【沖縄・大義なき解散総選挙】公約を破棄し辺野古移設容認に変節した自民党・西銘恒三郎氏が第一声、「日米安保体制」による安全保障環境の強化をアピール 2014.12.2

記事公開日:2014.12.2取材地: テキスト動画

 「あとひと踏ん張り。選挙でお疲れだと思いますが、我が国の将来、政権選択を迫る大事な解散総選挙です」

 2014年は沖縄県民にとって、まさに、選挙続きの1年になった。

 1月の名護市長選から始まり、沖縄市、那覇市など、一年を通して市長選挙が続いた沖縄県。11月には県知事選を終えたばかりでの、突然の解散総選挙。12月2日、沖縄4区で第一声を上げた、自民党沖縄県連会長の西銘恒三郎氏は演説に立つと、沖縄県民の選挙疲れをねぎらった。

 辺野古移設に反対する、仲里利信候補との一騎打ち。元自民党県連トップで元沖縄県議会議長も務めていた仲里候補は、自民党時代、西銘候補を応援していたこともある。しかし、西銘候補が公約を破棄して辺野古移設容認に転じたことから、仲里候補は自民党を離党、今回、無所属で出馬した。