2011年2月26日(金)16時より、東京・新宿にて、ポラリス・プロジェクト・ジャパン主催連続セミナー第9回「児童ポルノの単純所持規制は是か非か?」が開催された。講師には、森田明彦氏(尚絅学院大学教授)が招かれた。
(IWJテキストスタッフ・関根)
2011年2月26日(金)16時より、東京・新宿にて、ポラリス・プロジェクト・ジャパン主催連続セミナー第9回「児童ポルノの単純所持規制は是か非か?」が開催された。講師には、森田明彦氏(尚絅学院大学教授)が招かれた。
■ハイライト
冒頭、主催者側から「ポラリスプロジェクトとは、2002年、米国ブラウン大学の学生2名によって人身取引・売買と戦うことを趣旨に設立された。人身売買は現在、世界第3位の麻薬、武器売買に注ぐ犯罪だ」などと話し、森田氏の講演に移った。
森田氏は「1997年〜2004年の間、日本ユニセフ広報室長を務めた。1999年11月、児童買春・児童ポルノ禁止法が施行されたが、日本ユニセフはそれをバックアップしていた。2008年ブラジルで第3回「子どもと青少年の性的搾取に反対する国際会議」に参加したら、帰国後バッシングの嵐に巻き込まれていた。それは現地取材で児童ポルノ単純所持は法的規制をするべき、と発言したことが原因だった。
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