2013年5月10日(金)17:00~、経済産業省前にて「土地明渡請求訴訟」撤回要求・決起集会が行われた。
ゲストの落合恵子さんは「このテント広場は私たちの憤りと喪失と悲しみ、でもその中で見つけだした明日への希望がベースとしてあるところ。そこを廃止しろとなど決して私たちは言わせてはならない。」と訴えた。
福島第一原発のすぐそばの双葉町から東京に避難してきた女性は「私は着の身着のまま東京に避難してきた。毎日毎日泣いて泣いて暮らしてきた。故郷双葉町に帰りたかった。その時たまたまテント広場の人達に会い、色々なことを教えられ、励まされ、被災者の人達に会うこともできた。テント広場がなかったら立ち直れることが出来なかった。私にとってテント広場は第二の故郷なんです。」と涙ながらに訴えた。
経産省前テント広場の土地明渡請求を取り下げるよう求めた請願書は当初経産省側から1名での受け渡しとのことだったが、それでは渡したという証拠がとれないと反発、2名での嘆願書受け渡しを申し入れたが拒否されたため、経産省正門前で座り込みが始まった。決起集会も終盤に差し掛かった頃ようやく2名での受け渡しが許可され経産省に入っていった。
テント広場を不法占拠などというのなら30万人にものぼる福島県民の財産、土地、生活環境のすべてを
もとのままにして福島県民に返しなさい。