片山総務大臣会見 畠山理仁氏撮影動画 2011.1.7

記事公開日:2011.1.7取材地: テキスト動画
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 畠山氏は、1月5日に総務省会見をUstream配信したのに続き、1月7日の会見で、再び会見のインターネット生中継をされました。  今回は事前通告の上、総務省記者クラブの「個人で会見に参加する者は動画撮影禁止」のルールに挑戦しています。

■全編動画

(撮影:フリーランスライター畠山理仁氏)

0:27:30頃 片山善博総務大臣入場

0:37:10頃 フリーランス小川裕夫氏の質問 質問は、広島市の秋葉忠利市長が今期限りで退任する表明を、記者会見では真意が伝わらないと YouTubeで配信したことについて。また、会見をインターネットで公開する考えがあるかどうかについて。 片山大臣は、編集は避けて通れないので、編集によって真意が伝わらないことがあるのはやむをえないと回答。 国民みずからが、報道の内容を検証するためのアーカイブとしてのインターネット配信については、 物理的な諸条件の中で、割り切らなくてはならないと。

0:52:29頃 フリーランス畠山理仁氏の質問 質問は、任意団体である記者クラブが、自由な取材を阻害していることについて。 大臣は、何らかの制限があるのは当然であり自分も会見に招かれている立場であるので、クラブのルールに従う。 当事者同士で話し合って欲しい、と回答。

1:04:28頃 フリーランス畠山理仁の質問 質問は、記者クラブが記者室を無料で継続的に使用することについて。 大臣は、対価をとったらみんなが来られなくなる。 編集機能をもったマスメディアに便宜供与しているのは合理性があるとの回答。

1:07:05頃 フリーランス田中龍作の質問 限定されたマスメディアだけのクラブに向かって話すことは蛸壺に向かって話すことと同じで、損していると思わないか? これに対し大臣は、記者クラブと話し合いをしてくれ、とのみ回答。

1:09:58頃 会見終了後の幹事社からフリー記者への質問

 片山大臣は、広島市の秋葉忠利市長が自身の退任表明をYouTubeで配信したことについて、「編集は避けて通れないので、編集によって真意が伝わらないことがあるのはやむを得ない」と述べ、会見をインターネットで公開することについては、「物理的な諸条件の中で、割り切らなくてはならない」と言葉を濁した。

 会見終盤に、畠山氏が、記者クラブが自由な取材を阻害していることについての意見を求めると、片山大臣は「何らかの制限があるのは当然であり、自分も会見に招かれている立場であるので、クラブのルールに従う。当事者同士で話し合ってほしい」と答えた。また、記者クラブが記者室を無料で継続的に使用することについては、「対価を取ったらみんなが来られなくなる。編集機能を持ったマスメディアに便宜供与しているのは合理性がある」と説明した。最後に、フリージャーナリストの田中龍作氏が「限定されたマスメディアだけのクラブに向かって話すことは、蛸壺に向かって話すことと同じで、損していると思わないか」と質問した。これに対し、片山大臣は「記者クラブと話し合いをしてくれ」とだけ述べた。

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