中越沖地震7周年、福島を忘れない!原発ハイロ新潟県民集会 ―上岡直見氏講演「原発事故!ヒバクなしの避難計画は立てられるか」ほか 2014.7.12

記事公開日:2014.7.12取材地: 動画

 柏崎刈羽原発事故をもたらした2007年中越沖地震から7年を前に、2014年7月12日(土)13時半より、新潟県柏崎市の柏崎市産業文化会館で「中越沖地震7周年、福島を忘れない!原発ハイロ新潟県民集会」が行われた。

 交通流シミュレーションなどを元に原発事故における避難の問題を検証している上岡直見氏(環境経済研究所代表)が講演を行い、現在進められている避難計画の内実を論じた。また、柏崎刈羽原発差止訴訟弁護団の和田光弘団長が大飯原発差止福井地裁判決の内容を踏まえて、柏崎刈羽原発差止裁判に対してもつ意味を報告した。


「地域、世代、自然との共生が原発事故で崩壊する」 〜エントロピー学会 佐藤栄佐久氏(前福島県知事)ほか 2014.5.17

記事公開日:2014.5.17取材地: テキスト動画

 「便利だからと原発に頼ってきたわれわれは、長いスパンで考えると、非常に大きな罪を犯した世代になる、と言えないだろうか」──。

 2014年5月17日と18日、新潟市の新潟大学・駅南キャンパス「ときめいと」で、「エントロピー学会 2014年春の研究集会」が「地域社会から持続可能な未来を考える」をテーマに開催された。17日は、そのオープニングとして、佐藤栄佐久氏(前福島県知事)、平山征夫氏(新潟国際情報大学学長、前新潟県知事)を招いて、シンポジウム「原発なしの地域の自立・発展を考える」が行われた。


「政党色は気にしない。イデオロギーも関係ない。ただ、生き残るために」~原発立地自治体住民連合、発足 2014.3.24

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 「福島原発の事故処理に、全部で54兆円かかるとの試算があり、税金、電気代で国民負担になることは必至だ。火力発電での燃料費とはケタ違い。政府が保証したいのは、電力会社と国民の安全、どっちだ?」。原発を抱える自治体の議員は、このような疑問を投げかけた。

 2014年3月24日、東京都千代田区の参議院議員会館にて、「原発立地自治体住民連合 院内集会&記者会見」が開かれた。広瀬隆氏の呼びかけで、原発立地自治体住民連合が発足。全国の原発立地から、再稼働に反対する100人以上の地方議員が結集した。この日は、広瀬氏と参加議員のレクチャー、記者会見などを行なったのち、内閣府に公開質問状を提出した。


黒田藩の城跡に一万人が集結「さよなら原発!11.10九州沖縄集会」 2013.11.10

記事公開日:2013.11.10取材地: テキスト動画

 2013年11月10日(日)9時45分より、福岡市の舞鶴公園で「さよなら原発!11.10九州沖縄集会 ─ 未来へ渡そう核なき大地」が行われ、主催者発表で1万人を超える人々が九州・沖縄各県から参加した。

 会場となった舞鶴公園は、福岡市の中心部にある公園で、外様大名の福岡藩黒田氏の居城であった場所である。

 九州では、2011年12月26日の玄海原発4号機の停止以来、約2年近く原発は全く稼働していない。


「西日本の原発から放射能が噴き出れば、フクシマ以上の危機が襲来! 台風で『死の灰』が日本全土を覆う」 ~3.11DAYS行動する会シンポジウム「もうがまんできない」 2013.8.18

記事公開日:2013.8.18取材地: テキスト動画

 「福島原発事故は最悪の事態ではない」──。

 2013年8月18日(日)19時から、横浜市中区の横浜市開港記念会館で「3.11DAYS行動する会シンポジウム『もうがまんできない』」が行われ、藤田祐幸氏(物理学者)は、こう強調した。集まった市民らは、この反語的な議論に息をのみ、広瀬隆氏ら脱原発論者による、参院選での自民党圧勝を背景に高まる原発推進ムードに異を唱える「再稼動反対」の主張に拍手を送った。