2013年1月22日(火)10時50分過ぎから、東京都千代田区の財務省で、「麻生太郎財務大臣兼金融担当大臣 定例会見」が開かれた。麻生大臣は、政府と日銀との連携強化について、22日中に共同文書を取りまとめることを発表した。
( IWJ・大西)
2013年1月22日(火)10時50分過ぎから、東京都千代田区の財務省で、「麻生太郎財務大臣兼金融担当大臣 定例会見」が開かれた。麻生大臣は、政府と日銀との連携強化について、22日中に共同文書を取りまとめることを発表した。
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冒頭、麻生大臣は「今日行われる日銀の金融政策決定会合での議論を経て、本日中に共同文書を取りまとめて公表したい」と述べ、政府と日銀との連携強化についての共同文書を、22日中に発表することを報告した。そして、安倍政権の金融政策について、「金融緩和、財政出動、そして経済成長の3つを同時に進めなければ、デフレ脱却はできない」と改めて強調し、「日本銀行にしてみれば、いろいろこれまでと違って、大きく一歩踏み出す形になる。ひとつの政策目標として(物価上昇)2%の目標を掲げるというのは、われわれとしても大きな一歩」と共同文書の内容に期待を寄せた。
次に、来年度予算案については、「歳入に関しては、税収の歳入が、新規国債よりも大きいというかたちにしたい」と述べ、民主党政権下で予算編成された12年度の新規国債発行額44.2兆円を下回る方針を示した。」