岡田民主党幹事長定例会見 2010.10.4

記事公開日:2010.10.4取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年10月4日に行われた岡田民主党幹事長定例会見の模様。

冒頭発言では、陳情の一本化の方針をついて触れています。

岩上安身は、
特捜検察の捜査のゆがみについて検証するつもりがあるか、(5分くらいから)
枝野幹事長代理の中国に関する発言について質問しました。(13分30秒くらいから)

他社の質問は、小沢一郎議員のことに集中しています。

「続きを読む」の下に、ツイートの抜粋を載せましたので併せてご覧ください。

◎岡田民主党幹事長定例会見

■全編動画

(音質があまりよくありません。申し訳ありません)

++++++

岡田幹事長、会見始まる。起訴相当の議決が出たことを報告。

私の質問。郵便不正事件に関連して、検察の捜査のあり方について、批判が出ている。小沢氏の捜査の過程に問題があったかどうか、検証する可能性は? 岡田幹事長の回答。党として考えていない。政府としても同様と。

続き。この起訴相当の議決が出たのは、代表選当日の9月14日。この日に知らなかったのは当然だろうが、この検察審査会での議決の行方が代表選にどれだけ影響を与えたか?という私の質問に、岡田幹事長の回答。「それぞれだから、一概に言えない」。

続き。枝野幹事長代理の2日の埼玉の講演について質問。「中国を悪しき隣人、法治主義のない国」と批判したことについて、「言い方は色々あるだろうが、中国の今回の対応は、法治主義があるとは言えないのではないか」と、概ね肯定。

続き。さらに、中国と経済的パートナーシップを組む企業について、「お人よし」だと枝野幹事長代理が批判した件についても、岡田幹事長自ら、中国とのビジネスのリスクを強調し、「それでも中国市場に魅力を感じて投資するなら、それは個々の企業の判断だ」と突き放す。

続き。聞いていて、ぞっとする。漁船の問題は、本来は刑事事件に過ぎない問題のはず。中国の対応がエキセントリックなものであったのは間違いないが、冷静に沈静化につとめるのが、政治のリーダーの仕事のはず。企業の引き上げを促しているように聞こえる。まるで、戦争前夜。

音声が、一部でとぎれてしまったようです。申しわけない。

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です