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2011年6月20日、岩上安身が、文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」に出演した。
(IWJテキストスタッフ・柴崎)
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2011年6月20日、岩上安身が、文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」に出演した。
今日の夕刊読みくらべのコーナーで、IWJ代表の岩上は「野党や小沢グループが菅総理をひきずりおろそうというのはわかるが、菅政権の中枢の中から反逆の動きがで始めた。支持率低下を一人に負わせて責任逃れをしようとしているのではないか」と政局について述べ、福島第一原発で大量の汚泥により汚染水浄化装置が5時間でストップしたことについて、日刊ゲンダイの「東芝製が油分、アメリカのキュリオン社製がセシウムを除去、フランスのアレバ社製がかき混ぜて沈殿させる、日立製の淡水化装置をへて仮設タンクに戻す。キュリオン社製のセシウムを除去するところが1ヶ月持つといわれていたが5時間でダウン」という記事にたいして「キュリオンにトラブルが集中しているが、なぜかフランスのアレバに対する批判ばかりでマスメディアに載らない。こうしたシステムの根拠もわからない。既存の利権に配慮した組み合わせに見える。でも汚泥の詰まりはささいな問題に思える。この循環システムで放射性物質の拡散を封じ込めることができるとは思えない。いま燃料の状態は誰にもわからず、容器の外へ出たものは水で冷やせない」とコメントした。
ニュース本音と建前のコーナーでは、6月2日に退陣表明した管総理の続投について「管総理は辞める前に再生可能エネルギー推進法案を必ず通すと言っているが、他方でコンピューター監視法が通っている。16日に参院の法務委員会で可決されている。これは小泉政権の時から共謀罪とセットで用意されていて、民主党はこれに情報化時代の治安維持法だとずっと反対してきたが、管政権になったとたん通った。また海江田大臣が原発再稼動をやるというのを是認している。玉虫色であり、釈然としない」と述べ、「政治家も官僚もメディアも、海外の情報に目を閉ざそうという動きがある。メルトダウンは海外から指摘されていてその通りだった。利害関係のない海外の学者の言うほうが当たっているのではないか」と語った。
編集長は見た!のコーナーでは「ドイツ大使館の夕食会に招かれた。ドイツは手を差し伸べようとしているが、日本側が受け入れていない」「京都の避難民は東電の社員の子供だらけで、親から言われていて給食も食べない」などとコメントした。