前号に引き続き、11月4日の民主党経済連携PT総会の模様をお伝えする――。
この日は、第20回と第21回の議論を、同じ日に同じ場所で、連続して行うことになっていた。第20回のPTの議論終了後、10分間の休憩を挟み、議員間議論の議題は第21回の「何を守るか、攻めるか」「交渉戦略」に移った。
議論は開始からすでに4時間近くが経過。議員達の表情にも、さすがに疲労の色が浮かぶ。
司会の舟山康江議員(参・山形選挙区【HP】http://www.y-funayama.jp/ )が議論の再開を告げた――。
「それでは、第21回分の論点での議員間議論を行いたい。今日は7時くらいまで議論をし、足りない部分は来週も時間を作って議論を尽くしていきたいと考えている。これからの論点については、先ほど論点提起が川内さんからあり、その前に武正さんから確認事項として例外品目の扱い、期間等の質問があった。それについて、まず冒頭、政府から答えられる点があればお答えいただき、その後、議員間の議論に移らせていただきたい」
舟山議員に促され、例外品目の扱いについて、外務省が答弁する―。