2013年1月25日（金）10時より、千代田区永田町の憲政記念館で、「生活の党 定期大会および記者会見」が開かれた。定期大会では、小沢一郎衆議院議員を新代表に選出。消費税増税撤回、2022年までの原発全廃を柱とする基本政策案を発表した。小沢新代表は「もう一度、国民の生活が第一という、基本の理念に則った政権を打ち立てたい」と決意表明をした。

　冒頭、参加者一同で、アルジェリア人質事件の被害者に黙祷を捧げた後、藤原良信参議院議員、小宮山泰子衆議院議員が議事進行役になり、党大会が始まった。両議員会長の広野ただし議員が登壇して、小沢一郎議員の新代表就任を採決。満場一致で新代表就任が決まった。

　小沢新代表は挨拶で、「今回、代表への推挙を受けたが、果たして支持者、国民、日本の国のためにふさわしいのか、とても悩んだ。まず、総選挙での敗北がある。自分の力不足との忸怩たる思いで一杯だ。もうひとつは、表に立て、先頭に立て、という声は多く受けてはいるが、今までの3年半に象徴されるように、皆様においても、同様な批判、誹謗中傷にさらされ、迷惑がかかると、とても悩んだ。しかし、それはすでに皆様が承知していることでもあり、それを踏まえての代表推挙と考えて、今回、決意を新たにした。よって、力の及ぶ限り全力で、皆様のため、国民のため、日本のためにがんばっていく」と決意を明らかにした。