北電会見「石狩湾新港発電所建設計画 環境影響評価方法書の説明会」 2012.3.8

記事公開日:2012.3.8取材地: テキスト動画
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 2012年3月8日(木)、北海道石狩市花川北コミュニティセンターで行われた、北電会見「石狩湾新港発電所建設計画 環境影響評価方法書の説明会」の模様。

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  • 日時 2012年3月8日(木)
  • 場所 花川北コミュニティセンター(北海道石狩市)

 平成27年度より北海道小樽市銭函地先及び石狩市新港中央4丁目で工事開始予定のLNG(液化天然ガス)による火力発電所(ガスコンバインドサイクル発電方式)の建設による環境への影響評価報告会。

 質疑応答において、工事は24時間体制なのかという質問に、今のところは昼間の8時間と残業という返答。今回の説明会は改正アセス法が施行されていないがその趣旨を先取りして開催した。他の自治体でも同様の説明会を行うのかという質問には、対象事業による影響がある地域からはじめ、他は調査によって決めるとした。予め評価が決まっているのではないかという質問に対しては、アセスメントについては設備の設計現況調査をし、予測評価を行う。その結果は自治体、住民、国の評価を得て取りまとめるとした。

 ほかに、煙突は集合煙突にするが本数はこれから計画する。放水口側には建屋を立てない。準備書、評価書は法律が施工されていないが先取りで電子縦覧制度を採用したが、現時点で制度自体が確立してないので閲覧のみとした。工事は具体的な時期は決まってない。CO2の排出削減効果については、LNG自体が化石燃料の中でCO2の排出量が最も低く、石油や石炭に比して優位である。現在の時点で重要な種は文献予備調査による49種類、重要な群落としては2箇所あるが、当該工事対象実施区域においては重要な種は確認されていない。残土は工事区域内に捨てる。環境影響評価報告書は国において審査を受け関係各庁に縦覧に供している。

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