2012年3月23日(金)、東京都庁で行われた石原慎太郎都知事の定例記者会見の模様。
(遠田)
2012年3月23日(金)、東京都庁で行われた石原慎太郎都知事の定例記者会見の模様。
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知事は橋下徹大阪市長の進める教育改革に言及。「誰がどのように評価するか講じれば、教員の自発・競争意識が強くなり工夫する」「(東京都としては)一つのヒントになる」と評価した。また保護者の学校参加や高校卒業後の集団訓練が必要と持論を展開した。
原子力発電について、成功している国があるとし、「日本はシステムが悪い、利権構造が絡んでいる」と自民党や通産省(現:経産省)、東電を批判。「原発というのは大事な意味をもっている、それを支えるシステムを作り直さなければならない」と発言。そして原子力技術は安全保障においても重要かと問われ、「核兵器にとっての原子力は論理が違ってくる」と述べる一方で、「(核兵器について)シミュレーションをすることはいろいろな意味合いを持ち、それをすることが外交」と見解を示した。
その他、消費増税や電気料金値上げ、首都直下地震に関連する報道の仕方について所感を述べた。