■■■ 日刊IWJガイド 2015.4.15日号~No.945号~ ■■■
(2015.4.15 8時00分)
おはようございます! IWJの原です。
最近、僕の大親友に子どもができました。今、ようやく3ヶ月になる男の子なのですが、もう可愛いのなんのって…。特に大親友の子どもだからなおさら可愛い。一昨日、お休みをいただいたので1ヶ月ぶりに愛でにいってきました。その子は今、首を勢いよく左右に振ったり、指をくわえたり、周囲の人の目を見たりします。
こう書くと「赤ちゃんなんだからそりゃそうだろう」と思われそうですが、最初はできなかったんですね。これだけでも大きな成長なんです。もうちょっとしたら首も座り、よちよち歩きをしたり、ものを壊したりするようになっていくのでしょう。
次はどんな成長が見られるのか、早くまた会いにいきたくてすでにウズウズしています。本当に可愛いんですよ。もし目に入れたとしても、かすり傷ひとつ負わないでしょう。
子ども、新しい命の生まれてくる社会って、いいですよね。やっぱ少子化、放置しといちゃダメだわ。僕ら若い世代が子ども産んで育てられる、そういう世の中にしなきゃ。
なんて、思いました。僕は未定ですが、いつかは、、、と思います。
■福井地裁「原発新規制基準は緩すぎ、適合しても安全性は確保されていない」
昨日は皆さん、景気の良い(一部で悪い)ニュースが入ってきましたね。
関西電力・高浜原発3、4号機(福井県)の運転差し止めを求めた仮処分申請で、福井地裁は昨日、再稼働を認めない決定を下しました。仮処分で原発の運転を禁止する決定は初で、異議申し立てなどによって決定が覆されるまで、関電は2基を再稼働できないとのことです。
関電は福井地裁の決定について「到底承服できない」として、不服申し立てをする方針を明らかにしています。
裁判長は昨年5月に福井地裁で大飯原発3、4号機(同県おおい町)の差し止め判決を言い渡した樋口英明さん。「原発の新規制基準は緩やかに過ぎ、適合しても安全性は確保されていない。新基準は合理性を欠く」と厳しく指摘しました。
高浜原発3、4号機は今年2月、政府が「世界で最も厳しい」と誇る原子力規制委員会の審査に合格していましたが、司法はこれを認めなかったということですね。
IWJも「速報」を出しました。
※【速報】福井地裁 高浜再稼働を認めず「新規制基準は緩やかに過ぎ。適合しても安全性は確保されていない」と断言! 山本太郎議員は「安全神話の第二幕を開けさせなかった」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242582
処分決定後の報告集会で、弁護団の海渡雄一さんは、今回の決定について、「新規制基準を作り直しなさい、ということだろう。作り直さない限り、安全性は保障できない、と(地裁は)言っている」と分析しました。
同じく弁護団の河合弘之さんは、福井地裁の決定が「新規制基準は合理性を欠く」と認めていることについて、「決定文は高浜3、4号機が危ないと言っているだけではなく、今の規制基準で再稼働すること自体が誤りであることを指摘している」と主張。
「明日の朝(今朝です!)までに、原子力規制委に基準の作り直しと、審査をやめるように申し入れる」と明かしました。IWJはこちらも「続報」としてすぐに記事化しました。
※【続報】高浜原発の再稼働認められず 住民側弁護士は規制委に規制基準の作り直しと審査停止を要求へ 菅官房長官、再稼働「粛々と進める」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242599
河合さん、海渡さんは昨年のIWJ主催のシンポジウム「饗宴V」にもご登壇いただき、原発再稼働の問題について大いに論じていただきました。いよいよ再稼働ラッシュがくると警戒されている2015年、必見の内容となっています。
また、お二方には、岩上さんによる単独インタビューにも応えていただいていますので、そちらも御覧ください。
※2012/06/16「日本から原発をなくすことが天から与えられた仕事」河合弘之弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/20068
※2015/01/05 「朝日『原発撤退』報道の正しさを裏付ける証拠はいくつも揃っている」海渡雄一弁護士が岩上安身のインタビューで、秘密保護法と朝日バッシングによる戦時報道化を懸念
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/222693
「饗宴V」をDVD化しましたので、こちらを視聴し、今後の備えとしていただければ幸いです。
※「饗宴V」DVD発売開始!
http://iwj.co.jp/feature/symposion5/archives/434
また、昨日IWJは、住民側の弁護士・只野靖さんにも電話取材しました。
只野さんは、今回の決定は、昨年の大飯原発差し止め判決よりも「深化」していると分析し、高評価しますが、「関電は、お金さえ支払えば高浜原発を再稼働できる」とも指摘されました。どういうことか。「続報2」をお読みください。
※【続報2】関電は制裁金を払って再稼働する可能性も!? 高浜原発差止仮処分弁護団・只野靖弁護士に聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242647
只野さんには、原発事故直後、岩上さんが単独インタビューをしていますので、そちらもあわせて御覧になってみてください。
※2011/06/01 只野靖弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/82
一方で菅官房長官はさっそく、いつもの調子で再稼働を「粛々と進める」と司法の決定を無視しました。冒頭、「景気の良いニュース」と書きましたが、これだけ「原発新規制基準」が酷評されている中で、もし、「粛々」と全国の原発が再稼働されていくのだとしたら、これほど恐ろしい話もありません。
今後の展開に注目が集まるこの問題、岩上さんも単独インタビューを行っていく予定ですので、IWJのさらなる続報をお待ちください。
また、本日は午後12時より、FoE Japanによる、規制庁に対する緊急抗議行動「高浜原発仮処分決定を受けて ~ストップ!すべての原発の再稼動 規制基準は撤回を!」の模様を中継しますので、そちらもご覧ください!
…(後半へ続く)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.4.15 Wed.**
【Ch4】12:00~「高浜原発仮処分決定を受けて ~ストップ!すべての原発の再稼動 規制基準は撤回を!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※福井地裁による、高浜原発の仮処分決定を受けて、原子力規制委員会前で行われる抗議行動。「全ての原発の再稼働、そして規制基準の撤回」が訴えられる。主催は、「原子力規制を監視する市民の会」。
~関連記事はこちら~
・【速報】福井地裁 高浜再稼働を認めず「新規制基準は緩やかに過ぎ。適合しても安全性は確保されていない」と断言! 山本太郎議員は「安全神話の第二幕を開けさせなかった」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242582
・【続報】高浜原発の再稼働認められず 住民側弁護士は規制委に規制基準の作り直しと審査停止を要求へ 菅官房長官、再稼働「粛々と進める」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242599
【IWJ_FUKUSHIMA1】13:00~「鮫川村―焼却実証実験の停止を求める仮処分 第5回審尋後の記者会見」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1
※本日、鮫川村の指定廃棄物焼却炉の停止を求める仮処分の第5回審尋が開かれる。審尋後の記者会見の模様を中継予定。
【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会の田中俊一委員長による定例会見。
【IWJ_OSAKA1】18:30~「大阪市主催『特別区設置協定書住民説明会』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※5月17日、大阪市で、特別区設置協定書についての住民投票が実施される予定(いわゆる「大阪都構想」の是非について)。その特別区設置協定書の内容について、大阪市民へ向けて行なわれる説明会を中継します。
※電波状況により、中継できない場合がございます。ご了承下さい。
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(前半の続き)…
■TPPで営利化される「医療分野」 米国社会にみる日本社会の未来
本日は、【グローバル大企業の悪行に迫る!第15弾 会員限定再配信】と題し、「IMAGINE after TPP 映画「シッコ」 ~岩上安身アフタートーク」の模様を配信します。
月末の安倍総理訪米を目前に、TPP交渉がまた山場を迎えていますが、今日は、岩上さんがTPPにおける医療問題を扱った講演の模様を配信します。米国の医療問題にスポットを当てたマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画「シッコ」の上映会後のアフタートークになります。
米国で大変な医療費を請求された! という話はあとを絶ちません。かつてTwitterで岩上さんが体験談を募集したところ、数々の証言が集まりました。
「肺炎で2週間の入院で200万円請求された」「歯を1本抜くのに下で1000ドル(約12万円!)、上で1500ドル」「保険料が割高で、4人家族の月の保険料が2000ドルだった」etc…
TPPでは、医療分野の市場開放も求められています。健康保険や医薬品が営利目的で売買され、まるで国民のセーフティネットにならなくなった時、日本はどんな社会になっているのか。本日の再配信で実感してみてください。
あまりの凄惨な現実に、頭痛に見舞われる方も少なくないと思いますので、健康保険に加入している今のうちにロキソニンなどをご準備されるといいかもしれません。買いだめ、増えるかなぁ。
こちらは会員限定再配信ですので、まだ会員登録がお済みでない方はご登録いただいた上でご視聴ください。
※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■お問い合わせメールへの返信状況のご報告
問い合わせメールへの返信が大変滞っておりましたが、人員を増強し、スタッフ総出で返信に当たりましたので、ようやく、ほとんどすべてのお問い合わせに返信することができました。改めて皆様にご迷惑をおかけしたこと、お詫びいたします。申し訳ありませんでした。
まだお問い合わせに返信できていないものもあります。そちらも現在、調査中、対応中ですので、今しばらくお待ちください。
岩上さんが狭心症の発作で倒れて以降、非常に多くの皆さんにご迷惑をおかけしました。恥ずかしながら、IWJ内部の脆弱性がはっきりと浮き彫りとなってしまいました。
僕は普段、取材や記事作成などを主な仕事としているのですが、今回、様々なお問い合わせに応えられるように、にわか勉強をしました。今後は少し事務スタッフのお手伝いもできるようになったと思います。全員が中継記者、全員が事務やバックアップスタッフ、そういうヨハン・クライフばりのトータルフットボールスタイルで、IWJは泥臭く駆けずり回り、頑張っていきます。
また、普段はあまり触れることのない皆さんのお声やお悩みに触れることができたのは、とても勉強になりました。今後も積極的に関わっていきたいと思いますので、宜しくお願いします。
以後、二度とこのような事態に陥らないように、IWJスタッフ一同、精進してまいりたいと思いますので、何卒、今後ともIWJをお支えください。よろしくお願いします。
※寄付・カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
■「国を愛する態度」を強要する自民党の示す新憲法の気色悪さ
安倍総理は4月9日の参院予算委員会で、国立大の国歌斉唱について「学習指導要領がある中学、高校では実施されている。(国立大でも)教育基本法の方針にのっとって正しく実施されるべきだ」と述べ、国立大の入学式や卒業式で国旗掲揚と国歌斉唱をすべき、との認識を示しました。 改正教育基本法では「国を愛する態度」を養うことなどが教育目標に掲げられています。
これは「民権」や個々人の「人権」より、「国権」を拡張し、国の命令であれば、否応なく、抵抗せずに従っていく、ロボットのような従属的な国民を作ろうということ以外の何者でもありません。
これに対し、民主党の細野豪志政調会長は昨日の記者会見で、「大学には自治があり、そこにある種の強制力を及ぼし得るような形で発言されるのは、非常に幼稚という感じがする」と批判しました。
大学の自治権もそうですが、「国家に忠誠を」的な発想がすげぇ気持ちわるいな、と思います。
「国家」といったって、その袋の中身には、同じ人間が入ってるんですよ。要はその「中の人」の特権のために、いうこと聞け、直立不動で国旗、国歌を斉唱する人間になれ、って話でしょうが。
「国家」着ぐるみを着た、中の人! あんたらの特権の維持、拡大のために、「国」って看板持ち出して、一般庶民をひれ伏せさせようって魂胆、ミエミエだよ、って言ってやりたいですね。
先日、IWIJの古田“磐梯山”晃司も書いていましたが、愛国心は強要するものではありません。当たり前に、それぞれのカタチで持っていたり、持っていなかったりすればいいんです。
自民党改憲草案では、「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守る」と、愛国心という言葉こそ使っていませんが、国民に愛国心を求めています。気色悪いですよね。
その愛国心を具体化する手段として、草案は第3条で「日の丸・君が代」の尊重義務規定を新設。日の丸を国旗、君が代を国歌と明記し、「日本国民は尊重しなければならない」と押し付けています。
岩上さんが梓澤弁護士、澤藤弁護士と改憲草案について論じた「憲法鼎談シリーズ」では、澤藤弁護士が、この第3条について「国民よりも国のほうが偉いという考え方で、完全に歴史に逆らうもの。立憲主義に対する挑戦だと言わざるを得ない」と厳しく批判しています。
『女の一生』などで知られるフランスの詩人、ギ・ド・モーパッサンは「愛国心と言う卵から、戦争が孵化する」と名言を残しています。
為政者が愛国心を口にし始めたら警戒しろ、などと言われていますが、まさに今がその時。今国会は安倍総理いわく「改革断行国会」であり、谷垣幹事長いわく「安保国会」です。この夏、平和国家・日本のカタチがガラリと変わるかもしれません。
IWJでは、全12回の憲法鼎談シリーズを、4月20日から12夜連続で配信します。憲法鼎談を観るタイミングとしては、もうギリギリかもしれません。もはやもったいぶっている場合ではない、ということで、今回は非会員でも観られるよう、完全オープンで配信いたします! お見逃しないよう、お願いします! お見逃しちゃったら、ぜひとも会員になって、今度こそ、アーカイブでご覧になってください!
※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、この全12回の鼎談を1冊の本にまとめた『前夜』も販売中ですので、ムービーを観る時間がないという方は、電車移動などの際に『前夜』をお読みください。大幅に加筆してありますので、より理解が深まると思います。
※『前夜』の購入はこちら
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%89%8D%E5%A4%9C
■*IWJ書店* 著者サイン入り本に、矢吹晋さんのご本を追加いたしました!!
2015年4月10日にインタビューした、横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏のサイン入り著書を、4種類追加いたしました! 他の方のサイン入り本、残りが少ないものがでてきています。売り切れる前に、是非、お買い求めください。
また、近日中に、一昨日岩上さんがインタビューしたジャーナリストの樫田秀樹さんの著書『”悪夢の超特急”リニア中央新幹線』のサイン本も販売する予定です!
5時間にも及んだ樫田さんのインタビュー、いやーすごい内容でしたね! 見なかった人、これは見ておくべき内容でしたよ。
鉄道屋さんの頂点に立つ男・葛西敬之氏が、極右的な偏向思想の持ち主で、辺野古のこと、原発政策のこと、在特会のようなヘイトスピーチ集団の擁護、集団的自衛権行使のことなど、もうありとあらゆることに口出し、ひたすら米国への従属をアジる。子分の籾井氏をNHKに送り込んでNHKを牛耳っていること、マスコミはJAの広告力を恐れて、何も記事が書けないことも、驚きです。
記事は今日にもアップする予定です! 原発問題にも通ずるこのリニア=葛西敬之問題に関しても、IWJは今後、より力を入れて取材していく予定です。記事アップした際には改めて告知しますので、ご期待ください。
さて、それでは、お口直しに、まともな良書をご紹介するIWJ書店のラインナップを紹介します!
NEW!!【矢吹普さんサイン入り】 敗戦・沖縄・天皇 尖閣衝突の遠景
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=100
NEW!!【矢吹普さんサイン入り】 尖閣問題の核心 日中関係はどうなる
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=99
NEW!!【矢吹普さんサイン入り】 尖閣衝突は沖縄返還に始まる 日米中三角関係の頂点としての尖閣
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=98
NEW!!【矢吹普さんサイン入り】 チャイメリカ 米中結託と日本の進路
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=97
※大野和興さんサイン入り「百姓が時代を創る」【増補版】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=73
※大野和興さんサイン入り「百姓が時代を創る」【通常版】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=95
※柏原亮資・できやよいサイン入り写真集 「PANDY & MIKO JAPAN」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=79
※柏原亮資・できやよいサイン入り写真集「PANDY & MIKO ITALY」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=81
※西尾正道さんサイン入り「放射線健康被害の真実」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=77
※孫崎享さんサイン入り「崖っぷち国家 日本の決断~安倍政権の暴走と自主独立への提言」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=90
※杉田聡さんサイン入り「天は人の下に人を造る―「福沢諭吉神話」を超えて」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=93
※杉田聡さんサイン入り「福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=94
この「IWJ書店」以外にも、IWJのサイトでは、「岩上安身によるスペシャルインタビュー」「饗宴」「クロストークカフェ」「Deep Night」などのDVD、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』第一・第二集などの書籍、Tシャツ、オリジナルステッカーなどをご購入いただけます。
こうした書籍やグッズ、DVD販売の収益も、私たちIWJの活動の支えとなります。在庫が捌ければ、新たなアイテムを作成するかもしれません。ぜひ、新作発表のためにも、お買い求めください!
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http://iwj.co.jp/shop/goods/main.html
■「わとはぷ!」のコーナー
1983年の今日、東京ディズニーランドが開園しました。僕も子どもの頃は親に連れていってもらって大はしゃぎしていました。いい思い出です。マジで「夢の国」だと思いました。
ところが大学時代、イラク戦争が泥沼化し、毎日のように自爆テロのニュースが届いていた、そんなある日、当時お付き合いしていた彼女の要望に応えて数年ぶりにディズニーランドに行ったのですが、ゴミひとつ落ちていないディズニーランドの敷地内と、この世には希望しかないかのようなキラキラしたパレードに強烈な違和感を覚え、結局、すぐに帰ってしまった記憶があります。
「ジェントルメン」と呼ばれて久しい僕としてはあるまじき行為でしたが、なんというか、イラクの皆さんの死体の上で遊んでいるような感覚になったんですよね。「何が夢の国だボケ」と。
今となっては振り返ると、ムキになりすぎていたかもしれません。何もディズニーランドが悪いわけじゃない。あくまで若い10代の頃の思い出ですし、当時のトンがった感覚をうまく説明できませんが、今は、僕にもやがて子どもができたらディズニーランドに連れてってやりたいなぁ、などと思っています。
そのためには、夢の世界のその外が、地獄であっちゃ困ります。楽しい夢の世界で無邪気な子どもとひととき遊んだら、ガタがそうとうきているであろう、現実の世界の中で懸命に仕事をして、「昼間のパパはオトコだぜっ!」ていわれるような、現実の社会とのガチンコの格闘を続けたいと思います。
ちなみに岩上さんは、まだお孫さんが4歳と1歳と小さく、ディズニーに連れて行くという夢はかなっていないそうです。また、仕事も何をしているか、わかってもらえていないので、まだ、「昼間のじいじはオトコだぜ!」と呼ばれてないとのこと。そこまでたどり着くまでは、倒れないでガチンコでやるぜ! みたいなことを吠えていました。
それでは今日も1日、よろしくお願いします!
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