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2010年10月1日(金)、東京都千代田区で行われた、菅総理の所信表明演説をうけての民主党岡田幹事長のぶら下がり会見を行った。
(IWJテキストスタッフ・関根かんじ)
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2010年10月1日(金)、東京都千代田区で行われた、菅総理の所信表明演説をうけての民主党岡田幹事長のぶら下がり会見を行った。
冒頭、岡田幹事長が、所信表明演説について感想を求められ、「総理の所信表明演説は、コンパクトにまとめ上げられ、論点が明確ないい演説だった。社会保障、外交、経済などの課題をしっかり述べた。政策も国会の熟議の結果だ、と言い、国民の立場にたって、政治をしていこうという意思の表れでもある」と述べた。また、記者から「総理は、先送り一掃宣言を、語っていたが、国民にも伝わったと思うか」と問われると、岡田幹事長は、「先ほどの所信表明で、そのことについても、しっかり演説していたので、先送りはしない、と国民に伝わっていると思う」と答えた。
与野党の話しあいで、補正予算などの対応は、どう思っているか、と訊かれると、岡田幹事長は「国民の立場にたって、国会議員が責任を果たしていかなければならないので、しっかり話し合って、誠心誠意、対応していかなければならない」と答えた。
次に、「サンケイ新聞と、フジテレビの世論調査で、内閣支持率が48%で、15ポイント下がった。国民からは、尖閣諸島の対応、中国人船長を解放したことに対する不満などがあるが」と言うと、「世論調査の聞き方にもよる。たとえば、今回は、検察が判断した結果。国は、そういったことには介入しない、という考え方が、理解されたか、どうかにもよる」と答えた。
続けて記者からの質問で、「世論調査は、先般の事件は、検察の判断ではなく、国の判断だ、という意見が多い」と言うと、岡田幹事長は「だからそれは、聞き方によるし、詳しく知らないので、自分では答えられない」と述べた。また支持率が15%下がったことに関して問われると、「支持率が上がったり、下がったりすることには、あまりとらわれずに政務に邁進していきたい」と話した。