■■■ 日刊IWJガイド 2015.4.14日号～No.944号～ ■■■
（2015.4.14 8時00分）

　おはようございます。IWJの芹沢あんずです。

　昨日も、東京は生憎の雨となりました。太陽の光を浴びたいなあ、と思う今日このごろです。

　昔、同じように雨が降っていた4月のある日、暖かい春の陽気になってほしいという意味で、友人に向かって「小春日和になってほしい！ 」と伝えたところ、失笑されたことを思い出しました。

　友人によると、「小春日和」とは、「秋の終わりから冬の始まりにかけて、季節外れの、穏やかで暖かい天気」のことを指すのだと。「春」という言葉が使われていたため、勘違いしていました…。

　私はものを知らないので、あちこちで恥ずかしい思いをしていますが、日々、勉強するしかない！と思っています。

　それでは、気を取り直して、本日のIWJの中継・配信の中からおすすめをご紹介いたします！

■労働法制悪化・会員限定再配信シリーズ第10弾！ 「正社員はなくしましょう」発言で注目を集めた竹中平蔵氏の正体に迫る！！

　本日19時30分より、2014年7月16日に収録した、岩上さんによる、ジャーナリスト・佐々木実さんへのインタビューを、会員の方限定で再配信します。

　佐々木さんは、8年という長い取材期間をかけて、竹中平蔵さんの知られざる実像に迫ったノンフィクション『市場と権力～「改革」に憑かれた経済学者の肖像』（講談社、2013.05）を書き上げました。本書は、第45回大宅壮一ノンフィクション賞と、第12回新潮ドキュメント賞をダブル受賞しているのだそうです。すごいです！

　竹中さんといえば、2015年1月1日、テレビ朝日系「朝まで生テレビ！元旦スペシャル」で、「改正派遣法の是非」を議論していた際、「正社員をなくしましょう」と発言したことが、Twitterなどを中心に多くの波紋を呼びました。

　会社で働く一労働者である私にとっても、労働法改正の問題は、これから安定して働き続けられるのかどうか、とても気になる問題です。その重要な問題について、竹中さんがこのように発言しているのを聞き、「日本を動かしているのは、なんて恐ろしい人物なんだろう」と、年明け早々、背筋が寒くなりました。

　この竹中さんの発言を受けて、岩上さんはツイッター上で、竹中氏は、パソナ会長としての待遇並びに慶応大学教授としての待遇を非正規並みに下げてから言うように、と指摘しました。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/568087288690798593

　インタビューでは、岩上さんが、竹中さんの実像、そして、竹中さんが小泉政権時に唱えた新自由主義の正体について迫っています。

　新自由主義というと、なんだか抽象的ですが、要するに私たち一般庶民は、今よりも劣悪な条件で働け！という話ですよね。竹中さんは、「これからの若い人には貧乏になる自由がある」とも発言していましたね。ご自分はリッチなままなのに。

　ぜひ、会員にご登録いただき、IWJの会員限定再配信をご覧ください！

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■原発とリニアはセット！ 『”悪夢の超特急”リニア中央新幹線』著者・樫田秀樹氏インタビューにご注目ください！

　昨日19時から配信した、『”悪夢の超特急”リニア中央新幹線』の著者で、ジャーナリストの樫田秀樹さんのインタビューは、ご覧いただけましたでしょうか？

　最先端の技術を導入した「夢の超特急」として、日本の”輝ける未来”の典型的なイメージとして語られることの多い、リニア中央新幹線。私も、IWJに入る前までは、「速いのなら、乗ってみたい！」と無邪気に考えていました。

　しかし、今日の樫田さんのインタビューでは、リニアが持つ様々な驚くべき問題点が、次々と明かされました。

　リニア実験線の建設により、多くの河川が水枯れするなど、既に環境に多大な被害が出ているということ。ウラン鉱床がある地域にトンネルを掘る計画が進んでいるということ。リニアが発する電磁波が、人体に影響を与える可能性があるということ。さらに加えて、膨大な電力を必要とするリニアは、原発の再稼働とセットだというのです。

　しかも、事業主であるJR東海は、これらの問題に関して、沿線住民に対する説明会で、何ら具体的な説明をしていない、というのです。そして、この9兆円にも上る壮大な事業に対して、国費、すなわち私たちの大切な税金が投入される可能性もあるとのこと。

　採算性の見積もりは最初からメチャクチャです。JR東海のトップも政府も、「リニアはペイしない」と認めているんだとか！ インタビューを聞いていて、本当に「ありえない！」と思いました。

　民間企業が事業を担いつつ、国がそれを「国策」としてバックアップし、地元住民の声を封殺していく。そして、大手メディアは、「JR東海はスポンサーだから」という理由で、問題点を一切報じない。マスコミがこんなに沈黙していたのでは、なかなか情報が伝わりません。なんで私たちが今までリニアの問題を全く知らずにきてしまったのか、謎がやっと解けました。

　昨日のインタビューで、岩上さん、樫田さんのお二人とも述べてらっしゃいましたが、リニアを原発、JR東海を東電に置き換えてみれば、この「リニア中央新幹線」問題は、原発の問題とまさに同じ構図です！

　このインタビューのアーカイブ動画は、詳細なテキストを付して、本日中にでもIWJのホームページにアップいたします。どうぞご注目ください！

◇関連記事◇

・2015/04/04 川の水枯れ、大量の残土、電磁波、そして原発との関係…問題山積みのリニア中央新幹線計画について、ジャーナリスト・樫田秀樹氏が講演
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241467

・2015/03/18 リニアが新幹線より優れているのは「高速性」のみ!? 多くの懸念を残し、責任の所在もなく、議論も満足にされないまま進むリニア建設問題
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/239535

・2015/02/03 地下水の汚染、水源の枯渇、地盤沈下、地価の下落、建築制限――問題が山積するリニア計画、大深度法が適用された外環道の問題に市民・議員らが警鐘
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/230042

…（後半へ続く）

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

＊＊2015.4.14 Tues.＊＊

【Ch4】13：00～「辺野古の海を守る緊急シンポジウム～環境省ヒアリング」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「公益財団法人日本自然保護協会（NACS-J）」主催で、辺野古の海で進んでいる環境破壊の実態、辺野古の海の埋立が及ぼす日本各地の環境破壊についての緊急報告が行われる。
辺野古の珊瑚礁を埋め立てる土砂が調達される奄美大島からのお話等が予定されています。
スピーカーは原井一郎氏（自然と文化を守る奄美会議）、安部真理子氏（日本自然保護協会）。

～関連記事はこちら～
・2015/04/07 「沖縄の環境保全はできない」専門委員会の副委員長が自ら辞任！～政府の環境保全対策は非科学的で穴だらけであることが防衛省との政府交渉で露呈
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241819

【IWJ_FUKUI1】14：00～「4.14高浜原発3.4号機運転差止め仮処分の決定 ―福井地裁前より」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukui1
※高浜原発仮処分決定日の模様を福井地裁前から中継します。その後、国際交流会館で記者会見、報告集会が行われる予定です。

～関連記事はこちら～
・2015/03/11 【福井】大飯原発3、4号機、高浜原発3、4号機 運転差止め仮処分の申し立て第2回審尋後の記者会見ほか（動画）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/238303

【Ch5】15：00～「日本外国特派員協会主催 元米国国家情報長官・元太平洋軍司令官 デニス・ブレア氏 記者会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「サイバーセキュリティと新しい中国戦略」と題して行われる、デニス・ブレア氏の記者会見を、日本外国特派員協会から中継する予定です。
デニス・ブレア氏は日米安全保障研究会のメンバーで笹川平和財団米国会長でもあります。

～関連記事はこちら～
・2014/07/14 アーミテージ氏「日米同盟は、より強固になっていると確認」ジャパンハンドラーたちが集団的自衛権の閣議決定を評価～第3回日米安全保障研究会記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/154064

【録画配信・Ch6】17：00～「盗聴法・刑事訴訟法等改正を考える ―超党派国会議員と市民の勉強会」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※昨日、機材不良のため配信できなかった、「盗聴法・刑事訴訟法等改正を考える ―超党派国会議員と市民の勉強会」を録画配信します。
「法制審『新時代の刑事司法制度特別部会』答申と政府提案をどう見るか」と題し、小池振一郎弁護士が講演。そのほか、「盗聴法の拡大のもたらすプライバシーの危機」と題して、海渡雄一弁護士が講演を行ないました。

【「残業代ゼロ法案」閣議決定 進行する労働法制の悪化・会員限定再配信シリーズ
第10弾】19：30～「『竹中平蔵の正体』～岩上安身による『市場と権力』著者・佐々木実氏インタビュー」
視聴URL： http://iwj.co.jp/wj/member/limited
記事URL： http://iwj.co.jp/wj/open/archives/154302
※2014年7月16日（水）、8年という取材期間を経て、竹中平蔵氏の評伝『市場と権力』を執筆したジャーナリストの佐々木実氏に、岩上安身がインタビューしました。
佐々木氏は、「竹中氏を押し上げた時代をまるごと書きたかった」と話し、新自由主義的傾向が勢いを増す1980年代以降、竹中平蔵という存在がいかにして産み落とされたかについて語りました。

～～会員限定配信の視聴方法～～

1,会員限定視聴ページ（ http://iwj.co.jp/wj/member/limited ）へアクセス
2,登録メールアドレスとパスワードを入力
3,ページに表示されているパスワードを、視聴画面に入力

以上の手順で、ご視聴いただけます。ぜひ、ご覧ください。

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（前半の続き）…

■統一地方選、北海道では高橋はるみ知事が4選

　一昨日の4月12日（日）、統一地方選挙・前半の投開票が行われました。

　IWJは、全国各地の統一地方選挙の街頭演説の模様を、可能な限り取材し、可視化してきましたが、特に注目してきたのが、北海道知事選です。

　今回の北海道知事選は、自民・公明の支持を受け、現職で4選を目指す高橋はるみ氏と、新人で無所属で出馬したフリーキャスター・佐藤のりゆき氏との一騎打ちとなりました。結果は、佐藤氏の114万票に対し、高橋氏が149万票を獲得。野党の候補一本化により、佐藤氏は約30万票差まで高橋氏に迫りました。

　北海道には、様々な争点が存在します。泊原発の再稼働問題、そしてTPPです。高橋さんは、泊原発の再稼働について、「予断を持ってイエスともノーとも言うべきではない」と曖昧な姿勢を取っていました。今回の選挙結果により、泊原発の再稼働問題がどのようになるのか、注目が集まっています。

　そして、「農業・酪農王国」である北海道にとって、TPPは最大の懸念事項のはずです！

　なのに、TPPに反対しているはずのJA北海道は、TPP参加を表明した自民党が推薦する高橋氏への応援に回りました。いったいなぜなんでしょう？

　安倍政権のTPP推進姿勢や農協改革によって、JAは大打撃を被ります。にも関わらず、なぜJA北海道は自民党推薦の高橋氏の支持にまわり、高橋氏を勝利させたのはどうしてなんでしょうか。私にはさっぱりわかりません。

　2012年末の総選挙で、自民党を応援し、安倍政権を誕生させ、その結果、TPP参加を許したという苦い過去から、JAは学んでいないのでしょうか？

　北海道知事選に関しては、IWJ北九州中継市民のこうのみなと記者が、争点をまとめたルポを寄せています。こちらも、あわせてご一読ください。

※2015/03/26 【統一地方選挙・大注目の北海道知事選を考える】「原発再稼働」が争点に急浮上！TPPをめぐり異変も ～与野党一騎打ちの行方は
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240695

　次回、統一地方選挙後半の投票日は、4/26（日）です。IWJでは、選挙後半の街頭演説、集会などの模様についても、引き続きお伝えしてまいります。どうぞ、ご注目ください。

■『前夜』のベースとなった「自民党憲法改正草案についての鼎談（ていだん）」シリーズを再配信します！

　「安保国会」と言われる、現在会期中の第189回通常国会。昨年7月1日に行われた、解釈改憲による集団的自衛権行使容認の閣議決定を受け、日本の自衛隊を「海外で戦争をすることができる軍隊にする」ための関連法案が、議論されています。

　4月9日、退任したヘーゲル氏に代わって新たに就任した米国のカーター国防長官が来日。中谷元防衛相と会談しました。

　カーター国防長官は中谷防衛相に対し、中国を念頭に置いて、東シナ海における「力による現状変更に反対する」と伝えた他、沖縄県辺野古での新基地建設に関しても、「普天間飛行場の危険性を除去するための唯一の方法だ」と述べ、辺野古での基地建設を着実に行うよう伝えました。米国は、「命令」を伝えに来たわけですね。本当にあからさまですね。

　4月27日には、ワシントンで、日米防衛協力指針（ガイドライン）改定のための、日米外務・防衛担当閣僚会合（2プラス2）が開かれます。

　2013年10月に東京で2プラス2が開かれた際に発表された日米ガイドライン改定の中間報告には、集団的自衛権の行使容認や、武器三原則の事実上の緩和、沖縄県辺野古での新基地建設、オスプレイの配備、京丹後経ヶ岬へのXバンドレーダー配備などが既に盛り込まれていました。今回の改定でも、それらが盛り込まれることが予想されます。

　安倍政権は、こうやって、安全保障面での「対米従属」路線を突き進みつつあるわけですね。その一方、国内に対しては、「残業代ゼロ法案」など、大企業に有利な労働法制を次々に可決し、それこそ竹中さんが唱えてきたような、新自由主義的な側面をむき出しにしてきています。

　これはどういうことなんでしょうか？

　安川寿之輔先生や杉田聡先生の福沢諭吉の正体についてのインタビューを聞くなどして、最近になって、私なりにわかってきたことは、日本は、「民権」が軽くて、「国権」に偏重した国なんだな、ということ。その偏りがますます大きくなっているような気がします。

　「民権」とか個々人の「人権」の軽視がどんどん進み、その一方で軍事化を進めて「国権」を拡張しようとする現在の安倍政権の動き。怖いですね。アジア諸国への侵略を行い、多くの犠牲者を出した末に無残に敗戦した、戦前の日本の姿を思い出します。

　自民党が、現行の日本国憲法を軽視し、大日本帝国憲法を志向していることは、自民党が2012年4月に発表した「日本国憲法改正草案」を見れば、一目でわかります。

　そこでは、天皇は日本の「象徴」ではなく「元首」であると規定されている他、「国防軍」の創設がうたわれ、「国民の責務」として、「常に公益及び公の秩序に反してはならない」とされています。

　憲法の根幹である「立憲主義」を完全に否定するこの自民党の「日本国憲法改正草案」について、澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士、そして岩上さんの3人が、全12回にわたり、現行の日本国憲法と逐条（ちくじょう＝条文ごと）で読み比べて検証するという、鼎談を行いました。

　この12回にわたる鼎談をテキスト化し、詳細な注釈を付して一冊の本にまとめたのが、『前夜～日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』（現代書館）です。本書は、2013年12月の刊行から、おかげさまで大きな反響をいただいています。全国の書店やAmazonの他、IWJのサイトでもお買い求めいただけます（岩上さんのサイン入りが選べます！）ので、ぜひ、チェックしてみてください。

※『前夜～日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』販売ページ
http://bit.ly/1jWh3da

　ここで、大事なお知らせです！

　この『前夜』のベースとなった自民党改憲草案に関する鼎談全12回を、4月20日（月）から5月1日（金）にかけて、「回帰する大日本帝国憲法～自民党憲法草案を徹底検証・鼎談シリーズ再配信」と題し、オープンで再配信します！時間は、毎日20時から。

　スケジュールに関しては、この日刊ガイドの他、Twitter、Facebookなどでも、順次、お知らせいたします！ 皆さま、ぜひ、拡散してください！

※【特集】自民党の憲法改正草案の正体
http://bit.ly/1fxP5Vv

■岩上さんのこれからのインタビュー予定をお知らせいたします！

★4/18（土）18時30分～20時30分:西尾正道氏・黒田洋一郎氏インタビュー
※北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏、『発達障害の原因と発症のメカニズム』の著者であり、「ネオニコチノイド」など農薬が人体・脳に与える影響の問題に詳しい黒田洋一郎氏と、三者鼎談を行います。

◇関連記事◇

・2015/02/19 「内部被曝の影響は、これから出てくる」 放射線治療の第一人者が語る、被曝問題の隠された真実 ～岩上安身による西尾正道氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233698

・【IWJブログ・特別寄稿】『健康被害に関するICRPの理論の問題点』（北海道がんセンター名誉院長 西尾正道）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/238989

・2015/02/18 世界中の「ミツバチ大量死」 原因はネオニコチノイド系農薬と米ハーバード大が特定！ ～日本は規制なし、農水省は「実態調査中」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233754

・2014/06/26 ミツバチの大量死と日本人の未来　ネオニコチノイド系農薬に科学者たちが警鐘～IUCN/TFSF による「浸透性農薬世界総合評価書（WIA）」研究成果発表会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/148695

★4月21日（火）14時～ 宋文洲氏インタビュー
※ソフトブレーン株式会社の創業者で、経済評論家として、中国経済についてテレビやTwitterなどで積極的に情報発信を行っている宋文洲氏に、AIIBと中国の「シルクロード経済圏」構想について、お話をうかがいます。宋文洲氏は、IWJでは初めての登場となります。どうぞ、ご注目ください！

★4月24日（金）18時 柯隆（かりゅう）氏インタビュー
※中国出身のエコノミストで、富士通総研経済研究所主席研究員。2000年～2009年にかけて、大蔵省にて外国為替審議会の委員など、政府関連の要職を務めてきた柯隆（かりゅう）氏に、インタビューします。テーマはもちろんAIIBと、今後の中国をめぐる情勢の行方です！

◇関連記事◇

・【岩上安身のツイ録】破綻した「アジア基軸（Pivot to Asia）」と「セキュリティ・ダイヤモンド構想」 AIIB不参加で孤立を深め、それでも米国に追従する「政治哲学」なき安倍政権の愚
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241742

・2015/04/10 勃興する中国経済のインパクト AIIB不参加で日本は世界の孤児に――現代の「シルクロード」に日本はどう対応すべきか？～岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242140

★NEW！！・4月30日（木）14時30分～ 古賀茂明氏インタビュー
※2015年4月2日にお話しをうかがった、元経産官僚の古賀茂明氏への、再インタビューが決定しました。古賀さんは、テレビ朝日「報道ステーション」の番組内で「I am not ABE」のプラカードを掲げ、安倍総理を批判し、3月いっぱいで降板。今回のインタビューでは、前回のインタビューで聞ききれなかった、官僚の天下り問題や、古賀氏ご自身が立ち上げた団体「フォーラム4」についておうかがいする予定です。

◇関連記事◇

・2011/07/26 国民無視の「究極のモラルハザード」が引き起こした原発事故と、原子力ムラ温存の実態　～古賀茂明氏が岩上安身のファーストインタビューで、公務員改革を潰した官僚機構の腐敗を暴露
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241164

・2015/03/27 【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー！降板の内幕を衝撃暴露
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770

・2015/04/02 渦中の人が「報道ステーション」降板の全真相を激白！ 「I am not ABE」発言の真意――そして、官邸からの圧力の実態とは？～岩上安身による元経産官僚・古賀茂明氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241205

・【IWJ特報202・203号発行！】「日本が『戦争なしでは生きられない国』になってしまう」 岩上安身による元経産官僚・古賀茂明氏インタビュー（ePub版を発行しました！）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240738

■＊IWJ書店＊　著者サイン入り本に、矢吹晋さんのご本を追加いたしました！！

　2015年4月10日にインタビューした、横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏のサイン入り著書を、4種類追加いたしました！　他の方のサイン入り本、残りが少ないものがでてきています。売り切れる前に、ぜひ、お買い求めください！

NEW！！【矢吹普さんサイン入り】　敗戦・沖縄・天皇 尖閣衝突の遠景
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=100

NEW！！【矢吹普さんサイン入り】　尖閣問題の核心 日中関係はどうなる
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=99

NEW！！【矢吹普さんサイン入り】　尖閣衝突は沖縄返還に始まる 日米中三角関係の頂点としての尖閣
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=98

NEW！！【矢吹普さんサイン入り】　チャイメリカ 米中結託と日本の進路
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=97

※大野和興さんサイン入り「百姓が時代を創る」【増補版】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=73

※大野和興さんサイン入り「百姓が時代を創る」【通常版】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=95

※柏原亮資・できやよいサイン入り写真集 「PANDY & MIKO JAPAN」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=79

※柏原亮資・できやよいサイン入り写真集「PANDY & MIKO ITALY」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=81

※西尾正道さんサイン入り「放射線健康被害の真実」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=77

※孫崎享さんサイン入り「崖っぷち国家 日本の決断～安倍政権の暴走と自主独立への提言」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=90

※杉田聡さんサイン入り「天は人の下に人を造る―「福沢諭吉神話」を超えて」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=93

※杉田聡さんサイン入り「福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=94

　この「IWJ書店」以外にも、IWJのサイトでは、「岩上安身によるスペシャルインタビュー」「饗宴」「クロストークカフェ」「Deep Night」などのDVD、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』第一・第二集、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに自民党の憲法改正草案を逐条で読み解いた『前夜』などの書籍、Tシャツ、オリジナルステッカーなどをご購入いただけます。

　こうした書籍やグッズ、DVD販売の収益も、私たちIWJの活動の支えとなります。ぜひ、お買い求めください！

※IWJグッズのご購入はこちらから
http://iwj.co.jp/shop/goods/main.html

■ご寄付・カンパのお願い

　岩上さんとIWJのスタッフは、本当に必要とされる情報を、可能な限り生のかたちで、かつ、分かりやすくお届けするために、日夜、奮闘しています。

　しかし、取材活動を継続するためには、どうしても経費がかかります。なにとぞ、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動をお支えください。IWJスタッフの一人として、心よりお願い申し上げます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

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　また、IWJでは、ご寄付・カンパも受け付けています。

※寄付・カンパのお願い
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■わとはぷ～What happened today？

　さて、本日は4月14日です。

　調べてみると、ロマンチックな内容を見つけました。1994年、愛媛県の柑橘類生産農家が、「オレンジデー」という日を制定したとのことです。

　これは、2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」にちなんで制定されたもので、具体的には、オレンジ、またはオレンジ色のプレゼントを持って相手を訪問するのだそうです。

　今回、調べてみて、私は初めて「オレンジデー」という慣習があることを知りました。ロマンチックな話で素敵なのですが、脳裏をよぎるのは「そのオレンジはどこ産のものなのだろう？ 」ということ。

　オレンジといえば、IWJでも以前より追っている、TPPの問題に関係してきますね。米国の圧力により、TPP以前から、日本の農業は徐々に妥協を強いられていったといいます。そのうちの代表格が、米国で大量に生産される、オレンジと牛肉でした。

　2015年2月8日に岩上さんがインタビューをした農業ジャーナリストの大野和興氏は、「1993年にオレンジと牛肉の貿易が自由化し、コメはWTO（世界貿易機関）で部分自由化された。すでに、TPP前からどんどん妥結している。それは、国家という枠組みの中で、選択する余地がないからです」と指摘しています。

　こちらのインタビューでは、戦後、日本がどのような農業政策を歩んできたか、豊富な写真資料とともにご覧いただけます。ぜひ、下記のURLよりご覧いただければと思います。

※2015/02/08 「今、行われているのは農家の安楽死、いや、虐殺です」──窮地に追い込まれた日本の農業、生き残りをかけた「民衆の農業」とは？～岩上安身による農業ジャーナリスト大野和興氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/231297

　それでは、わたくし芹沢あんずは今日も一日、勉強です！

　みなさま、本日も一日、IWJをよろしくお願いいたします！

IWJ　株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】

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