死刑執行へ抗議する緊急記者会見 2012.3.29

記事公開日:2012.3.29取材地: テキスト動画
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(IWJ・ぎぎ)

 2012年3月29日(木)、参議院議員会館で行われた「本日の死刑執行へ抗議する緊急記者会見」の模様。

■ハイライト

  • 会見者
      監獄人権センター事務局長・田鎖氏
      フォーラム90・深田氏
      死刑廃止議連事務局長・村越衆議院議員
      死刑廃止議連・山花衆議院議員
      アムネスティ・インターナショナル日本事務局長・若林氏
      社民党党首・福島みずほ氏

 この日、小川法務大臣は東京、広島、福岡それぞれの拘置所で死刑囚3名の刑を執行した。千葉元法務大臣在任中の2010年以来、1年8ヶ月ぶりの死刑執行だ。

 小川大臣は記者会見で、「内閣府の世論調査で85%の国民は死刑を支持。犯罪に対する刑罰は国民が決めることだ」と世論が賛成していると繰り返し述べ、死刑廃止議連事務局長・村越衆議院議員はこれを「重い判断を国民に転嫁している」と批判した。

 千葉元法相は、国民的な議論の契機にしたいと、「死刑の在り方についての勉強会」を設置。刑場も公開し、死刑執行の場に立ち会った。一方、小川大臣は刑場に立ち合うことはなく、議論は出尽くしたとして同勉強会を打ち切っている。「法相の責任として死刑を執行すべきという法の規定になっている。死刑をやめる考えはない」と述べ、今後も死刑執行を続けていく姿勢を見せた。

 今回、この3名が選ばれた理由は明らかになっていない。監獄人権センター事務局長・田鎖氏は、「最低限の情報も開示せず、議論が出尽くしたとはとんでもない。国民が何を知って支持をしたというのか」と怒りを露わにした。今回の死刑執行については世界中が注目。田鎖氏は、EU議会が小川法務大臣を名指しして決議文を出していたことについて触れ、「日本のメディアは執行されてから報道する始末だ」と関心の低さに言及し、死刑制度に何の前進もないのは日本の市民社会の弱さゆえだと締めくくった。

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