「沖縄、名護市は緊急事態!」「美ら海埋め立てるな!」――2月29日尋問・結審、国と3つの裁判闘争で闘う稲嶺進名護市長、法廷の外からの応援を求め訴え――2万8千人が国会包囲! 2016.2.21

記事公開日:2016.2.25取材地: テキスト動画
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(IWJ 青木浩文)

※2月25日テキストを追加しました!

 「私たちの沖縄、名護市は緊急事態です! ピンチです!」

 「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲行動が2016年2月21日(日)、国会議事堂正門前で行われた。沖縄から駆けつけた稲嶺進名護市長は、壇上からマイクを握りその窮状を訴えた。

 主催者発表で2万8千人が参加、稲嶺氏に続き、ヘリ基地反対協議会共同代表である安次富浩(あしとみ・ひろし)氏、日本共産党・衆議院議員の赤嶺政賢氏、社民党・衆議院議員の照屋寛徳氏、生活の党と山本太郎となかまたちの衆議院議員の玉城デニー氏、沖縄社会大衆党・参議院議員の糸数慶子氏、民主党・衆議院議員の近藤昭一氏、社民党党首・参議院議員の吉田忠智氏などが、辺野古新基地建設に反対の声を上げた。

 集会の最後には、ヒューマンチェーンと称して参加者の一部が国会前の横断歩道で連なったが、その後、参加者が稲嶺市長を取り囲み皆でカチャーシーを踊る場面もあった。

■ハイライト

辺野古新基地建設をめぐる沖縄と国の3つの裁判闘争――「正義、道義は我々にある!」

 「(菅)官房長官、安倍首相含めて、唯一辺野古しかないということで、強引に埋め立て工事を進めようとしているんです! それと同時に今、裁判闘争が3つも行われております! 国が県を訴える、県が国を訴える。日本のどこの地域にこういう異常な状態が起こりうるでしょうか」

▲稲嶺進名護市長

▲稲嶺進名護市長

 稲嶺市長が「異常な状態」と表した、辺野古新基地建設をめぐる沖縄と国の3つの裁判闘争とは、まず、翁長雄志沖縄知事による「埋め立て承認の取り消しの撤回」を求め、2015年11月17日に国が沖縄県を提訴した「辺野古代執行訴訟」(2016年2月29日結審)。

 次に、国交省が「埋め立て承認取り消しの効力がないと決めたのは違法」だとして、沖縄県が2015年12月25日、国を訴えた「辺野古埋め立て抗告訴訟」。

 そして3つ目は、国の第三者機関「国地方係争処理委員会」が、「埋め立て承認取り消しの効力を停止したのは違法との申し出を却下したことに対して不服」であるとして、2016年2月1日、沖縄県が国に対して訴訟を起こした「係争委訴訟」である。

 2月29日に尋問に立つ稲嶺市長は、「正義、道義は我々にある。国に対して、その不誠実さと法律の乱用をしっかりと攻めてまいりたい」とその意気込みを語り、法廷内の審議だけでなく、この日の集会のように法廷の外からも応援が得られるよう呼びかけた。

▲集会後、国会正門前で行われたヒューマンチェーンはやがて、稲嶺市長を囲んだカチャーシーとなった

▲集会後、国会正門前で行われたヒューマンチェーンはやがて、稲嶺市長を囲んだカチャーシーとなった

「沖縄が衆議院選挙で4区全部取ったように、みんなで全国にその環を広げて目に物を見せよう!」

 「この戦いは名護市、沖縄県だけの問題ではありません」と、稲嶺市長は続けた。

 「民主主義や地方自治を蔑ろにしているこの政権を、絶対に許すことができない。直ちに退場してもらう。それができるのは、私たち国民一人ひとりの力の結集のありかただと思います」

(…会員ページにつづく)

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  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    2016/02/21 止めよう!辺野古埋立て2・21首都圏アクション国会大包囲(動画) http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288325 … @iwakamiyasumi
    辺野古問題には安倍政権の対米従属の深刻さ、卑屈さが表れている。沖縄を、日本を、安倍から取り戻そう。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/701522032215740416

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