日刊IWJガイド「『饗宴VI』に矢吹晋さん、伊波洋一さんも登壇決定!!メディアが報じない中国と沖縄の真実から、これからの日本のあり方を見据える…!~本日は新人・山本愛穂記者が岩上さんの代役でドキドキの初インタビュー!日本の食の未来を左右する!?『不耕起農法とは何か』に迫ります!」2015.12.11日号~No.1185号~


■■■ 日刊IWJガイド「『饗宴VI』に矢吹晋さん、伊波洋一さんも登壇決定!!メディアが報じない中国と沖縄の真実から、これからの日本のあり方を見据える…!~本日は新人・山本愛穂記者が岩上さんの代役でドキドキの初インタビュー!日本の食の未来を左右する!?『不耕起農法とは何か』に迫ります!」2015.12.11日号~No.1185号~ ■■■
(2015.12.11 8時00分)

 おはようございます!IWJで記者をしている、佐々木隼也と申します。本日も、昨日に引き続き、本ガイド挨拶文を担当します。

 本ガイドは、最近は担当者以外にも、多くのスタッフが関わり、例えば各セクションからのお知らせや、各記者の取材報告など、色とりどりのラインナップで、日々みなさまにお伝えしたい事柄を載せています。まさに、「IWJ色とりどりドロップス」とも言うべき内容になっていますので、ぜひ、IWJのことを良く知らない、という方にも、このガイドを教えていただければ幸いです!

 本ガイドは、メルマガとして朝8時に会員・サポーターの方々へお送りしていますが、早起きの方はサイトでこの「早刷り」をチェックしてください!

 ガイドは、発行後すぐに、下記ページに掲載しています。

【IWJガイド掲載ページ】
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/guide

 また、下記の無料サポーターにご登録いただければ、毎朝、本ガイドが発行されます。まずは、この無料サポーターにご登録いただき、本ガイドを通してIWJの取材姿勢や活動を知っていただければと思っています。

【IWJ・岩上安身無料サポーター登録はこちら!】
https://pro.form-mailer.jp/fms/aae0756289210

 さて、12月20日に品川で行われる、IWJ恒例の年末イベント「饗宴VI」まで、残すところ10日を切りました。IWJ事務所では、みなさまにお配りするパンフレットの作成や、会場のセッティング準備、進行準備など、スタッフ総出て大わらわです!

 今年も例年通り、いや例年を超すアツい講演・ディスカッション、そしてパーティーにしたいと思いますので、みなさまもぜひ、お誘い合わせのうえ、「饗宴VI」に足を運んでみてください!

【饗宴VI特設ページ】
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/index.html

※参加お申し込みはこちらから!
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

 豪華15名の論客が織りなす、明るいレジスタンス指南「饗宴VI」。その登壇陣のなかで、本日僕がイチオシしたいのが、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋先生です。矢吹先生は、『チャイメリカ―米中結託と日本の進路』『尖閣問題の核心~日中関係はどうなる』などの著書がある、中国問題のエキスパートです。

 最近の、安倍政権の露骨な中国敵視政策や、南シナ海・東シナ海の緊張をことさらに高めるやり方、活発化するネット空間での中国嫌悪など…あからさまに日中緊張を煽る政府やマスコミ報道に、違和感を感じている方は多いのではないでしょうか?

 矢吹先生は岩上さんによる計5回にわたるインタビューで、米中が互いにけん制し合いつつも、裏でも表でも、実はがっちり手を握り合っている事実を、様々なデータをもとに指摘。米中の企業間の深い結びつきや、米中の合同軍事演習など、『チャイメリカ』を構成する様々な事例を、一つひとつ僕らに突きつけました。

 結局は、これから発展する東アジア市場を、その国のシステムごと自分好み(一部の大企業や投資家だけが利益を得る)に強引に作り替えようとする米国と、その尖兵となって自ら自国の富を米国に献上しようとする安倍政権。その米国の戦略にとって邪魔な存在である中国への鉄砲玉として、軍事属国化を進める安倍政権と、決して自らの手は汚そうとしない米国…という構図が見てとれます。

 米国に与せず、かといって中国に与するというわけでもない、米中両国に対してそれぞれバランスよく付き合う、という選択肢をなぜ日本はとれないのでしょうか?

 しかし日本がその戦略をとるためには、あまりにも日本人自身が、「本当の中国」についての情報を知らな過ぎますね。岩上さんによる矢吹先生へのインタビューでは、その点について、「目から鱗」の様々な事実、真実を次々紹介してくださいました。

 今回の「饗宴VI」では、日本のメディアが報じない中国経済の実態について、地政学的な視野を踏まえつつ、中国が進めるAIIBやシルクロード経済圏構想のインパクトについて、矢吹先生だからこそ知り得る、中国の内部事情などもふまえてお話しいただく予定です。

【饗宴VI特設ページ】
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/index.html

※参加お申し込みはこちらから!
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

 この「饗宴VI」の予習・復習として、本日は18時から、直近9月に行われた岩上さんによる矢吹先生インタビュー第5弾を、会員以外の方にも無料で再配信いたします!このインタビューは4時間超えのロングインタビューとなったため、本日はその【前編】を公開し、【後編】は明日、同じく18時から、Ch1にて放送しますので、ぜひぜひ、ご覧になってみてください!!

 また、本インタビューはIWJのサポート会員の方であれば、いつでも下記の動画記事より、全編ご覧になることができます。ぜひこの機会に、IWJの会員となっていただき、IWJのこうした活動をお支えいただければ幸いです。

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・2015/9/09 「沈みゆくアメリカにしがみつくのは最悪の選択」──中国研究者の矢吹晋氏が岩上安身のインタビューで警告 「アメリカは中国とうまくやっていく」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/262787
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【会員登録はこちらです!】
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパも、IWJの取材活動の貴重な礎です。ぜひ今後とも、IWJの理念・姿勢をみなさまのご寄付・カンパで支えていただければと思います!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ちなみに、過去の矢吹先生へのインタビュー全4回も、下記の動画記事よりご覧になれます。ぜひこちらも、ご視聴ください!!

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・2015/07/29 東シナ海ガス田開発と南沙諸島埋め立て問題「日中間の摩擦は外交で解決すべし」――「中国脅威論」を煽り安保法制を進める安倍政権の狙いとは
岩上安身が矢吹晋氏に聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255325

・2015/04/10 勃興する中国経済のインパクト
AIIB不参加で日本は世界で孤立する!?――現代の「シルクロード」に日本はどう対応すべきか?~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242140

・2014/02/13 尖閣問題から見えてきた「沖縄問題」の本質とは~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/125015

・2013/12/10 外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身が矢吹晋氏にインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/115882
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…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.11 Fri.**

【Ch5】9:25メド~「馳浩・文部科学大臣 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※馳浩・文部科学大臣による定例会見を中継します。

【饗宴VI・ゲストシリーズ特集5・Ch1】18:00~「『沈みゆくアメリカにしがみつくのは最悪の選択』──中国研究者の矢吹晋氏が岩上安身のインタビューで警告 『アメリカは中国とうまくやっていく』前編」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/262787
※『チャイメリカ―米中結託と日本の進路』『尖閣問題の核心~日中関係はどうなる』などの著書があり、前回の岩上安身によるインタビューでは、「中国を仮想敵国にする安保法制は、とんでもない時代錯誤」と一刀両断にした、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏が、2015年9月9日、再度、岩上安身のインタビューに応じて、中国とアメリカを取り巻く現実を、さらに詳細に説明しました。

【IWJ_KYOTO1】18:30~「立憲主義を考えるシンポジウム―日本国憲法70周年に向けて―」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※主催は高山佳奈子氏(学者の会・京大有志の会)。登壇者は、志位和夫氏(共産党委員長)、君島東彦氏(学者の会呼びかけ人、立命館大学教授)、曽我部真裕氏(京都大学教授)、岡野八代氏(学者の会呼びかけ人、同志社大学教授)ら。

【Ch4】18:30~「立憲デモクラシー講座 ―講師 山口二郎氏(法政大学教授、政治学)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「立憲デモクラシーの会」主催の「立憲デモクラシー講座」を中継します。講師は法政大学教授の山口二郎氏。

【シリーズ特集30 標的は9条だけじゃない!自民党トンデモ改憲草案の正体!・Ch9】19:30~「アーサー・ビナード氏『「押し付け」かどうかなど憲法を理解していない証拠だ』各国憲法と比較して指摘」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=9
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/142034
※2014年5月27日に行われた、「アーサー・ビナード氏講演会」を再配信します。アーサー氏は、東京都大田区で、「だまされない日本人になろう!」というテーマで講演し、日本の危機的な状況に警鐘を鳴らしました。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(首相官邸前/国会正門前)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_IBARAKI1】19:00~「第163回原電いばらき抗議アクション」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.12 Sat.**

【IWJ_OKAYAMA1】10:30~「岡山の野党協力を応援します!」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※おかやまいっぽん、「岡山の野党協力を応援します。」実行委員会が主催する、政党議員のスピーチリレーと野党協力を応援する人々のトークリレーを中継予定。

【沖縄】12:30~「SEALDs_RYUKYU SALON Vol.3『憲法・安保法制・辺野古』」
※SEALDs_RYUKYU主催の「SALON Vol.3」を中継予定。

【Ch未定】14:00~「危ない共通番号 マイナンバー制度の廃止を求める12・12 集会」
視聴URL:
※「マイナンバー制度の廃止を求める12・12 集会実行委員会」、「共通番号いらないネット」が主催する、マイナンバー制度の廃止を求める集会を中継予定。

【IWJ_KYOTO1】14:00~「戦争法廃止、立憲主義・民主主義をとりもどすさらなる主権者運動をはじめよう~9条 京都のつどい」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「憲法9条京都の会」が主催する、「9条 京都のつどい」を中継します。

【IWJ_KYOTO2】14:00~「守田敏也さん『原発からの命の守り方』(海象社)出版を祝う会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto2
※『原発からの命の守り方』を著した、守田敏也氏の出版を祝う会を中継予定。

【IWJ_OKAYAMA1】14:00~「戦争法廃止!総がかり行動12.12講演会&デモ『立憲主義と民主主義を取り戻すために』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※「ストップ戦争法!総がかり岡山実行委員会」が主催する、「戦争法廃止!総がかり行動12.12講演会&デモ」を中継予定。

【IWJ_KYOTO2】18:00~「『避難の権利』を求める全国避難者の会 設立記念集会 Part.2 つながろう!はじめの一歩 in 京都 第二部」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto2
※「避難の権利」を求める全国避難者の会の設立記念集会を中継します。

【饗宴VI・ゲストシリーズ特集6・Ch1】18:00~「『沈みゆくアメリカにしがみつくのは最悪の選択』──中国研究者の矢吹晋氏が岩上安身のインタビューで警告 『アメリカは中国とうまくやっていく』後編」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/262787
※『チャイメリカ―米中結託と日本の進路』『尖閣問題の核心~日中関係はどうなる』などの著書があり、前回の岩上安身によるインタビューでは、「中国を仮想敵国にする安保法制は、とんでもない時代錯誤」と一刀両断にした、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏が、2015年9月9日、再度、岩上安身のインタビューに応じて、中国とアメリカを取り巻く現実を、さらに詳細に説明しました。

【シリーズ特集31 標的は9条だけじゃない!自民党トンデモ改憲草案の正体!・Ch9】20:00~「安倍総理側近が語る『積極的平和主義』の展望と問題点 ~NHK経営委員 長谷川三千子氏 外国特派員協会記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=9
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/134739
※2014年4月15日に行われた、長谷川三千子氏による記者会見を再配信します。長谷川氏は冒頭、「たくさんの方にお集まりいただいたのは、これまでの問題発言があるからでしょう」と述べ、自説に対するメディア批判の高まりを意識しながらの会見であることを示唆しました。

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(前半の続き)…

■「オール沖縄」「野党統一候補」としていち早く参院選の候補者として名乗りをあげた伊波洋一さんも、「饗宴VI」に登場!!

 また、今年の「饗宴VI」には、来年の参院選への出馬を決めた元宜野湾市長・伊波洋一さんが登場します!伊波さんの話も見過ごせません!

 「オール沖縄」代表として、運命の参院選を闘う伊波さんは、出馬表明にあたって、「県民は翁長知事を誕生させ、名護市辺野古の新基地建設に反対する民意を示したが、日米両政府はなお新基地を造ろうとしている。国政から知事を支え県民の願いを実現したい」と意気込みを語られました。

 伊波さんは安全保障政策の専門家でもあり、極東有事の際にはいったん米国は撤退し、福井県の原発銀座も含め、「日本全域をバドルゾーン(戦場)にしたうえで」応戦するという、衝撃的な米国の戦略「統合エアシーバトル構想」について積極的に取り上げ、警鐘を鳴らしています。

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・2013/04/02 [IWJ日米地位協定スペシャルNo.4]日本全土が戦場に 在日米軍はまず逃げる!?米軍「統合エアシーバトル」全容判明
伊波洋一元宜野湾市長インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/72007

・2014/12/20 沖縄が、日本が、「最前線の戦場」にさせられる!米軍の戦略に乗せられる日本~「オール沖縄」が、米軍基地を拒む理由――岩上安身による伊波洋一・元宜野湾市長
緊急インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/215279
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 戦後、本土から切り捨てられた沖縄が本土復帰を希求したのは、平和主義を掲げた「日本国憲法」の恩恵を受けたいという思いがあったためだと言われていますが、今、その憲法そのものが戦後最大の危機を迎えています。伊波さんには、今年の「饗宴VI」で、戦中・戦後と、日米両国に常に踏みにじられてきた沖縄の歴史を振り返っていただきつつ、今後の沖縄と日本のあり方について語っていただく予定です。

 そして「饗宴VI」の注目ゲストは、矢吹さん、伊波さんだけではありません。総勢15名の専門家・エキスパートが、全3部のテーマに沿って、熱い講演・ディスカッションを繰り広げます。

 第一部の「グローバル経済・TPP」では、岩月浩二弁護士、政治経済学者の植草一秀氏、PARC事務局長の内田聖子氏、国際情勢解説者の田中宇氏、そして先ほど紹介した中央大学名誉教授の富岡幸雄氏、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏にご登壇いただきます。TPPの問題にとどまらず、AIIB(アジア・インフラ投資銀行)の動きや、ロシアや中東、南シナ海で今、何が起きているのか、その裏にある米国の戦略と、それに抗おうとする世界の「非ドル化」の動きについて、議論します!

 第二部は「立憲主義と改憲」をテーマに、安倍政権の政策の裏に潜む自衛隊制服組(いわゆる軍人)と、米軍幹部の共謀をいち早く見抜いた学習院大学教授の青井未帆氏、「オール沖縄」「野党統一候補」としていち早く来年夏の参院選に立候補を表明した元宜野湾市長の伊波洋一氏、安保法制の国会議論の欺瞞を糾弾した水上貴央弁護士、そして、国会前から国民に向けて「民主主義って何だ?」と問いかけ続けたSEALDsの奥田愛基氏にご登壇いただきます。

 さらにこの第二部には、災害関連法規に詳しい永井幸寿弁護士に、急遽登壇していたただくことになりました!

 永井氏は東日本大震災当時、宮古市で支援活動をするなど、被災現場を見てきた経験から、緊急事態条項の不要論をとなえています。安倍政権が「災害時の円滑な救助活動のため」と喧伝する緊急事態条項ですが、永井氏は、「国に法の権限を与えても、まず、被災地の状況はとても把握できない。その人たちに判断権を委ねると間違いが起こるし、国の判断を現場で待っていたら、生死の間際にある命は待ってくれない。災害時に国のトップに権限を与えることは間違っていて、自治体の首長に権限を与えるべきだ」と主張しています。

 10月21日に、憲法学者の小林節氏と登壇したシンポジウムでは、「早く国民生活を最低限機能するように戻す。これが緊急対策として国家権力がやるべきこと」と緊急事態条項に賛成の立場で論を進める小林氏に対し、「政府が国家緊急権を持てば、緊急事態ではないのに使ってしまう。いったん握った権力を離さない。あるいは、過度な人権制限をする。災害時には、事前に整備した法律で対処できる。国家緊急権は、政府が濫用する危険がある」と反対の立場から、安倍政権の目論みを指摘しました。

 この冷静で、ロジカルな議論の末、小林氏は永井氏の指摘に賛同し、「非常時に法律を作る必要はない。今ある法律を正しく執行すればいい。平時の統治機構がきちんと機能していれば、何があっても大丈夫」と述べて、この議論の過程で自身の考えを改めたことを表明しました。

 永井氏には「饗宴VI」でも、安倍政権が「災害救助・復興のため」と、ついつい多くの国民が賛同してしまいがちなフレーズの「嘘」と「本当の狙い」を、正面から喝破していただきます。

 この小林氏との知的な議論の模様は、以下の動画記事よりご覧になれます!

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・2015/10/21 「災害時に、国家緊急権は役に立たない」緊急事態条項・反対派の永井幸寿弁護士との議論で、賛成派の小林節氏に「地殻変動」
~国家緊急権を徹底討論!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271317
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 最後の第三部、「戦争の過去・現在・未来のリアル」には、元陸上自衛隊レンジャー部隊所属の井筒高雄氏、ジャーナリストの志葉玲氏、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏、元外務省国際情報局長の孫崎享氏にご登壇いただきます。自衛隊を知り尽くし、戦争の現場を報じ、戦争を決定して自衛隊を派遣する立場に身を置き、戦争に至る諜報・インテリジェンスの世界を見聞きしてきた、4人の専門家に、戦争の「リアル」を語っていただきます。

 ぜひ、会場にお越しいただき、登壇者、IWJスタッフ、そしてみなさまと共に、充満する熱気を体験していただければと思います!!

【饗宴VIの入場料金はこちらです!】

・ 非会員様
第1部シンポジウム7000円
第2部パーティー 3000円

・一般会員様
第1部シンポジウム6000円
第2部パーティー 3000円

・サポート会員様
第1部シンポジウム5000円
第2部パーティー 3000円

※「饗宴VI」特設サイト
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/

※参加申し込みフォームはこちら!!
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

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 続いては、本日、岩上さんの代役として初インタビューに臨む、新人の山本愛穂記者から、意気込みと取材内容の告知をさせていただきます。ちなみにこの注目のインタビュー、実際の畑の取材なども行い、それをインタビューに組み込む形にするため、中継ではなく録画となります。配信日はおって告知いたしますので、ぜひ、山本記者の勇姿をご覧いただければ幸いです。

■ついに本日!金子信博(カネコノブヒロ)・横浜国立大学大学院環境情報研究院土壌生態学研究室教授への代打インタビュー告知:最終回『理解不能な安倍応援団の農家とTPP、自然農法の未来は?』

 おはようございます。山本愛穂です。本日は、金子信博(カネコノブヒロ)・横浜国立大学大学院環境情報研究院土壌生態学研究室教授への代打インタビュー告知の最終回をお送りします。

 今日がインタビューの当日ということで、昨日金子教授から事前にいただいた不耕起農法にかかわる資料を読んでいました。資料を読めば読むほど、この農法は魅力的に思えます。

 例えば、1960年代後半から80年代にかけて、人口増大と食糧不足に悩むアジアの発展途上国において、「緑の革命」と呼ばれた農業改革がありました。品種改良・肥料・灌漑という農業技術により、実際に穀物生産を倍増させたものです。

 しかし、なんとなくクリーンにも聞こえる、「緑の革命」という名前とは裏腹に、この生産量の増大は、大量に投入された化学肥料があってのことでした。大量の化学肥料により、かえって雑草がおいしげるようになり、除草剤などの農薬がかかせなくなりました。こういった農薬類の多用は多くの環境問題を引き起こし、また多大なコストが貧しい農民を直撃することになったのです。

 「緑の革命」については、岩上さんによる神子島健・東大助教へのインタビューがとても参考になります。

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・2013/12/03 TPPで日本は「加害者」にもなる? ~「途上国の『伝統の知恵』を収奪していいのか」岩上安身による東大助教・神子島健氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/114680
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 また神子島さんの特別寄稿も、ぜひ、ご覧下さい。

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【IWJブログ・TPP特別寄稿vol.11】TPPの根底にあるもの ~ヴァンダナ・シヴァさんの本から考える(神子島健 東京大学助教)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/108037
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 金子教授は、不耕起農法などの耕さない・除草剤をつかわない・化学肥料を使わない「自然農」を、「緑の革命」とは対極のものとして位置付けています。確かに、農薬を使った場合と比べたら、生産量は劣るかもしれない。でも、長い目で見れば、土壌の力がよみがえり、生産量をあげることができるかもしれない。今後必要なのは、効率的な大量生産より、安全な作物をつくる持続可能な農業であると金子教授は結んでいます。

 ただ、やはりここで気になるのはTPPです。

 TPPは、「緑の革命」の延長にあるといえると思います。TPPを推進するための強力なロビーイング活動を行っているモンサント社の進める戦略は、農薬・除草剤の大量投入と、さらにその除草剤に耐性のある遺伝子組み換え作物(GMO)による大量生産です。安価な輸入品に、自然農の作物はたとえ安全でおいしいとしても、対抗できるのでしょうか。

 さらにがっかりするのは、当事者であるはずの一部の農家の方々のTPPへのリアクションです。

 私は今年と昨年の2シーズン、群馬県某所の葉野菜農家で働きました。こちらのエリアは群馬某区、誰でも聞いたことのある歴代の自民党重役や首相経験者を輩出する、いわば自民党のおひざ元です。

 一昨日12月9日、代官山UNICEで開催されたロックの会でも、登壇された山田正彦元農林水産省大臣が「農家の人たちは自民党の言うことを信じるだけになっている」とお話しされていましたが、まさにその通りです。ある農家の男性は、日本の農業がどれだけ他国の大量生産の農業に圧迫されているかを説きながら、なぜかTPP導入へと舵を切った自民党、特に安倍総理を崇拝していました。

 選挙前にTPP断固反対との公約で農家の票を集めながら、堂々と公約を破った安倍総理を崇拝しているのです。この倒錯した心理はそう簡単には理解もできないし、ほどくこともできません。

 一度、農家のおばあちゃんに、「もうこんな戦争ができる国になんてすることなかったんだよ。あんな総理大臣、どうしようもないよ。農業もTPPなんてでたらめだよ。あんたたち若い人がどうにかこれから止めてくれ」と言われたことがあります。でも私は、彼女が次の選挙でも確実に近所の人と一緒に、自民党の候補者に票を入れることを知っています。

 当事者である国内の農家の方も、前回お話ししたようなTPPの危険性や、そもそもTPPそのものに目をつむろうとしている現状。

 新「緑の革命」が進むなかで、「不耕起農法」は、圧倒的に不利な状況にも思えますが、果たして金子教授は日本の農業と自然農法の未来をどのようにお考えなのでしょうか。

 このあたりもしっかりと、インタビューしてきたいと思います。

 最後にもうひとつ、今回の山本によるインタビュー代行は、岩上さんの体調が悪化によるものです。

 その岩上さんが金子教授にインタビューを申し込んだそもそものきっかけは、同じ横浜国立大学環境情報研究院で教鞭を取られている伊藤公紀教授からの、「同僚におもしろい研究をしている人がいるよ」というご紹介でした。

 伊藤公紀教授は地球温暖化説に疑問を呈しておられ、過去にも数回IWJでのインタビューに応じていただいております。

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※最新のインタビューはこちら!
・2015/08/21 「技術には社会に適合した土着性がある。原発は米国向き。日本は石炭、天然ガス、地熱の有効利用を」~岩上安身による横浜国立大学・伊藤公紀教授インタビュー第5弾!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/259008

・【特集】地球温暖化と原発ルネッサンス
http://iwj.co.jp/wj/open/ondanka
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 COP2がパリで大々的に開催され、地球が温暖化していることもその原因が人為的なものでCO2によるものだと、世界が信じて疑わない時に、イデオロギーではなく実証的な科学の立場から疑義を唱えるたいへん重要な企みです。

 こちらのインタビュー映像は、アーカイブに加え、現在DVD化を行っております。

 20日の『饗宴VI』に間に合う様、担当スタッフが一生懸命取り組んでおります。ぜひご覧いただければと存じます。

 また、ぜひ『饗宴VI』にもご来場ください。

 それでは、そろそろ出発の時間です。横浜国立大学に行ってまいります。皆さま、録画された映像の配信をどうぞお待ちください。

 よろしくお願いいたします。

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 山本記者の渾身のインタビュー、どうなるでしょうか。僕らスタッフもドキドキです…。続いては、IWJで記者として岩上さんに特訓を受けながら、本業の映像ディレクターとして、二足のわらじを履いている、青木浩文記者から、最近IWJが中継した注目の動画記事について、ご紹介いたします!

■「福沢諭吉の1万円札からの引退を求める」合同講演会、安川寿之輔氏、雁屋哲氏、杉田聡氏――「今日本を汚染しているヘイトスピーチは、再び日本が戦争国家になろうとしている印象をアジアのみなさんに発信しているのではないか!?」

 おはようございます。IWJで記者を担当している青木浩文と申します。

 「ホラを吹くざわ(福沢)、ウソを言うきち(諭吉)」

 福沢諭吉は明治時代にこう呼ばれていたと、名古屋大学名誉教授の安川寿之輔氏は言います。

「戦後民主主義教育において日本人は、福沢は人間の平等を主張した偉大な近代民主主義の先駆者と誤って教えられてきました。『学問のすすめ』の出だしが『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと“いへり”』という伝聞体で結ばれているのは、福沢が『人間が平等だ』という天賦人権論に自分は同意同調していないということを、読者に厳密に伝えるためだ」と安川氏は解説します。

 「福沢が問題にしている自由独立の気風の中身は、個人の自由独立とはおよそ関係なく、『学問のすすめ』の第三編『一身独立して一国独立する』に書かれているように、ずばり『国の為には財を失うのみならず、一命を擲(なげうっ)ても惜しむに足らず』という『報国の大義』だ」と、安川氏は指摘します。

 さらに、「福沢は、帝国主義の植民地獲得政策を世界人道のため、文明平和のためと手放しで評価し、その侵略を合理化するために、いかにアジアの国々が野蛮で遅れた民族であったのかということを書きならべていた」という「確信犯的な差別主義者」、「元祖ヘイトスピーカー」だと厳しく断じます。

 その上で、「今日本を汚染しているヘイトスピーチは、再び日本が戦争国家になろうとしている印象を、アジアのみなさんに発信しているのではないか!?」と懸念を示しています。

 安川氏は、「集団的自衛権の行使容認を筆頭に、戦争国家への道を暴走している安倍晋三首相」と、「その盟友である極右の政治家と言われる石原慎太郎元衆議院議員や平沼赳夫衆議院議員ら」は、実は現在もっと熱心に福沢を持ち上げていることを指摘。平成25年2月28日、第183回国会における安倍首相の施政方針演説の冒頭に「一身独立して一国独立する」という福沢氏の言葉を冒頭に置いていたことを強調しました。

 安川氏は、福沢批判で意気投合した帯広畜産大教授の杉田聡両氏と漫画「美味しんぼ」原作者の雁屋哲氏と共に、「福沢の1万円札からの引退を求める」合同講演会を日本各地で開催していくそうです。IWJは早速取材をし、現在動画公開中です。ぜひご覧ください!

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・2015/12/08 【愛知】2015.12.8 不戦のつどい 「福沢諭吉の正体 アジア蔑視と侵略戦争で果たした役割
~日本の近現代史を問い直そう~」講演・安川寿之輔氏、雁屋哲氏、杉田聡氏(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/277901
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 また、安川氏、杉田氏とも、岩上さんがインタビューを行ない、また、安川氏のインタビューのフルテキストは「IWJ特報」にも掲載されています。ぜひ、こちらも合わせてご覧いただければと思います。

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・2014/09/03 「奴隷の群衆」「牛馬豚犬」…”元祖ヘイトスピーカー”としての福沢諭吉を徹底検証~岩上安身による名古屋大学名誉教授・安川寿之輔氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/166258

・【IWJ特報最新号発行!】知られざる福沢諭吉 侵略の肯定、そしてヘイトスピーチ ~名古屋大学名誉教授・安川寿之輔氏インタビュー(ePub版を発行しました!)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242406

・2015/03/29 「天は人の下に人を造る」
元祖「ヘイトスピーカー」で元祖「新自由主義者」の福沢諭吉の実像に迫る~岩上安身による帯広畜産大学教授・杉田聡氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240836

・2015/05/23 「万端を差図せられた事実がある」朝鮮国内のクーデターを実際に支援していた福沢諭吉~岩上安身による帯広畜産大学教授・杉田聡氏インタビュー第2弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/246694
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■新刊『米国が隠す日本の真実』(詩想社刊)好評発売中!

 おはようございます。IWJで主にテキスト業務を担当している平山茂樹です。本日は、注目の書籍を紹介させていただきます。

 岩上さんが執筆陣の一人に名前を連ねている新刊『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』は、もうお読みいただけましたでしょうか?
まだ、という方は、ぜひ、お近くの書店やAmazonなどのネットショップ、それからIWJのウェブサイト「IWJ書店」でご購入いただければ、と思います。

※『米国が隠す日本の真実』ご購入はこちらから!(岩上さんのサイン入りです!)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

 本書には、政治経済学者の植草一秀氏、元衆議院議員の川内博史氏、鹿児島大学教授の木村朗氏、そして岩上さんの4人によるクロストークを収録。「米国からの圧力」という切り口のもと、原発の再稼働、集団的自衛権、消費税増税、TPP、IS(イスラム国)による日本人人質事件、辺野古新基地建設問題などを徹底的に論じ尽くしています。

 原発を抱えたまま戦争に突き進んでいこうとする安倍政権の「狂気」の安全保障政策について、岩上さんが入手した日米合同演習「ヤマサクラ」の図面を掲載。この図面からは、「原発銀座」である若狭湾で、日米が仮想敵国である中国を迎え撃つシナリオを立てていることが分かります。

 クロストークには40個以上の注釈を付し、それぞれIWJのアーカイブへのURLを記載しました。このクロストークに即して、過去のIWJのコンテンツをご覧いただければ、米国から日本に対してどのような圧力が加えられ続けてきたか、理解がよりいっそう深まります。

 このクロストーク以外にも、本書には、岩上さんの単独原稿「安保関連法案の背後に潜む米国の『オフショア・バランシング戦略』」を掲載。なぜ、安倍政権と自民党は、「採決の強奪」を行なってまで、集団的自衛権行使容認にもとづく安保関連法案を強行採決したのか。本稿では、その理由について、米国が描く世界戦略「オフショア・バランシング戦略」を手がかりに迫ります。

 「オフショア・バランシング戦略」とは、一体何でしょうか?

 それは、海の向こうの大陸にAという巨大な勢力が台頭してきた時、同じ大陸のBという別の勢力を後押しして、AとBを対立させて相討ちにし、自らは沖合に引いて犠牲を最小限にすませ、漁夫の利を得る、という戦略のことです。アメリカは、伝統的に、この「オフショア・バランシング戦略」を採用してきました。

 現在、この「オフショア・バランシング戦略」を主張しているアメリカの戦略家として、本稿で言及されているのが、クリストファー・レインという人物です。レインは、中国を封じ込めるために、日米安保を解消して、日本に独自の核武装をさせようという、驚くべき提案をしています。つまり、アメリカは「オフショア」すなわち沖合に引きつつ、中国と日本を戦わせて、アメリカだけが漁夫の利を得ようとしているのです。

 このレインの論文は、なんと日本語の外務省のオフィシャルな専門誌『外交』に掲載されています。外務省は、日本が、米国の意のままに中国と衝突しても構わない、とでも考えているのでしょうか。ただただ、驚き呆れるばかりです。

 本稿で岩上さんは、このレインの「オフショア・バランシング戦略」に言及しつつ、それが安倍政権に安保法制を急がせる契機になった、と論じています。安倍政権の骨の髄まで染みついた「対米従属」体質の本質とはいかなるものか?

 ぜひ、本書を手に取っていただき、ご一読いただければと思います。

 本書には他にも、「国民に隠されたアベノミクスの正体」(植草一秀氏)「米国の意を汲む政治家、霞が関、大手メディアの実態」(川内博史氏)「偽りの『テロとの戦い』に組み込まれる日本」(木村朗氏)「権力やメディアを疑う『嘲笑』が今こそ必要だ」(特別寄稿:マッド・アマノ氏)「安倍政権の暴走を止める『オールジャパン平和と共生』連帯運動」(植草一秀氏)「なぜ、原発を止められないのか」(川内博史氏)「誰も語ろうとしない日本の刑事司法の闇」(木村朗氏)といった原稿を収録。いずれも、読み応えのあるものばかりです!

 2015年最重要の一冊であること間違いなし!2016年にかけて『前夜』と並んで、最も読まれるべき一冊であるとオススメいたします!『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』を、ぜひ、ご購入ください!

 以下の「IWJ書店」で注文していただければ、岩上さんのサイン入りでお届け可能です。

※『米国が隠す日本の真実』ご購入はこちらから!
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■IWJスタッフ募集のお知らせ!

 IWJでは現在、スタッフを大募集中です。特に、IWJのWebサイトを抜本的に改善し、利用しやすくするためのWebスタッフ、そして事務スタッフは大募集中です!
饗宴に向け、ますます忙しくなってきます!

 他にも経理・総務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています!

 IWJは常に忙しく、仕事量は山のようにありますが、やり甲斐はあります。ご応募をお待ちしています!

・スタッフ募集詳細はこちらです!
http://bit.ly/1ALJypQ

 また今、IWJでは、「音」の分野でご相談に乗っていただける方を、大募集しています。以下、岩上さんの一昨日のツイートを転載します。

「ビデオの編集センスのある人、音楽のチョイスのセンスのある人、何かにつけて音、イフェクトなど、音や音楽関係できる人、詳しい人、ご相談乗ってください。あと、かっこいいビデオとスライドショーの編集できる人募集。音源を探せる人、めちゃくちゃ音楽詳しくて、どういうものにどんな音楽を使うか。

 著作権切れのクラシックから、ジャスから、黒人音楽から、エスニックミュージクから、ロック、ポップ、ヒップホップ、ラップ、現代音楽なとでも、なーーんでもいいので、編集したり選曲できる人、バンバン募集。スタッフでも外注でもスポットでもボランティアでも。
俺もやるぜぃ。

 こうした映像、音楽、音の効果など、編集と製作、プロの方OK。売り込んで欲しい。話し合いましょう!編集も同じく、手際のよい編集プロダクション経験のある人、歓迎。本格書籍、雑誌、Webマガジンや電子書籍の経験、即、仕事の話に」

 …我こそは!と感じた方、ぜひぜひ、ご連絡ください!映像・音関係の方は、以下の応募フォームの【職種5】よりご連絡ください!また、テキスト編集の方は、【職種2】でご応募いただければと思います!

・応募フォームはこちら!
http://bit.ly/1ALJypQ

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■12月11日は100円玉の誕生日 ~わとはぷ!のコーナーです!

 おはようございます!”新人記者の葦澤美也子です。 本日は、末尾のわとはぷのコーナーを担当させていただきます!

 財布の中で一番出番が多い選手といえば、千円札と100円玉!ですよね。福沢諭吉がお出ましになることはそうそうありません。なかでも100円玉は、出社の途中のジュース自販機で必ずお世話になる超働き者。実は今日は、その100円玉の誕生日なのです!

 1957年12月11日に発行された最初の100円玉は、表は鳳凰、裏は日章に桜花の図柄でした。その後、稲穂柄を経て、現在の桜の柄になったのが1967年。1982年に500円硬貨が発行されるまで、不動の「最高額硬貨」の地位を誇っていました。

 思えば私が小学生の頃は、この100円玉を1枚自販機に入れれば、コーラとお釣りが出てきたものです…(遠い目)。今では、あと10円玉を何枚か足してあげなければジュースが買えません。100円ショップと名がつくお店でも、消費税であと8円取られてしまう悲しい現実。

 あと1年ちょっとで、消費税も10%に上げられてしまいますね。せめて、私たちの生活に最低限必要なものは軽減税率の対象になるよう、そして、防衛費や思いやり予算を削減して、弱者対策に税金を回してくれるよう願うばかりです。

 それでは、今日も1日よろしくお願いします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/