09/19 スクープ！豊洲「盛り土」問題、「技術会議」は地下空間の存在を知っていた！～岩上安身が元日本環境学会会長・畑明郎氏に豊洲土壌汚染の実態を訊く！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/332624

※2010/09/23 土地の汚染で流産や病気が急増!? 米「ラブカナル事件」が築地市場移転先の豊洲でも起こるかもしれない！～岩上安身による大阪市立大学大学院特任教授・畑明郎氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/9746

※2010/08/17 「新市場は単なる集配センター」になる!?　築地移転問題に隠された「新自由主義的改革」の恐ろしさとは？　～岩上安身による広島大学名誉教授・三國英實氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/1406

◆来年1月にも行われると噂される衆議院解散総選挙での「野党共闘」の行方だったら・・・

※2016/10/20 安倍政権と「原子力ムラ」に大打撃！東電柏崎刈羽原発の再稼働を許さない「民意」の内実とは――大激戦の新潟県知事選を制した米山隆一氏に岩上安身が緊急インタビュー！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/340093

※2015/10/06 「右へウイングを広げて、政権交代に向けた戦略を描いて行くべき」!?共産党捨身の「野党共闘」に反対し、安倍政権の「解釈改憲」を合憲と主張する民主党右派・長島昭久議員に岩上安身が直撃インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268897

　この豪華なラインナップ、いかがでしょうか？ IWJの「サポート会員」にご登録いただければ、こういったアーカイブを、いつでも好きな時にご覧いただけます！

　「サポート会員」の会費は月額3,000で、年払いですと一年で30,000円と少しお得です。「一般会員」の方はぜひ「サポート会員」に、まだ会員ではないという方も新規の「サポート会員」に、ぜひご登録ください！

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから！
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

本日もIWJをどうぞよろしくお願いいたします！

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20161126

IWJ　株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト【 http://iwj.co.jp/ 】

What's New お知らせ

IWJからのお知らせや、毎日発行の「日刊IWJガイド・番組表」がご覧になれます