■■■ 日刊IWJガイド「安倍政権と経団連が国民の生活を『仲良く』ドリルで破壊！その引き換えに『法人税減税』!?」2015.11.27日号～No.1171号～ ■■■
（2015.11.27 8時00分）
おはようございます。IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。
昨日、政府と経済界の代表らによる「官民対話」の会合が開かれ、経団連の榊原会長が、来年の春闘で、さらなる賃上げを呼びかけていく方針を表明しました。で、その引き換えに要求したのが、出ました、「法人税減税」。企業の税金を下げろということです。そして、さらなる「規制改革」も要求しました。
これに対し安倍総理は、「法人税改革は、来年度の引き下げ幅を確実に上乗せし、早期に20％台に引き下げる道筋をつける」「投資を阻む規制改革などにも取り組んでいく」などと、インプットされた機械のように、そのまんまおうむ返しで応答しました。安倍政権・官僚・財界の一心同体ぶりが垣間見えた一コマでした。
