■■■ 日刊IWJガイド「2016年は衆参ダブル選で与党がまたもや大勝!? 『野党がバラバラだと、衆参ダブル選挙は十分考えられる…』というが民主・維新は具体策を提示せず、組織力のない野党は総崩れの可能性も!」 2015.12.1日号~No.1175号~ ■■■
(2015.12.1 8時00分)
おはようございます。IWJの原です。
自民党の谷垣禎一幹事長は一昨日11月29日、次期衆院選が来夏の参院選と同日になる可能性について「いろいろな考え方がある。いろいろな可能性はある」と述べ、衆参同日選挙に含みをもたせました。自民党立党60年記念式典後、記者団に語りました。自民党の佐藤勉国対委員長も、28日の講演会で「来年ダブル選挙があるかもしれない」と言及したばかり。衆参ダブル選挙がいよいよ現実味を帯びてきました。
再来年の2017年4月にはさらなる消費増税が決定していますし、可能であればその前に一度選挙を経て、次の解散までの猶予を多めに残しておきたいという打算も働くかと思います。
また、来年5月26日、27日に開催される「伊勢志摩サミット」も安倍政権に有利に働くとみられています。元・三重大学副学長の児玉克哉さんなどは、伊勢志摩サミットでホストを務める安倍総理の露出度は高まり、これに伴って支持率が上昇する可能性も高く、この勢いを保ったまま6月中に解散、7月中に衆参同時選挙…という日程になれば、やはり与党の大勝に一歩近づくと分析されています。