2013年7月25日、社民党の福島みずほ氏が緊急記者会見を開き、この日をもって、党首を辞任することを表明した。
先の参院選で3議席獲得を目標に掲げた社民党だったが、結果は比例代表の1議席しか獲得できなかった。「敗北の責任はひとえに私にある」と、昨年の衆院選に続き大敗した責任を取り、10年間務めた党首の座から降りることになる。後任は未定だ。
IWJが参院選の敗因について尋ねると、福島氏は、「脱原発や9条改憲を最優先にできなかった。戦略、発信力、工夫が足りなかった」と分析。今後は、党の再生のため全力を尽くしていくと語り、離党の考えはないことを明らかにした。後任は未定だという。
福島氏は無所属の山本太郎氏が当選したことにも言及し、「彼が当選したことは、脱原発の勝利だと思っている。今後は、国会内のリベラル、護憲と言われる議員や政党とも連携していく」と語り、自民党政権の対立軸を作るために活動していく意気込みを強調した。また、他党との連立や合流については、明らかにしなかった。
折角マスコミで名が売れていた福島さんに来て貰い、更に党首となって旧社会党を引き継いだのに残念な結果と成りました。民主党との連立政権で突っ張ったことは歴史に残る高評価をされかつ好評価されるでしょう。