2010年9月1日(水)16時より、東京都千代田区にあるホテルニューオータニで「民主党代表選挙 共同記者会見」が行われた。会見では、菅直人氏、小沢一郎氏がそれぞれ、地方分権や普天間基地移設問題、また政治資金の問題、ねじれ国会などについての質問に答えた。
■ハイライト
映像は、菅氏のスピーチ後半から中継、小沢氏の会見に移った。「207兆円の予算の組み替えはマニフェストにも唱った。一番の大きな問題は、地方は、補助金が中央官庁の定食メニューに載っていないともらえない。これが行政の仕組みだ。福井県の話で、除雪パイプ新設の予算が、スキー場が併設されていないと付かない、という条件だった。それで、スキー場も作って除雪パイプを埋設したが、10年以上、スキー場が使用されることはなかった。除雪のために多大なムダを生んでいる。補助金は自主財源として、地方に任せる。国の資産200兆円ほどを証券化することも、財源の調達のためには、考えられる」などと地方分権の考えなどを語った。
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