【第29-31号】岩上安身のIWJ特報!自由報道協会設立前夜 ~ 小沢一郎元民主党代表との懇談会、全記録 ~ 前編 2012.4.10

記事公開日:2012.4.10 テキスト独自
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(岩上安身)

 2011年1月17日、赤坂の居酒屋(高級料亭ではない。ごく庶民的な店である)において、小沢一郎元民主党代表を囲んでのフリージャーナリストらの懇談会が開かれた。呼びかけ人は、上杉隆氏。会費は小沢氏を含め会員均等の割り勘だった。

 この懇談会がきっかけとなり、憲政記念会館において2011年2月10日に小沢一郎氏のオープン記者会見が実現し、自由報道協会の設立に至った。そういう意味では、この居酒屋での懇談会は、大げさに言えば「歴史的」な価値があるのではないか。

 この懇談会はオフレコではない。会話の内容はオープンにしてもらって構わないと小沢氏は語った。そこで、私を含め、参加者の何人かは、その場で小沢氏の許可をとり、懇談の録音をとった。参加者はそれぞれ、自身の媒体等で、この懇談の内容を部分的に明らかにしている。しかし、内容の記録をすべて公開した者は、一年あまりたつが、まだ誰もいない。

 実は私はこの懇談の内容の貴重さを考え、懇談の行われたすぐあとから、全文を文字起こしして公開しようとしていた。公開について、参加者の承諾をとり、小沢事務所にもテキストを渡して表記などのチェックをお願いしていた。しかし、3.11の震災の混乱をはさみ、返事をいただかないままになってしまっていた。

 1年も経過した今月、4月26日に陸山会事件の判決がくだされる前に公開できないかと考え、最近になってもう一度小沢事務所に打診したところ、やはり混乱の中で、テキストがどこかにいってしまった(笑)とのことで、再度お渡しし、最小限の語尾の直しを入れたものを返していただいた。

 繰り返しになるが、3.11前の懇談会であることをご留意いただきたい。事故前ではあるが、原発の危険性の認識も語っている。

 また、現在、TPP協定交渉の事前協議が佳境にさしかかっているが、この懇談会で小沢氏は、アメリカとの外交の実態も赤裸々に語っている。小沢氏が明らかにした、アメリカの外交手法は、呆れるくらい横暴なもので、こうした実態が明らかにされることはきわめて珍しい。そういう意味でも、これは、きわめて貴重な証言である。

 くだけた懇談であったので、テキスト化するにあたっては語尾などに最小限の直しをいれたが、基本的には話されたままを掲載している。

(続く)

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