日刊IWJガイド「憲法学の『神様』IWJに降臨!テレビにも一切出ない樋口陽一・東大名誉教授に岩上安身が空前の2時間強ロングインタビュー!!会員以外にも全編フル公開中!そして本日14時からは中野晃一・上智大教授に岩上安身がインタビュー!時代を牽引するキーマンが続々登場!2016.2.18日号~No.1253号~


■■■日刊IWJガイド「憲法学の『神様』IWJに降臨!テレビにも一切出ない樋口陽一・東大名誉教授に岩上安身が空前の2時間強ロングインタビュー!!会員以外にも全編フル公開中!そして本日14時からは中野晃一・上智大教授に岩上安身がインタビュー!時代を牽引するキーマンが続々登場!2016.2.18日号~No.1253号~■■■
(2016.2.18 8時00分)

 おはようございます!IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。

 昨日の岩上さんによるインタビュー、ご覧になりましたか?

 あの憲法学の「第一人者」、「神様」とまで言われる樋口陽一・東大名誉教授が、岩上さんのインタビューに応じたのです。当初は15分の予定でしたが、「収録であれ ば」とロングインタビューを了承していただけました。

 クラシックな新聞以外は、テレビも週刊誌も日刊紙の取材もすべて断っているという樋口先生が、初めてネットメディアの、しかも映像配信されるインタビューに応じるとあって、憲法学界は大騒ぎだったといいます。昨日21時からの配信は、大反響でした。

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・【岩上安身のツイ録】あの水島朝穂先生が「凄い!歴史に残る!」と大絶賛!前代未聞!憲法学の「神様」東大名誉教授・樋口陽一氏が初めて映像メディアに登場!自民党改憲草案の狙いを鋭く指摘!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287660
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 観逃したという方は、ぜひ、以下の動画記事より全編を ご覧ください!樋口先生がインタビューに応じた超貴重な歴史的快挙の映像です!そしてその中身も、憲法学の真髄を知り尽くした樋口先生が、自民党改憲案の問題点を、鋭く指摘するという超必見の内容となっています。

 個人的に衝撃的だったのは、自民党改憲草案の第22条についての指摘です。国民の様々な権利、自由を制限する改憲草案のなかで、ただ一つ、「全て国民は、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を有する」として、自由を認めている条文があるのです。

 これは同様の条文が現行憲法にもあり、経済活動の自由権を認めた条文として知られていますが、現行憲法の規定の「公共の福祉に反しない限り」という制限が削除され、制約なく、さらにその自 由度を広げる文言となっているのです。

 いったいこれはどういうことなのだろうか?--誰もが疑問を持ちますよね。

 樋口先生は、この条文に潜む自民党・安倍政権の恐るべき目論みを指摘しました。目から鱗のその内容を、ぜひ多くの人に観ていただきたいと思います。…ですので、本インタビューは特別に、一定期間、IWJ会員以外の方にも、無料で全編ご覧いただけるようフルオープンにしました!!

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・憲法学の「神様」がIWJに降臨!前代未聞!憲法学者 樋口陽一・東京大学名誉教授が岩上安身のインタビューで自民党改憲草案の狙いを丸裸に!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287549
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 まさに出血大サービスの全公開ですが、IWJの懐事情は、もはや出血どころか、失血状態です。15日に、会費未払いの会員の方について、一時的に会員サービスを停止する処理を行いました。それにより、5700人台だった会員数が5600人を割り込んでしまいました。

 IWJは特定スポンサーに頼らず、一般市民のみなさまのご寄付・カンパなどによって支えられている、文字通り「みなさまの市民メディア」、「みなさまのIWJ」です。

 ドネーションの力は凄いもので、スタートから5年間、かわるがわるに色々な方々にご寄付いただき、支えられてここまでやってまいりました。心から感謝申し上げます!ありがとうございます!しかし、不況の深刻化が大きく影響しているのでしょう、ご寄付・カンパが、ここ数ヶ月、かなり少なくなりつつあります。

 しかしそうしたなかにあっても、今回のインタビューのようにとにかく今、国民にとって重要な情報については、フルオープンで全世界に無料公開する、という決断を今後も続けていきたいと思っています。ぜひインタビュー全編をご覧いただき、IWJのこうした活動に賛同していただけたなら、IWJの会員となり、またご寄付・カンパによって、IWJを直接お支えください!

 みなさまのご支援が、IWJの命綱です。よろしくお願 いいたします!

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┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■あの水島朝穂先生か「凄い!歴史に残る!」と大絶賛!前代未聞!憲法学の「神様」東大名誉教授・樋口陽一氏が初めて映像メディアに登場!自民党改憲草案の狙いを鋭く指摘!!(岩上安身)
┠■ 「ナチスの手口に学ぶ、とはこういうことか」維新の党・柿沢未途議員が麻生副総理にド直球!麻生副総理は「おもしろいですな…」と不敵にトンズラ! (原佑介)
┠■ 本日15時半から、「Ch5」で「10代~20代の若者による『被選挙権年齢引き下げ実現運動』”OPEN POLITICS”の開始」に伴う記者会見の模様を中継いたします! (安道幹)
┠■ 今後の岩上さんのインタビューと講演のお知らせ!
┠■ 大好評「IWJ書店」!岩上安身がインタビューした識者の方々や話題の方々のサイン入り本をぜひお買い求めください!DVDも取扱中!
┠■わとはぷ~What happened today?「今日はあのハードなスポーツが生まれた日!」
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.2.18 Thu.**

【Ch1】14:00~「岩上安身による中野晃一・上智大学教授インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※中野晃一・上智大学教授へ岩上安身がインタビューします。政治学をご専門にされ、デモや市民連合などでの発言が注目される中野先生へ「緊急事態条項」の危険性についておうかがいする予定です。

【Ch5】15:30~「10代~20代の若者による『被選挙権年齢引き下げ実現運動』”OPEN POLITICS”の開始、それに伴う記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「OPEN POLITICS」主催の記者会見を中継します。

【Ch4】17:00~「民主党・維新の党統一会派による経済連携調査会合同会議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※議題は「1.TPP協定発効に伴う経済効果試算への評価及び独自試算について有識者よりヒアリング」。講師は、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【Ch6】18:00~「『翁長沖縄と共に闘おう』東京大集会 ―講師 白井聡氏(政治学者、京都精華大学専任講師)、山崎行太郎氏(文芸評論家)ほか」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「翁長沖縄と共に闘おう!」東京大集会実行委員会が主催する集会を中継します。白井聡氏(政治学者、京都精華大学専任講師)、山崎行太郎氏(文芸評論家)らが登壇予定です。

【再配信・Ch1】19:00~「『損失のツケは増税で国民に転嫁』!?GPIFというバクチで消える国民の年金 ~長妻昭・民主党代表代行が岩上安身のインタビューで安倍政権の「大失策」を徹底批判!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/278021
※2015年12月9日に収録した岩上安身による長妻昭・民主党代表代行インタビューを再配信します。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.2.19 Fri.**

【Ch未定】17:00~「秘密保護法は憲法違反! ~テロ対策の名の下に現実化する刑事事件リスクと闘う~」
※「秘密保護法対策弁護団」主催の勉強会を中継します。講師は山下幸夫弁護士。

【Ch未定】17:00~「『さぁ、安倍政治を終らせよう』2.19院内集会」
※「戦争をさせない1000人委員会・立憲フォーラム」主催の院内集会を中継します。講師は京都精華大学専任講師の白井聡氏。

【Ch未定】18:30~「安保法制(戦争法)廃止法案を国会へ!2・19国会議員会館前集会」
※「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の集会を中継します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(首相官邸前/国会正門前)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:45~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_IBARAKI1】19:00~「第172回原電いばらき抗議アクション」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1

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 普段は本ガイドでは、主にIWJ記者・スタッフがご挨拶をさせていただいていますが、本日は、昨日の樋口陽一先生インタビューの反響について、岩上さんより報告させていただきます!

■あの水島朝穂先生か「凄い!歴史に残る!」と大絶賛!前代未聞!憲法学の「神様」東大名誉教授・樋口陽一氏が初めて映像メディアに登場!自民党改憲草案の狙いを鋭く指摘!!

 岩上安身です 。昨日は、15時から憲法学の泰斗・樋口陽一東大名誉教授のインタビュー中継を行う予定でしたが、ご自宅まで先生を車でお迎えに行って、車中、「中継だと失言のご心配もおありでしょうから、収録という方法もあります」と水を向けると、それならば、収録で、という展開になりました。

 そうしたわけで、15時からの中継は急遽、取りやめとなりました。直前で、ツィートやサイトなどで告知しましたが、行き届かず、待っていたのに始まらなかったがどうしたのか、と、ご不満、ご不審に思われた方、失礼いたしました。その代わり、収録ではたっぷりお話をうかがいました!

 17時半近くまで、なんと2時間強!
「失言もなかったので、そのまま配信して構わない 」とのお墨付きも得ました。「当初、約束していた時間の4倍になったね」と、帰り際に微笑みながら仰った樋口先生。これまで、一切、テレビ、雑誌、タブロイド紙の取材は断ってきたとのこと。ネットもです!

 ということは、本当に今回のインタビューは、例外的な、生の肉声を聴けるインタビュー、ということになります。実は、先日、インタビューをした早稲田大学の憲法学者の水島朝穂先生から、「15時過ぎてもインタビューが始まらない、どうしたんだ」という電話を事務所に頂戴しました。

 水島さんは、「これは歴史的ななインタビュー。樋口先生は、我々憲法学者にとっては神様のような人。しかしテレビにも出ない人で、生で話が聴けるというのは、たとえ 15分~30分でも大変貴重だから、弟子にも若手の研究者にも、PC前に待機しているように言っておいたんだ」と。

 収録後に折り返し、水島さんに僕がお電話すると、同じことを興奮口調で仰っていて、「樋口先生の話は、憲法学者だけじゃない、影響力が官僚や自民党の政治家にも及ぶ。なに!? 録画で4倍の2時間強もインタビューした!? それは凄い!歴史に残る!」と「大絶賛」をいただきました!

 もちろん、僕が褒められているのではなく、樋口先生が絶賛されているので、そこは誤解なく。しかし、あの水島朝穂先生をして、これだけ興奮させるスクープインタビューとなったことは、大変、嬉しいことです。

 昨日21時より急ぎ行った配信では、 Twitterによる実況付きで流しましたので、誰でもわかりやすく見ていただけたのではないかと思います。観逃した方は、動画記事より全編ご覧いただくか、僕のTwitterアカウント(@iwakamiyasumi)を遡っていただき、テキストでインタビューを追っていただければと思います。

 もちろん、詳細なテキスト記事も、後日アップいたします。

 緊急事態条項の危険性はもちろん、自民党の改正案に潜む罠やその隠された狙いまで、歴史的な経緯を含めて、鋭く解説していただいています。ぜひ、ご視聴と拡散を!
また、参院選で改憲勢力による3分の2の議席獲得阻止に向けて頑張りましょう!

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・憲法学の「神様」がIWJに降臨!前代未聞!憲法 学者 樋口陽一・東京大学名誉教授が岩上安身のインタビューで自民党改憲草案の狙いを丸裸に!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287549
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 岩上さんでした!そして本日は、岩上さん怒濤の3連弾インタビューの締めくくりとして、上智大学教授の中野晃一さんに、14時からCh1でインタビューします!

 中野先生は、いまや全国を飛び回り、自民党の憲法改正の危険性や、野党共闘の必要性、そしてそれを支える市民運動の重要性を語っています。「立憲デモクラシーの会」の呼びかけ人であり、SEALDsの奥田愛基さん、弁護士の水上貴央さんらと結成したシンクタン ク「ReDEMOS(リデモス)」の理事であり、「市民連合」の立役者でもあります。もはや学者の域を超えて、時代を牽引する重要なキーパーソンのおひとりです。

 本日のインタビューでも、その点を重点的にうかがう予定です。もちろん、自民党の改憲で「今、そこにある危機」である緊急事態条項についても、じっくりとお聞きします。

 市民運動に着目し、市民運動の可能性を信じて疑わない、中野先生の希望と熱意あふれる言葉を、ぜひ、中継でお聞きいただければと思います!!

【Ch1はこちら!】
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

 続いては、昨日ラーメン屋で大盛り増し増しのラーメンを完食し、体調に支障をきたした原佑介記者より、国会での緊急事態条項をめぐる柿沢未途議員の直球質問について、お伝えします!

■「ナチスの手口に学ぶ、とはこういうことか」維新の党・柿沢未途議員が麻生副総理にド直球!麻生副総理は「おもしろいですな…」と不敵にトンズラ!

 おはようございます。記者の原です。

 一昨日16日、維新の党の柿沢未途議員が衆院予算委員会で、緊急事態条項について「ナチスの手口」と激しく批判しました。柿沢議員は、かつてドイツで「大統領緊急令」が乱発されたことがヒトラー独裁の道を開いたと主張。憲法改正に関して「ナチスの手口を学んだらどうか」と発言して非難が集中した麻生太郎副総理に、次のよう に突きつけました。

 「首相が法律と同等の効力を持つ政令を出せるようになり、同じことが可能だ。こんな内容の憲法改正なら、やらないほうがいい。まさに、ナチスの手口に学ぶ、とはこういうことか」

 多くの国民が聞きたかった質問を豪速球ストレートで投げつけた柿沢議員ですが、麻生副総理は「おもしろいですな。まったく見解が違いますんで」と否定。「災害時に国民の安全を守るため、国家国民がどのような役割を果たすべきか憲法に位置づけることは、極めて重く、大切な課題だ」と自民党の紋切型の定型文を述べるにとどまりました。

 「なーにを“いけしゃあしゃあ”と…」と皆さん呆れていらっしゃるかと思いますが、まぁ論点をず らそうと必死なわけですよね。しばらくこのペースでいくようです。

 というのも、緊急事態条項についてはこれまで、民主党・岡田克也代表が「民主主義の根幹を揺るがしかねない問題である」と指摘し、共産・志位和夫委員長が「独裁政治、戦争国家に道を開き、憲法9条改定につながる危険きわまりないもの」だと述べ、社民・福島みずほ副党首が「これはナチスドイツの『国家授権法』と全く一緒だ」と、それぞれ強烈な危機感を持って、国会で安倍総理を質してきました。

 IWJはこれらの質疑を「国会ハイライト」として文字起こしつきで記事化していますが、ここにきて、維新の党の柿沢未途議員が追及したことで、オール野党が緊急事態条項に関して追及している 構図ができあがったとも言えます。

・【国会ハイライト】「緊急事態条項がなぜ必要なのか」民主・岡田代表の質問に安倍総理がまた逃走!IWJ岩上安身「質問を受け付けない安倍総理は詐欺師!」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/284792

・超重要!!【国会ハイライト】ついに国会で緊急事態条項の危険性が取り上げられる! 緊急事態条項は「ナチスドイツの国家授権法と全く一緒だ」福島議員が追及! なんと安倍総理は中身について答弁せず逃走!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/283468

・【国会ハイライト】安倍総理、またまた逃げた!「緊急事態条項は独裁政治、9条改定につながる!」共産・志位氏の追及に回答濁す“とんずら総理”「正々堂々、逃げずに議論する」は口先だけ!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/285103

 安倍総理はどうやら、「ナチスか!」「全権委任法か!」などと批判されるのがたまらなくイヤらしく、福島議員に「ナチス」との類似性を指摘された安倍総理は、たまらず「限度を超えた批判だ、慎め」などと逆ギレしましたが、昨日岩上さんがインタビューした東大名誉教授で、憲法学の神様・樋口陽一さんは、こんなことを言っていました。

 「安倍総理が普通の総理なら『万が一にもナチスにならないようにする』と答えるべきだ。戦前の帝国議会で、政府委員席から『黙れ!』と言った陸軍軍人がいました。非立憲の最たるものとして大騒ぎになりましたが、安倍総理も同様に、非立憲的です」

 野党議員の質疑を蔑ろにする、という意味でもナチス的な安倍総理ですが、IWJは柿沢未途議員の質疑も「国会ハイライト」として記事化し、詳細をお届けする予定ですので、少々お待ちください!IWJは公共性の高い記事を無料公開しています!・・・しかし、取材・報道にはどうしても経費がかかってしまいます!毎月15日を〆日として、会費未納入の方を泣く泣く有効会員から外してカウントし直しているわけですが、2月15日を過ぎて5700人台にやっとのった会員数がまた5500人台に逆戻りしました。どうか皆様、IWJは少ない人数で時代の一歩先を行く報道を心がけております!どうか会員を継続してIWJをご支援ください!

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 原記者でした!続いては安道幹記者より、本日の注目中継について、ご紹介します!!

■本日15時半から、「Ch5」で「10代~20代の若者による『被選挙権年齢引き下げ実現運動』”OPEN POLITICS”の開始」に伴う記者会見の模様を中継いたします!

 おはようございます。IWJで記者をしております安(あん)と申します。

 本日15時半から、Ch5で「10代~20代の若者による『被選挙権年齢引き下げ実現運動』”OPEN POLITICS”の開始」に伴う記者会見を中継いたします。どうぞご視聴いただければと思います。

 「若者の政治参加」については、昨年6月、選挙権を20歳から18歳に引き下げる公職選挙法改正案が採決され、今夏の参院選から適用されることになりました。これにより、約240万人もの高校生年齢の若者たちが「新有権者」として誕生することになりました。

 このような「若者の政治参加」をさらに押し進めようと、今「被選挙権も引き下げよう」という動きが新しく出てきているようです。

 現在、国会議員の立候補資格は、衆議院議員が25歳、参議院議員が30歳からです。このような規定をさらに引き下げることで、より多くの「若者議員」を誕生させ、 若者層の政治的関心をさらに高めよう、というのが、今回記者会見を開く「OPEN POLITICS」という有志団体の狙いのようです。

 皆さんはこの「被選挙権の引き下げ」について、どう思われますか? 私は、正直「う~ん・・・」と、考え込んでしまい、まだよく分かりません。

 ちなみに、リベラルな区長として有名な保坂展人氏(世田谷区長)も、若者層の政治的関心を高める方法として、「被選挙権の引き下げ」について賛成されているようです。

・「18歳選挙権」実現へ。さらに「被選挙権」も引き下げるべき」(2015年6月9日 The Huffington Post) http://www.huffingtonpost.jp/nobuto-hosaka/right-to-vote_b_7541482.html

 一方最近は、宮崎謙介元議員の不倫騒動や、丸川珠代環境相の「(年間1ミリシーベルトは)何の科学的根拠もない」発言、島尻安伊子沖縄北方担当相の「歯舞」読めない騒動など、何かと「若手議員の教育問題」が騒がれています(問題は「若手」だけじゃないか・・・)。

 政治家の年齢を「低年齢化」させることは、本当に良いことなのでしょうか・・・?

 平和を願う市民の立場に立って、政治的課題や社会問題に真摯に向きあい、たとえ相手が総理大臣や先輩議員であっても、必要ならば臆せず意見表明できる。そんな自立した「若者議員」が増えるなら、私も「被選挙権の引き下げ」に賛 成したいです。ですが、時の政権の「イエスマン」でしかないような「若者議員」が増えるだけなら、むやみに被選挙権を引き下げることはないのではないでしょうか。

 また、日本は政界の参入障壁が高いことが問題です。供託金を積まないと立候補できないのですが、その全部が衆議院の選挙区だと300万円、比例代表だと600万円です。参議院も選挙区だと300万円、比例区は1人あたり600万円です。そして一定の投票数がないと、こうした供託金は没収されてしまうのです。

 経済的に厳しい現代の若者に、こうしたチャレンジが可能でしょうか?親の資産を受け継ぐことのできる裕福層の二世、あるいは若くしてベンチャーで起業した若者など、ごく偏った階層からしか出られないことになります 。平均的な所得階層から、若いうちにこんな経済的な冒険ができる者はまずいません。若いうちに当選し議員となれば、その後の選挙戦はやはり現職が有利になりますから、自民党の世襲議員がそうであるように、一種の世襲身分の貴族的階級を形成することになってしまいます。

 ちなみに有志団体「OPEN POLITICS」の賛同者には、佐藤大吾氏(NPO法人ドットジェイピー 代表理事)、藤沢烈氏(一般社団法人RCF 代表理事)、堀義人氏(グロービス経営大学院 学長 グロービス・キャピタル 代表パートナー)など、いわるゆ「社会起業家」の方々が多いようです(この15年ほどで、日本でも台頭が目覚ましい「社会起業家」ですが、そんな彼らが、今日本の政治の仕組みに介入しようとしていることをどう評価すればいいのでしょう? とてもおもしろいテーマですが、それはまた改めて)。

 また団体の賛同議員は、平将明氏(自民党)、山尾志桜里氏(民主党)、中野洋昌氏(公明党)、塩川鉄也氏(共産党)、落合貴之氏(維新の党)、重徳和彦氏(改革結集の会)と、まさに「超党派」であり、特定政党の利害を代表して提案されているものでは必ずしもないようです。

 選挙権や被選挙権の問題は、とかく様々な「狙い」や「思惑」が錯綜しがちなテーマだと思います。IWJとしても、今後きっちりとこのテーマをフォローしていければと思っています。どうぞご注目ください!まずは、本日の記者会見をご覧いただければと思います!

・【IWJ CH5】本日15時半~16時半 「10代~20代の若者による『被選挙権年齢引き下げ実現運動』”OPEN POLITICS”の開始」視聴URL( http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi5

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■今後の岩上さんのインタビューと講演のお知らせ!

 2月16日、17日と続いている岩上さんの3連続インタビューですが、本日がいよいよ3日目となります! 16日の鳩山友紀夫元総理への単独インタビューでは、総理時代、普天間基地の「県外移設」をあきらめるきっかけとなった外務省の役人によるペーパーが、「虚偽」の内容だったことについて、岩上さんが突っ込んでお話をうかがうスクープインタビューとなりました!

 この「巨大スキャンダル」について、鳩山元総理へインタビューを申し込んだのは、岩上さんが初めてとのこと。沈黙を保っていた大手メディアも、これをきっかけに沈黙を続けられなくなるでしょう。報じれば、外務省も「文章については確認中」という時間稼ぎをいつまでも続けられず、辺野古移設の是非をめぐる議論にも、大きな影響を与えるはずです。 さっそくインタビューの模様をアップしていますので、この機会にぜひ、IWJの会員にご登録いただき、ご視聴ください!!本当に重要なスクープインタビューです!!

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

・2016/02/16 普天間移設計画に絡む外務省文書が外務省文書ではない?! 岩上安身による鳩山由紀夫・元総理インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287473

 続いて17日にインタビューした憲法学の権威、樋口陽一さん(東京大学名誉教授)には、立憲主義が危機に瀕している現在の状況や日本国憲法改正草案の危険な内容などについて、岩上さんがたっぷりとお話をうかがいました。こちらのインタビューは動画でアップしております!

※URLはこちら
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287549

 さて、本日の中野晃一さん(上智大学教授)をはじめ、その他にも続々とインタビューや講演の予定が入っていますので、今後も引き続きご注目いただければと思います!

・【本日!】2月18日(木)14時~ 中野晃一さん(上智大学教授)
※「市民連合」結集の立役者である中野さんは、立憲デモクラシーを牽引し、SEALDsのよき理解者でもあります。野党共闘の必要性を訴えている中野さんは、今の煮え切らない民主党の動きをどう見ているのでしょうか?岩上さんがインタビューします。

・2月20日(土)19時?「憲法改悪を阻止しよう!神奈川県民大会」
※同日、日本会議が『2/20 今こそ憲法改正を! 神奈川県民大集会』と題して憲法第9条2項の改正を目指す集会を横浜で開催することに合わせ、「しみん父母の会@神奈川」がカウンターとして主催。岩上さんが講師として「緊急事態条項」について、1時間講演します。神奈川県民ホール大会議室で午後6時半開場。

・2月23日(火)13時~ 高山佳奈子さん(京都大学大学院教授)
※国際刑事法が専門の高山さんは、「学者の会」の記者会見の際、岩上さんのインタビューに応えて、「マスコミの経営幹部と政権トップが会食を重ねることは、刑法上、贈収賄を構成する」と発言された方です。その際の記事については、以下をぜひご覧ください。(http://iwj.co.jp/wj/open/archives/254388 )。岩上さんによる、待望のインタビューです。

・2月26日(金)19時~ 蓮池透さん<後編>
※北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)元副代表で、新刊『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』を出した蓮池さん。おうかがいしたいお話がまだまだ沢山あり、去る1月27日に行ったインタビューに引き続き、岩上さんがインタビューします。

・3月1日(火)14:00~ 是枝裕和さん(映画監督)
※「誰も知らない」「海街diary」などで知られる是枝監督。「クローズアップ現代」のやらせ問題に関するBPO放送倫理検証委員会の委員も務め、「BPOは政治家たちの駆け込み寺ではない」などと自民党による報道圧力を批判されています。高市早苗氏による、「公平な報道をしない場合や、TVでテロを呼びかけた場合は、電波停止もありうる」との、放送法を悪用した威圧発言についても、しっかりインタビューします。なお、高市氏の発言については、アーカイブ、(http://iwj.co.jp/wj/open/archives/286707)をご覧ください。

・3月3日(木)15時~ 施光恒さん(九州大学准教授)<後編>
※新刊『英語化は愚民化~日本の国力が地に落ちる』が話題沸騰中の施光恒さん。1月26日に放送したインタビュー前編は、大好評をいただきました。安倍政権が「成長戦略」の名の下に進めている「グローバル化=英語化」の危険性について、まだまだおうかがいしたいお話が沢山あります。本後編インタビューにどうぞご期待ください。

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 インターネット報道がウリのIWJですが、実は「ネット書店」の方も、かなりご好評いただいております!(だってたくさん売れるんですもの!)

 16日には、鳩山由紀夫元総理の『なぜ、いま東アジア共同体なのか』と、山本太郎議員の新刊『みんなが聞きたい 安倍総理への質問』を入荷しました!両方ともサイン入りで、会員限定販売しております!あっという間に品切れになることが予期されますので、お早めにお買い求めください!

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■わとはぷ~What happened today?「今日はあのハードなスポーツが生まれた日!」

 再び佐々木隼也です。1978年の今日、米海兵隊員らの発案で、ハワイのオアフ島で世界初の「トライアスロン大会」が開催されたそうです!(諸説あり)。

 トライアスロン(triathlon)という名称はギリシャ語で“3”を意味する「tri」と“競技”を意味する「athlon」を組み合わせた言葉で、水泳・自転車・長距離走を、この順番で1人で連続して行うという、想像しただけで息切れするような競技です。

 当時、オアフ島ではホノルルマラソン、ワイキキ2.4マイル・ラフウォータースイム、アラウンド・オアフ112マイル・バイクレースという3種の耐久レースが開催されていました。そこで、米海兵隊の退役 軍人が「この3つのレースのどれが最も過酷なのか決めるために、この3つを一緒にやってみてはどうか?」などと言い出したのが始まりだということです。「何を無茶言っているんだ…」と頭が痛くなりますが、その無茶に対し、大会が成立するほどの賛同者が集まったという点でも驚きです。普通「俺も!」「私も!」と手を上げるか、と。

 ちなみに日本初のトライアスロン大会は1981年に行われた「皆生トライアスロン」だそうです。改造バイク、ボクシング、パルクール、ロッククライミングと、何かとデンジャースポーツが好きな僕ですが、さすがにトライアスロンはデンジャラスすぎます。というか、ハードすぎます。

 そんなハードなトライアスロンに挑んだのが、 何を隠そう、IWJ設立直前の岩上さんです。車で1日で四国まで行ったり、ロードバイクのロングライドに挑戦したり、マウンテンバイクで山を駆け下りたり、ひょんなことから滝行に挑んだり…何かと活動的だった岩上さんですが、なんとミニトライアスロンに参加しようとトレーニングを始めていたそうです。まで手を出していたんですね!今よりも10キロほど身体も引き締まっていたそうです。

 IWJを始めてからの5年、激務による過労とストレス、何よりも運動不足で身体が弱っている岩上さんは、「筋肉をつけ、免疫力を高めなければいけない」ということで、スポーツジムやキックボクシングジムで定期的に汗を流すことを再開しました。もしかしたら、再びスリムになり、トライアスロン に挑戦する日がくるかも・・・?

 私、佐々木隼也も、岩上さんの挑戦を陰ながら見守りたいと思います!いえ、僕も負けじと必ず痩せてみせます!僕もIWJに来て15キロも太ってしまいました。フライ級からミドル級まで5階級くらい上昇したことになります。オスカー・デラ・ホーヤもびっくりです。電動自転車だって今年中に卒業して、クロスバイクに乗るんだから!みなさん、僕の「成長(レベルアップ)」ついてこれるかな?

 それでは今日も1日、健康に気を使ってまいりましょう!よろしくお願いします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/