「農業分野でも非関税障壁はある!そのひとつがトレーサビリティ(生産履歴)だ」 ~TPPを考える国民会議/TPPを慎重に考える会 第46回勉強会 2013.5.22

記事公開日:2013.5.22取材地: テキスト動画

特集:IWJが追ったTPP問題

※全文字起こしを掲載しました(6月6日)

 2013年5月22日(水)15時30分より、東京千代田区の衆議院第一議員会館にて「TPPを考える国民会議/TPPを慎重に考える会 第46回勉強会」が開かれ、TPP参加による影響試算が発表された。

 TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会による、影響試算の第1弾の報告書によれば、北海道の農業への影響について、「現在、小麦、てんさい、じゃがいも、豆類などが輸作されているが、TPP参加によって、小麦、てんさい、ばれいしょでん粉は100%海外産に置き換わることが予想される」とあり、「このため、地力の低下や連鎖障害などによって、他の輸作作物までもが生産不可能になり、影響がさらに拡大する」と指摘されている。