「たかが内閣の、たかが閣議決定。私たちは平和を次の世代に伝えるために闘っていく」 山中光茂松阪市長、伊藤真弁護士 2014.12.6

記事公開日:2015.1.19取材地: テキスト動画

 「日本は70年間、憲法9条の下で平和を守ってきた。しかし、たかが内閣、たかが閣議決定によって、立憲主義の枠を越えてしまう愚かな権力者が生まれてしまった」──。

 三重県松阪市長の山中光茂氏は、安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定について、市民が連帯して闘っていくことが重要だと呼びかけた。

 12月6日、名古屋市中村区のウインクあいち(愛知県産業労働センター)にて、ピースウイング主催による「緊急対談 伊藤真・弁護士×山中光茂・松阪市長 ~たかが一内閣の閣議決定ごときで~」が開催された。


松阪市長・山中光茂氏講演会「どこが問題?集団的自衛権・閣議決定」 2014.10.10

記事公開日:2014.10.10取材地: 動画

 10月10日(金)18時半より、愛知県日進市の日進市民会館で山中光茂・松阪市長が「どこが問題?集団的自衛権・閣議決定」と題して講演を行った。安倍政権による集団的自衛権行使を容認する閣議決定に反対して集団違憲訴訟を行うことを表明している山中市長が、世界各地を見てきた経験から平和の大切さを説き、「日本ほど信頼をもって国際社会に対してかかわってこられた国家はない」として平和憲法を次の世代に伝えていかなければならないと訴えた。

 講演会は、山中市長の行動に賛同し設立されたピースウィング・日進の会とピースウィング・長久手の会が主催した。


【三重】「次回選挙で叩き落とせ!」小林節氏、9条の不備を懸念しつつも、安倍政権の「憲法破壊」を非難 ~山中市長との対談で 2014.9.11

記事公開日:2014.9.19取材地: テキスト動画

 安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定に対し、違憲訴訟と国家賠償請求を行うことを表明した三重県松阪市の山中光茂市長と、「改憲」論者でありながら、安倍政権の憲法改正には反対の立場を貫いている憲法学者・小林節氏(慶應義塾大学名誉教授)の対談が、9月11日に実現した。

 対談は、山中氏が代表を務める市民団体「ピースウイング」が開催した市民集会で行われた。小林氏は対談で、集団的自衛権行使容認の閣議決定を行った安倍晋三政権を「憲法破壊者」と厳しく批判。山中氏も小林氏の発言に同意し、日本の自衛隊が好戦国・米国の都合で海外派遣されることは「国際貢献」とは全然違う、と力説した。


【集団的自衛権行使容認】「市民が、当たり前の生活を送ることができなくなる」 〜岩上安身によるインタビュー 第451回 ゲスト 山中光茂・松阪市長 2014.8.23

記事公開日:2014.8.24取材地: テキスト動画独自

特集 集団的自衛権
※サマリー記事を追加しました(9月1日)。

 安倍内閣による集団的自衛権行使の閣議決定に対し、7月17日、違憲訴訟と国家賠償請求を行うことを表明した、市民団体「ピースウイング」が発足の記者会見を行った。会見において、代表である三重県松阪市の山中光茂市長は「集団的自衛権の閣議決定は暴挙であり、憲法違反」と安倍政権を厳しく批判した。